平成13年1月


平成13年1月31日(水)      「 もういいかい?」

昨日は私に似合わず、エキサイトしたよもやま話でした。
本当は未だ未だ言い足りないのですけれどね。

今日の国会中継をビデオに撮って見ました。
森総理の演説は 『 私たちは、ひとつの海の幾つかのしずく。
私たちはひとつの大洋の幾つかの波。共に探そう協調への道。
それがあなたと私の生きる道。』 と、厳しく悲惨な生活を強いられている
ケニア難民キャンプの子ども達から送られた唄で締めくくられました。

何だか、総花マスタープランを聞いているようでした。

政府演説に全く危機感がない!
多くの人が感じた事でしょう。
日本丸の舵取りは大丈夫でしょうか?
          ( 羅針盤が狂っとるんじゃない?)

KSD問題。 外務省の公金横領。
加藤派・宏池会の分裂。相変わらずの派閥政治。
NHKの大河ドラマ北条時宗に学ぶ事あり。
北条家の跡目争いをしている時、海の向こうでは蒙古が日本を…。
お家騒動をしている場合じゃありませんぞ!

あっ、19時30分を過ぎました。
今から会議に出掛けますので、今日はこの辺で…。

寒い日が続きますね。
でも、春はすぐそこまでやって来ています。
庭の球根が 「 もういいかい?」 とばかりに、芽を出し始めました。

明日から2月。 お身体大切に。


平成13年1月30日(火)      2つの委員会。第2号被保険者の介護保険料値上げ。

午前中は下水道調査特別委員会。
午後からは国保運営協議会。

その後も執行部を周ったり、
頼まれていたレポートを持って行ったりで
一日が忙しく過ぎました。

国保運営協議会では、2号披保険者 ( 40才〜64才 ) の
介護保険料の(実質)値上げが議題です。

国民健康保険対象者の介護保険料は、
毎月、国民健康保険料を納める時に
上乗せで徴収されています。

それゆえ、介護保険料そのものを月に幾ら納めているのか、
解り難い部分があります。
サラリーマン世帯でも、会社を通じて納めていますので、然りです。

で、その値上げの根拠は…
平成13年度の介護給付費納付金の概算見込額が、国から示され
それを逆算して、1人当たりが納める金額を割り出した為です。

で、川副町では平均世帯で、
1人当たりの負担見込み額が、年額約4千円強UPします。

国保の場合、保険料の1/2は国が負担しますので、( これも我々の税金ですが…)
実際には倍のUPです。
会社勤めの方は企業が1/2負担ですので、
経営やりくりの大変な企業は、ますます負担が大きくなります。

市町村は国保加入の個人分をまとめて、前もって国に納めますので、
国が介護保険にかかる費用の見込み額を出してきている以上、
年度はじめに支払わざるを得なく、立て替えて支払った分を
個人から年間で徴収しなければならない訳です。( 説明がややこしいですが、解ります?)

ちなにみ、どの市町村でもこの時期、同じ議題が上がっており、
国民健康保険特別会計で積立て基金が多くある市町村は
介護保険料の値上げ分を 基金の取り崩しで賄うようです。( 富士町など )

それは別の意味、つまり、
介護保険と国保運営の会計がごっちゃになったり、
介護保険料の値上げが住民に見えないという、問題点が大です。

少子高齢が進み、これからの負担はどうなっていくのでしょう。
国から示された金額を…市町村が納める…個人負担の年額を決める。
システム上の問題が多すぎる!と思いませんか?

全く、国民から見え難い所で、合法的?に負担額を決められる…
介護保険導入と医療費支出の減少との相互性は?
今日は長くなりますので書けませんが、
国会議員の方とお話しがしたい!

『 走りながら考えていく…』 と言われてスタートした
介護保険制度ですが、

在宅介護者と施設介護者との差。
障がい者福祉と介護保険制度の矛盾。
施設入所者に必要以上に介護料が使われがちな実態。
所得との矛盾。
安心が買えない契約制度。
責任所在の曖昧さ。 などなどを

「 走りながらでも、考えとるのか!!」

公共事業の国の補助金システムのあり方、
下水道事業も然り…その他諸々。
ゴミ環境に対する国の指針のいい加減さ。
それによって強いられる、地方自治体の負担。 先が見えない!

私の頭は爆発しそうです! ( もう、してる!)
「 なあなあ議論はうんざりです。」
混迷政治。地方議員と国会議員の党派を超えた、
大規模な話し合いを提案します! 政治理念!が聞きたい。( 無理ですか?!)
「 選挙公約の達成度は?それに向けての努力、結果は?」 と
聞くのは無理ですか?

陳情じゃありません!対等の話し合いです!

国民が主役。納税者が基本。
地方議会議員の責任は大きいです。


平成13年1月29日(月)      手のひら。

今日は朝からレポート配りや事務処理、
会議にも出掛けてたりで、忙しい一日でした。

提出論文 ( というほどの物でもありませんが )を2つ
今日、明日には書かなければならないし、
一流作家並みに、ホテルにでも篭れればいいのですが。
               ( なんちゃって、へへへ )

あまりにやる事が多いと、どれから手を付けてよいか…、
一つ一つ片付けるしかないのですが…。( ふうっ )

毎日追い立てられているようで、
ストレスが溜まる時もありますが、
「 何にもする事が無い方がイヤだ!」 と思います。

入院中はシコタマ本を読み、夜は普段構わない分
この時とばかりに美容パック。 まるで、ジェーソン。
同室のおばあさんも生まれて初めてのパック経験。
やはり、幾つになっても女心は変わりません。

年を重ねるほどにオシャレ心を大切にしたいものですね。
顔や形ではなく、心の柔らかさを大切にしたい…。
時々、ハッとするほど素敵なご年配者に出会う事があります。

で、今日のタイトルですが、
手のひらとは不思議なもの。

子どもの時、父が 「 おりこうさん 」 と言って
頭を撫でてくれた手のひらの感触。
オデコの熱を計ってくれた母の冷たい手のひらの ”あたたかさ ”。

料理が上手だった母は、
「 手のひらから、愛情という調味料が出るんだよ…」 と
よく言っていました。

赤ちゃんの妹の方に気を取られがちな私に
息子が 「 お腹が痛い…」 と言った時も、
手のひらマッサージが効力を発していました。

選挙の時も、地方の地区選挙だけに動き難い方が、
選挙カーを待っていてくれて、
ギユっと握ってくれた手の力強さ。

手のひらって、本当に不思議。
心が、感情が、流れるものです。

人と握手をする機会が多くなったこの頃、
「 心を込めて…」 と改めて思います。

高1の娘は、明日から寒稽古とやらの
マラソンが始まりますので、
7時には学校に着いておかなければなりません。

という事は、6時過ぎには家を出るので、
お弁当はその前に・・・か。 おまけに朝と昼の2つ分だって。
私にも寒稽古の数日です。

皆さん、風邪を引かれませんように。
寒い夜は甘酒も美味しいですよ。


平成13年1月28日(日)      激励を受けながら…。

昨日はとうとうUP出来ませんでした。
理由 ( 言い訳 ) は昨日付けを読んでいただければ…
( 空アクセスばっかりさせて!だって?…ごめんなさい )

今日は応援者に手伝ってもらって、朝からレポート配り。
2人が乗っての車が2台、ウォーキングしながら配って下さる人。
自宅のまわりやグループ用に預かって下さる人…
休日返上で頑張ってもらって、ありがとう!

以前、夫に 「 白倉和子さんの顔が見たい 」 と
言われていた方があって、
「 ハイハイ、私が白倉です…」 と言ったりで、
私が配ると、かなり時間がかかってしまいます。

そんな時間が、コミニュケーションの良い機会にもなりますので、
今後は私が配る地区を移動させながら、
多くの方との触れ合いを大事にしていきたいと思います。

14時から知人のお葬式に参列、
あまりにも惜しまれる方を亡くしました。
目を閉じたら…いつもニコニコと柔和な
お元気な時の顔しか浮かんで来ず、
惜別の情は、とても言葉では言い表わせません……

夕方は小雨の降る中を 「 レポートを濡らさないように…」 と、
夫は懐に入れて配ってくれました。
いつも多くの皆さんに支えられての私です。
ただただ、感謝です。 お疲れさまでした。

今日、励ましを頂いた皆さん、
有り難うございました。

これからの自分の人生の絵図を描く…方向性を決める…
そんな事を考える今日この頃です。


平成13年1月27日(土)       価格と価値。

昨日は博多城山ホテルで開催された
『 牛の宮セミナー 』 に参加してきました。
牛の宮って、ちょっと変な名前ですが、
宗教団体ではありません。

世界の情報を先取りするグループですが、
代表は、かの有名な松藤民輔氏です。

2時間の講演でしたが、参加費は1万円。
高いと思うか、安いと思うかは人それぞれ。

例えば、10万円出しても聞きたい講演もあれば、
タダでも聞きたくない講演もありますし、
交通費とホテル代と時間を使ってでも、
東京まで出掛けたい講演もあります。

価格は、価値によって決まります。

で、講演の内容はと書こうとしたら、
あらら、パソコンの調子がおかしくなり…なんとかクリア。

おまけに、サーバーに繋がらないため、ページも開かなくなり…
とうとうUPも出来ません。

明日は早起きしますので、
諦めて、もう寝ます。


平成13年1月26日(金)      皆さんのお陰。

7時30分から三々五々に…となっていたのですが、
夕食の準備をしていると、7時頃 「 ピン、ポ〜ン 」

「 あっ、未だ私一人。テレビでも見てね。」
なんと一番乗りの彼は缶コーヒー持参でやってきて、
出来あがったレポートを読んでくれていた。 ( 待たせてゴメン )
その内に夫も帰り、夕食の準備も終わり…、ちょっと一息、雑談。

仕事が終わってお疲れなのに、集まって下さった皆さんのお陰で、
レポートの配布準備が出来ました。

50部の束を輪ゴムで止めて、それぞれに持ち帰ってくれた分、
日曜に一旦わが家に集まって配る分など、
レベルの高いおしゃべりしながら、捗りました。

日曜日に一斉に配ってくれて、
今回は郵送分も早く送れそうです。

明日は全国組織の講演会と勉強会が福岡であり、参加してきます。
去年の福岡講演会の時は、北海道や沖縄からも参加された方があり、
国際的視野の勉強会です。

去年の東京での夏合宿の時、
私は入院中でしたので参加できませんでしたが、
佐賀市の木下市長も講演されていて、
後日そのテープが送られてきました。
余程の用事がない限り、明日も参加されるでしょう。
講演後の 『 松風会 』 の懇親も楽しみです。

今日もUPが遅くなって、すみません。
楽しく有意義な時間は、あっという間に過ぎてしまって、
0時頃まで わいわいがやがやと話しに花が咲きました。

福祉の勉強会も近々していただこうと思います。
「 レポートを待って下さる方もいて、楽しみながら配ってるよ…」 と、
ポスティングを大学教授に手伝ってもらうなんて、
申し訳ないと思いながら、いつも甘えて…
今回も300部預かっていただきました。

楽しい仲間に囲まれて、自然体で手伝ってくれる…本当に幸せな議員です。
皆さん、遅くまでありがとう!
そして、暖かいご協力をありがとう! ( いつもの事だって?…はい )


平成13年1月25日(木)      頭の中はいっぱい!

友人の手伝いのお陰で、
レポートの印刷が終わりました。
いつもながら、応援して下さる方々の手助けが
とても有り難く、精神的にも大いなる支えになっています。

今日は風混じりの雨で、春一番かな?と思わせるような
突風が吹いています。

有明海の件で人と会ったり、お話を聞いたり、
今朝は娘を送って行った甘い母親でしたので、
娘を迎えに行ったり…夜まで何やかやバタバタ。

家に帰ると、いつもお世話になっているご近所の方から
お鍋ごとの差し入れが届いていて、
公私ともに、幸せな私です!

教育問題、環境問題、有明海問題、審議会のあり方…などなど
そして、アバンセフェスタの準備や
ネットワークの総会に向けての準備などで、
頭の中は満杯です。

事務的な事は得意なのですが、何せ時間が足りません。
「 一日24時間じゃ、足らない…」

さて、『 町議レポートNo7 』 の編集後記です・・・

 「 リーダーシップとは、どこへでも民意について行くことではない。
不人気を恐れず、決意をもって正しいことを粘り強くやり遂げれば、
国民は必ず感謝してくれる。」

イギリス首相だったサッチャーの言葉です。

彼女は国営企業の民営化、補助金のカット、規制の撤廃などの
大胆な経済政策によって、老大国イギリスを復活させました。

日本のリーダーに欠けているのは、
このような毅然とした態度ではないでしょうか。

大衆に迎合する政治 ( ポピュリズム ) はいつしか破綻します。

政治家は問題を先送りすることを止めて
国民に現実を説明することが何よりも重要ですし、
国民 ( 住民 ) の方も目先の損得に惑わされず、
何が本当に大事かを見極めることが求められます。

今夜サポーターが集まってくれて、
レポートの2枚の重ね合わせや、
綴じ込みパンチ開けを手伝ってくれます。

わいわいがやがやと、そんな時間が
勉強の場になったり、皆の声を聞いたり、
町政報告の場にもなります。


平成13年1月24日(水)      今日を大事に。

朝から良い匂い…娘がバタークッキーを焼いている。
           ( 登校前にえらい余裕やなぁ。)
で、先ずは6時頃に紅茶と焼き立てのクッキーで
軽くお腹を満たし、台所が空いたところで、朝食の準備。
「 食べ過ぎた…」 と言いながら、元気に登校して行きました。

夫と娘は必ず朝食をたっぷりと食べて出掛けるタイプで、
「 食欲がない…」 なんて言おうものなら、
それこそオオゴト!
私は朝は食べても食べなくてもいい、身体に良くないタイプです。

呑気な書き出しで始まりましたが、
じつは元気が無いのです

親しくして戴いていたおばさんが、
脳出血で突然に亡くなられて……。
つい先日、博愛さの会の会合で会ったばかり…
久し振りにさの会に出席した私に、
「 元気しとったね? 無理しちゃでけんよ。」 と言って、
手作りのわらび餅を振舞ってくれました。

突然の訃報。
とても信じられませんでした。

生と死は隣り合わせ。
いつ突然の別れが来るか分からない…と
つくづく思います。

神戸から来た私を可愛がって下さって、ありがとう!
大変お世話になりました。
ご冥福を心からお祈り致します。

今、無性に読みたい本が、
大宅 歩の 『 死と反逆と死 』。
結婚する時に持ってきた筈だけど…
本棚を探したけれど…見当たりません。

大宅 歩…大宅壮一の一人息子で、大宅映子の兄。
33才の若さで亡くなりましたが、
中学時代のラグビーでの怪我のせいか、常に死を意識して
研ぎ澄まされた感性で多くの詩を残しています。

うろ憶えですが、好きな詩 ( 間違っていたら、ごめんなさい )
   「 君は海に降る雪を
    見たことがあるか
    落ちては消えていく
    白くもなれなかった雪を 」

もう一つ、”ある小さな永遠の序奏のために ”の一部分。
   「 ほら、そこに
    白雲が
    とんでいるよ
    この星の夜空に
    白い花びら
    みたいにね 」

昨日からボケーとしていた私。
「 元気を出さんば!」 と、いつもの調子で
おばさんの声が聞こえるような気がします。

明日は元気になろう。
そして、今日を大事に過ごそう……。


平成13年1月23日(火)      議員の身分。

議員は一般の国家公務員や地方公務員と違って、
『 公務員特別職 』 と呼ばれます。 特別職としては議員の他に
町長、助役、収入役、教育長の四役がいます。

町長と議員は選挙によって選ばれますが、
助役、収入役、教育長は町長が人事権をもっており、
( 住民を代表する ) 議会に同意が求められます。

町を動かす人事権、予算執行権を持っているのですから、
首長の権限たるや、改めて凄いものです。

議員の場合は給与じゃなく、議員報酬といわれますが、
ちなみに辞書を引いてみると、
報酬……労働に対する対価として給付される金銭・物品。

職業 ( 生活給 ) というほどの収入はありませんが、
他の仕事の片手間で出来るほど甘くもなく、責任も重い。
時間も在るようで、無い。

一度公務員特別職になると、
長期にわたり病気で休んでも報酬は保証されていますし、
余程の不祥事を起こすか、自分で辞めると言い出さない限り、
クビになる事もありません。
 (だから当選したら最後、4年間安穏としている議員もいるわけです。)

しかし、4年後には必ず選挙によって
有権者からの審判を受けなくてはならない
極々、不安定な身分でもあるのです。


平成13年1月22日(月)      『 町議レポートNo7 』

昨日、娘が作ってくれた肉じゃがは大好評で、
気を良くした加奈子は、家庭科の料理検定まで受けると言い出しました。
誰の血を受け継いだのか、( また、また )
お菓子作りや料理は好きなようで、腕もいい。

小さい時から可愛いエプロン姿で、専用の小さい包丁を持っては
遊び感覚で私と台所に立っていました。

怪我をしないかハラハラしたり、邪魔になる時もありましたが、
料理の楽しさを覚えたようです。

さてさて今日は一日、町議レポートの原稿づくり。
お天気のせいで頭が痛い上に、頭が痛い…。
活字が目にしみる…脳細胞まで届くのに時間がかかる…
ラップをかけたような脳ミソ…そんな感じの日中でした。

で、19:30から有志が集まり、
原稿を読んでもらっての赤ペンチェック…。

「 何を表現したいのか、解からない…」
「 読者の考えを導く必要があるのでは…」
「 この言葉の意味が解からない…」 などなど、
叩かれるは、叩かれるは…もうズタズタです。

そうなんだよなぁ、つい分かったつもりで書いてしまうし、
専門用語も入ってしまう…「 何のこっちゃ?」 になる訳です。
広く一般町民の方が理解し易い文章にしなくては…。

結局0時頃までかかって、
再度練り直しの数箇所以外は、パスしたようです。
遅くまで付き合ってもらってありがとう!
いつもの事ながら、感謝、感謝です。
   ( では、おやすみなさい。楽しい夢をみます。)

三浦清一郎先生編集の生涯学習通信 『 風の便り 』 に載っていた、
面白い文章を自戒を込めながら紹介します。

あるまちを訪れた時のことである。
友人がクスクス笑って 「 名所へご案内します 」 と言う。
そこは商店街の一角の駐車場であった。
    大きな看板にいわく、

  当医院に関係なき車を
  無断で駐車された場合
  車はボコボコに
  運転者の骨は
  バラバラに致します     畑 整骨院

「 文章は簡潔をもって良しとす 」 の見本である。
「 金1万円申し受けます 」 という通常の文章より、
迫力と専門性において優れている。
「 折れた骨は当院で!」 とまで書けば蛇足というものであろう。


平成13年1月21日(日)      『 佐賀郡女性ネットワークフォーラム 』

朝から幹事役員、スタッフが集まり、
江口幹事の陣頭指揮で、着々と準備が進められていきます。
いや〜、女性パワーは凄いです。

今、コーラスの練習が始まりましたが、
佐賀郡女性コーラスが一同に集まり、
舞台狭しで、これまた大迫力!

東与賀町は文化会館と図書館が併設されていますが、
日曜の今日は、親子連れが次々に本を借りにやって来て、
やはり身近に図書館があると、本に親しむ機会が多く、
川副町にも、きちっとした施設の図書館が欲しい…と、
思ってしまいます。

IT 関連予算のパソコンなど、
やはり、日常誰でもが気軽に触れ易い場所に
設置したいですよね。

と、今ちょっとした時間にロビーで打ち込んでいますが、
そろそろ入場者の方が見え始めましたので、又、後ほど…。

ネットワークの会の蘭和子副会長の開会宣言に続き、
大坪俊恵会長による主催者挨拶と、ほぼ時間通りに進んでいきます。

集まった議員が立って挨拶したのですが、
諸富町から多く見えていて、熱心さが伺われます。
私と同僚一期目の坂井議員、副島議員、そして江口議長には
議長会を代表してのご挨拶を有難うございました。
来賓挨拶のお願いが行き違い、不手際などがあったようです。
謹んで、お詫び申し上げます。

原田静枝さんの 「 21世紀をきらめいて生きる 」 の
基調講演では、話のポイント、レベルをどのあたりに置けば良いかを
多分迷われたと思いますが、静かな語り口で
意識の目覚めの部分を話されました。
立ち姿の姿勢の良さに見とれていた私です。

その後のシンポジウムでは、パネリストの岸川直子さんからは
小学校教諭として、現場に即した男女混合名簿の実施などの
ジェンダー ( 性文化差別 ) のお話を。

幼稚園児をおもちの柳島一清さんからは
「 女性が活気ある社会活動をしている家は、
家の中も明るい…」 と、
女性の積極的な社会参加をサポートする必要性を話されました。

佐賀新聞社唐津支社長の富吉賢太郎さんからは
男性の意識改革、また、文豪井上靖さんのお連れ合いのお話を
例に出された話などなど……。

冨吉さんのお話で、興味深かったのは、
女性の意識高揚のため、新聞紙面に婦人欄を掲載したのは、
全国で佐賀新聞社が初めてだったそうです。
( へぇ〜、その割には佐賀は 『 おしん 』 のイメージだもんな… )

最後の会場からの意見に答えてでは、
時間が足りないくらいに白熱した議論が交わされました。
女性の社会進出と子育て…父親の役割…などなど。

まだまだ話し足りないシンポジウムでしたが、
コーディネーターの金子さんが良く纏めておられて、流石!です。

すべてのプログラムが終わり…一番感動したのは、
最後まで多くの皆さんが会場を去らずに埋め尽くされた事です。

わが町の江口町長、福岡助役、北村収入役、
ご参加下さいまして、有難うございました。
佐賀県で男女共同参画都市宣言をしている所は
伊万里市だけですので、2番目は川副町が…どうでしょう!

内田総務課長、石井係長はじめ、女性問題担当の副島さん、
アドバイスやご協力、今日も参加下さって有難うございました。
各町の首長も揃い、行政からも沢山来ていただいたようです。

県から10万、町から10万、6町がそれぞれ
20万円持ち寄ってのフォーラムでした。
予算付けしていただいた事に感謝いたします。

そして、皆さんの税金120万円を使わせていただいて
この事業ができた事に深く感謝いたします。

最後になりましたが、県女性室の香月博子室長には
立ち上げから今日まで、ご心痛もお掛けしたと思います。
終始、一般住民目線でのアドバイスに感謝した次第です。

後片付けも終わり、帰宅してからは
娘に料理を教えながら、町議レポートの原稿作成。( ほぼ出来ました )
所用も入り、力尽きて眠ってしまいました。

早朝の打ち込みになりましたが、
帰宅していた息子と登校前の娘の二人が、協力して
お弁当と朝ご飯を作ってくれています。
超豪華弁当のようで、
なんやかや、賑やかな話し声が聞こえてきます。

ここからはまとめですが、
   ( ますますUPが遅れて、すみません )

昨年12月には、男女共同参画基本計画が閣議決定されました。
県や自治体でも行動計画などの取組みが進み、
制度の見直し、法律の改善などはされつつありますが、
実態はなかなか追いついていません。

夫の暴力、セクハラ、昇進差別などの
深刻な問題を抱えている人が多くいます。

男と女は性的に異なるのですから、違っていて当然なのですが、
平等の扱いが受けられない差別が多くあるのも事実です。
それには、私たち女性の意識改革や責任認識も伴いますが…。

社会の中で、男性以上に頑張っている女性が
やはり、女というだけで厳しい評価を受け、
人一倍の努力と制度への抵抗をしています。

『 100年間、男社会と女社会が逆転しなければ、
男には女のうめきが聞こえない 』

それとやはり、女性の社会進出と税法上の問題、
非課税収入103万円の壁があります。
ちなみに、103万円の根拠は、103万円から
基礎控除額38万円と、給与所得控除65万円を引くと
収入0になり、非課税ということです。
      ( このあたりは得意分野…でもないか )

で、「 夫の方で配偶者控除を受けられる
103万までの収入の方が適当でいいや!」 という
考えも出てくるのも仕方ありませんし、
中途半端な収入は、かえって損なのです。

私の見解としては、自分で納税してはじめて、
税の使い道にも、より関心が持てるし、
持たなければいけないと思うのです。

ところが、それを阻害している原因もあって、
サラリーマンの納税を仕事先が一括処理してくれるのも、
日本の特性です。

パート収入の月に数万のお給料から税金を納めたら、
深刻な問題、その行方にも関心が持てますよね、

103万円の枠を取っ払うのは簡単なのですが、
同時に「 専業主婦の配偶者控除はいらない 」 と言う覚悟?が
納税者にあるかどうかも問題です。

長くなるので書きませんが、
連動しての税制見直しも必要になってきます。 ( う〜む。)


平成13年1月20日(土)      大切なもの。

今日はアバンセにほぼ一日中浸かり切り。
3月3・4日に開催されるアバンセフェスタの準備です。

お昼休みに人と約束があったので、
車のエンジンをかけたのですが、バックしたあとバッテリーが上がり、
スモールランプを点けっ放していたのかな?…とカチャカチャしている内、
エンジンはかかるものの、こんどはギアが入らない!
結局、JAFに連絡。修理工場に運んでもらう事に……。

私は会議中だったので、夫がJAF到着と同時頃に
アバンセまで来てくれて大助かりしたのですが、
その間、ご迷惑をかけた人に、
この場を借りて、お詫びとお礼を申し上げます。

今日はその他にも色んな用事が重なっていたのですが、
思うように時間も使えず、捗らない……。
帰りの車の中で、「 大切なもの…、大切なもの…」 と
この言葉が、頭の中で空回りします。

今日の理事会だって無責任に全く顔を出さない人もいる…。
代表の原田さんは大変だと思う。

前にも書いた事があるけど、私は公務や、やんごとない時以外は、
先に入った予定を優先しています。
「 家庭をほったらかして、ボランティア…」 という川柳が
あったかどうかは知らないけれど、
出来れば土、日や夜は出掛けたくない。 でも、そうもいかない…。

やはり活動の原点は家庭にあると思う。

車の故障以外にもアクシデントに見舞われて、
いささか疲れ気味の私。
こんな時は、ロクな考えが浮かばない…早く寝よう。

閑話休題。
司馬遼太郎 ( だったと思う ) の 『 平和念仏論 』 に
「 平和、平和だと言って、平和を唱えているのは錯覚である…」
という、くだりがあります。

ここまできた日本。
情報の共有化なくして、再建はありえない…。
『 観客民主主義 』  ( う〜む。 )


平成13年1月19日(金)      成人学級。& 夢。

今日も一日中予定が詰まっていました。
ちなみに今、真夜中です。

アクセス下さった皆さん、ごめんなさい。
   ( いつもの事だって?…重ね重ね済みません )
で、朝刊より早く私のよもやま話を読んで下さる方もおいでとか…。

さて、午前中は中川副公民館で開かれた成人学級に出席。
婦人会と老人会の合同学級でした。
    ( そう言えば、成人男性の身近な参加企画が無いよなぁ )

今日の講師は、佐賀県立女性センター・アバンセの稲田繁館長で、
演題は 『 政治社会のうら・おもて 』
いつもながら、軽妙な語りとその場に合わせた
ユーモア混じりのお話です。

佐賀新聞社に長い間勤務されていた経験と、
情報アンテナの高さ、ご本人の磨かれた感性が
ざっくばらんなお話の中に光ります。

講演の内容を少し紹介してみます。
今や携帯電話の普及率は6000万個で、
2人に1人が持っている事。

最近の成人式の模様…
地べたに座り込む女学生 ( ジベタリアン ) の事…etc.

富士ゼロックスの新世紀大予測…
2006年…緊急時に信号を発して、位置を伝える携帯電話。
2008年…通学しなくても卒業資格が取れる、電子小中学校。
2009年…家庭に居ながら投票できる、電子選挙の実現。
2012年…どんなゴミを捨てても自動分別できる、家庭用ゴミ箱。
2022年…地球周辺の宇宙旅行。
2023年…マグニチュード7以上の地震を数日前に予測可能。

「 ま、このあたりまでは、元気でおらんば…」 とか、
「 宇宙旅行にも行って、還ってきてから、また逝かれると良い…」 などと、
少々の毒舌もニコニコしながら話される…。

なんでも、朝の6時から7時のラジオニュースが、
その日の情報ソースだとか。
夕刊締め切り後の朝のニュースを仕入れて出掛けられるそうです。

熊本県の潮谷知事とは特に親しい間柄で、( お連れ合いの同級生 )
昨日も彼女に 「 70点で良い。100点を取ろうと思うと
プレッシャーを感じる…」 と、言われたそうです。

去年、私が病気した時も 「 白倉さん70点で良いよ…、無理するな…」 と
言って下さったり、いろいろ助言もして下さいます。

稲田さんは川副町の東古賀にお住まいで、
ご自宅がラブホテルの横の道から入った所にあり、
毎朝、ホテルから堂々とご出勤。( しているように見える )
お洒落な紳士です。

さて、今日のもう一つのタイトル。 

私にも幾つかの夢がありますが…、
先日のサガテレビ 『 21世紀の佐賀・あなたがプロデュース 』 で
ご一緒したメディアアーティストでPet WORKs 代表の
八谷和彦さんの夢が、メーヴェを飛ばす事だと知りました。

メーヴェとは宮崎駿の 『 風の谷のナウシカ 』 の主人公ナウシカが乗る
白い鳥型の飛行機 ( 凧とも呼ばれる ) ですが、
八谷さんは、「 メーヴェを平野の続く北海道か佐賀、
出来れば故郷の佐賀で飛ばしてみたい!」 と。

彼は 「 もともとスケートボードをやっていたので、
未来の乗り物は、宇宙に浮くスケートボードがいいなぁ 」 と
『 エアボート 』 を制作し、話題を集めていますが、
メーヴェを飛ばしたい夢があったとは…嬉しくて…早速、連絡をとりました。

実践派の彼だから、人が乗り込めるものだろうか? はたまた、ラジコンか?
メーヴェに乗りたい!飛ばしたい! と思っていたのは、
八谷さん、私だけではない筈!
多分、宮崎ワールドのファンすべてがそうだろう。

佐賀で飛ばす事ができれば、全国から人が集まる…。
そこには冒険飛行家のアンドレ・ジャピーの赤い飛行機も…。
赤い飛行機の紹介は、去年6月18日付けの
よもやま話 「出会い感謝」 をご覧いただければ嬉しいです。

アンドレ・ジャピーの赤い飛行機に付いては、
佐賀市在住の童話作家、権藤千秋さん著の 『 飛べ!赤い翼 』 で、
詳しく知る事できます。 ( 絶版になっていますので、図書館で… )

このあたりの夢は、私よりうんと熱意の人がいますので、
ここでは詳しく書くのを控えますが…

八谷さんの話を聞いて、ドキドキ、ワクワクの私。
夢に夢が重なります。

そうこうしている内に、もうこんな時間。
第3土曜日ということは、登校日か…。そろそろ娘も起きて来る。
さて、美味しい!お弁当を作ってやっか。( ふうっ…その前にミルクティで一息 )


平成13年1月18日(木)      『 佐賀郡女性ネットワークフォーラム 』

1月21日 (日) の12:40から
東与賀町文化ホールふれあい館で、
『 佐賀郡女性ネットワークフォーラム 』 が開催されます。

”きらめく佐賀郡の女性たち ” と題して、
男女共同参画社会を目指しての事業で、
県から10万円、町から10万円の合計20万円の補助を持ち寄り、
佐賀郡6町の女性ネットワークが、120万円の予算で事業するものです。

郡内各町のコーラス部が全員集合、舞台を埋め
声高らかにオープニングをします。

佐賀郡女性ネットワークの会の大坪俊恵会長の挨拶があり、
石丸義弘東与賀町長に歓迎の挨拶を頂きます。

続いての来賓挨拶では、県・男女共同参画室の香月博子室長、
郡・町長会々長の川副綾男町長(久保田町)、
郡・町議会々長の江口貞幸議長(川副町)、
県議会議員からも祝辞を頂く事になっています。

13:30からの基調講演では、
原田静枝さん ( 既婚女性の再就職問題アドバイザー ) が、
「 21世紀をきらめいて生きる 」 と題して、お話下さいます。

その後のシンポジウムでは、
岸川直子さん ( 諸富北小教諭 ) 、柳島一清さん ( 県・私立幼稚園PTA連合会副会長 )、
冨吉賢太郎さん ( 佐賀新聞社唐津支社長 ) の3人の皆さんを交えて、
お話いただき、楽しみです。

入場は無料ですが席数がありますので、お問い合わせ下さい。

話は変わりますが、とてもがっくりしています。
というのも、昨日1月17日は阪神淡路大震災の日でした。

森首相は、例年首相が必ず出席してきた現地の追悼行事を
初めて欠席されたのですが、その理由が、
「 担当相に行ってもらった方が良いと思った…、忙しかった…」

しかし実際には、各省庁の新旧挨拶と、
環境省主催の討論集会に出た程度です。

神戸での追悼行事出席の必要性は私には良く判りませんが、
縦割り組織の弊害の中で、必要以上の命が失われたのは確かな事で、
当時の村山富市・元首相は今でも、
緊急決断を下せなかったご自分を悔いておられます。

その上、福田官房長官は記者会見で、
「 神戸に行けば、総理は一日取られる…」 と。
被災者に対して、何と失礼な言いぐさでしょう!

何ともやり切れない思いと、この国を任せる不安を感じながら、
聞いていた私でした。


平成13年1月17日(水)      しょうがい者福祉。

昨日は 『 かわそえネットワーク 』 と 『 川副町母子保健を考える会 』 の
合同例会が開催されました。
”まごころ授産所 ” がテーマでした。

まごころ授産所とは、知的しょうがい者の方が通所する
小規模作業所で、現在、10名の方が通っておられます。

ご参考までに、川副町から5名、
東与賀町3名、久保田町1名、佐賀市1名です。

所長1名と指導員3名、ボランティアスタッフ1名で、
ボランティアスタッフの方は脳障害をおもちです。
「 自ら、しょうがいを持った方がお手伝いしてくれる事で、
通所者は心を開き、打ち解ける…」 と言っておられました。

ここは、昭和63年に個人の土地、建物の提供より開所され、
運営がされてきましたが、その後建物も手狭になり、
個人の土地提供と、町からの建設費の一部負担
537万3千円を含めた 1413万3千円の建設資金で
昨年から現在の場所に移転しました。

現行の制度での年金は、
A級で84000円、B級で65000円で、
勿論、自立できる生活費ではありません。

まごころ授産所では、主に引き出物用の紙袋の紐通しや、
ノリの種付けの袋( ラッカサンと言います ) の紐通しなどの
作業をしていますが、
もっと効率の良い作業があれば良いのですが…。

昨日は通所者の方も見えていて、
諸隈所長のお話に続いて、皆で歌を歌いました。

高齢期に入る通所者の方もいらして、
知的しょうがいの方に介護が必要になった時は、
どのような体制がとれるだろうと…
とても気掛かりなところです。

グループホームなどでのヘルパー制度は認められましたが、
借家などを借りるにしても、頭金などは個人 ( 施設長など ) が
出さねばならず、限界があります。

このあたりの国の支援態勢を考えて欲しいし、
長くなりますので、今日は書きませんが、
今後、福祉の切り捨て部分がないか、気になります。

作業所にゆとりの時間が出来て、例えば絵画や音楽などの
埋もれた才能を引き出す事は出来ないか…
手伝ってあげれば、パソコンでアートが出来る子どもがいないか…

授産所まで送って行く途中、子ども達と話しながら、
あれこれ考えている私でした。


平成13年1月16日(火)      漁協が県に要望書。& かわそえネットワーク。&、&

諫早湾締め切りが原因として、
佐賀県有明海東部の沿岸沿いの
7つの漁協組合 ( 千代田町・諸富町・川副町 ) が、
佐賀県知事に要望書を出しました。

要望書の内容は、
@ 諫早湾干拓の中止と排水門の開放
A 筑後川から出る泥の除去
B 漁業者への融資の促進です

それに対して知事は、
A は国土建設省と対策を協議する
B は県の責任において、今年度8億円、
  来年度10億円の融資を決め、
  利子の補給に付いては、県と市町村で対応するそうです。

漁協は諫早湾の締め切りによる影響の
調査報告書も添えています。

なにせ、海苔の色落ちがひどく、
連作を諦めて、いつもの半分以下の水揚げです。
2作目の海苔の色は黒くならずに、オード色で、
大量発生したプランクトンに養分を取られた為です。

日本一の生産量、品質を誇る佐賀県の海苔養殖だし、
漁業者の死活問題でもあります。
諫早湾締め切り以来、潮の流れが変わったのは、
見た目にも明らかです。

また、有明海にはムツゴロウをはじめとして、
200種以上の貴重な生物が住んでいますが、
太古の昔から創られてきた自然を破壊するのは一瞬で、
しかも、元には戻りません。

タイラギの養殖も全くで、
締め切った翌年から生物の生態系の変化も著しいです。

50年以上前に農地開発のために計画されたのですが、
減反政策で空き農地があちこちにある現在、
その必要性があるのでしょうか? まして塩分の多い土地です。

国は洪水調整池を造る事での
防災効果を強調していますが、専門家は疑問視しています。

それなら、諫早湾が締め切られて以来、潮位も上がり、
満潮時には船着場まで水がひたひたと浸かる
早津江川の河口の危険性は無視して良いのですか?
危険区域の堤防ですよ。しかも災害は何時やって来るか分からない…。

百歩譲って、諫早湾の水門を災害予想時にだけ閉めるといった
方法もあると思うのですが…。
危険にさらされた河川区域対策としては、
これまた、困った事ですが……。

農地の開発を目指して計画した公共事業を
今日の状態が懸念されながらも
推し進める必要性があったのでしょうか?

政策の間違いは間違いとして、
認めるいさぎよさ!が必要だと思いますが…。

話しは変わって、今日は 『 かわそえネットワーク 』 と
『 母子保健を考える会 』 の合同の例会がありました。

今日は ” まごころ授産所 ” の皆さんが見えていました。
明日、詳しくお知らせしたいと思います。

またまた、話しは変わって、
佐賀市が審議会や協議会、委員会などの
” 審議会等公開に関する規定 ” を打ち出しましたね。
現在、174ある審議会、協議会、委員会を原則公開するものです。

公正な議事進行に著しい妨げや支障があると
判断された時は非公開ですが、
その理由説明をするというのが、木下市長らしさで、
傍聴席は定数を決め、資料も配られるそうです。

今からあと一つ会議が入っています。
では、行ってきます。
ちなみに、今日は19:30にUPしました。
      ( たまに早いUPだと、わざとらしいって?…まぁ、まぁ )


平成13年1月15日(月)      『 かささぎの里 』 訪問。

久し振りに積もった雪で交通は大渋滞。

9時30分の待ち合わせに間に合うように、
かなり早く家を出たのですが、
川副から佐賀市内に出るまでの間、
なんと、時速5キロぐらいしか出せず、イライラ……。

途中、直進を諦めて、東古賀で農道に抜けたのですが
2台の車が、田んぼに落ちていました。

JAFや民間の修理工場の車が走っていましたが、
今日は大忙しだったと思います。

さて今日は、原口一博代議士と、
佐賀市の千綿正明議員、本田耕一郎議員が 『 かささぎの里 』 に
行かれるのに便乗させていただきました。

以前からお尋ねしたいと思っていたのですが、
機会がないままに過ごし、たまたま昨日、情報を得たので、
「 是非、同行させて欲しい 」 と、実現したものです。

ご存知のように平成15年から、
福祉が措置制度から契約制度に移行されますが、
その中で見え隠れするものが、ずっと気になっていました。

ここからは私見です。
措置制度が契約制度になり、
利用者が施設を選ぶという意味では、良い事なのですが、
介護保険制度がややもすると、営利経営に走りがちな所があるように
健全経営の施設と、曖昧経営の施設はしっかり見ておかなくてはなりません。

契約制度移行を機会に、
利用者が人間の尊厳を損なわない、
正当な扱いを受けているかどうかの
オンブズマン制度も是非必要だと思っています。

施設自ら、オンブズマン制度を導入していっている所もありますし、
私たちは適切な!税金投入、福祉対策をしなければいけません。

佐賀市金立町にある 社会福祉法人 『 かささぎの里 』 とは、
知的しょうがい者の授産施設で、
1984年にしょうがい者をもった4人の仲間が集まって、
小規模作業所から始められたのが出発点です。

今日の 『 かささぎの里 』 までの努力、ご尽力は
並大抵のものではなかったと思います。

今日はあいにくの雪で、通所されている方はお休みでしたが、
施設内は明るい雰囲気に包まれていました。
これも村上施設長、鳥井理事長始め、スタッフの皆さんの
お人柄だと思います。

リサイクル生地を使った ”さをり織 ” の製品を幾つか買ってきましたが、
とても可愛く、あたたか味のある製品で、高1の娘はとても喜んでいました。
勿論、そのポーチがどのように作られたかの説明もしました。

私は二人の子どもに恵まれましたが、皆さんのお陰で運良く
しょうがいを持たなかったに過ぎず、
誕生する時の出産状態や、小児期の大病などで
しょうがい者生活を余儀なくされる方も多いのです。

今日お尋ねして、議員としても、また、今を生きる人間としても
有意義なお話しをお聞かせいただき、感謝しています。
有り難うございました。

村上施設長が 「 しょうがいをもって産まれても国の宝、市民の宝……」
「 親ごさんにも、この子を産んで良かったという生涯にして欲しい……」 と
話された言葉が今も耳に残っています。

なお、さをり織の製品の他に、授産品として
無添加の美味しいパンやクッキー、EM菌ぼかし肥の 「 ゆうきくん 」 などを
施設横の店舗で販売されていますので、お立ち寄り下さい。
グループ会合の昼食などにも利用していただくと、うれしいです。

学校教育でも、しょうがい者の方と触れ合う社会学習、
ボランティアなどの時間を現在もっている学校もあり、
奉仕のカリキュラムが位置付けられるこれからは
しょうがい者の方と触れ合う時間が多くなるでしょう。

ここで声を大にして言いたい事は、
健常者の子どもに、奉仕するなんていう奢った気持ちを持たせないように…
奉仕はさせてもらうもので、そこに困った人がいれば、
自然と手を差し延べるものです。

老人ホームで奉仕活動をして来た学生が、
電車の中でお年寄りに席を譲らず、雑談をしている光景に出会った時
考えさせられてしまいました。
これは家庭教育の大なるところと思いますが……。

「 交流というだけで地域の中で生きているというのは、ウソだと思う…」 と
村上施設長が言われた実感の言葉を、大切にしていきたいと思います。
今日はお忙しい中、有り難うございました。

原口事務所の皆さん、同行させていただいたお陰で、
より深い内容の視察ができました。
有り難うございました。


平成13年1月14日(日)      いやぁ、寒い一日でした。

冷たい風と小雪の舞う、寒い一日でしたね。
今日は朝9時から消防の出初式がありました。

朝少し早目に家を出たものの、
道路はアイスバーン状態。
ブレーキを踏んだら、ギギギ、ガリガリ……。

消防出初式に行く途中でスリップ事故でも起こして、
救急車でも呼んだら笑われる…などと、頭をかすめながら、
慎重運転の私でした。

スラックスの下に厚手のタイツ、
背中にはカイロを貼り付けていったものの、「 寒かった!」
テントの中に居て、贅沢なことですが……。

駐車場で委員の古賀議員とすれ違った時
挨拶をしてもらったのですが、制服姿が凛々しく、
似合っていたので、一瞬、判らなかった…です。

今日は393名の消防団隊員が集まり、式典。
火災初期消火に協力された、大詫間の中島さん、中尾さんと
東南里の吉田さんに感謝状が贈られました。

ちなみに、川副町では去年13件の火災が発生していますが、
被害額が4000万円と少なくて済みました。
消防団の皆さんの普段の地道な活動に感謝します。

式典終了後、駆け寄って来てくれた2人の青年がいて、
小さい時からよくわが家に遊びに来ていた息子の友達を
頼もしく思いながら、「 年をとる筈だ…」 と
改めて感じてしまいます。

その後は鍋島公民館へバリアフリーディ実行委員の
新年餅つき交流会に友人2人を連れて参加。

遅れて行ったので、食べて、わいわいだけの
参加になって、申し訳なく思いながらも
つき立てのお餅と豚汁などを、お腹いっぱい頂きました。

議員としては、木下奉文県議、佐賀市の亀井議員、本田議員と
私が参加しています。 ( 『 福祉でまちづくり委員会 』 のメンバーです )

後で聞いた話ですが、年令も顧みず!餅つきに張り切ったそうで、
早くも身体にガタがきていたようです。 ( お餅美味しかったよ。お疲れさま。 )

しょうがいを持ちながら、積極的に社会参加しておられる
北方町の多郎浦和子さんや、東与賀町の石川さん、
佐賀市の羽根さんたちと歓談をしながら、
今日多く集まった若い新メンバーとも楽しく交流できました。

「 どうして議員になったのですか?」
「 佐賀は好きですか?」 などとストレートな質問を矢継ぎ早に受け、
ドギマギの私でした……。
これを機会に 「 政治・行政を身近に感じてね…」
年令、立場、意識、まさしくバリアフリーの集まりです。

今年は10月7日に 『 バリアフリーディ 』 をする予定でので、
どうぞご参加下さい。今からスケジュールの確保を!

今日の準備を中心になってしてくれた、
小松原さん、有岡さん、ご苦労さまでした!
さすが、さすがの人集めですね。

さて、明日から本腰を入れて、『 町議レポート 』 の作成に
取り掛かります。
留守中にサポーターから、「 早く! 」 と、
催促があっていたようで…すみません。そして、ありがとう!


平成13年1月13日(土)      市町村合併に対する私の見解。完結編。

今日は県・国に対して言いたい事です。
議員として、住民に無責任な推進は出来ません。

繰り返しますが、市町村合併論議の主人公は
あくまで、その地域の住民です。

合併の支援策として、県は上限10億の支援策を打ち出しています。
合併関係市町村の数が2自治体で5億円、3自治体で6億円・・・・
7つ以上の自治体の合併で10億円の支援という事です。
この事は12月の県議会において、知事の答弁があったところです。

また、合併促進の出前講座や、講演会の支援もしています。
去年、女性グループが佐賀市の文化会館で大前研一氏の講演と
パネルディスカッションをしたのは、
県の支援を受けての事です。

国は依然と盛り上らない合併論議に対してか、
次々に財政的支援策を打ち出してきました。

長くなるので、詳しくは書けませんが、
支援策には合併市町村補助金、合併特例債、交付税措置……などなど、

また、合併する事によって、
三役や議員、委員会や審議会委員の総数が減り、
その分経費は節減されます。

個々の自治体で使っているコンサル委託料もバカになりませんし、
国に補助金申請のための手続き、( 陳情上京も ) も考え直すべきです。

各自治体の総務、企画などの管理部門の効率化を図って、
事業を実施を直接担当する部門を手厚くしたり、
広域的な視点で職員の配置も必要です。

支所などの出先機関は残るでしょうから、
行政職員の身分は特例法で守られています。

一般的に合併協議のネックと良く言われる議員も
合併がなければ、年金受給資格 ( 12年以上 ) を満たす事になる場合は
議員年金が保証され、また、合併後しばらくは
議員定数の2倍までの議員を置くことができます。

それらのすべては特例法によるものですが、
H17年までの時限立法です。

ここがポイントですが、時限立法というのは普通10年間と思うのです。
市町村合併に関する特例法は地方分権一括法が制定された
H12年から数えて22年までにするのが普通ですが、
地方分権推進法が成立したH7年から勘定しています。

H17年までとなると、協議期間を考えたら
遅くともH14年の初めくらいまでには、
協議会をつくって、話しを進めて行かなければ、
市町村間にシコリを残すことになりかねません。

どうしてH22年までの時限立法にしないのか?です。
去年の7月には支援策の改善もしています。

鼻先に人参をぶら下げたような進め方は厭なのですが、
今後市町村合併は国・県・自治体の財政状態を考えても
避けられない問題であるならば、十分に協議しながら、
より良い方向性を探すほかありません。

それと同時に、合併が必須である以上、
少子高齢化社会の財政危機を考えながら、
これ以上赤字を増やしていいのかなどと、
我々は期をみる必要性があります。

合併を先送りする事により、
年々増える赤字を国全体で捉えた判断が要ります。
次世代への負担をこれ以上大きくしない為にも……。

ここからが、国に対して一番言いたい事で、
財政の特例措置の中で、普通交付税の算定の特例というのがあり、
合併後10年間は、各自治体に今まで通りの交付税を全額補償し、
その後5年間で徐々に減少…というのもです。

合併によって効率化され、
行政が住民一人当たりにかけるコストも下がるのですから、
交付税の減少理由は解るのです。

だから、交付税の減少や無くなることに文句は言いません。
しかし、それと同時に税配分の見直しが要ります。

もともと赤字自治体が集まって合併するのですから、
当然の議論です。 問題は合併10年後です。

国に対して要望して欲しいのですが、
その当たりは指導的立場にいる県の見解が見えません。

そもそも中央集権のもとで、国民の税配分が
国:市町村が2:1に決められたのですが、
実際に使うのは逆に国:市町村が1:2です。

そこで、先に国に入った中の1の分を地方に持ってくるのに
補助金申請、陳情 ( 国に情を述べる…お上の意識がそのままです )
という政治体制が、腐敗政治を産むことにもなったのです。

地方分権の受け皿づくりというからには、
地方自治体の判断で自由に使える財源を確保すべきです。

紐付き補助金制度の見直しですね。

それと、国政においても、徹底した行財政改革!

税配分の見直し方法も長くなるので書きませんが、
私なりに考えるところも大です。
その議論は一地方議員をして、とても大切な事だと思います。
税配分の見直しと、市町村合併は切り離せません。

と、ここまで4回にわたって、
市町村合併に対する意見を書きましたが、
大きなメリットの陰には、解消しきれないデメリットがあるのは、
確かな事だと思います。 多少の不便は痛み分けです。

問題点を解消すべく対応策を考えながら、
合併を進めて行かなくては、わが町、いや、
日本の将来を考えた時に、次世代に対して余りにも無責任な事になり、
禍根を残す事になります。

日常生活の広域化を考えても、
納税と生活圏が一致するのが望ましく、
先ずは合併議論をする為の土俵づくりが必要と考えています。

でなければ、住民に十分な情報が与えられないまま、
ややもすると、間違った選択をしてしまう事になり、
地域のリーダーとしても、
我々市町村議員の役目は大きいと思っています。

今日は過去最高に長い よもやま話になってしまいました。
お読みいただいて感謝します。

「 折角の良い意見だから、切り離せば…」 との
アドバイスも頂きましたので、後日そうします。
合併に関して書き始めた時には
こんなに長くなると、思っていなかったのです。( すみません )

自分なりの考え、言葉で書きましたので
読者の皆さんには、読み難くかったと思います。

紙面上、十分に説明出来なくて残念ですが、
声を掛けて下されば、話しに行きます。
大切な問題ですので、賛成・反対を大いに議論しましょう。

話しは変わりますが、今日は寒かったですね。
中川副北部の老人会の新年会に招かれて、出席。
楽しい時間を過ごす事ができました。

挨拶の時間を設けていただいて有り難うございました。
その後も、町政に対する質問やご意見を 沢山聞かせていただきました。
新年会か町政報告会か、判らなくなったくらいです。
それだけ関心高く、うれしい事でした。

マイクを持って、アカペラでお歌いになられていた
おばぁちゃんを見ていて、胸が熱くなりました。
昨年死別されたご主人とは、大恋愛だったとか…。
私もトンコ節を歌いました。

戦前、戦後を働き通してこられたお年寄りの方々、
いつまでもお元気で楽しく、
長生きしていただきたいと思います。

負担ばかりで、安心の無い介護保険制度にしない為にも
我々議員は頑張らなければ……。

今、私に見えている介護保険制度の問題点については、
改めて、国や県、佐賀中部広域組合の連合長である
佐賀市長に( 市長も、よもやまファンクラブの会員!?)
意見を言わせて戴きますので、どうぞ宜しく!

もうすぐ夜明けですが、雪が降り始めました。
朝9時から消防の出初式です。 ( 寒そう〜っ)
厚手のタイツとホッカカイロで、行ってきます。


平成13年1月12日(金)      市町村合併に対する私の見解パート3

昨日、今日と、多くの会合に参加させて戴きました。
しかも皆、前向きの楽しい集りです。
2日分の報告は明日以降に、週間トピックスとしてお知らせします。
               ( 早く話したくて、仕方がないのですが…)

今日も市町村合併問題のパート3
天・地・人の完結編。 まさしく、人 ( 住民 ) が主人公編です。

えーっと、昨日は
財政難と市町村合併との関係まででした。

で、平成7年に地方分権推進法で、市町村合併を促したのですが、
地方分権の受け皿づくりとしての合併論議を先行させました。

となると、国から地方に権限委譲された結果、
私たちの生活がどのように変わるのか? 住民に見える筈もなく、
関心が薄いのは当然で、6年経ちました。

私が平成9年に 『 シリーズ拓く。平成の大合併 』 というテーマで
サガテレビに出演してから4年経ちます。

あの時は佐賀新聞の吉野徳親氏をコーディネーターに
西村正俊・前佐賀市長、前東与賀町長の故・碇覚介氏、
県の松尾正廣・前総務部長、佐賀市の豆田繁治議員、
佐賀大学の田中豊治教授と村岡総本舗の村岡安廣社長、
そして、私というメンバーでした。 ( 行政に食って掛かっている主婦です )

その折、私は終始一貫して、住民自治を唱えながら、
「 主役はあくまで住民で、市町村合併に一般的に関心が少ないのは
あたり前だ。情報が不足している」 とか。
「 財政の観点から住民に説明を」 と言いました。

また、「 何でもっと早く、議論の場をつくらないか」
「 魅力ある地域づくりを広域的に…」 などと
市や県に対して、生意気な事、生意気な事……
豆田議員にも 「 兵糧攻めにあってはしないか?」 などと。

その時は一主婦としての発言でしたが、
議員ともなれば、住民に対して無責任な事は言えず、
国や県に合併を促進するからには
言いたい事!が、いっぱいあります。

長くなりますので、明日パート4ということで
市町村合併シリーズの最後にします。
( 済みません、今日はちょっと疲れているので、考えが纏まらなくて…)

明日は土曜日、中川副老人会北部の新年会に呼ばれています。
10分ほどで挨拶を、と言われていますが、
ご無沙汰続きで、久し振りに顔を会わす方も多いと思います。
こちらこそ、皆さんのパワーを頂きに参ります。楽しみです。

皆さんはどのような週末をご予定ですか?
もうこんな時間。あぁ、眠い…おやすみなさい。


平成13年1月11日(木)      市町村合併に対する私の見解パート2。

昨日は佐賀県が中核都市を持たなかった経緯まででした。
ご参考までに、中核都市とは人口30万人以上の都市をいい
佐賀市の人口は12年度で16万5000人ほどで、
年々下降していってます。

これまたご参考までに、市町村合併を促す観点から
12年4月の地方分権一括法で
特例市 ( 人口20万人以上 ) が認められるようになりました。

特例市の指定を受けると、どのようなメリットがあるのか?
長くなりますので書きませんが、一言で言うと
権限委譲 ( 市町村で任せられる仕事 ) が多くなり、
個性のあるまちづくりが出来ます。
と、ここまで書くと、まるで自治省推薦のHPみたいですが……。

国に対して、いろいろ言いたい事はあっても、市町村合併は必須で、
その一番は何と言っても国、地方の財政難があります。

少子高齢化は年々進み、今働いている人の4.6人の税金で、
1人のお年寄りを支えているのを、2020年には 2.1人で支えるのは
分かりきっている事です。
( 2020年…ん…その時私は…手が付けられない程の 超ぉ〜元気老人!)

で、どうしても議会と行政のスリム化、合理化が課題になります。

ちなみに、財政に占める義務的経費の割合は、12年度で
佐賀市45.5%、諸富町45.1%、川副町34.3%、東与賀町45.9%、
久保田町33.8%、大和町42.9%、富士町28.4% です。

勿論、合併して自治体の力をつけて、
地方分権の受け皿としての基盤強化という意義もありますが…。

財源に、自主財源と依存財源という言葉があって、
自主財源は自分の稼ぎ、依存財源は国からの仕送りと思って下さい。

佐賀市郡では、佐賀市を除いたほとんどの自治体は
3 :7の割合で、依存財源に多く頼っています
しかし、先ほども述べましたように、これから国も財政難で
地方交付税の確保が難しくなっていきます。

介護保険の出発が、医療制度財政の行き詰まりだったように
国もいっその事、このまま赤字が増え続けると困る対策と
言った方がストレートで国民に解り易いと思いますが…
そこを明確化しないと、広域連合で良いと言う事になります。

と、また今日も長くなりそうなので、
明日、パート3とします。


平成13年1月10日(水)       市町村合併に対する私の見解。

と、まるで論文のようなタイトルです。
今日のよもやま話も少々?長くなりそうですが、
住民一人一人が主人公の大切な問題です。

で、初めに言っておきますが、当然の事ながら
文章の全責任は持ちます。 ( 前置きがすでに長いって?…ハイ )

では、本題に…。
市町村合併はこの先、21世紀に
避けて通れない問題です。

先ず、佐賀県の市町村合併のこれまでの変遷を書いておきます。

1883(明治16年) 長崎県から分離独立して、505町村が出来ました。
1889( 〃 22年) 明治の大合併…佐賀市誕生(1市10郡)市町村制施行。136市町村。
1932(昭和 7年) 唐津市誕生。
1953( 〃 29年j 昭和の大合併… 町村合併促進法で122市町村になる。
           ( 人口8000人位を最少規模人口に促進 )
 ※ 合併が繰り返され…
昭和33年から現行の49市町村に

1965(昭和40年) 市町村合併特例法
1995(平成 7年) 地方分権推進法成立
2000( 〃 12年) 地方分権一括法施行。

現在、合併モデルをつくって、49市町村を9市町村に検討中

ご覧になって分かるように、佐賀県では昭和33年から、
市町村合併はされませんでした。
その結果、佐賀県は全国で唯一の中核都市を持たない県です。

明治・昭和期のこれまでの合併は、
上からの押さえつけの官主導が一番の問題点で、
その結果、強制合併のしこりを残した所もあります。( 中央集権のもと、それなりの理由はありますが… )

と、あまりに長くなりそうなので、
ここまでをパート1とします。 明日はパート2です。

※ ドジ子のつぶやき…
今日は議会だより編集の広報委員会があり、
タクシーを呼んで ( 車が無かったので ) 議会事務局に向かいました。

あれあれれ…広報委員会は13:30からだって。
せっかく来たので、2、3の執行部をまわって出直し。
手帳にもちゃんと、13:30〜と書いてあるのに……(ガクーっ )


平成13年1月9日(火)       サガテレビ生出演 パート2。

いやぁ、今日は朝から頭が痛くて…
一つは雨模様のせいで、ムチウチの後遺症です。
とは言っても、ここ2日ほど家事をさぼっていたので、
身体にムチを打たねばなりません。

明日から数日は公務やら会議やらで、
目いっぱいのスケジュールです。

もう一つ頭が痛いのは、朝からの電話。
誉めて下さる方が多いのですが、
逆にお叱りもあって…。( 電話が無くとも、お叱りの方は多いだろうな…)

「 発言が不充分だった」 とか、
「 いつも言っている ”まち興し” のアイディアはどうしたの?」 とか、
「 もっと色々な考えを持っとるじゃないか…」と、
ご期待に添えなかった暖かいお叱りです。( と解釈します )
全く、その通りで…済みません。

しかし、ナマ番組というのは辛いもので、
あと5分とか、あと1分でCM と書いたボードを見ると、
全体の進行や、他の発言者の時間割振りなどを考えてしまいます。

で、予定してた回数をカットしたり、また、
コメンテーターの私たちよりも
スタジオ入りされている26名の方の発言時間の少なさが
とても気になっていました。

ちなみに、昨日スダジオに入っておられた26名の皆さんは
佐賀市の福島議員を始め、青年会議所の田島さんなど
お一人、お一人を挙げていると、全員になってしまいますが、
相当に活躍されている方ばかりです。
26名の方の発言が視聴者の元気!に繋がるのでは、と……。

本番では、大体の台本通り、振られて発言といった進み方でしたので、
26名の方の意見を聞いていて、考えがひらめいても
発言余地が時間的にも無かったのです。
と、言い訳ばかりの私です。

いかん、いかん、自己責任という言葉を忘れていました。
これからは短時間、たとえ30秒であろうと
適切なエキスの言葉を話す訓練をします。 ( 未熟者の私です )

七賢人の中でもその功績が特出している佐野常民伯の事など
もう少し触れたかったのですが、
時間の関係でPR出来なかった事をご理解下さい。
今回は佐賀県全体を捉えて
七賢人の偉大さを言いたかったのです。( 何せ限られた時間でしたので )

番組宛のメールにもありましたが、
点在する史跡を線で繋いで、面にまで広げていく必要がありますね。

例えば世界的財産の吉野ヶ里と徐福、佐賀藩海軍廠跡、
城下町佐賀市、長崎街道、どの様に結んでも良いし、
吉野ヶ里はすでに1000万人の人を集めています。

その1000万人の人をそのまま帰してしまうのでは、勿体ないです。
佐賀県ほど古代から明治期まで
歴史・文化の凝縮した県は他にありません。

ただ、昨日も言ったように、今あるものをどう活かすか、
出来るだけ手を加えずに整備する事が大切です。

今流行りのまちづくりは、ややもすると、すでに金太郎飴ですが、
不滅のまちづくりが佐賀県は出来るのです。

佐賀が一周遅れ、ニ周遅れで
トップに立っているかも知れないというのは、そこのところです。

押田さんも言われてましたが、
あまり観光開発して来なかった事が
21世紀の今となっては、これ幸い。 大バケ要素です。
大バケにする策は、またお話しましょう。

市町村合併問題についても
数分で話すのが無理な事で、誤解もあったかと思います。
市町村合併問題については、明日にでもお話します。

いろいろなご意見を有り難うございました。
ともあれ、私のテレビ出演がきっかけで
合併に関する議論ができる事を、そして
その機会を与えて下さったサガテレビに深く感謝しています。

ところで、今日は佐賀市与賀神社の宵恵比寿で
明日が十日恵比寿。 景気が悪いほど、
大きな福笹が売れると言いますが、売れ行きはどうでしょう。

大阪では 「 商売繁盛、笹持って来い!」 の掛け言葉が
飛び交っている事でしょう。

では、また明日。 ごきげんよう!


平成13年1月8日(月)       サガテレビ生出演。

やっと先ほどパソコンの前に座りました。

ちなみに今、午前2時を廻っています。
その間に実に多くのアクセスを頂いていたようです。

で、今日はサガテレビの新春特番 『 21世紀の佐賀・あなたがプロデュース 』に
生出演してきました。

何せ15:00からの約3時間の長丁場で、
くるくる廻るバーのとまり木みたいな
座り心地の悪い椅子に座っているだけでも疲れました。
      ( そんな裏話をするなよ。と怒られそうですが…)

昨日始めてコーディネーターの日本放送の川内会長や
コメンテーターとして出演される
元佐賀県商工労働部長の押田努さん ( あるある佐賀の底力の著者 )、
佐賀大学客員教授の飯盛義徳さん ( ビジネススクールの鳳雛塾専任講師 )
アートプランナーの八谷和彦さん ( メールソフトの PetPost の開発者 )
佐賀県国際交流員のチェジェウォンさん達と初めて顔合わせをしました。

サガテレビの滝社長もご一緒に
ニューオオタニで食事の席を設けていただいたのですが、
皆さん、佐賀の面白さ、素晴らしさを認識している方ばかりですので、
前向きな話で時間はどんどん経っていきました。

21世紀の佐賀の方向性など、知恵を絞って
あるいは勇気を振るって、魅力ある県に…思いは同じ。

と、ここまで書き込んだところで、流石、力尽きてしまいました。
続きはまた明日というところで、ごめんなさい。
その代わり、いろいろ面白いよまやま話を書きますね。


平成13年1月7日(日)       川副町の成人式。

川副町では今年269名の新成人が誕生しました。
男性135名、女性134名で、ご参考までに地区別には
南地区96名、西地区94名、中地区55名、大詫間地区25名です。

午前中、雨も一時上がり、
会場は振袖姿の女性やハレの若者で埋り、
久し振りに顔を会わせる友人に歓声が飛び交っていました。

今年の新成人は昭和55年生まれですので、
役場の庁舎が完成したり、
海外ではイラン・イラク戦争がくすぶり始めた年です。

司会進行はすべて若者たちによるもので、
面白かったのは20世紀から21世紀への
自分に向けた手紙を 早津江郵便局員が、
明治5年の当時の配達員の服装で会場に届けた事です。

なんでも東京の博物資料館でお借りしたとかで、
黒に赤い線の入ったモダンなデザインに編み笠姿です。

郵便制度が始まった当時の局員と、
携帯電話のメールを器用に扱う IT 時代の若者とが
妙にマッチしていました。

羽織袴姿の新成人代表による答辞で、
式典のお礼や、両親へのお礼の言葉が述べられた時、
感激屋の私は、ウルウル、ジンジン、目頭を熱くしていました。

「 この地に生まれ、また育ったことを誇りに思う。
大人としての責務を果たし、21世紀を羽ばたきます。」 と
力強い挨拶があり、若者にバトンタッチする川副町のまちづくりに
議員としての責務をひしひしと感じました。

式典が終わって入口でタバコを吸っている若者に
「 20才になったら、タバコは止めた方がいいよ。」 と言うと、
「 うん、1月いっぱいで止めようかな…」 と言っとった。
止められない時は町内で買うようにと、しっかり付け加えている私でした。


平成13年1月6日(土)       サガテレビ生出演。& 10000人目は?

サガテレビで8日( 月 ) の成人の日
15:00〜17:45まで、約3時間の生番組があります。
タイトルは
『 21世紀の佐賀・あなたがプロデュース 』

番組の紹介をしますと、STS新世紀特別番組で、
「 21世紀の佐賀。あなたなら、どう創る!? 」 を
スタジオ、視聴者も交えて話し合おう、というものです。

コーディネーターに川内通康氏 ( ニッポン放送代表取締役社長 )
コメンテーターとして、飯盛義徳氏 ( 佐賀大学客員教授 )
押田 努氏 ( 元佐賀県商工労働部長 )、八谷和彦氏 ( アートプランナー )
チェジェウォン氏 ( 佐賀県国際交流員 )、そして私です。

番組の中で、タレントの江頭2:50 や、女優の松尾れい子さん
作家の北方謙三氏ほかの皆さんが、
ビデオレターで、故郷への想いを熱く語ります。

スタジオには25人ほどの方も見えるのですが、
各界でそれぞれご活躍中の方ばかりで、私たちの席とどっちこっち
きっと、熱い議論が展開されると思います。

最近、番組のCMで私の顔写真が流れているせいで、
今日も洗濯屋のおばさんが、
「 議員さんでしたか…番組楽しみにしているね。」などと
言われたり、電話を掛かってきたり、
出演があちこちでバレバレになりました。

出演依頼があっている事を 町長や議長にお話した時、
「 気楽に思い存分に…」 と言っていただいたのですが、
なにせ、アガリ症なもんで…
そのあたりの雰囲気はヒーマンが和らげてくれるでしょう。

で、未だ話す事をまとめていない私です。
「 普段思っている事を言えばいい…」 など、
本番アドリブタイプの私ですが、生番組だしなぁ…
でも他の人と同じ事を言っても仕方ないし…。

「 何もナカ…」 と言われがちな佐賀県の魅力を
私なりに熱く!語ってみたいと思います。

他県で活躍している佐賀県人の声、
神戸から嫁いで、佐賀に熱い想いを持っている私。
番組中にメールやファックスで
視聴者の皆さんからの意見も受け付け、
故郷を再認識する面白い番組になると思いますので、是非見て下さい。

ところで、今日の内にアクセス10000人を突破しそうでしたので、
「 記念すべき10000人目の方、ご連絡下さい。
粗宴 ( 豪華中華料理 ) にご招待致します。」 と打ち込もうと
取りあえずHPを開いてみたら、
な、な、なんと! 記念すべきラッキーな方は…私自身でした。( ガクっ )

10000人目を楽しみにして下さっていた方もいると
聞いていましたのに ( いるか!) 、済みません。
で、一人で中華料理を食べに行くことにします。( なんチュウカ… )

多くの方にご愛読していただいて、今日の日を迎えました。
改めて、ありがとうございます。

明日は川副町の成人式ですが、お天気がちょっと心配です。
新成人=有権者などと…決して……ハイ。


平成13年1月5日(金)       公務初め。

今日から公務初め。
『 議会だより 』 の編集の広報委員会がありました。

夫は今日まで正月休みで、
年始の仕事は私の方が先に始まります。
お正月気分が抜けず、朝から家事が何となく捗らなくて、
9:30始まりに、あわてて議会事務局へ。

ハアハア言って駈け込んだら、
「 ???… 」 、 始まり時間は10:00からで、
完全に時間の間違いをしていた私でした。

広報委員会終了後、県庁とデパートにいきました。
バーゲンが始まっているのに、デパートはガラガラ。
そうこうしている内に時計は19時を過ぎてしまって…

家に帰ると、ご近所から押し寿司が届いていました。
ちょっと落ち込んで帰った私でしたので( 私自身のセイですが )
家事労働意欲がゼロでした。
で、美味しい押し寿司を有り難く頂いて、大助かり。

話しは変わりますが、
日経新聞だったかな? こんなコラムがありました。

ネルヴァ、トライアヌス、ハドリアヌス、
受験勉強で順番を暗記したものだ。
B

塩野七生さんの近著 「 ローマ人の物語 」 の第九巻で、
”五賢帝 ” の時代を扱っている。
塩野さんによればローマ皇帝の三大責務は
一に安全保障、二に国内政治、三にインフラ整備だったという。

その三に関して、皇帝トライアヌスと属州総督時代の小プリニウスとの
書簡のやり取りを紹介していて、興味深い

総督が、ある地方都市に公衆浴場の建設を許可すべきか伺いをたてる。
皇帝は、建設費が市財政に負担をかけ過ぎず、
完成後の運営費も保証できるなら許可して良い、と答える。
運営費にまで目が行き届くところが、心憎い。

別の市が建て始め、なかなか完成しない劇場付きの体育施設について、
皇帝は、「 必要に応じた規模で満足すべきだ」 と
事業規模の縮小を勧告する。

大金をかけながら、未完成で放棄された水道工事では
必要性を認め、工事費支出を認めるが、
不祥事の責任者の追及と、工事がどうして始められ、
なぜ中途で放棄されたのか、調査報告を出すように指示する。

1900年の時を超え
皇帝に日本の予算査定をしてもらいたいと思う。

世界最大の財政赤字を抱えながら、政府と与党は北陸・九州新幹線を
他の工法に比べ費用がかさむ 「 フル規格 」 で建設する方針という。
北陸といえば、森首相の地元だ。

日本の政治から 「 賢 」 が消えて久しい気がする。
B 愚者の楽園のような予算の季節が今年も巡ってきた。


平成13年1月4日(木)       嬉しい来客。

今日は午後から嬉しい来客がありました。
お正月を諸富の実家で過ごした麻美ちゃんで、
私の選挙の時のポスター、選挙カー、公選ハガキなど
いろいろとデザインしてくれた人です。

今使っている名刺もデザインしてくれて、
このHPのトップページの私の似顔絵など
彼女によるものです。

ちなみに麻美ちゃんは美人で、独身!です。
      ( 独身を強調して欲しいと言われてましたので…)
才能を認められてスカウトされて
今、徳山で仕事をしています。

「 仕事からこんなにハマリ込んだ選挙…」 などと言いながら、
    ( そう、一度足を突っ込んだら抜けられない、肥溜め陣営でした 。
選挙カーに乗ったり、マイクを握ったり……。

最後の頃には仕事を休んで、黄色いハチマキをして
一緒に歩いてくれた ” 堅いキズナの同士! ” ( 一方的な強調 ) です。

当選が決まった時、
いつもニコニコ顔の明るい彼女が流してくれた涙は
今も忘れられません。

今日中に徳山に帰るとかで、
ゆっくりと食事も出来ませんでしたが、
春一番、嬉しい来客でした。

今、19時です。
なんで今日のUPはこんなに早いかと言うと、
夕食は息子がカレーを作ってくれています。( 大助かり! )

美味しそうな香りがしてきましたが…味はどうでしょう。
味見をしている創作者いわく、
「 マレーシアに旅行に行って食べたと思ってくれ 」 ( …??? )


平成13年1月3日(水)       お正月気分も今日まで。

朝の支度が早く終わったので、
三重津の海軍廠跡に行って、綺麗な日の出を見ました。

悠々と昇ってきた朝日は、
みるみる早津江川を朱色に染めていきました。

私が立っているこの地は
佐野常民が日本最初の蒸気船 『 凌風丸 』( りょうふうまる )などを完成させ、
佐賀海軍発祥の地となった所です。

佐賀藩の精煉方跡地もあり、
蒸気車やアームストロング砲などの 科学研究が行われた所でもあって、
幕末・明治初期の文明開化の地と言っても、過言ではありません。

幾万回と繰り返された日の出を
先人たちと同じ地に立って見ている私。
明治の幕明けを迎えた地で21世紀の日の出を拝む…
感慨深いものがありました。

さて、明日から高1の娘は補習が始まり、
私も何かと忙しくなり、お正月気分も今日まで…です。


平成13年1月2日(火)       事初め。

今日は事初めです。
子どもの頃は宿題の書初めをしましたが、
今日は年賀状を書いています。

政治家が選挙区の方に挨拶状を出すのは
公職選挙法違反になるので、出したくても出せません。

しかし、頂いた年賀状に対して、
自筆でのみ出しても良い事になっていますので、
朝からセッセとセッセと年賀状を書いています。

なにせ年末に選挙区外の方に出したより多くの年賀状を頂きました。
数々の暖かいお言葉、激励を有難うございました。
心より感謝しています。

余談ですが、わが家の年賀状は着色手書きで、
毎年なかなかの評判で、送る方も楽しみです。

元旦の朝、配達された年賀状の束は
ポストに入り切らないほど。( 話半分に…)
それも圧倒的に私宛です。 ( これホント )

ところで、今日から新しい財布を使い始めました。
春財布と言って縁起が良いとされています。

関西地方だけの風習かも知れませんが、
新しい財布をおろした時は、先ず ”七福神 ” といって、
7人の方からお金を入れてもらうのです。

子どもの頃、財布を買っては、親兄姉から七福神をしてもらって
「 財布の方が安いじゃん…」 と笑われながらも、
儲かってニタリ顔の すぐ上の姉と私でした。

今日は夫から3回、2人の子どもから2回づつ、
1人何役もの七福神が、合計1266円入れてくれました。
兄から貰ったヴィトンの財布。 普段の中身が財布負け…です。

それとこれ又、今日からシステム手帳を使っています。
いつも予定蘭が真っ黒で、挟み込んだメモが落ちないように
ゴムで止めている不恰好な手帳を持っていましたが、
今日からバッチリ!スマートなもんです。

使うほどに味が出るブレイリオの皮製の上等で
これからの私に付き合ってくれる一生物です。
但し、どのように使いこなすかの
ソフト面がキーポイントですが…。 ( ボチボチね )

そんなこんなの一日でした。 ( 今もまだ年賀状書き… )
皆さんはどのようにお過ごしでしたか?


平成13年1月元旦(月)       21世紀。お正月。

あけまして おめでとう ございます。
旧年中はお世話になり、有難うございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

氏神さまへ初参りに行ってから、早くも配達された新聞を読み、
少しトロトロしながら…テレビを見て、時計は7時過ぎ…
初日の出を見に外に出ました。

だんだんと東雲はくれないに染まっていきます。
と、雲の間から朝日が顔を出しました。
雲の切れ間の真中から顔をだした初日の出は
まるで月見うどんの玉子のようでした。

またすぐ雲に隠れて、しばらくして今度顔を出した時は、
凝視できない位の光を放っていたので、
サングラスをかけて見ていました。 ( こんな人はおらんやった )

さて、2001年の年頭にあたって、
おととしの総選挙では多くの皆さんの支持を頂戴し、
議員活動をさせて戴きながら、お陰さまで研鑚も積んできました。

私は一町議会議員ですが、政治家だと自負しています。
政治家は味方もつくれば、時には敵もつくることもあります。

八方美人では本質を見失うかも知れませんし、次の選挙を考えて、
意見を言わない( 言えない )ことが無いようにと、改めて思います。

風通しの良い行政、
結果承認ではなく、政策段階から情報開示する政治姿勢。

21世紀の幕明け。
地方の時代。 地方から中央を変える時代!
「 さぁ、やるぞ! 」

時には壁に頭をぶつけながら、
初心と笑顔を忘れずに頑張ります。