平成13年10月  


平成13年10月31日(水)       中華全国婦女連合会。

来日されておられる6人の中華全国婦女連合会の方々との
意見交換貝が県庁であり、
佐賀県から10数名の女性が参加せいました。

自己紹介の時に私の知っている限りの中国語を使いましたが、
中国の皆さんから笑声をいただき、
雰囲気も少しは和らいだでしょうか。

今、中国では女性に対して四自教育に力を注がれています。
四自教育とは・・・自尊、自信、自立、自強。
中国の女性の強さを思わせる言葉です。

男女共同参画社会の構築については、
『政治の保障と社会の雰囲気づくり』を提供されているとかで、
日本で言うと、内閣府の活動に相当する女性達です。

その活動の中に、昨年は1億6000万人もの女性が参加した
森林保護の為の移植活動などもあり、
参加人数を聞いて、連合会の組織の確かさや
中国の人口の多さを改めて思います。

また、女性が裁判の被告、原告に関係する時は
女性の人権の保護のために、
婦女連合会の立会いが認められるそうです。

皆さんバルーンのオープニングセレモニーを
早朝から見られたようで、「素晴らしかった」と言われていました。

中国側からの質問に私も答えたのですが、
皆さん真剣に聞いて下さり、時間が許される限り意見交換しましたが、
もっと時間があれば・・・と残念でたまりませんでした。

昼食をご一緒して、吉野ヶ里を観光されるのをお見送り。
きっと、楽しい思い出を作られる事でしょう。


平成13年10月30日(火)       少し疲れて・・・ファンタジー。

今日は『佐賀女性の会』や『男女共同参画シンポジウム』の
お誘いを受けていたのですが、
やん事なき事情があり、参加できずに済みませんでした。

すべての用事が終わって、帰路を少しまわり道。
人も車も まばらになった佐賀市中央大通りに出て、
ライトファンタジーを見ていたら、
疲れた身体がいっぺんに軽くなりました。

話は変わって、
中国の第一線で活躍されておわれる方々が
日中女性友好団として今日来日されました。
日本側から私も参加して、有意義な意見交換をしてきます。


空港道路のコスモス畑。色とりどり!
南京ハゼも赤く色付き始めました。

平成13年10月29日(月)      秋たけなわ。

今日は幾つかの予定が入っていたのですが、
私用によりキャンセル。
(どう私用もなくて・・・なんちゃって)

焼き立ての秋刀魚にたっぷりの大根おろし、
ピカピカの新米も最高!

大好きなコスモスが各地で満開です。
コスモスのネーミングはコスミックス(宇宙)です。
天に向かって花びらを広げ、宇宙のエネルギーを
受けているようにも見えます。

コスモスの花言葉は『可憐、純真な心・・・』
最近は品種改良で色とりどりのコスモスを
見かけるようになりました。

以前に友達と某ビール会社のコスモス園を観に行って
出来たてのビールを飲んだ事がありますが、
あまりビールが好きでない私も
思わず「うまい!」
今年も飲みに行きたいけど、
時間が取れそうにありません。

空港道路の南京ハゼも赤く色付き始め
車での移動の時間を楽しませてくれます。
写真がイマイチで済みません。

さて、今夜は複数の友人が集まってもらって、
『町議レポートNo10』の原稿見直しです。
仕事が終わってゆっくりしたい時間に
またまた頭を貸してもらって、感謝しています。

で、会議は深夜まで続き、木曜日頃には印刷も仕上がりそうです。
遅くまで有難う!


平成13年10月28日(日)       地元との触れ合い。

昨夜からの雨は降り止まず、
娘のテニスの試合は11月3日に延期になりました。

「全身筋肉痛…」と言っていた娘も、
午後から市営コートで練習…の連絡に、
「お風呂に入って、家の中を歩き回っていらた、筋肉痛も治った…」と
ラケットを抱えて颯爽と出掛けて行きました。
羨ましいばかりの若さです。

昨日の試合を見ていた友人が
「若者の生き血を吸いたい…」などど言っていましたが、
私たちの若さもまだまだ捨てたもんじゃありません。
若さとノウハウで、一番良い時かもよ(精神年齢は若いからね)

話は変わって、今日は予定通り
『ドロンパ王国ふれあいウォーキング』が開催されました。
傘と持ってビニールコートを着ての参加者でしたが、
佐野常民記念館にも立ち寄って下さっていました。

私は地元の北早の運動会が入っていたので、
空港公園まで行けませんでしたが、
元気に歩いておられる皆さんと時間の許す限り
触れ合いました。

で、地元の運動会も雨の為、
屋内でのゲームやらで楽しいひととき…
議員になってから、一旦ご無沙汰しがちで申し訳なく思います。

しばらく会わない間にびっくりするくらい大きくなった子ども達・・・
病気をされた後もオシャレでお元気なおばさん達…
お昼のお弁当を一緒に食べて、ワイワイ騒いで
解散となりました。

その後、出掛けたい所はあったのですが、
帰宅後、ついウトウト…夫もグースカ!眠っています。
「寝るのなら、やる事はあるだろう!」と
もう一人の私の声を聞きながら…
家の中は二人と一匹が(便乗犬です)昼下がりの贅沢な時間を夢心地。

夜は『福祉でまちづくり委員会』で
先日の『バリアフリーデイ in さが』の反省会。
行く間際まで、反省会の資料づくりに不調なパソコン相手に
四苦八苦していた私。結局、諦めて会場に向ったのですが…

…が、反省会をいうより、やっぱり!親睦会!
お医者さん、県・市の議員、マスコミ、幼稚園の先生、
何事にも熱心なマルチマン、そして、尊敬するチャレンジド、
多種多彩な面々で、
何故か、なぞなぞとか頭の体操の時間と相成りました。

頭のサビを落とすのに必死で、
既成概念で凝り固まった脳ミソ…こりゃ、いかん!

各方面でご活躍の皆さんと
構える事なく話し合えるこういった時間を
大切にしていきたいと改めて思い、
会の益々の発展を祈って、一本〆!
今後当面はそれぞれが講師を務めての勉強会となりそうです。

ところで、
皆さんはどのような休日をお過ごしでしたか?
明日は月曜日。
公私共に忙しい週になりそうですが、張り切って行こう。
「キープスマイル!」


着ぐるみが可愛い、町職員さん。

平成13年10月27日(土)      南へ北へ南へ西へ。

と、まぁ、奔走した一日でした。
奔走理由は大いに自己責任ですが…。
(何故って?…そ、それは)

先ずは朝9時から始まった
『第4回・川副町・健康福祉まつり』の
来賓出席。

会場の入り口を入ると同時に、
食生活改善推進委員の方から、
減塩醤油の作り方や
手作りおやつのカリントウを頂きました。

ついでに、栄養士さんに
体脂肪計で測定してもらったら、
理想的、スポーツ選手並だって!
パンストを脱げなかったので、
正確ではない事を付け加えておきますが。

さて、式典では国民健康保険優良所帯表彰、
社会福祉協議会表彰に続き、川副中学校生徒による
ホームヘルプ活動体験発表が5名の生徒からあり、
訪れた先での戸惑いと優しさがあふれた
触れ合いが述べられていました。

会場の外には中学生が共同募金活動。
私も箱の数だけ募金して、黄色い風船をもらい…

あっ、そうそう。写真の犬か?ロバか?
ちょっと分からん着ぐるみを着て頑張っていたのは
町の職員さんです。カメラの前で恥ずかしそうに、ハイパチリ。
きっと暑かったと思います。ご苦労さま!

その後は娘のテニスの県・新人戦を見に
県総合グラウンドに車を飛ばし、駐車したまでは良かったのですが、
「何か違う???」
それもその筈、社会人の親善大会でした。

じゃ、高校生は?受付で聞いたところ、
市営コートでやっているそうで、また、また、南下一直線。

「やってる、やってる・・・・」
受付で聞いたら、娘の学校はエントリーしていない・・・???
確か、今日試合の筈なのに・・・今日は練習かな?
折角、果物の差し入れを持って来たので、
学校まで行ったら、テニスコートは誰もいない・・・。

訳が分からんで、学校の受付で訊ねたら、
森林公園で試合があっているとの事。
訳の分からん早飲み込みは私でした。
頭の中で県総合グラウンドとばかり思い込んで、
娘の話を良く聞いていなかった。

で、今度は車を一路西へ。
着いたら丁度、娘の3回戦が始まるところでした。

知り合いのお母さんも見えていて、話しながらの観戦でしたが、
心の中は観戦どころか、はやりわが子の試合。
しかも、毎日の練習を知っているので、手に汗を握ります。

「ダブルハンドのバック打ちは威力あるじゃん」
「サーブのトスはもっと高く・・・」
「顔が上気している・・・落ち着いて・・・」
とかを、心の中でコーチしながら、応援です。

3回戦を粘り勝ち。(何事もそのくらい粘れよ・・・)
その後も勝って、シングルベスト8に残ったようです。

明日は雨のようなので、
11月3日に優勝戦まであるそうですが、
ダブルスも勝ち残っていました。(出来過ぎではにゃぁか?)

夕食の時、好物の果物アラカルトをホテル並に綺麗に剥いて、
『祝・ベスト8』の旗を立ててあげたら
「わぁ〜きれい」と歓喜していました。
(よしよし、果物代を清水の舞台から飛び降りて骨折しそうな甲斐はあった)


平成13年10月26日(金)    議員互助会。(議員定数削減に賛成ですか?反対ですか?)
                    そして、若木町へ。

今日は月1回の議員互助会の定例会です。
千葉県の幕張メッセでの議員アカデミー研修に参加された
原口議員からの研修報告を受け、その後
議員定数について話し合いました。

さて、議員定数削減に付いて私の見解を述べてみます。
ある議員は、
「 区長会などでも、議員定数削減の意見があがっている…我々の方から…」 と。
住民直接請求が出る前に、議員の方からという事でしょうか…。

また、ある議員からは「世の中の動きを考えて…」 とか、
「議会が住民にどのようにうつっているか?
機能していないのなら20人は多い…」とかの意見がでました。

でも、議員定数が減るってどういう事なのでしょうか?
先ずは、経費の削減ができます。
( ちなみに、川副町の法定議員数は26人で、現在、20名を条例で定めています。)

川副町の議員報酬は月額27万1千円。
期末手当、諸経費もありますから、年間では500万円程度。
仮に2人削減で、年間1000万円の経費削減ができます。

我々議員としては、議員の質を向上させて行くことが大切で、
条例の制定など、分権の時代を担う地方議会・議員の役割が
大きくなっていくのは確かな事です。

議員定数に関しては、
現議員の判断で( ある意味かっこ良く、いさぎよく )
削減案を出して条例改正するのは無責任だし
「 20人が18人になっても、16人になっても
どうって事ないや! 」 となれば、削減すべきです。

もう一つは少数精鋭という事ですが、
数が減って、資質が上がるのならいいのですが、
川副町ではどうかな?と私は思います。

しかし、その前に考えなければいけない事は、
議会とは住民を代表する大切な機関であり、
経費は町財政の中で確保されるべきものなのです。

それを単なる人件費削減と見なしたり、
住民の声を届ける筈の議会から
住民の声を十分に聞かないまま削減案を出したり、
執行部主導だったり、単に全国的な動きとするのは、
ちょっとおかしいんじゃないかな…と思います。


『公務員定数・給与の適正化と、公選により選出され
住民意志を行政に反映する代表機関を構成する議員の定数とを
同列に論じることはできない』

こういう意見を言うと、
わが身が可愛いのか?と思われがちですが、
私たち現職は議席を預かっているのに過ぎなくて、
主役は住民。 ( 当たり前の事ですが…)

ずっと今後に繋がっていく大切な事ですから、
15年4月の改選期に向けて、
皆さんと一緒に十分に考えていきましょう。

経費節減策として、
「定例議会などの費用弁償を廃止しても良いのでは…」の
意見を出しました。(定例議会の費用弁償は現在、1日1500円)
その他にも検討する事はあると思います。

互助会終了後に数人の男性議員から(私以外は全部男性ですが)
「白倉さんの意見がもっともだ…」とか、「僕もそう思う…」とか…。
住民に誤解されかねない意見でも堂々と言わなくては、と
私は思うのですが…。無責任な条例改正にならない為にも。

夜は武雄市・若木町の『若木51世紀倶楽部』(HPはこちらから)へ。
FM佐賀「のばなしラジオ」でお馴染みの
『えぐP』こと、江口美智子さんとお会いしました。(私の友人と同姓同名です)

この所、少々落ち込み気味の私は元気な彼女に
どうしても会いたかったのです。

1時間ほどの話の後の雑談も面白く、
ラジオの声通り、パワー溢れる彼女でしたが、
忙しい毎日、3人の女の子の母親、時間のやりくりの苦労話も…。
また、事故から肩が上がらなくて、2回目の手術も必要とか…。
しかし、明るい。

彼女の自己PRに
『イヤな事があっても、自分の都合でプラス思考に変えていく特技があります。
人生は一度・・・せっかく人間として生まれてきたのだから、
楽しい人生を送りたいと思っています。
いつも笑顔で楽しい日々を!! 』

モットーは「笑いと優しさ」だそうです。
「う〜ん、共通点が多いにあるなぁ…」と思いながら、
若木町を後にした私です。しかし、若木町は遠かった…。
『若木51世紀倶楽部』の皆さんお世話になりました。

明日は娘のテニスの新人戦県大会の個人戦。
公務が終わり次第、応援に…。
天気はどうかな?


平成13年10月25日(木)         開かれた議会を目指して。

朝夕は少々肌寒く、日中は汗ばむ陽気ですが
風邪が流行っているようです。お元気ですか?

さて、最近配られた議会だよりの名称が
『かわそえまち議会です』に変わったのに
気付かれました?いかがでしょうか?

また今回、町民の皆さんへのアンケートを挟み込んでいます
広報を手に取って、ページを開いていただかない事には
どうしようもないのですが…。

議会広報に関して幾つかの質問と
読者の皆さんのご意見を伺いたくて実施しました。
班長さん、区長さんに11月25日までに
宜しくお願い致します。

寄せられたご意見は、広報委員会で検討して
でき得る限り取り組んでいきたいと思いますので、
忌憚のないご意見をどうぞお寄せ下さい。
より親しまれる紙面となるよう努力致します。

それと、今回の35号から賛成議員、反対議員の議員名も記載しています。
次会(36号)からは賛成、反対を紙面で分けて、
それぞれの討論内容も掲載します。(紙面の関係もありますが)

議場での発言を責任あるものとし
個々の議員の見解をお知らせするのも大切な事ですから。
全員協議会で話しましたが、
特段ご意見が無かった事は賛成との委員長判断です。

それともう一つ、裏表紙に写真を載せていますが、
役場3階の傍聴受付けに『目安箱』を設置しました。
町議会について皆様のご意見をお聞かせ下さい。

行政への提言箱はあちこちで見かけますが、
議会への目安箱を置いたのは、
おそらく当議会だけではないかと思いますので、
傍聴していただいた際や、普段お気付きになられたご意見をお寄せ下さい。
無記名でも良いですし、
記名があり、望まれる方には返答致します。

また、以前からの掲載ですが、
『町民の声』として傍聴者からの寄稿を載せています。
辛口もいただきながら、率直な感想を書いていただいています。

川副町議会は傍聴者が多くなり、
グループで気軽に見える方もおられます。
『開かれた町政の扉は町民の関心から』で、
私たち議員も情報を発信していきます。

来年4月からは役場ロビーでモニター中継をする予定です。
これも以前から言っていた事ですが、他の自治体に先を越されました。

ケーブルテレビに関しては、3年ほど前には
時代の先取りをしない方に、ほとんどバカにされたのですが、
検討していきたいと思っています。


平成13年10月24日(水)      臨時議会。& グランドゴルフ大会。

9:30から第3回の臨時議会が開かれました。
公共下水道工事の請負契約締結の可決。
戸ケ里漁港修築工事請負契約の一部変更の可決。
専決処分の一般会計補正予算の債務負担行為を承認。

下水道は川副中央幹線1期工事を竹中・高森建設共同企業体に
1憶1340万円(消費税込み)で落札したものですが、
請負金額は96%、工事箇所は297、6m。
約300mで1憶1340万円かかる下水道工事です。

戸ケ里漁港(通称、避難港)の
物揚場のコンクリート板の取壊し処理費が
層厚の変更により、処理費が130万ほど余計にかかるものです。

専決処分に関しては、
10日の開催された全員協議会で説明を受けていましたが、
議会とは何のか?議会の機能とは?を考え、
全員協議会の在り方を感じずにはいられない私でした。

首長には予算執行権があり、専決処分も法で守られています。
執行部の見解は理解するのですが、
それと議会の機能とは別問題で、馴れ合いは禁物だと思います。
『議会召集の暇(いとま)がない…』 とは??
専決処分の日が10日。全員協議会開催が10日。
尚更です。

午後からは1市2町(大川市・諸富町・川副町)の
グランドゴルフ大会があり、昨年に引き続いて川副町が優勝。

大川市には2名の女性の議員がおられますので、
いろいろと話しをし、意見交換。
昨夜、神戸から帰ったばかりなので、少々疲れ気味です。


平成13年10月21日(日)〜23日(火)    神戸に帰っていました。

21日は朝から雨…。
福岡空港から関西空港に向かう飛行機は
外国人の乗客が多かったせいか、搭乗チェックも厳重で、
「隣りの人はナニ人だろう…?」と私もいつに無く座席で神経を使かい…
単なる旅行客のようで「ウエルカム!」です。

ところで、雨の日のフライトは雨雲を突き切った時に
運が良ければ、丸い虹を見ることがあるそうです。
今まで一度も丸い虹に出会った事はありませんが、
いつかきっと!と思えば、雨の日の飛行機も楽しみです。

さて、私事で恐縮ですが、
早いもので亡兄の忌明けの法要を終えました。
関西では忌明けの事を満中陰と言います。
関東、関西それぞれに住んでいる兄や姉が集まり、
義姉さんも元気そうで、なりより安心しました。

一日余分に時間を貰い
神戸の実家には兄たちも泊まり、
いろんな話をしていると、幼い頃にタイムスリップしていきます。

で、今日は23日。
一人の兄は昨日東京に帰り、
下の兄は今朝、関西での用事を済ませて帰京。

そして、千葉に住むすぐ上の姉は16:00発の東京行きに乗り、
私は17:40発の福岡行きで、
それぞれの家に帰っていきます。

姉を見送ってから、伊丹空港ロビーで打ち込みをしていますが、
こんなにゆっくりとロビーに座っていたのも久し振りで、
飛行場が見える景色はパノラマ。

今、夕陽が沈もうとしています。
夕陽はオレンジ色の光を放って雲を染め…とっても綺麗です。
西方浄土があるのなら、きっと、あの雲の彼方でしょう…。

もうすぐ搭乗案内があると思います。
このHPをご覧いただいた時は佐賀に帰っている頃かも知れません。

フライトが日没後だったのですが、それは地上での話…。
空高く上るともう一度夕陽が沈んでいくのを
今度は上から見ることができ、とっても得した気分でした。

窓際の席が取れたので、街明かりが綺麗です。
海岸線沿いの灯りは今流行りの繊細なビーズ細工のようでした。

そんなこんなで、このところ不規則なUPで済みませんでした。
明日は臨時議会と午後からは1市2町のグランドゴルフ。
日常の生活が待っています。

一日一日を大切に生きて、そして、
でき得る限り自分に正直に生きて…悔いのない人生…
それほど贅沢で幸せなことはないのでしょうね…。


平成13年10月20日(土)    星野村での触れ合い。& 今日もいろいろ。

人生いろいろ…なんて歌がありますが、
今日も今日とて慌しい一日でした。

そしてまた、午後からは何と用事は3件が重なってしまい、
是非行こう!と思っていた生涯学習 『この指とまれ』 に
行けませんでした。

『この指とまれ』 は生涯学習研究者の
三浦清一郎先生が主催されていて、非常にレベルの高い勉強会です。
学校選択制を取り入れられた教育長ともお会いしたかったのですが、
一番最後に入った予定が、
来年3月の『アバンセフェスタ’02』の予算ヒアリングで、
私たちのグループが共催イベントの申請を出していますので、
代表の私は欠席するわけにはいかず…。

さて、昨日の星野村行きですが、
婦人会の女性セミナーに講師として招かれて、
200人ほどの会員の方とお話してきました。
若い方も沢山見えておられて、
途中、何度かの爆笑を誘いながら、お話させて戴きました。

助役さんや議長さん初め多くの来賓の方の前での講演でしたが、
会員の皆さんも最後まで熱心に参加して下さり、
暖かい触れ合いに感謝しています。

星野村を後にしたのは21:30時を過ぎて、
山間の道を多くの星に見守られながら川副町まで帰ってきました。
『星のふる里、星の村』へのご案内はこちらからどうぞ。


平成13年10月19日(金)      介護保険シンポジウム。& 星野村へ。

10時から佐賀市文化会館で、
『全国介護保険広域化推進会議 in さが』の
シンポジウムに参加してきました。

午前中の基調講演は
堤修三氏(厚生労働省老健局長)による『介護保険と地域の自治』
続いて、
滝野欣弸氏(総務省大臣官房審議官)の『地方財政をめぐる諸課題』 

講演内容は長くなりますので書きませんが、
14:00から始まったパネルディスカッションが興味深かったです。

と言いつつも、最後までは居れずに、
星野村に向かいました。
星野村での話は明日にでも・…。


平成13年10月18日(木)        駅弁の想い出。

子どもが幼かった頃に家事をサボりたくなった時、
駅弁を買って来て、家の中は電車に早代わり。

椅子を並べて電車の座席を作って…水筒にお茶を入れて…
旅行気分で、あれこれ話しながら駅弁を食べるだけですが、
幼稚園生だった子どもは喜んで、私も喜んで…たっぷり触れ合って。

子どもが幼いご家庭のお母さん、
「食事の用意がしたくないなぁ…」なんていう時は試してみて…。
楽しい想い出として残っているみたいで、一石二鳥。

それから、今日腹が立ったちょっとした出来事。(早よ言えってね)
自動販売機で紅茶のボタンを押したのに、
出てきたのは隣の○○茶で、130円也。160円入れたのに損じゃんか!
飲みたくもない○○茶が出てきて、おまけに30円の損に
大した事でもないのに、納得できない私でした。(責任者、出て来〜い!)

今夜も星が綺麗ですね。
冬の星座が夜空を覆うようになりましたが、
まるでプラネタリュームの中にいるような…。
「佐賀でこんなに星が綺麗に見えたっけ?」

星といえば明日の夜は星野村まで行ってきます。
天体望遠鏡を覗いて来ようかな…。


平成13年10月17日(水)      総務委員会。

今日は9:30から総務常任委員会。
時間を勘違いしていた私は慌てて家を飛び出しました。

総務委員会の中で、
狂牛病の事を訊ね、その後の確認をしましたが、
川副町の学校給食の今までの牛肉ルートは
町内2家からでJAを通しています。

町内畜産家及び、
JAでは感染の主因とされている牛骨粉資料は
いっさい使っていないと言う事ですので、ご安心下さい。

県下の『学校給食会』は、
今後オーストラリア産の食牛を使うと方針を出していますが、
果して最善策かどうか…今後の安全確認は?
安全が確認されている佐賀牛を多いに使うべきだと思うのですが…。

遺伝子組み替え食品といい、今問題の狂牛病といい、
こういう問題があがる時こそ、
目に見える生産者…安全性などの付加価値を求め、
地産地消を推進する最大のチャンスでもあるのです。
農業政策はどうなってるの?と言わざるをえません。

午後からは委員会内部で11年度決算の
勉強会があり、17時過ぎまで続きました。

今日も小雨が残り、
役場までの道に咲いているコスモスが
雨に打たれて傾いていました。

コスモスの花言葉は「可憐。純真な心」
花びらは雨に打たれて震え、茎も倒れそうになりますが、
倒れそうで倒れなくて、次々に蕾をつける
可憐な反面、強い花でもあります。(ん?誰かに似ているって?)

夜風が少し冷たくなりましたね。
風邪を引かれませんように……。


平成13年10月16日(火)       町村議員研修会。& 潤滑油。

今日は佐賀市文化会館で町村議員の研修会。
朝10:30から始まって、
佐賀県下の町村議員が一堂に集まりました。

午前中の講師は川島正英氏(地域活性化研究所代表)で、
演題は「分権型社会づくりと地方議会」

正直言って少々単調な話振りで
退屈でしたが、

話の要点は「タテからヨコの社会へ」
・ 都道府県と市町村
・ 自治体と住民
・ 議会と首長(行政府)
なかでも、地方議会は自治立法制定権、首長へのチェック機能などで
原点に立ち戻る改革を迫られているのではないだろうか。
という内容でした。

また、話の中で
麻生 福岡県知事の「分権をゆがめるような法はいけない」と主張された事や、
貝原(元)兵庫県知事が「中央集権制限法を県議会でつくるべきだ」と
言われた事などが紹介されていましたが、
貝原元知事の主張は私のふるさと兵庫県という事もあり、
よく存じていました。

国に対して堂々と異論を述べる県知事は
今後、地方分権を推進していく上で、増えていく事でしょう。
また、そうあらねばと思います。

午後からの講師は河崎曽一郎氏(政治ジャーナリスト)で、
演題は「国際テロ事件と小泉政権の緊急課題」
今後の政局(衆参同時選挙)の話とか、
首相公選制、憲法改正の話(改悪にはならないように)などが続きました。

面白かったのは、午後という事もあり
それまで居眠りしていた議員が、『選挙で役立つ話』になると
ガバっと起きて、盛んにメモを取っていた事。

では、その役立つ話をHPをご覧の方に・・・。
・ 選挙用のビデオを撮る(長くても15分)
  地方議会では政権放送が無いので、自作のビデオを。
  ビデオの頭と真中と最後の3ケ所に1分づつの政権を述べ、
  後は取材、インタビュー等の動きのあるものにする。

・ カメラ目線はレンズの下半分に。

・ 人と話す時は、目線を相手の鼻の下に置く

さぁ、あなたも次会の選挙の時は
政権ビデオを作ってみませんか?

研修会が14:30には終わったので、その後、
川副町議会は千代田館で懇親会をもちました。(勿論、自費です。念のため)
昼食後あまり時間が経っていないので、みんな食傷気味。

早くから始まったので、一次会は18時前には終わり、
その後は面々にニ次会に。
私は自分の車で行っていたので、千代田館に車を置かせてもらい
先輩議員の行き付けの店にご一緒しました。

店のママさんから
「テレビで白倉さんを見ていたけど…」と歓待していただいて、
お土産まで貰ってしまいました。

その後、会議に遅れて参加。
あっ、飲酒運転じゃありません。
あまり飲んでいないし、十分に覚めています。(関係者が見ているといけないので)
で、先程帰宅して洗濯機を回しながらの打ち込みです。

アルコールに任せて普段言えない事や、政策論争も…。
時にはお酒が潤滑油です。(度々じゃん…夫。まあ、まあ…私)

今日は一日中雨でしたね。
庭の水やりが助かり、植木も十分な雨に喜んでいますが、
犬のロッポは憂うつなようです。
私が帰って来るなり、「家の中に入れてくれ〜」とばかりに
裏の網戸をガリガリして存在をアピールしています。(ったく!)


平成13年10月15日(月)      金木犀のかおり。

本日は晴天なり。
お布団を干して、家中の隅から隅まで掃除をして、(お客さんが来る時だけかい?)
カーテン越しに入って来る風が何とも気持ちいい…

こんな昼下がりは
本を片手にソファーに転がりたいところがけれど、
そうもいかなくて会議に出掛け、その後は事務処理。

で、約束の時間の20時過ぎに黒木町から6人のお客さんが見えて、
初対面とは思われない親しみが感じられ、話も弾みました。
来月、黒木町にお邪魔しますね。

ところで、夕方帰宅した夫と娘が口を揃えて
「家の中、ピッカピッカ!お客さんがしょうちゅう来るといいね…」だって。

今日、佐賀大学の公開講座の環境問題で
木下市長の講義のお誘いを受けていましたが、
来客の為、参加できずに済みません。
首長が環境問題への取り組みを大学で自ら公開講座されるなんて、
凄いし、佐賀市の政策がうかがえますね。

環境問題といえば、話は変わりますが、
今日から熊本大学の研究グループ(滝川清教授)が
干潟と環境保全の研究を有明海で始めました。
干潟を耕して、空気が混ざる事により環境保全になり、
有明海の干潟を見直し、再生させようというものです。

またまた話は変わって、今日のSTSニュースで
『IT企画・HPが議論の場』があっていました。
9月議会の福祉部のほほえみ館への移転問題の時に
議員がHP上で討論していた事を取材されていました。

佐賀市の千綿正明議員がインタビューに答えておられましたが、
詳しくはご本人のHP(今日の出来事)をご覧下さい。(こちらからどうぞ)
「肥えて映って…」などとおっしゃっていますが、
なかなかどうして、堂々と映っていました。(なぐさめになっとらんか?)

テレビの中のテレビ画面で、
他の議員のHPが映っていましたが、
私のよもやま話も開いてくれてて、有り難う!
数分の放映でしたが、ビデオに取ってあります。
ご覧になりたい方はお貸しします。

夜にベランダに出ると、あぁ、良いかおり…。
何処からともなく、金木犀のかおりが…。
今日はよけい漂ってくる…。
花のかおりを強く感じる時はお天気が崩れて来る時だとか…。
雲で空気が上空に動かないからだそうです。

どうりで今日は朝から頭が痛かったけど、
大好きなかおりが私を包んでくれて、しあわせ!
金木犀とシャネルNo5の香りが似ていて、モンロー気分です。


平成13年10月14日(日)   幼稚園の運動会。& 老人会。& エトセトラ。

んっんん…頭が上がらない!完全に寝不足です。
一度起きて、再びうつらうつら…
おっといけない!寝過ごすところでした。

秋晴れの今日は中川副幼稚園の運動会。
幼稚園となるとお父さん、お母さんも一段と若〜い!

入場門の前で、「断固、出ない!」とぐずる子がいて、
最初はなだめすかしていたお母さんから
仕舞いにはハタかれて、益々号泣している園児。
年少組のかけっこと見ていると、
豆タンが転がって行くみたいです。(可愛いなぁ〜)

プログラム7番目に早速に来賓種目の「変身ごっこ」。
スタート後に引いたカードで指定された色のマント、ベルト、仮面を付けて、
仮面ライダーに変身するのですが、
「お宝探し」が定番の来賓競技にしては、ちょっぴりハードで面白い!
風で飛ばされたマントを拾いに行ったにもかからわず、順位は勿論……。

子どもが幼稚園で母の日や父の日に作ってくれた
プレゼントを大切に取ってあるのですが、
幼稚園でそういうのを作る時って、
きっと、喜ぶ親の顔を想像するのでしょうね。
だからどんなに不器用で壊れかけたプレゼントでも、
飛び上がるほど喜んであげてね。(そういえば、うちの息子は不器用だったなぁ)

四六時中親と一緒に居たい気持ちと、独立心の芽生えと
よ〜く見ると幼稚園生って、哲学者みたいな顔をしています。

さて午後からは、『中川副老人クラブ物故者追悼法要』へ。
今年度13名の会員の方がお亡くなりになりました。
よく存じている方のお名前も物故者名簿に書かれていて、
改めて淋しい気持ちがします。
物故者の皆さんのご冥福を心からお祈り致します。
お世話になり、有り難うございました。

その後、所用を済ませて帰宅。
頭の中では「町議レポートの作成は?急いで…」と
もう一人の私がガナリ立てるのですが…
その声を無視したかのように、仮眠。(熟睡だよとの声も)

夕方、知り合いの会社に昨夜置いてきていた
夫の車を取りに佐賀市内まで。
ついでにお気に入りの店で夕食を…という事になり、
助かりました。

そんなこんなの一日。
夜は『町議レポート』の原稿づくりを頑張りましたよ。
今回は「市町村合併」と「佐野公園整備事業」がメインテーマですが、
どちらも川副町の方向性を左右する
大きな、大きなテーマです。

明日の夜は黒木町からの来客があり。となると、
初めてのお客さんなので、大掃除の必要あり…
そう、書類が散乱(と、夫は言う…私は置いてるだけとの言い分)
水まわりの掃除もちょっと怠りがちで…。

ところで、夕方とんと冷え込むようになりましたね。
短パンでは肌寒く感じられる今日この頃です。(なんちゅう、挨拶かいな)


平成13年10月13日(土)    カラリス研修会。& 腹の底まで…。

13:30から始まる『カラリス in SAGA』の研修会の準備のため、
本部役員は婦人会館に10時に集合。

『カラリス in SAGA』とは地域リーダー養成セミナー受講生が
セミナー終了後に残って任意に組織された会で、
県内170名ほど、12期生までいます。

皆さんそれぞれに忙しい方ばかりで、
当日不参加の連絡もあったりもしましたが、
今日の研修会に70名ほどの参加をいただきました。

『私たちのまち(人)の再発見 〜いいとこ見つけよ!〜』の研修の中で、
それぞれの地域で活躍しておられる女性にスポットを当てながら、
地域の掘り起こしなど、多くの事例発表をいただきました。

今日時間が足りなかった分は
それぞれお互いの連絡という事で、研修会は盛り上りました。

その後の理事会では、
来年の『アバンセフェスタ’02』に向けての話し合いをし、
様々な意見をいただきました。
皆さんのアイディアや意見を最大公約数で集約した
楽しい企画を練っていきたいと思いす。

その後は川副町女性塾の仲間と、
『情報公開条例勉強会』で来ていただいた講師の方々との
ご苦労さん会、兼、感謝会、兼、交流会。

お忙しい時間をやりくりして集って下さり、
レベルの高い話、目からウロコの落ちる話・・・・
時間はまたたく間に過ぎていきます。
で、1次会で終わるわけもなく、2次会、はたまた3次会まで。
帰宅したのは2時。

お腹もいっぱい!で、腹の底から笑い、話し、
とっても楽しい時間でした。(恒例にしよう!なんて話がありますが…うん!)

留守番に帰ってくれた息子が餃子を作って
妹と食べてくれていましたが、
材料費500円立て替えにお父さんから5000円貰って
思わずエビス顔の息子でした。(ごくろうさん)
仲の良い兄妹です。


平成13年10月12日(金)       省益有って、国益無し…。

さて、昨日は・・・・

国の財政難が大きな引きがねで、
今、市町村合併論議が真剣にされてますが、
どこの自治体でもダイオキシン恒久対策工事を急いでいる…

先程も述べたように国の補助事業。
どうしてゴミ処理施設の広域化を推し進めないんだろうか???
で終わりました。

こう言うのを経営学で
サブオプティマイゼーションと言いますが、
部内の事だけを考えていたら会社はつぶれるという意味です。
省益(各省庁)や局益(例えば、河川と土木とか)有りて、国益無しです。

ダイオキシン恒久対策事業にしても、
総務省が市町村合併や広域行政を推進するならば、
環境省はゴミ処理施設の広域化を真剣に推進すべきだったと思います。

だいたい、日本のゴミ処理施設は1800以上有ります。
ちなみに、アメリカでは150、ドイツは50ほどです。
佐賀県だけでも20施設ほどあります。

ドイツではダイオキシン規制が0.1ナノグラム以下ですから、
平成14年12月からのダイオキシン規制値だって、
ドイツの50倍や、10倍。
世界的にみていつまで通用するか?です。
地球温暖化の速度を見ても、私は5年後でも厳しいと思います。
その時点で日本は又考えるのでしょうね・・・

思い起こせば、以前は同じ道路が
別の公共事業で繰り返し掘られていた事がありますよね。

国の財政破綻の声が聞かれても、
総務省が市町村合併を推し進めても、
全くもって、サブオプティマイゼーションです。

地方行政に経営感覚を求めるなら、
中央行政も当然です。

この所、
石部金吉(イシベキンキチ)のよもやま話が続きました。
そう、か弱い(えっ?)地方議員は怒っている!のです。


平成13年10月11日(木)      ダイオキシン恒久対策。

『川副町・東与賀町清掃センター』で
「排ガス高度処理施設・灰固形化施設整備工事」の竣工式典が
昨日、晴天のもとで執り行われました。

この工事は総額 6憶7305万円の工事で、
国の補助事業で、2憶2千万ほどを両町で負担します。
平成12年7月に着工、13年の9月に竣工しました。

じゃ、何故この工事を…それは
ダイオキシン排出濃度基準は、現在80ナノグラム以下。
平成14年12月から
新設炉で1ナノグラム以下、既存炉で5ナノグラム以下に
定められる事による工事です。

当センターは既存炉の対策工事で、排出基準は5ナノグラム以下ですが、
当初から1ナノグラム以下の設計で進めました。
2炉対応という事で、工事費としても1ナノグラムに対応するのに、
2000万円ぐらいの工事費の差だったと思います。

14年の規制を前に、川副町・東与賀町の清掃センターでは
ダイオキシン排出量を減少した事になり、
試運転の段階では0.65〜0.8ナノグラムほどの排出と
聞いています。

後は、ゴミを出す側の意識次第で、
排出量を抑える事ができます。
そこで、竣工式でもリサイクルの推進という言葉が聞かれました。

リサイクルの推進は大変重要な事です。が、
しかし、です。自治体の財政負担を考えると…

リサイクル品目やリサイクル量が増えて行くほどに、
自治体の財政負担が増えるのは確かな事で、
国や企業に対して意見を言っていかなければ、
環境問題の根本解決にもなりません。

例えば、ペットボトルをリサイクルするのに、
収集、保管などで自治体が負担する費用は
1本当たり20〜50円と試算されています。

洗剤だって、詰め替え用よりも
安売りされているボトルを買うのが消費者です。

ちなみに、川副町・東与賀町のリサイクル対策費を
決算書、予算書から拾うと……
平成11年度では、1829万9000円。
12年度は、2234万6000円。
13年度予算では、
プラスチック処分委託の274万8000円が新たに加わり、
2661万1000円です。

無責任とも言える国のリサイクル法に対して、
リターナブルの推進、デポジット制の導入など…
地方からどんどん意見を出していかねば…と思います。

それともう一つ…
国の財政難が大きな引きがねで、(と、私は思います)
今、市町村合併論議が真剣にされてますが、
どこの自治体でもダイオキシン恒久対策工事を急いでいる…

先程も述べたように国の補助事業。
どうしてゴミ処理施設の広域化を推し進めないんだろうか???

余りにも長くなりますので、
明日までに考えを短くまとめておきます。

UPが遅くなってしまって・・・・
(言い訳を…)インターネットのサーバーへなかなか繋がらなくて…
タミングもあるでしょうが、この所しょっちゅうです!
では、では。

パワーが溢れる舞台です
実行委員の皆さん。妖怪ではありません

平成13年10月10日(水)   朝から晩まで…「元気を有難う!」

今日は朝から分刻みの一日。(ちょっとオーバーですが…)
朝から晩まで…のスケジュールでした。

先ずは、朝9時から『川副町・東与賀町清掃センター』で
排ガス高度処理施設、灰固形化施設整備工事の竣工式典に参加。

平成14年12月からのダイオキシン排出規制の対応する為の施設ですが、
住民の健康に直結した事ですし、財政負担も含めて
明日に詳しくお伝えしたいと思います。

その後は全員協議会。
議会とは何のか?議会の機能とは?を考え、
全員協議会の在り方を感じずにはいられない私でした。

首長には予算執行権があり、専決処分も法で守られています。
執行部の見解は理解するのですが、
それと議会の機能とは別問題で、馴れ合いは禁物だと思います。
その当たりの意見を述べせていただきました。

その後も約束が入っていて、
車であっち行ったり、こっち行ったり……。

夜は三日月町にある『ドゥイング三日月』で開演された
劇団ふるさとキャラバンの
『瓶ケ森の河童(かめがもりのしばてん)』を見てきました。
自然破壊がテーマです。

私は後片付けまで残れないので夫と別々の車で行き、
18:30開演だったのですが、
用事を済ませて会場に着いた時は丁度、中休みでした。

ロビーを歩いている河童の顔に見覚えが…。
あちらには馬が…ヒヨコも・…見覚えのある面々。
取り囲んでいる子ども達が嬉しそうです。

川副町での公演の時も何かと協力していただいた
『佐賀きゃらネット2001』のみなさんでしたが、
扮装が良く似合う事!写真でご覧の通りです。(ハマッテしまいそうだって?)

ストーリーも良かったですが、劇を観ている子どもたちの目が
キラキラ輝いていたのが印象的でした。

ふるさとキャラバンの皆さんも、実行委員ボランティアの方々も
皆パワフルです!

元気とは文字通り、気の元と書きますが
側に寄っただけでこちらが元気を貰います。
一日の疲れがいっぺんに吹っ飛んだ私です。
楽しい時間と元気!を有難うございました。

お陰で元気満々に帰宅。
この勢いで、未だしていない洗濯と、一日分の家事をやっか!(Oh!)

留守番をしてくれていた息子が、”ロッポ誤認騒動”の事や
何やかやを妹から聞いて、再び二人で大笑いをしたそうです。

なんでも、息子は近々アメフトの九州リーグの優勝を
かけた試合が九州大とあるそうです。
飛びっきりのチェアガールが(深く考えないで)応援に行ってあげよう!

試験前で劇を観に行けなかった娘にホットケーキでも…。
講演の資料づくり、理事会の資料づくりなどで、
私も未だ未だ布団に入れそうにありません。
読者の皆さんはもう夢の中ですよね。いい夢を!


笑顔ですが、あがっています

平成13年10月9日(火)    『市町村合併・とことん話し合おう!』

昨日開催された
『市町村合併・とことん話し合おう』の報告です。

シンポジュウムは13:00からでしたが、
私たちは12時に集つまり、お弁当を食べながら雑談。
コーディネーターの三浦先生とは久し振りでしたが、
爽やかな笑顔にお会いする事ができました。

三浦先生のお話では、私も存じ上げている
福岡県の教育長が『学校選択制』を取り入れられて、
教育改革に取り組んでおられると聞きました。

さて、13時から始まった『とことん話し合おう・・・』
先ずは三浦清一郎さん(生涯学習研究者)の
基調提案「広域行政をめぐる基本問題」
歯切れの良い口調で、市町村合併の問題点と提案を
見事的確に話されていました。

続いて、古賀醸冶さん(新しい佐賀を考える住民会議座長)の
「現況下における市町村合併に向けての取組み」
住民会議のこれまでの取組みが話され、
「市町村合併協議会」設立の署名運動では1市4町で
約33000人の署名を集め、有権者の23.65%になるとの事。

集まった署名は
川副町では10月3日に、その他は4日に選管に提出され、
20日間の署名検査を受けて、11月初めに住民発議。
12月議会で付議される予定である…との報告を受けました。

さて、いよいよシンポジュウムの始まり…
コーディネーターから「第1回目の発言は、キーワードを…」と
突然に指示され、頭の中にジズソーパズルを入れ替えて…
坂井代議士(自民党)、原口代議士(民主党)、と続き
ドキドキで、喉もカラカラ…

で、私のキーワードは「情報公開」と「国・県への提議」
一つは置かれている状況(国の状況も含めて)の住民に対しての説明責任
他方、大きな責任として、
県、国に対して提議する責任です。

さて、市町村合併ですが
これは車社会、情報社会などによる生活形態の変化を考えても
市町村再編成が必要です。生活圏と納税自治体が一致するのが望ましい。
それと、はやり徹底した行財政改革が必要です。

市町村合併論を地方分権の受け皿論だけで論議していくと、
今の生活に特別な不自由が無い限り前に進みません。

市町村合併して大きな構想でまちづくりをしていく…
将来あるべき姿を皆でつくっていく…
それには財源と権限が必要です。

県に対しては、
合併して足腰の強くなった市町村に対して
もっと権限を委譲していただきたいのと、

国に対しては、
合併後5年間はそれぞれの自治体に合併前と同じ額の交付金
その後5年間で段階的に削減していくという
合併特例法に地方交付税の特別措置があるのですが、
問題はその後です。

もともと赤字自治体が集まるのですから、
もっと自由に使える財源の確保が今後必要です。

市町村合併として行政能力を高めた上で、
国と地方の役割分担を明確にしていきましょう…という事です。


自分たちのまちに必要な事業は自分たちで決める!
紐付き補助金ではなく、税配分の見直し論です。

現行の3層税制(国・県・市町村)を一本化し、課税・徴収して、
按分すれば良い。(第三者委員会などをつくる)
その論議を進めていく責任が首長、議員としての課題です。

財政の配分も透明化して、地方の実情を反映して、
交付税削減だけが先行しないようにしていただきたいと思います。


紐付き補助金等の見直し…
地方分権の受け皿はできても
地方はそこの実情にあった財源が必要なのです。

それと、『陳情』…情を申し陳べる…お上そのものの言葉が無くならない限り、
「国と地方は対等」なんていうのは死語で、
要は国が財源を手放しきるか?
合併した地方を大人扱いできるか?です。

今日のシンポでも
「権限を与える…」「地方にお金をあげる…」なんて言葉が聞かれるのは
考え方が根本的に違っていて、すべて国民の税金なのです。

すみません。つい、熱くなってしまいました。
しかしそこの所を議論しない事には無責任な合併賛成議員です。

シンポジュウム終了後、交流会をしたのですが、
少々お酒も入って、本音中の本音の議論が続きました。
国と地方・・・
とことんの話し合いが必要です!

今日は どえらくカタイよもやま話 ですみません。
あっ、気付かれました? 初めての画像取り込みです。
百聞は一見にしかず…これから時々入れますね。(不慣れですが)

一日中、雨でしたね。
いかがお過ごしでしたか?


平成13年10月8日(月)  『市町村合併・とことん話し合おう』 『SAGAビジネスアンテナ』

先ずはお詫びです。
10/2のよもやま話でお知らせした
押田努さんのHPへのリンクが間違っていました。
何度も確かめたのですが、済みません。

で、もう一度…
『あるある佐賀の底力』でお馴染みの
押田忍さんから最近発行された、
シリーズ第3段『あるある・佐賀の底力 〜未来編〜 』
の巻末に『SAGAビジネスアンテナ』が紹介されていました。
何かキーワードを入れて検索してみると、各地の試みなど
アイデアを練るときの材料集めに役立つHPです。

ところで、今日開かれたシンポ
『市町村合併・とことん話し合おう』の報告ですが、
一旦帰宅後、呼び出しが入り…
おまけに9月分は消えるは…で、(なんとか修復)
UPがままなりません。

今日会場に参加されていた佐賀市の亀井市議からも
「まだですか?」と掲示板に書き込みがあり、
明日付けで(本当は今日なのですが)私なりの報告をします。
読者の皆さん、どうも済みません。(タイムリーに!…はい)


平成13年10月7日(日)    『バリアフリーディ in さが』 & 明日は…。

今日も良い天気!
先週に雨の為に延期になった河川清掃が8時からあったのですが、
私は佐賀市656広場に9時集合。

という事は…夫に河川清掃に出てもらいました。
この所いつも夫に出てもらっており、
今日も率先して、且つ、喜び勇んで(えっ)出てくれました。(ありがとう)

で、私は10時から始まる『バリアフリーディ in さが』の準備に…
すでに屋台班の設営が進んでいて、昼食が楽しみです。

10時から始まるフォーラムの進み具合が少々心配でしたが、
バリァフリーチェックに参加してくれた
小学生や高校生が良い発表をしてくれました。
9/15に参加してくれた多くの皆さんにも有り難うございました。

そのあたりの事や盲導犬バイロン君との触れ合いを
詳しく書きたいのですが、(面白い話もありますから、後日に)
如何せん明日は『とことん話し合おう・市町村合併』があり、
私もパネリストの一人として参加してきます。

で、市町村合併に関する資料を
もう一度読んでおかなければ…と思いつつも
身体と頭が付いていきません。

お天気が崩れていくのかな?頭痛がして、痛み止めを飲んだら
昨日の寝不足とあいまって、眠くて…眠くて…

今日参加された木原さん本田さん亀井さんのHPで
それぞれからの報告をご覧下さい。

今日は川副町にある『まごころ授産所』の方も見えていて、
私の顔を見付けるなり、駆け寄って来てくれました。
楽しそうな顔を見ていて、私の頭には
『川副町でやってみたい事』が浮かびました。(!! )

皆さんはどのような休日でしたか?
山歩き、温泉? いいなぁ…

では、明日。


平成13年10月6日(土)     佐賀郡6町のグランドゴルフ大会。

午前中は雲の広がった空でしたが、
午後からは陽射しも強くなり、そんな中
佐賀郡6町のグランドゴルフ大会が久保田町で開かれました。

6町でのグランドゴルフ大会は今年で2回目ですが、
第1回の去年は川副町の江口議長が郡議長会の会長ですので、
川副町で9月に開かれましたが、
私は胃潰瘍で倒れて、退院後すぐでしたので欠席しました。

う〜ん。そう言えば、胃潰瘍で大量に吐血したのは
去年の事だったのか…遠い昔のような気がします。
この所、急がし過ぎるから身体には気を付けなくては…。

で、グランドゴルフ大会の優勝チームは…
どこだっけ?…ごめんなさい…忘れました。
川副町は4位だったのですが…

郡内の県議会議員、各町の首長も揃って
ゴルフの合間に話も弾みます。

さて、明日はいよいよ『バリアフリーディ in さが 』が
佐賀市中央商店街の656広場(ムツゴロー広場)で
開催されます。

午前中は
『福祉でまちづくり委員会 in 656広場(ワイワイガヤガヤ) 』 があり、
木下佐賀市長、県議、佐賀市議をはじめ、
多彩な面々でディスカッションをします。

私は司会、進行ですが、
福祉のシンクタンクともいうべき方が揃うのですから、
面白いものに…と思いながら、
どう進めて良いのか…若干の不安があります。
まとめ役の斎場先生、どうぞ宜しく!

『バリアフリーディ in さが 』 の詳しい案内は
こちらからどうぞ。お出かけをお待ちしています。

明後日の8日(体育の日)は『市町村合併のフーラム』
これも責任重大。
頭の中はいっぱいですが…未だバラバラです。
案内はここをクリックして下さい。

話は変わって、
この所毎日表情を変えているお月様。
昨日、東の空から低く上がってくる赤いお月様は見事でした。
大きな大きなルナロッサ…。

今夜はこれ又、趣きのあるお月様。
レースのような薄い雲の帳(とばり)の向こうでした。
ご覧になりました?綺麗でしたよ。

一日一日と秋も深まり、朝夕には少し肌寒くなりましたね。
うたた寝をしてお風邪を召されませんように…
じゃ明日、656広場でお会いしましょう!


平成13年10月5日(金)       『らいちゃん』

先日のよもやま話のロッポ誤認騒動で、
読者の皆さんにはお騒がせしました。
てんやわんやはアンタの家だけだって?…はい

ロッポと間違えて我が家に来た時は弱っていましたが、
足腰もシャンとしてきて、随分元気になりました。
食欲も満々です。

貰い受けの手続きをしに行って、
「電柱にでも貼り付けようか…」 と犬の写真を撮って
いろいろ考えていたところ、
嬉しい事に!(意味は深い…)飼い主が見付かりました。

三瀬の管理センターに問合されたそうで、
管理センターの方から「とても弱っていた…」と聞かれて
心配されていたようです。
佐賀新聞の『探してます』欄にも載せてられました。

昨夕、玄関に繋いで置いたのを見に来られたようですが、
あいにく我が家は留守だったので、
お隣りに事情を言って一旦連れて帰られたようです。

そして今日、
らいちゃんが飼い主の車に乗って挨拶に来てくれました。
今までは不安と哀願の目でしたが、
助手席に座っている表情が全然違います。
まるで笑っているように嬉しそうで、尻尾を振ってくれました。

なんでも、居なくなったのは9月とかで、
ロッポと間違って連れて来るまでの間を
老いた体で さ迷っていた事になります。
足腰も余計ガタガタの筈です。

そう、犬の名前は『らいちゃん』でした。
カミナリをとても恐がるので、その名前が付いたそうです。
誰か知らん犬なんて、失礼な事を申しました。

優しい飼い主の元で、きっと長生きする事でしょう。
「これからは、ラッキーらいちゃん と呼ぼう…」と言って
喜んで帰られました。

すっかり!意気揚揚の夫です。
う〜ん。夫の間違いは良い事だったんだ…(それにしてもねえ)
老犬との不思議な出会いです。


平成13年10月4日(木)    アバンセ運営委員会。 & 良かった!

今日はアバンセ運営委員会。
ちなみに、アバンセとはスペイン語で(avance)前進という意味で、
公募された名前です。

佐賀市天神にあるアバンセは佐賀県立の施設、
運営は財団法人で、『女性センター』と『生涯学習センター』の
両方の機能をもっています。

運営委員は有識者、団体代表、一般公募(6人)の
14名で組織され、男女半々。知事から委嘱されています。

委員長には上野景三佐賀大学教授に、
副委員長には平田トシ子九州女子短期大学教授に
受けていただき、一般公募は佐賀市から3名、
東脊振村、西有田、伊万里市の皆さんで、
佐賀大学の学生さんもおられました。

このように目まぐるしく社会が動いていると
社会教育の意義は深く、
年間に多くの事業がされていますので、
時々、アバンセのHP(こちらから)を開いて見て下さい。

なお、川副町のHPにはトップページからアバンセに
リンクされていますが、
『女性センター』 『生涯学習センター』アバンセの事業を
広く住民に紹介するためにも
各市町村のHPから是非リンクして情報を提供していただきたいものです。

(号外)
ところで!
犬の飼い主が見付かりました。(探しておられたのです)

詳しい事情は分かり次第…取りあえずのお知らせです。

「誰か知らん犬」ではなく
「誰か知ってる犬」になり、良かった、良かった!・・・・良かったぁー!(ホッ)


平成13年10月3日(水)  多くの署名。& 広報委員会。& 我が家はてんやわんや…トホホ、困った。

と、まぁ、お知らせする事がいっぱい!
しかし困った!
何がそんなに困ったか…最後まで読んでね。

先ずは、
『合併協議会』設立を住民発議で要望する署名活動が
1市4町で8月31日から9月30日の1ケ月間
行われていましたが、川副町では80数名のボランティアが
動かれたようです。お疲れさまでした。

住民発議をするには有権者の1/50の署名が必要で
川副町では約300人分にあたります。
今日、期成会のメンバーから町長に届けられた署名は
3149人分でした。

これは有権者 5人に1人が署名した事になり
凄い事だと思います。
最近、「どうして署名すれば良いの?」なんて
聞かれる事もあり、時間があればもっと集まったものと思います。

12月議会か遅くとも3月議会に提案されますので、
我々議員も『合併協議会』設立の諾否を採決するにあたって、
この署名を真摯に受け止めなくてはなりません。

明日には佐賀市や残りの3町でも首長に提出されますが、
全体で有権者の2割の署名が集まる見込みです。

午後からは広報委員会。
今回から表紙も一新して『議会だより』というタイトルを
『こんにちは 議会です』 に変えようと決まりつつあります。

中身も「ありのままに、わかりやすく」していくように
努力、研鑚していきます。
今回アンケートを挟み込みますので、
どしどしご意見をお寄せ下さるようお願い致します。

しかし、困った!困った!!!!!
いよいよ本日のよもやま話のメインイベント。

月曜から我が家の駄犬(駄犬じゃ!)ロッポが居なくなり、
夫は「捕獲されている第六感が働く…」と言い、
今朝は8時過ぎるのを待って、あちこちに電話。

問い合わせた時に「どんな犬ですか?」と聞かれると、
「柴犬の雑種。中型。茶色。雄犬。
どこにでも居そうな有りふれた犬です」としか言い様がない。

捕獲はされていないようで、一安心はしたものの
「事故にでも遇ったのではなかろうか?」
と、心配していました。

夫は仕事先で重大な会議。
私は先程も書いたように、
午後から広報委員会が入っていたので議会事務局へ。

夕方、夫からTELが入り、
三瀬にある動物管理センター(ここに連れて来られた犬は3日後に・・・)からの
帰りのようで、「今日、北川副から捕獲された犬を車に乗せているけど
身体の具合が悪いのか?事故に遇ったのか?とても弱っていて、
ロッポと思うけど自信がない……」とか。
毛並みも顔もそっくりらしい。

「じゃ、病院でも連れて行かなければ!」と、
私は広報委員会が終わり次第、北上して
三瀬からの帰りの夫の車と合流。

後部座席の箱の中でうずくまっている犬を見て、
「ロッポと違うじゃんか…似ても似つかん(こともないけど…夫の名誉の為に)
毛色は似ていたが、小型だし、顔も違う…首輪も違うじゃんか」

「で、この犬どうしょう…」
「取りあえず家に連れて帰ろう」
家に帰ると、我が家のロッポは小屋で寝ていて
     (どこで遊んで来んじゃぁ…お前のセイだよ!)

で、その誰か知らん犬に細かく刻んだ栄養食を作ってあげると、
死にそうどころか、ガツガツでお代わりまで。
「きっと腹ペコだったんだ。弱ってなくて良かったね…」と
喜んでいる場合じゃないのですが…。

しかし、かなりの老犬のようで、白内障になっていて、
段差も恐くて、足元がおぼつかなくて…(本田さんちの一時のシュン君みたい)
食後にトイレを済ませて、今ベランダに繋いでいます。

連れて帰って来た本人は会議に出掛け、
2日間遊んだロッポは裏口でバクスイ…
動物管理センターで恐怖を味わった誰か知らん犬は
お腹も満ちて安心したのか、表のベランダでバクスイ…

その内、娘が学校から帰って来て、
突ついても起きないくらいバクスイ中の犬を見たらしく
「ロッポ帰って来た?死んだん?」と泣きながら部屋に入ってきました。
毛色は似ているので、暗くて間違えたらしい。

カクガク、シカジカ・・・・・
事情を話すと、大笑いになって(笑っている場合じゃないのですが)
「死にかけで顔が変わって、体も小さくなったと思った…」と言う。

動物管理センターでは、イマイチ自信が無い夫に
「間違っていたら、明日連れて来てもいいです…」と
言ってくれたようですが、連れて行けるわけないじゃん。

娘は「あの犬ラッキーだったね…」
「多分(?)余命いくばくかの犬の面倒を加奈子が見てやる?」
「お母さん、介護保険の勉強してるんやろ…」
「犬に介護保険があるか!」と私。

朝から、心配するは…あきれるは…泣くは…笑うは…嘆くは…で
てんやわんやの我が家です。
ちなみに、夫は会議から未だ帰って来ない。(逃げたんか?)

どうしよう…どうしょう…どうしょう…
どうしょう…どうしょう…どうしょう

選択肢は
その1…動物管理センターに返しに行く?(これは出来ないし)
その2…誰かに貰ってもらう?(これも無理だし)
その3…誰か知らん犬の面倒をみる?
その4…代わりにロッポを「間違いでした…」と連れて行く手も・・・

どなたか迷い犬を
探しておられる方はおられませんでしょうか?

北川副町付近で捕獲(老犬なので保護)されたそうです。

茶色の豆柴の雑種かな?雄犬。かなり老犬。白内障がきている。
老犬の為に足腰が少しガタガタしていますが、
良く見ると可愛いです。茶色い首輪をしています。
お心当たりの方はメールを(首を長〜くして)お待ちしています。

読者の皆さんには長いよもやま話を読んで下さって有り難う!
良い知恵があれば貸して下さいね。

それにしても…トホホ・・・。
ところで、事の責任者は?さて誰でしょう?(明白じゃん!)


平成13年10月2日(火)      首長は最高(最強)のセールスマン。

『あるある佐賀の底力』でお馴染みの
押田忍さんから最近発行された、シリーズ第3段
『あるある・佐賀の底力 〜未来編〜 』
送っていただいて恐縮しました。有難うございました。

押田さんとは今年の成人式のSTS特別番組で
ご一緒した縁ですが、
情熱を感じさせながらも、物静かな紳士でした。

すでに『あるある・佐賀の底力』と
『あるある・佐賀の底力 〜企業編〜 』 を
出しておられますが、3年間佐賀に住まわれた間に
「よくここまで・・・」と読んでいて思ったものです。

佐賀県庁での出向期間が終わって、
現在は経済産業省(通産省)の商務情報政策局消費経済政策課長(長い名前!)
としてご活躍されていますが、とうとう未来編が出ました。
9月20日佐賀新聞社発行です。

佐賀を離れところから見られた視点で、
「な〜る程!」と教えられる一冊です。
送っていただいてすぐ読み始めましたが、
冒頭の面白い箇所をご紹介しましょう。

『この本でいろいろ勝手なアイデアを
書かせていただいたわけなんですが、
適切かどうかは別として、
もっとも重要なのは「マインド」(気持ちの持ち方、心構え)
なんじゃないかなぁ…と思います。

私も県庁勤務をさせていただいて、
本当にいろいろと勉強になりました。
すべての仕事が県民生活に密接に関係していますから、
霞ヶ関の中央官庁の仕事とはまた質も手法も異なります。

ただ、自戒を込めて、
こういったマインドで取り組みましょう、ということを、
当時の職員の皆さんに申し上げたい点がいくつかあります。
ーーーー
■ 禁句集
・ 「他県でもやっていないのに」
・ 「他県の様子をみてから」
・ 「先進県視察」
・ 「それはうちの仕事ではない」

■ 日常的なマインド
・ アンテナを高くする
・ 検討のための検討はやめる
・ アリバイづくりのための施設はノーサンキュー

・ 走りながら考える。拙速をおそれない
・ おかしいと思ったら反論する。黙殺はだめ
・ 部局間の調整の際は、それぞれの利害を明確にする

・ 明日から飯が食えないというつもりで頑張る
・ 外から見て佐賀県がどう映っているかを常に意識する
・ やれない理由を最初に考えない、やるためにはどうするかをまず考える

・ 「みんなで考える」ということは「誰も考えない」ということ
・ 相手の立場に立って考える
・ プレゼンテーションはTPOを考える・・・


といった事が前段として書かれています。

多久市の横尾市長からも教えられる言葉ですが、
「どうせやるなら、他より先んじたほうがいい
どうせやるなら、他の範となるように・・・」

市町村PRの時代です。
そして、首長は最強のセールスマンです。
われわれ議員も…ですね。

おまけ…
押田さんが開いておられるHPで
『SAGAビジネスアンテナ』というのがあります。

何かキーワードを入れて検索してみると、各地の試みなど
アイデアを練るときの材料集めに役立つHPです。



平成13年10月1日(月)       中秋の名月。

中秋の名月が綺麗に見えた記憶は最近あまり無く、
今日はほんと綺麗に見えましたね。
月の引力を体で感じ、悲しい事や厭な事を全部吸い取ってくれるような…
そんな月でした。

ススキや萩、吾亦紅(われもこう)などの草花に秋を感じ、
日本人の感性の素晴らしさを改めて感じます。
土手にススキを取りに行って我が家にも活けてみましょう。

満月を過ぎると、十六夜月(いざよいづき)
立待月、居待月、寝待月、宵待月…と呼び名が変わり、
満ちたものから欠けて行くのに親しまれた呼び名があるのも
日本人の感傷を思います。

「月見れば、千々に物こそかなしけれ、わが身一つの秋にはあらねど」
なんて和歌がありますが、
なんとなく もの思いに更けったりもします。

こんなに綺麗なお月さんが出ていると、
眠るのが惜しくって…
真夜中にベランダに出て、月と乾杯!

雲の流れが速くて、
お月さんを何処かに運んで行ってしまいそうに見えて、思わず
「そんなに急がないで…」