平成12年6月


平成12年6月30日(金)      アバンセに入り浸りの一日。

今日は朝からアバンセでの『 議会広報研修会 』 に参加。
今年で12回目ですが、町村の議会事務局職員と議員の広報委員が参加しました。

講師は昨年と同じく、広報コンサルタントの深沢 徹氏で、
午前中は講演があり、歯に衣を着せない、きびしい意見がありました。
( 著書に「 まちやむらの議会広報 」 中央文化社 があります。)

40分の昼食時間を挟み、午後からは8町村の議会広報のチェック。
編集技術、文章表記、そして、一番は発行の基本姿勢が問われます。

講演の中で話された事ですが、
議会広報の基本は 「 ありのままに、わかりやすく 」 に集約されます。

議会広報は誰のもの?
「 情報公開の窓口 」 になる役目も考えていかねばなりませんね。

「 議会・議員のための広報 」 でも、「 お役所の内部文章 」 でもなく、
「 住民(読者) のための広報 」という大前提 ( あたり前ですが )を念頭におけば、
一般質問議員の名前を掲載するか? どうか? などは、論外です。

議員名の非公開の広報があるなら、( ほとんどの議会広報は記載、川副も勿論!記載 しています。)
情報公開条例との整合性を どう考えればいいのでしょう ?
出来れば、質疑応答も議員名記載の方向に検討していかなければ……

その後、アバンセで開かれていた、別のセミナーに参加。( 個人的なものですが…)

多くの議員と久し振りに言葉を交わし、友人とも会い、
一日中、アバンセに入り浸りの一日でした。

一期目議員として、新鮮な感覚で、より良い議会広報に向けて、
更なる意見を出していこう、と思っています。

今日は、ホンの少し、疲れました。


平成12年6月29日(木)      心は焦ります。

6月議会も終わり、私の「 町議レポート 」 をお配りする時期がきています。

原稿の素案は出来ているのですが、そろそろ( サポーターは急そげ! と言いますが…)
まとめに かからねば、と焦りが出てきているこの頃です。

何もかも忘れて、数日間、パソコンに向かえる時間があれば、はかどるのですが…

それと、議員になってから、書類の整理に困っています。
もともと、整理整頓が上手(?)な方で、ちょっとサボれば、机の上は雑然としてしまい
名付けて ”取りあえずBOX ” に放り込むのですが、
このところの怠慢で、分類整理にも時間がかかりそうです。

ああ、秘書が欲しい、時間が欲しい…。 などと、贅沢な悩みです。
私生活の母親の部分は、しっかり確保しているつもりですが……。

今日は、ちょっとグチっぽい よもやま話で、スミマセン。

さあ、夜も明けてきました。 
夜明け前のミルクがかった空。 庭に出て深呼吸をしてきます。


平成12年6月28日(水)      忙殺的な日々。

このところ、色々な行事日程がメジロ押しです。

昨日は、中川副幼稚園の理事会に出席。
地区の議員が自動的に理事になる依頼をされてきたようですが、
理事というのは、会計責任も含めて、責任の重さを感じています。

少子化の時代では尚更で、名誉職ではなく、
幼稚園経営に建設的意見を出していく役目が求められます。

今日は朝から、「 議会だより 」 の広報委員会。
今回12名が一般質問に立ちましたので、原稿の読み合わせ作業も大変です。

川副では、質問した議員本人が、原稿用紙2枚以内に掲載記事をまとめてきて、
広報委員が、「 数値的に間違っていないか?」 「 住民の目線で解り易いか?」 と、
読み合わせていきます。

勿論、議会は公開ですので、「 議会だより 」 を通じて情報を提供する役目を
大切にしなければならないと、思っています。

金曜日にアバンセで開催される 『 議会広報研修会 』 に
広報委員全員が 「 より良い広報 」 を目指して、参加してきます。
結構、辛口の指摘がある研修会で、昨年も参加させていただきました。

夜は 『 福祉で町づくり委員会 』 の会合に出席。

三々五々集まったメンバーから会費千円を出し合い、
夕食の調達作業から始ります。( 県議をこき使って、スミマセン )

今日は、佐賀社会保険病院の 本多先生をお招きして、
日本医学会のリハビリテーション科の位置付けについて、お話を伺いました。

日本では、位置付けの確保が遅れていて( というより、曖昧で )
たとえば、内科で入院された高齢の患者さんが、病気療養中に
寝たきりに繋がってしまう症例が多く見られます。

佐賀県でも総合病院内で、リハビリ科を置いて、スタッフを揃える取り組みが遅れていて、
神奈川、熊本 などの 進んだ取り組みに学ぶところは多くあるようです。

今日の講師の本多先生も、即、『 福祉で街づくり委員会 』 のメンバーになっていただいたようです。

この会は、集まるメンバーが、市町村・県・国に対して、問題提起と共に
提案までして行ける 即戦力の会合で、しかも、和気あいあいの楽しい集まりです。

我々議員も 『 井の中の蛙 』 にならぬよう、
中央の動き、情報を掴んでいく事の大切さを、今日も改めて感じました。

「 この会合が、一週間前なら、衆院選の候補者の意見が聞きたかったな。」 と
冗談も飛び交いながら、次回の打合せ。

次回は斎場教授による、"介護保険の問題点(今の所)総ざらい" です。

介護保険制度は、4月1日に走りながらスタートしたわけですが、
給水ポイントをしっかり!おさえて、良い制度にしていかねばなりませんね。

お忙しいとは思いますが、万難を排して、中部広域連合長のご出席を。( 肩書きを抜きにして、雑談を。 )
「 欠席が3回続くと、会費が高くなりますよ。」( 会計の私からの独断プレッシャーです )

とにかく、素敵な集まりで、みんな輝いています。

今日のUPは早朝5時。小鳥がさえずり始めました。
読者の皆さんには、不規則なUPでスミマセン。( 聞く所によると、アクセス泥棒とか )

高1の娘も朝勉とかで、起きて机に向かっています。
「 さぁて、心を込めて、お弁当を作ってやっか!」

皆さんにとって、素敵な一日になりますように!


平成12年6月27日(火)      県議会が開会されましたね。

昨日から県議会が開会されました。
会期は6/26(月)〜7/12(水)の予定。

一般質問は、6/30(金)、7/3(月)、4(火) の3日間です。

普段は、市町村議会と日程が重なる都合で、なかなか傍聴に行けませんが、
今回は時間を見付けて、なるべく多く、傍聴に行きたいと思います。

1日、4人の議員が質問に登壇され、10時開会です。

6/26(金)の一般質問は、
牛嶋博明(県民ネット)、宮崎泰茂(諸会派)、宮崎和教(自民)、伊東猛彦(自民)、木原奉文(自民)

7/3(月)
峰松節治(自民)、増本 亨(県民ネット)、藤瀬正男(自民)、緒方勝一(自民)、宮原 久(自民)

7/4(火)
藤木卓一郎(自民)、坂井俊之(自民)、山口隆敏(自民)、稲富康平(自民)、宮崎一巳(自民) の各議員です。

質問に対しての執行部の答弁、県の動きは、市町村議会にとっても大切で、
また、我々が選んだ県会議員の発言を聞く機会です。( 議案審議は27〜29日です )


平成12年6月26日(月)      どなたに投じましたか?

今回の選挙の特徴として、『 クロス( 異党派 ) 投票 』 が45%にも達した事です。

小選挙区で投票した候補者の所属政党と、比例区で投票した政党が異なるのですが、
読者の皆さんは、どうでしたか

このあたりの意識が ”日本人の曖昧さ ” なのでしょう。
私の友人も( 家業は建設関係 ) クロス投票したそうです。

小選挙区になって、地元との「 密着度 」 が高い地方政治家が立候補し易くなり、
そのによって、『 利益誘導政策 』 を争点にするのではなく、
この国の方向を決める国会議員には、大所高所からの政策を述べて欲しいと思います。

また、有権者が ”人の目 ” を気にする事なく、
それぞれの候補者の政策を比較して、聞ける場が欲しいですね。 ( 合同演説会など )
地域住民を代表する我々議員は、その場を作る努力をする必要があるでしょう。

組織力とはいうものの、選挙そのものの在り様を、
今後、問うていく必要もあるでしょう。

地方議員も、選挙の時だけではなく、自分の選んだ国会議員の活動をサポートし、
また、地域の有権者にその活動を、伝えてく必要もあるでしょうね。

当選された議員には、心から 「 おめでとうございます 」
お身体に留意されて、今後のご活躍を期待してます。

この選挙で尽力された有権者の皆さん、議員の皆さん、
ご苦労さま、お疲れさまでした。


平成12年6月25日(日)13:30 ( 2回目のUP )     投票してきました。 & 初体験。

読者の皆さん! 投票はお済ですか?

わが家族も全員、投票を済ませました。
( 息子は朝イチに済ませていました ……よし、よし )

投票所に着いた時、”調査員 ” の腕章を付けた若者が立っていたので、
早速、彼を捕まえて、( 好奇心旺盛な私の事です ) いろいろ尋ねてきました。

1ヶ所で60人の方に出口調査するそうです。( 投票所によっても違うでしょうが…)
1回に男女10人づつの20人を 時間帯を変えて、1日3回。

私も投票を終えた出口で、思惑通り(?) 彼に捕まってあげました。

「 ふむ、ふむ。 質問項目は?」 っと ……
 用紙は男女で色分けされていて、
  @ 誰に投票しましたか?( 候補者の番号に○を付ける )
  A 比例区は何党に入れましたか? 
  B 普段の支持政党は? ( 無党派層の流れを見るのだな )
  C 自・公・保 連立体制を支持しますか?
  D あなたの年代は?     と、いう項目でした。

調査員の彼に 「 どういう人をターゲットにするの? 年代もバラつかせているの?」
などと、調査員をしっかり調査している私です。

「 だって、出口調査は初めての体験、20才で選挙権を持ったのも、つい、この間。」 ( のような気がします )

横ではダンナが 「 どうして僕を調査しないのか?」 と、チョット不満そうでしたが…

※ こぼれ話
最高裁の裁判官国民審査。……形式的だと思いません?
公報は選管から来ているけど、判断基準がありゃしない。

しかし、誰かに X を付けたくなるのが、人間の心理。 とかで、
右から何番目、とか、左寄りとかに X が記入される確率を考えて、
裁判官の名前を連ねる順序は抽選によるそうです。

    ※     ※      ※      ※      ※  

平成12年6月25日(日)9:00( 1回目 )      投票は済みましたか?

心配していた雨も佐賀では今の所、大丈夫なようです。
今、朝の9時過ぎ、早いUPです。

どなたかが、言ってましたが 『 関心が無い! と、そのまま寝ていてくれればいい 』 は、ダメですよ!

環境問題、財政赤字…これ以上、次代に ” 負の資産 ” を残すわけにはいかない!
今後、増税もせざるを得なくなるでしょう。

しかし、しかしですよ、
増税をいう苦い薬を飲むには、医者 ( 政治家 ) との信頼関係が必要です。
信頼できる医者だからこそ、苦い薬も飲めるのです。

各党首の訴えに…あなたは……安定政権を望むのか? 変革を望むのか?

憲法問題、社会保障、環境問題……これからの政治指針が問われています。

『 あなたの一票が歴史を動かす 』 と、いっても過言ではない大切な選挙です。

一票の重みが、21世紀を切り開くのです。

投票はお済ですか?  午後8時まで、です。


平成12年6月24日(土)      お世話をかけました。& 明日は投票日。

今日は朝からあわただしく、家事をパタパタと。
昨日の深夜、娘とアップルパイを焼いたので、台所は汚れっ放し。
でも、出来あがりは、さすが自家製、美味し〜い。

今日は多くの人と会って、その足でアバンセへ。
駐車場はこの上もなく満杯。

ならば、と枠外の芝生に停めて、なるべく前に寄せたとたん、前輪が側溝の中に。
「 あ、れ、れっ 」 バックをしても、抜け出せない。
( 雨水と芝生が混ざって側溝に気付かなかったんだよぉ…しかし、隣はハマっていない )

仕方がないので、そのままにして、アバンセで講演を聴いた後、事務局に行ってSOS。

4、5人がかりで持ち上げてもダメ。 人柱まで買って出てくれる方もいたりして。
結果、後ろから車で引っ張ってもらって、側溝から無事脱出。

気が付いた時には、8人ほどのアバンセ事務局を狩り出してしまい、
誠に申し訳けありませんでした。

「 このご恩は、人集めなり…何なりと…お申し付けを。」

「 白倉さん、白い服が汚れるから 」 と、ジャンバーまで持って来て下さった
北島副館長の細やかなお気遣い、有難うございました。

さて、アバンセからの移動中。 フロントガラスを叩きつける集中豪雨が…。
「 前が見えない!」  時速30キロの運転。

ハンドルをしっかり握って、慎重運転しながら、
「 汚れた車が綺麗になって、良かった。」 と、思っている私でした。

勿論! 「 選挙の街演車は、この豪雨の中、大変だろうな!」 と、心配していましたよ。

それぞれに精一杯、繰り広げた選挙戦。
お疲れさまでした!!

さぁ! 明日は投票日。


平成12年6月23日(金)      選挙戦もあと一日。 国政選挙と地方議員。

激しく展開されている選挙戦も、明日のみとなりました。

私の友人の議員たちも、所属政党を背負って、それぞれの陣営で、
寝る間も無いくらいに頑張っています。

ある友人は、今の自民党体質に疑問を抱きながらも、
ドップリと選挙に係わって、候補者を応援。 自らの責任を果しています。

また、民主党の友人は、立て続けに鳴る携帯電話に振り回されながら、
パソコンを叩きつづけ、街宣にも走りまわっています。
佐賀2区、3区の応援に泊り込んでいる友人もいます。

今日私に入っていたメールに 「 いいな、無所属議員は…」 というのがありました。
あなたには、地方議会において、無所属を通すエネルギーが分からないのですか?

国政選挙において、地方議員はどういう姿勢でいるべきか?

選挙運動の一つとして、自らの所属政党の候補を国会に送り出して、
議席の拡大を狙うのは、信念のもと!では正論です。

しかし、その所属政党が、もし、お付き合い政党だとすれば、
地方議員は単なる動員・集票マシーンに過ぎません。
それとも、寄らば大樹の陰 ですか?……

信念があって、議席拡大の為の選挙運動なら、
自分の立候補の際に○○党を名乗って、有権者に問うべきです。

我々が無所属候補で当選、住民の付託を受けるのは、
地方自治の ”政治 ” の意味が国政ほどハッキリしてなくて、
住民の生活に直結している ”行政政治 ” であるからではないでしょうか。

補助金漬けの政治、利益誘導型政治の見直し……。
今回の選挙はまさしく、地方分権の幕開け選挙でもあります。

今朝、真新しいランドセルを背負った小学生が集団登校していました。
「 この子供たちに、どのような日本を手渡せるのか。」

日本の未来を決める選挙。 とも言われています。
我々議員も責任を持って、国政選挙に係わるべきだと思います。


平成12年6月22日(木)      体が五つ欲しいよぉ。

朝から、「 議会だより 」 編集の広報委員会。
一般質問の原稿は質問した議員本人が、原稿用紙2枚以内にまとめます。

集まった原稿を読み合わせ、数値的なもののチェツクや、
一般町民の方が読んで、解り易いか? などを見ていきますが、
それぞれ議員が書いた原稿を、原則、いじらないようにしています。

今回の質問者は12名でした。
我々、広報委員も「 より、親しみやすい議会だより 」 作成に力を注ぎます。
編集料も発行料も皆さんの税金。 町民の目線で編集していかねばなりません。

15時までの広報委員会が終わると、その足でアバンセへ。
「 女性センター特定課題検討委員会 」 に出席するためです。

アバンセから、稲田繁生館長、北島副館長、事務局長、
企画担当、県の香月男女共同参画室長、
利用する側として、男性を含めて我々5名が意見を述べました。

このHPをご覧の方には ピン と来ないかも知れませんが、
夫から受ける家庭内暴力、あからさまなセクハラなど、女性問題は多くあります。

それと、ご参考までに、佐賀県の統計資料によりますと、
政治への女性参画率は、県議会議員 1人( 2.4% )、市会議員 12人( 6.2% )、
町村議会議員23人 ( 3.6% ) です。

政治不信を立て直すには、女性の政界進出がもはや不可欠、先手? です。
それを踏まえて…。 ( 分かる人には分かるよね。…分からないって? )

明日から、知人たちは会議に出る為、大阪行き。
いいなぁ、いいなぁ。 私は 定例議会後、何かと所用があり、欠席。

お土産話を待っていま〜す。


平成12年6月21日(水)      のん気な議員?

今日も会合が一つ。 夜には、女性塾の友人から会合の打合せ。

明日は朝から 「 議会だより 」 の広報委員会。
その足でアバンセでの 「 女性センター特定課題検討委員会 」 に
議員の立場(?)として、意見を出してきます。

「 町政を語る会 」 も近々に……などと思っています。

多くの地方議員は公示前から、衆院選で走り回っているのに……
「 私はのん気な議員ですか? 」

県議会も一月遅れの6月26日開会。( 投票日のあくる日 )
6月議会は結構大切だと思うのですが、議会前の準備も大変ですね。

市町村議会も、衆院選を意識しての日程でした。
衆院選の告示前に閉会している町議会もあり、( 川副町議会は例年通りでしたが )
「 地方議会はどちらの方向を向いているの?」 と言わざるを得ません。

政党政治がある以上、地方議員が、信念を持って、走り廻るのはわかりますが……。

地方の自立。 
地方から中央を変えていく。( 問題の多い介護保険などまさしくそうです。)

精神的自立も含めて、地方分権という言葉を改めて、思っている私です。


平成12年6月20日(火)      『かわそえネットワーク』

かわそえネットワークとは、
『 要介護老人により良い医療・保健・福祉を提供するため、
お互いが面識を持ち理解を深め、連携を持ち認識を共有する 』 という目的です。

医師、歯科医師、薬剤師、特別養護老人ホーム(荘長、事務長、介護長、ソーシャルワーカー、
看護婦、ヘルパー)、老人保健施設(事務長、看護婦)、精神科病院(SW、OT、看護婦)
医院看護婦、社会福祉協会(局長、ヘルパー)、担当課長、保健婦、などで組織されています。

川副ネットの良い所は、在宅医療にかかわる様々な職種のスタッフが顔見知りになり、
気兼ねなく声を掛け合い、尋ねたい事を聞ける関係ができています。

また、それぞれの職種、関係機関の活動内容を知る事で、
個々の役割がより明確化されます。

平成7年に立ち上がった組織で、月1回の集まりでが、中味はびっちりです。

面々、忙しい身体ですので、1時間の会合が終われば、
蜘蛛の子を散らすように、それぞれの職場に散っていきます。

平成11年からは民生委員、一般の方、町議会議員(私) と、参加者は50名ほどになり、
民間主導の自主的参加で、高齢者のために集まり、研鑚しています。

町長、助役、健康福祉課長、学校教育課長は
毎回参加されて、現場の声を聞いておられます。

言わば、川副町福祉のシンクタンク。
名付けて『かわそえネットワーク』です。


平成12年6月19日(月)      衆院選でお忙しいとは思いますが…。

CNNのホームページに、こんな記事が……。

『 ただの挨拶がハイジャック騒ぎに。 デトロイトの空港 』

ミシガン州ウォターフォード(AP)  パイロットのジャックさんに「 ハーイ!」 と声を
かけただけなのに、これが「 ハイジャック 」 と聞こえたから大変。
ついには特別機動隊まで出動する事に。

6/5、デトロイトの北西50キロにあるオークランド国際空港で、民間会社の専用ジェット機の
パイロットに 「 ハーイ!、ジャック 」 と声をかけた人がいた。

この時、たまたまマイクのスイッチが入っていて、
管制塔には 「 ハイジャック 」 と聞こえてしまったのだ。

管制塔の職員は、あわてて地元警察に連絡。
警察はこれを受けて、ただちに特別体制を敷き、特別機動隊とFBIの出動を要請した。

ジェット機は管制塔に戻るよう指示され、パイロットの身元がチェックされた。

この騒ぎについて、警察のディーン署長は、「 誤報も時にはいいもんだ。」 と語る。
「 いい訓練になるからね。 けが人も出なかったし、フライトが数分間遅れただけだ。」

騒ぎがおさまって、ほっとした警察官の間では、こんなジョークが飛び出した。
「 そのうちきっと、航空会社はジャックという名前の人を雇ってはいけない、
という法律ができるよ。」

衆議院選挙戦も たけなわ。
それぞれの立場でお忙しい中、笑っている余裕はないですよね?
無所属議員は気楽なもんだって? それはそれで、苦労があるものです。

今回の選挙は、地方分権幕開けの、選択選挙だと思っています。
そのあたりのところは、別の機会にでも。


平成12年6月18日(日)      出会いに感謝。

昨日は幾つもの会議が重なって、やむおえず欠席してしまうものもあり、
世話人の方には申し訳ない事をしてしまいました。
午後からは市立図書館とアバンセを行ったり来たり。

昨日、市立図書館で開かれた 「 図書館を友とする会・さが 」 の総会では
権藤千秋さんという素敵な女性にお会いしました。

彼女は佐賀市在住の童話作家で、1925年のお生まれ。
「 物静かで、にこやかで、おしゃれな方。」 という第一印象を受けました。

権藤さんには数冊の著書があり、その一冊に 「 飛べ!赤い翼 」 という児童書があります。

これは、1936年(S11年) パリーー東京間を百時間で飛行するという懸賞飛行の途中、
フランスの冒険飛行家、アンドレ・ジャピーが脊振の山中に墜落した際、
村人によって救出されたノンフィクションの話が題材です。

権藤さんは第一回の熱気球大会の時に、この話を友人から聞かれて興味を持ち、
5年間に多くの情報を集められて、事実に基づきながら、
子供たちにも解り易い、心温まる本にされました。

脊振の村人に救われたジャピーさんは、太平洋戦争後、タヒチに住み、
自分の飛行機で傷病兵の輸送や、遭難した船の捜索、救助に尽くされたそうです。

ジャピーさんのその活動の根底には、
山中を分け入り総勢でジャピーさんを救った脊振の村人の暖かい心があり、
これはまた、佐賀県・川副町が生んだ 日本赤十字の創始者
佐野常民伯の博愛精神とも通じる話ですね。

知人から聞いた話ですが、今でも、ジャピーさんのお孫さんと脊振の人々との
交流が続いているそうで、前回見えた時にフランス語の歌で歓迎したら、
「 発音がダメだ 。」 と、指摘と受けたそうです。

知り合いの先生に「 権藤さんを紹介するから。」 と言って貰ってたのですが、
先生が図書館に着かれる前に、すでに自己紹介を済ませていました。

お見かけしてして、目と目が合った時に知らん顔するのが不自然なくらい
突然に声をかけても許されるような、優しい雰囲気を持った方でした。

総会を途中で退席されたので、多くはお話し出来ませんでしたが、
こんな素敵な女性がいらしたなんて……。

その若さの秘訣は、持ち前の好奇心と、
図書館活動を通じての、子供たちとの触れ合いのせいでしょうか。

お手本にする先輩がまた一人増えました。
出会いに感謝です。

お借りして読んだ 「 飛べ! 赤い翼 」 の中に、
議員として歩き出した、今の私の心に残るフレーズがありましたので……

『 未知の世界は、不安と、好奇心と、期待のまじる、密林のようです。
密林に分け入り、切り拓き、道をつくる勇気と愛が、新しい明日に繋げる鍵………』


平成12年6月16日(金)      6月議会閉会。

議会も無事に閉会しました。

今日は2件の同意事項がありました。
一つは川副町固定資産評価審査委員の選任で、
あと一つは川副町監査委員の選任、いずれも議会の同意を求めるものです。

議会は町長の人事権までは介入できませんので、 ( 同意しない事ってあるのかな?)
次回の選任に向けて、意見を出したりする訳です。

今回、監査委員として選任されたのは、昨年退職された前収入役です。

監査委員の同意の時に二人の議員から意見を出しました。

「 広い視野で人選して欲しい。 役場OB( 前任もそうでした ) からの
選出はは如何なものか?」 と先輩議員からの意見。
それに対して 「いろいろ当たってみましたが… 庁舎会計に詳しい方が望ましく……。」 と町長の意見。

そこで、( 恐れを知らない )私は発言ボタンにタッチ。 私の意見。
「 監査委員の選任条件に、まず、精通した方を。というのは、
会計の透明さが求められる中、感覚としておかしい!
民間監査が求めらている時代です。 OBは詳しくても、一番肝心なチェック機能としては
問題を含みがちで、住民( 納税者 )の視点で 監査・指摘できる人を選んで欲しい。」  などなど…。

議会同意までは、外で控えておられた( いつもの段取り ) 池田前収入役が議場に入って来られ、
「 先程の議員からのご意見は控え室のモニターカメラで聞いておりました。
今後は会計監査のため……」 と挨拶をされました。

「 えっ?  聞いていたの?( あちゃぁ )」 ( 挨拶の為に見えているのは知っていたけど……
それならもっと、もっと、言っておけば良かった(!?)……。)
意見を出す時に 「 前収入役の人格は存じていますので、その点、異存はありませんが…」 と
付け加えていて良かった。 などと、複雑な気持ち。

ロービーで池田新監査委員と顔を合わせた時に
「 チェツク機能の部分を厳しくお願いします。」 と、
しっかり付け加えている私でした。

ちなみに、監査委員にかかる人件費は年間28万円ほど。
川副町の監査委員は一般からと、議員代表( 八谷議員 ) の2名です。

懸案事項を残した今議会も閉会し、
これからは衆院選挙に本腰、と言ったところでしょうか?

私のスケジュールも、会合・広報委員会・研修にとメジロ押しです。
多くの皆さんに養分を頂きながら、少しづつですが、成長している私です。

ありがとうございます!


平成12年6月15日(木)      アクセスカウント5000間近。

※1回目のUP( 緊急連絡 ……どうでもいい話?)

もうすぐ、アクセスカウントが5000回目になります。
これも ひとえに読者の皆さんのお陰です。

そして一日に何回もアクセス頂く、よもやまファンクラブの皆さん!ありがとう。
「 よもやまのUPが不規則なので、何度もアクセスさせて…」 とのお叱りを味方に
今後も毎日更新努力( 誰かのキヤッチコピー) で、
読者の皆さんとのお話を楽しみにしています。

カウント5000を見られたラッキーな方は、是非、ご連絡下さいますか?
ミレニアムをお祝いしましょう!

 ※2回目のUP   活発な議案審議。

きょうは朝から、執行部から議会初日に一括上程された
議案の審議 ( 条例制定2件と補正予算 ) の質疑・討論・採決が行われました。

中でも「 川副町空き缶等の散乱防止に関する条例 」 に関しては
かなり活発な質疑が執行部との間でやり取りされ、
結果、執行部からの 「 再検討するので、仕切り直し 」 という事になりました。

せっかく条例を制定するなら、川副町に則した条例にしたいものです。
( 十分に練って、議員提案という方法も!) 

条例は、言わば、その町の憲法でもあるのですから。

補正予算としては、大きなものはありませんでした。

今回、特例措置に乗っかった地方債の借り換えが2件あったので、
これを機に財政課長から、「 わが町が抱えている地方債の年度別数値は? 」 などと
散会後も個人的に情報収集している私でした。
一番古いのは、昭和52年度の西古賀団地の借入金です。

今回の借り換えで、65万円ほどの利子軽減になり、
「 パソコン数台買えちゃうな。」 と、行政の民間感覚の部分にニタリの私でした。

ところで、『 アクセスカウント5000 』 のラッキーボーイは( ラッキー?)
佐賀市の本田市議さんでした。 おめでとうございます!

「 何がめでたいんじゃぁ?」と、言われそうですが…そこは素直に!
ふむ、ふむ、本田市議もよもやまファンクラブの会員であったのか…( たまたまだったりして )

「 ミレニアム記念のお祝いは何がいいですか? 川副町議会の傍聴席の年間指定席?
それとも、私の町議レポート完全保存版? 」 ( えっ? アクセスするんじゃなかったって?)

5003回目の方から「 残念!」( 勝手な解釈ですが ) のメールも頂き、
残念のあまり、今日から6000回目指してアクセスし続ける…。( とは言ってなかった )

私も、眠い目を擦りながら…また、時にはガバッと起きて一番鳥が鳴く前に
UPしている甲斐もあるというものです! 読者の皆さん、ありがとうございます!!

さて、議会も明日をもって閉会です。


平成12年6月14日(水)      一般質問終わる。

まずは、お詫び。 昨日のよもやま話と同時UPです。
「 度々ね。」 と言う読者の声を心で聞きながら、夕食の準備前に打ち込んでいます。

言い訳になりますが、この頃サーバーに繋がらないアクシデントが続いて…。
こちらサイドの打ち込みは終わっているのに…と、ややイライラしながら。( くぅーッ)

しつこく試みるのですが、繋がらない。「 イライラしても、しゃぁないや!」 と、
インターネットに わざと知らん顔もしてみるのですが……

その結果、UPのタイミングを逃してしまって…スミマセン。

前置きはこれくらいにして…

昨日と今日で、一般質問も終わりました。
今回も議会傍聴に多くの方が見えておられました。

町政を身近に感じる為に、時間をやりくりされて、議場に足を運んで下さる。
一般住民が、議会傍聴し易い条件を考えていく必要もありますね。

年1回ぐらいは夜間議会を試みるのも良いかなと思います。
( 勿論、手当てなどはかけずに、双方 住民サービスで )

それに、役場のロービーにモニターテレビを置くとか。
( 役場に来たついでに、議会傍聴を!……)

川副の議場はモニターカメラが廻っていて、隣の室では担当課が控えています。
せつかくなら、ロビーまで配線を延ばして、テレビを置くだけ…。
職員の皆さんにとっても身近な議会になりませんか?

また、ケーブルテレビも今後、必要だと思っています。
ちなみに、伊万里市、武雄市、多久市などは議会がテレビ中継されています。

すぐ隣の佐賀市、大川市にはケーブル配線がきていますので、
引っ張ってくるのに巨額はかかりません。 この財政難の折に…と言われそうですが、
行政の本質が住民ニーズであるならば、検討の余地はあるでしょう。

非常時には、防災行政無線より有効かも?
大川市では、ケーブルテレビを活用して火事の現場が映し出されたりしています。
民間マスメディアも広域で取り組んでいけば良いのに……。

それとか、議場で録画したビデオテープを町民に貸し出して行く方法もあります。
要は、如何にオープンにするかの姿勢ですね。

今議会も残すところ、あと二日。 12人の一般質問も終わりました。
我々議員は、一団体の陳情的な質問に終わるのではなく、執行部とやり取りを展開していく。

その為には、かなりの準備を踏まえて、質問の切り口を幾つも用意して…。
未だ未だ、勉強不足の自分を反省。

この反省を次に繋げなければ……ハイ。

  ※※ 閑話休題。 ※※

娘の加奈子と車で移動中の事。
30センチほどの大きさの亀が道にうずくまっていたので、
「 後から来る車に曳かれるよ。」 と、優しく亀の体を持ち上げたとたん
大量のオシッコを引っかけられて、( あァ〜あ)。

「 何という恩知らずな亀。」 と、濡れたサンダルが気持ち悪い。
でも、これって、縁起の良い事かな? ( 何でも良く解釈しちゃう私です.)


平成12年6月12日(月)      一般質問一日目。 不覚にも…。

9時30分開会。

今回トップバッターの質問という事で、朝からソワソワ、ドキドキ。
これで、意外と気が小さいのです。( えっ? )

教育委員会のメンバーも見えていて、朝、顔を合わせた時に
「白倉さん!トップバッターだろ。傍聴するよ!」 と、声を掛けられ、
気の弱い私は、余計に緊張。( 反面、張り切る気持ちも…)

教育問題に関しての一般質問を教育委員会の方々に聞いていただけるのは
とても有意義な事だと思います。

今回も多くの方の傍聴、有難うございました。
初めて足を運ばれた方もありましたね。 雰囲気は如何でしたか?

質問の対して、かなり(!)前向きな答弁が得られたと思っています。

自分の一般質問が終わって、ホッとしたのか気が緩み
午後からは睡魔の襲来を受け…思わず、コックリ 。

「 頭痛薬を飲んだせいかな? 」 と、自分に言い訳するのですが、
「 こりゃ、いかん!」 と次々に襲ってくる睡魔と戦いの時間。
それでも、先輩議員の質問は、しっかりと聞いていましたから。( 当たり前じゃ )

私は議員席の最前列ですので、対面の教育長に見破られなかったかと、それだけが…。
朝一番に激しく( と言うより容赦なく?)やり取りしたばかりですから。

気が緩んだのか? 寝不足のせいか? クスリの副作用か? 不覚にも……。

この話は、読者の皆さんと私との内緒にしといて下さいね。
先輩議員、「 後ろからバレてました?」 


平成12年6月11日(日)      頭の中は許容量オーバー?

一般質問の組み立てが出来ました。

議員活動2年目。今回、2回目、3回目の質問は
原稿なしでやってみようと思います。

川副の議会では1回目質問は壇上から、その後は横の発言席に移ります。
右手に執行部席、左手に議員席という訳で、
原稿に頼ら無い方が迫力がでます。( それ以上出すなって?)

壇上での1回目の質問も通告内容ぐらいにして、…最後の言葉だけはキッチリと。

最後の言葉と言えば、準備していたのを制限時間を気にしたり、緊張のあまり
言い忘れてしまう事があります。

質問終了後、言いたかった一言を思い出して、
「 言うたもん勝ちにしてしまおうか 」と思ったりして…。
何せ新人議員ですので……。(都合のいい時だけ?)

自席に戻ってから、「 何で、言い忘れた!!!」 と、しばし自責の世界で悶々。

しかし、立ち直りも早い私ですが…。 ( やっぱり、要点筆記はしておこうっと )

今回はそんな事の無いようにと思っていますが、自信はなし。( あがり症なもんで )
「 後悔の上に成長はある!」 と自分を慰めながら…。

このところ、掲示板に建設的なご意見が多く寄せられ、有難うございます。
私のコメント書きが滞ってしまい勝ちで済みません。( メールの分も )

さぁて、あとひと踏ん張り頑張ります!

読者の皆さんは、もうお休みですよね。
私も明日の夜はぐっすりと眠れますように!

報告は明日のよもやま話で、……じゃぁ、又。


平成12年6月10日(土)      明日は小城町長選の投票日。

「 さぁ、今日は一般質問の原稿を書き上げるぞ!」 と思いきや、
昨日の寝不足が祟って、午前中は頭がボーッ。 

「 今日は居たね!」 と、朝から電話がドンドン。

夜に、来客の約束がありましたので、三夜待( 近所の飲み会 ) は欠席で失礼しました。

わざわざ、わが家まで足を運んで下さり、町政に関しての貴重なご意見を
聞かせてもらった友人には感謝、感謝です。

ところで、明日は小城町長選の投票日です。

女性候補の吉村マサ子さんは私の知人ですが、
是非とも当選して欲しいと思っています。

今回は前町長の収賄による世直し選挙でもあり、
これからの小城町の方向性と、信頼できる町政回復選挙です。

吉村マサ子候補は長い行政経験を活かした人脈で、
きめ細やかな即戦力が打ち出せる方です。

明日の町長選挙では小城町民の良識が問われており、
4年間の町政を任せられる確かな人を選んで欲しいものです。


平成12年6月9日(金)       今日は議会休会。

日程の都合で、今日は休会。

朝から、資料の整理をして…多くの方と合ったり…
小城町へ学童保育の現状を聞きに行ったり……と、一日が過ぎていきます。

小城町は町長選挙の真っ最中で、その事は明日の日記で触れてみたいと思います。

とにかく、今日はクタクタ…誠にあい済みませんが、
読者の皆さん、今日はこの辺で…。

メール、掲示板の書き込み、待って下さいね。
多くの方からのご意見や、近況報告。嬉しく思っています。

HPを持つ議員冥利です! ありがとうございます。


平成12年6月8日(木)       議会開会。& お待たせしました、UPです。

えっ? 誰も待っていなかったって? 
昨夜は遅くまで友人と話し込んでしまい、とうとうUP出来ませんでした。

熱心な読者の皆さん、ごめんなさい。
決して、アクセスカウント稼ぎの為ではありませんので…(スミマセン)

「長い ”公共事業工事中 ” だなぁ」 とお思いになった事だと思います。

公共事業と言えば、「 景気回復の為の公共事業の前倒し政策が、
どれほどの経済波及効果をもたらすというのでしょう?」
日本経済は今、カンフル剤を必要としていると思いますが…。

さて、今日から議会が始り、午前中は審議内容の上程と説明があり、
続いて、全員協議会。

午後からは、委員会別に審議内容の勉強会がありました。

なお、今回から、議事日程と一般質問の質問者と事項は
川副町のHPの「What's New」 の議会案内で知る事ができます。

「 嬉しいなぁ〜。打ち込まなくても済む。」 というズボラな私です。
(フロッピーで貰えれば、すぐUP出来るのですが…。)

そして、わが町のインターネットでの情報発信の姿勢に拍手する一人です。

川副町のHPは私のトップページからアクセスできます。
ついでに、川副町を散策して、楽しんで下さい。( さすが、ちゃっかりPRを)

昨日は、一般質問の為にあちこちと飛びまわり、多くの情報収集をして来ました。

その合間と言っては何ですが、佐賀市議会の傍聴もさせて貰いました。
スケジュールが合えば、県議会・市議会・近隣町村の傍聴に行くようにしています。

広域行政が進む中で、抱える問題は共通ですし、
県の動き、佐賀市の政策は掴んでおかなければ…と思っています。
( 市議さんにはプレッシャーをかけるようですが、勉強になりますので。)

私が着いた14:00過ぎに丁度、新市クラブの福島議員が一般質問されていました。

質問事項は 『 行政改革 』 で、(1) そもそも、行政改革とは何なのか?
佐賀市が今求めている行政改革は?
(2) 新規に導入された人事評価システムの考え方、運用状況は?でした。

行政改革を人事評価システムに連動させての質問。 実に説得力と迫力のあるカケヒキ(?)で、
行政感覚と民間感覚ずれの部分を鋭く指摘しながら、( 民間の総務課長の経験かな?)
有効答弁を引き出されていたと思います。( うっう〜む。)

人事評価システムは 川副町でもすでに導入されています。

頑張っている人に対して、昇給・昇格制度で評価するのは
やる気を認める事です。

「 評価する人のレベルによって評価結果が変わってくる 」 という問題点は確かにありますが、
「 人を評価する事で、又、自分も管理者として評価されているという認識 」があると思います。

福島議員の質問にあるように、『 行政改革は 「 やる!」 というトップの意思と、
職員の意識、(改革事項の)整理整頓 』 だと思います。

今日は夕方近くから、排水し切れない雨水が道路にかぶさって来る程の
強い雨が降りました。 自転車通学の学生さんは大変ですね。
くれぐれも気を付けて下さいね。


平成12年6月6日(火)       有意義な時間。一般質問の準備。

今日は朝からまず、佐賀市議会の傍聴に行きました。

一番手は本田市議で、「観光と文化行政のあり方いついて」という
興味深い質問がなされていました。

つまり、行政の担当部同士の連携はどうなっているのか? とか、
各自治体を超えての協力は? という質問でした。

その内容は 「 佐賀県に多く点在する文化遺産を 質の向上、文化ソフトに
仕立てる上げる事ができれば、もっと観光行政は発展する。
その為には、各自治体は担当部署の枠を超えて、また、
それぞれの自治体の枠を超えて協力し合うことが大切だ。」と。

また、「 遺跡や史跡は、偉大な文化遺産であって、
二度と作り出す事は出来ない。」 と、理論立てて
多くの自治体をまわって得た情報をもとに、質問されていました。

私は 「 ふむ、ふむ。 う、うぅ〜ん。」 と、
ほとんど 目からウロコが落とされる思いで、傍聴していました。

午前中、3人の議員の質問を傍聴させていただき、
お昼休みに市長室で 木下市長と雑談をしながら……( 愛妻弁当?)
会期中のお忙しい時間にお邪魔しました。

午後からは、私の一般質問の準備の情報収集に走りまわり、
お話と、資料をいただいて…丁寧に応対して下さった皆さんに感謝、感謝です。

何せ、手の怪我というアクシデントで、一般質問の原稿が未だ出来ていません。
「 ワープロがあるじゃない?」 と、お思いでしょうが、
「 その通り 」 で、問題は私の頭の中味なのでした。 ドキっ。

夕方、ご近所からの電話で、夕食のお誘いを受け、
久し振りに、手の込んだご馳走 を( 何せこの手が…)
厚かましくも家族揃って頂いて、満腹。 ご馳走さまでした。

家に帰ると友人からの電話で 「 家事のワーカー派遣を、プレゼントするから…」と、
暖かい応援の声が届き、今更ながら、幸せな自分!を嬉しく思いました。
「 何とかやっていけるので、大丈夫。…やさしい心配りをありがとう!」( ホロリ )

本人(私)の自己申告によると、「 手の怪我が無くても、
議会前の家事は手抜き続き……努力は評価に値する。」 とか。

わが川副町の議会は明後日、8日からです。


平成12年6月5日(月)       定例議会の会期予定。私の一般質問は12日(月)。

2日に開かれた議会運営員会により、定例議会の会期予定が決まりました。

なお、正式に会期が決定するのは、議会初日に議場で
議員の同意を求めてからという事になります。

6月8日(木) 9:30 開会。
5つの承認( 専決処分の11年度、12年度の一般会計の補正予算など ) と、
8議案 ( 空き缶等の散乱防止に関する条例、12年度一般会計、特別会計の補正予算 )
などの一括上程、提案説明と、全員協議会が午前中にあり、

午後からは、各常任委員会別に議案の勉強会。

9日 (金)〜11日(日)は休会。

12日(月)〜14日(水)は一般質問。質疑討論。9:30開議。
但し、13日(火)は13:00から。
( 衆院選公示日のため午前中は休会…何か変ですね。)

15日(木)〜16日(金) 質疑・討論・採決。 16日に閉会。

今回の一般質問者は12名。
私はトツプバッターですので、12日(月)の9:30からです。

質問事項は
1.学校教育について
2.学童保育について
3.高齢者福祉対策について
 です。

(1)では、まず、吉村勇 新教育長の所信表明を伺い
(今回、教育関係の質問が多いので…他の議員と質問が重なっても、と思い…)
小・中学校のパソコン授業の実体と教師のパソコン研修の機会は
どのような現状にあるか? を訊ねます。( 環境整備とスキルの問題ですね )

それと、給食の残飯処理を堆肥化、リサイクルの考えは?
諸富町では早くから学校教育の一環としており、
佐賀市でも、電動リサイクル機を設置予定の小学校があります。

川副の学校でも、自分たちの食べ残しに対する意識と、
環境教育 ( 大人の意識改革には、限界があります ) の一石二鳥?を
以前から考えていましたので…

そして、学校給食において、遺伝子組替え食品排除の考えは?を訊ね、
私の見解を述べていきます。( どれほど、意識のギャプがあるか?)

(2)では、現在、川副町で実施されている学童保育は、
発足当初の婦人会ボランティアの域のままで、( 社会福祉協会の管轄 )
住民のニーズに対応しているとは思えません。

私が立候補する時、学童保育充実の要望の声を多く聞きました。

(3)は、介護保険制度の実施で、自立判定に対応する
川副町のミニデーサビースセンターが、4月から運営されていますが、
利用者も地区別にみると、偏っていて、離れた校区へのPRは?
また、利用者の枠は? という質問です。

利用実態を見ていると、42人の登録者の内、
介護保険の自立判定者は13人( 5/30現在 ) 、実際の認定漏れ者は39人。

センターを利用されていない26人の方が、どのようにお暮らしなのか?
急に家に閉じこもったりされていないか? 
このあたりのフォローは、元気老人対策の観点からも大切だと思いますが…

以上が、質問の主旨です。 他の議員の通告内容は、後日UPします。
今日は怪我をした右手が、限度オーバーです。

私のいずれの質問も、
住民は現状の改善を望み、充実して欲しいと小さな声を出し続けている。
行政は 「 住民のニーズが先ず…」 と言う。 そのあたりだと思います。

お時間が見付かれば、傍聴にお越し下さい。
傍聴を呼びかけるには、先ず、情報の提供が大切だと思っています。

今回の私の一般質問内容に、皆さんのご意見・ご要望を
お寄せいただければ、参考になります。

是非、よろしくお願いします。


平成12年6月4日(日)       特記事項なし。

何というタイトルとお思いでしょうが、特別な事がなく、
平和に過ごした日曜でした。

久し振りに、日曜の午前中のテレビを ブランチを取りながら楽しみ、
犬のロッポの相手もしてやり、本を読み……
心の中は何かしら、焦るものを感じながら…( 早く一般質問の原稿を書かネバァギブアップ )

娘の加奈子は唐津まで、高校総体に。
夕食は揃って外食。 平穏な日曜日でした。

8日(木)に議会開会です。

読者の皆さん、 素敵な週を!


平成12年6月3日(土)       議員はヤクザな世界?

今日は朝から図書館を考える会に出席。
お昼前に整形外科の病院に薬の付け替えと
化膿止めの痛〜い筋肉注射。

その足で資料調べに市立図書館に行ったのですが、
書庫整理のため休館。( あっちゃ…折角来たのに )

今、右手に少々オーバーな包帯 ( 右手はどうしても動かしてしまうので )
が巻かれていて、今日も会う人ごとに 「 どうしたの?」との質問を受け
その度に事の成り行きの説明を。 メールもいただきました。

迂闊にも車のドアで中指を挟んで、指先を切ってしまいました。

挟んで、まず(!) 頭に浮かんだ事が 「 議会前の大事な時に鉛筆が持てない!」( ホントです )
その次に、痛みを感じながら、ごく冷静に、ピッタリと傷口を合わせている自分。

ハンカチを巻いて病院に行ったら、「 手術室へ 」 と言われ、
「 全身麻酔であらぬ事を口走ったら、どうしょう!」 などとバカな事を想像し、
5針ほど縫って、骨には異常なし。
完全に離れていたら、指先は毛細血管なので、くっ付き難いのだそうです。

とっさの応急処理が冷静に上手くされていた。と、先生に誉められて
得意になっている場合じゃないのですが、……鉛筆が持てなく、パソコンも打ちずらく…
未だ未だズキズキ痛む…家事もおろそか( 普段にも増してダンナに申し訳ない )
あと暫くの辛抱のようです。( 誰が?)

読者の皆さんも車のドアに指を挟まないように、くれぐれも、気を付けて下さいね。
急いでいるとか、考え事をしているとか、何か原因はあるようです。

「 いっそ、小指をつめていたら、議員というヤクザな世界から足を洗えたのに 」 と
先輩議員からお見舞いの言葉をいただき、
思わずついた言葉が 「 こんなヤクザに誰がしたぁ 」 という番場の忠太郎の名台詞。
冗談を言ってる場合じゃないのですが。


平成12年6月2日(金)       議会の準備をしなくては。

今日の午後から、議会運営委員会が開かれました。
私は議運のメンバーではないので、論議の内容は分かりませんが、
会期日程などの話し合い、調整もあった事だと思います。

予定では、開会日は8日( 木 )、一般質問の通告者は12人と聞いていますので、
3日間を要すると思います。 多分、12〜14日かと思いますが、
確認次第お知らせします。( 今日、連絡を取り損ねました…済みません)

私の一般質問はトップバッターですので、12日(月) の9:30〜になると思います。

今まで、一般質問は2日間というのが、私の記憶ですが…
今回は質問者が多く、3日間の予定と聞いています。( 議長を除いて19人中です )

多くの議員が登壇し、執行部の町政に関してやり取りをするのですが、
それぞれの発言内容が、議事録に残るという重大な意味があります。

前回に続いて同じ質問をして、
その後の進捗状況を訊ねたり、正したり、提案したり…
一つのテーマに拘る事もあります。

又、議事録によって、他の議員と連携を図る事も大切です。
執行部にとってはイヤな議員 (?) でも住民にとっては、頼もしい議員です。

議員に与えられた特権?に対して毎回 ( と言っても、年4回ですが )
有効に活用していかないと、勿体ない気がします。

議員必携 ( 議会活動のバイブル ) を改めて読んでみると、
『 一般質問は、大所高所からの政策を建設的立場で議論すべきである事・・・・・・( 中略 )…
簡明でしかも内容のある次元の高い質問を展開したいものである。』

改めて読んでみると、大いなるプレッシャー。

単なるパフォーマンスで終わらせない為にも、今日から原稿づくりをここ何日間で…
その後、再度の意見収集作業が…只今、頭の中はバラバラのジグソーパズル状態。


平成12年6月1日(木)       今日から6月。

早いもので今日から6月ですね。
麦の収穫作業もあちこちで行われ、萌黄色に色付く麦穂が刈り取られていきます。

今日は午後から、国保運営協議会があり
6月議会に審議される老人保健特別会計の 補正予算の説明がありました。
11年度の老人医療費の 負担金、補助金、交付金の清算金確定による補正です。

医療会計は申請より2ケ月遅れで処理されますので、
11年度末の確定が6月補正で、概算予算に対する差額( 実数との )が
差し引きされて、実数の決算額が出るわけです。

これが、項目によって、公費3割とか、5割とか、
国、県、市町村、個人負担とか、なかなかややこしいです。

結果、11年度川副町の老人一人当りの医療費は 93万7938円で、
10年度の 90万8258円に比べて、3.27%のUPになっています。

今年からの介護保険制度が始まり、老人保健特別会計も変わってきます。

ところで、4月から介護保険の2号被保険者( 40〜64才 )の保険料が
すでに徴収されています。

所得に応じて5段階の徴収金額段階があり、この確定が未だですので、
4月から6月分は取りあえず、月額一人500円の一律徴収をして、
7月分で差額調整されます。( 国保料のシステムと同じですね )

介護保険料の上限額は年間7万円と決まっており、国保料の上限額は
従来通り53万円。 最高額を納める世帯で、併せて年間60万という事になります。

話は変わって、このぺージのUPが早朝になってしまいました。
怪我をした右手の指が少し痛んで、薬を飲んだらぐっすりと寝こんでしまい…
不自由な手でコツコツと打ち込んでいたら、突如目覚まし時計が!( 4時過ぎに )
高校1年の娘の加奈子のようです。

テニス部に入り、高校総体前とかで昨夜は勉強する
気力と体力が残っていなかったらしく、朝勉のようです。

今まで続けたピアノや( 最近エレキギターもはじめて ) 部活も楽しくやっているようだし、
我々の高校時代と違って、勉強について行くのも大変な様子。

自分で決めた事は自己管理をして、それなりに頑張っている……
私もグチは言っておられない! 今から、美味しいミルクティを二人で飲むとします。

今日から新しい月ですね。
梅雨に入りそうですが、気分は晴れやかに、楽しくやりましょう!

季節の変わり目、お身体を大切になさって下さい。
読者の皆さん、いつもご愛読をありがとう!!