平成15年11月   トップページに『お知らせ(講演会など)』が出来ました(更新)


式典で壇上で次々に表彰を

平成15年11月30日(日)   ふれあいフェア。& 法事。& 幹事会。

昨夜は寝るのが少々遅くなりましたが、
今日は9:00には家を出て、

東与賀町の文化ホール
「ふれあい館」で開かれた
〜しょうがい者週間記念事業〜
『こころのバリアフリー・ふれあいフェア2003』に
参加してきました。

行政でできる事は行政で・・・
地域でできる事は地域で・・・
団体でできる事は団体で・・・
ということで、
今年はしょうがい者団体が初めて
実行委員会をつくり、開催されたようです。

古川・佐賀県知事の挨拶、
松尾・実行委員長の挨拶に続き、

来賓として、
篠塚・県議会議長、
今村・衆議院議員、岩永・参議院議員から
挨拶があり、

保利・衆議院議員、原口・衆議院議員、
陣内・参議院議員は代理出席でしたので、
挨拶は聞けませんでした。

県下から多くの方が集まり、
車椅子の方や盲導犬同伴の方もおられ、
今年は いわゆる 重度しょうがいの方の参加が増えた
印象を受けました。

盛会の内に
・しょうがい者作品展の表彰
・作文朗読
などの第1部があり、

ポスターや体験作文、
しょうがい者作品展は絵画、書、写真、工芸など
部門別に次々に表彰され、

イオン九州(株)のジャスコ大和店はこのフェスタの
協賛団体ですが、
今年からジャスコ特別賞が設けられていました。

その後は11時から
「ぬくもりのまちづくり」〜ユーモアと笑顔〜
と題して、貞森比呂志 氏(前・佐賀市文化会館館長)の
記念講演があり、昼食をはさんで、

各地自体を代表して20の個人・団体の
カラオケ大会がプログラムされていましたが、

私は残念ながら第1部までしか居れず、
東与賀町から大川市へと向かいました。

今日は夫の父である義父の13回忌と
義父の母におたる祖母の17回忌の法要で、

準備は昨日の内に万端済ませていましたが、
東与賀の文化ホールを出ると、
心焦りながら、一目散に車を飛ばしました。

長く、有り難いお経が終って、
お坊さんが
「今年もあとわずかだと言うのに、暑いですね
 霜も降らないままに、霜月も終ってしまう・・・」と
言われたので、

「明日から12月、和尚さんも走る季節ですね・・・」と
冴えない冗談を言ってしまいました

皆でお膳を囲みながら、いろんな話をし、
父やおばあちゃんもニコニコ顔で一緒に居るようでした。
私が神戸から嫁いできて、
父やおばあちゃんに ほんとよく可愛がってもらいました。


法事の後片付けがすべて終って、
叔母さんの家に届け物をして、
急いで、
佐賀県連の民主党幹事会に出るために
市内に向かいました。

路はとても混んでいて
おまけに渋滞を脱したら、
私の前には下手くそ運転のノロノロ車。


今夜は夕食の準備が要らなかったので、
市内に出たついでに、
ゆっくり用を済ませることができました。


さて、明日から12月。
カレンダーも残り1枚です。

風邪が流行っていますが、
皆さんお元気でお過ごし下さいね。


コンサートの第2部はマイフェアレディ。
向かって右端は勝田友飽彰さん。
左端は案内役STSアナの石井理加さん。
滝が流れるようなイルミネーション

平成15年11月29日(土)      勝田友彰さん「愛のコンサート」

午前中は幾つかの用事を済ませ、
午後からは佐賀県立美術館ホールでの
勝田友彰さんの
『君にとどけたい 愛のコンサート』に
行ってきました。

佐賀での公演は今年で7回目ですが、
テノール歌手の勝田さんと
視覚しょうがい者音楽家による
チャリティコンサートで、この季節の恒例です。

川副町の知的しょうがい者通所施設の
『まごころ授産所』の皆さんをお誘いして、
一緒に楽しみました。

去年、このコンサートに一緒に行ったことを
憶えている方もいて、
迎えをとても楽しみに待っていて下さいました。

勝田さんの素晴らしい歌声。
スーツケース1つ分の点字楽譜で練習される
視覚しょうがい者の音楽家の皆さん。

そして、
視力が無いソプラノ歌手の
塩谷靖子さんの「落葉松」を聴いていたら
涙が溢れてきました。

だって「落葉松」の歌詞が
♪ 落葉松の夜の雨に 私の乾いた目が濡れる・・・
  落葉松の夜の雨に 私の心が濡れる・・・

きれいな歌声でした。

勝田さんが歌われた
「涙そうそう」も良かったなぁ・・・。

休憩時間にトイレに行った時、授産所に通う青年が、
「(涙そうそう)良かった!あれは(さくら)を歌う森山直太郎のお母さんの歌だよ」と
私に教えてくれました。

どうしても文化的な娯楽の機会の
少ない方たちですので、喜んでいただくと、
こちらもそれ以上に嬉しくなります。

協力して下さった皆さん、
友人のご好意に深く感謝しています。
有難うございました。

川副町にある坂井医院や早津江病院も
パンフレットの名刺宣伝の協賛を
していただいたようです。

しょうがい者とサポーター、
小学生から高校生の学生は
1枚で2人が入場できる半額制度というのも
主催者側の温かい心遣いですね。

去年はアバンセでしたので、
ホールで勝田さんと一緒に記念写真を撮りました。

今年は帰りの時間の都合もあって、
記念写真は撮りませんでしたが、
演奏家、歌手の皆さんと握手をしたことを
みんな喜んでくれました。
暖かい声も掛けてもらったようです。


今夜、夫は同窓会で、送っていったついでに、
大川市のクリスマスのイルミネーションを
観に行きましたので、写真をUPします。

綺麗でしょう!
街ぐるみで電飾をされているので、
観に来る人も多いのです。


19:00からは町民会館での
川副町の『市町村合併住民説明会』に行きました。
今日が最終日でした。

昨日の説明会では資料を貰って、
会場に来れなかった大詫間の友人の所に届けたり、

今朝も何人かの友人に説明会に誘いの電話をしたら、
見えていたようです。
意見は言われませんでしたが、
是非、関心をもって戴きたいと思います。

最終日の今夜は参加人数は今までの中で
一番少なかったものの、
時間をオーバーしての活発な意見が出されていました。


ところで、
紅白歌合戦の出場者の発表がありましたね。
嬉野町の岸川美好さんは
今年 出ることは叶いませんでしたが、

「はなわ」は見事、出場を果たし、
私の好きなジャズシンガー「綾戸智絵」も。

喜怒哀楽を解き放つ魔力のある歌声・・・
綾戸智絵の弾き語りを小さなクラブで
いつか聴きたいな・・・


29日(土) 「市町村合併住民説明会」最終回
          町民会館 19:00〜

平成15年11月28日(金)  臨時議会。& 議員全員協議会。& 缶コーヒー。

今日、臨時議会が開かれ、
町三役と教育長、町職員、
議員報酬に関する条例の一部が改正されました。

これは人事院勧告に伴い、
官、民の是正のため、期末手当を
町三役と教育長、議員を0.2ヶ月分、
町職員を0.25ヶ月分減額するものです。

これにより川副町の場合は
期末手当減額は 2875万円ほどになります。

12月も間近ですので、この案件での臨時議会が
各所で開かれているところです。

特別職の報酬引き下げは
審議会の答申が必要ですが、
自治体の裁量に委ねられている加算率に着目し、
手続きの迅速化を図ったものです。

「今年7月にやはり人事院勧告により、減額された。
年間家計費のやりくりともなっている期末手当の
支給直前の減俸はいかがなものか?」
議案質疑を出しましたが、

続く不景気により、
期末手当を支給されない民間企業もあることを考えれば、
今回の人事院勧告も仕方が無いものなのでしょうか。


議会終了後、議員全員協議会が開かれ、
「市町村合併」について
町長から
「26日に開かれたの佐賀郡町長会で、
 1市6町合併協議会の解散議案を
 12月議会に提案する意向を決定し、佐賀市長にも働きかけた」と
報告されました。

議員間の見解は分かれましたが、
私は
・住民説明会、アンケート実施中の最中、性急に解散案を提案すべきではない。
・あくまで1市6町の足並みを揃えるべき。
・12月議会に間に合わなければ、臨時議会でも開いて、提案すべき」という
意見を出しました。


佐賀市案に対する批判もありましたが、
佐賀市執行部の勧め方は
法的には何も間違っていないのです。
感情的なことは別です。

議会に諮るという事は法的なことで、
1市6町の全自治体で解散案が可決しなければ、
次なるステップが踏めないのですから、
佐賀市の最終見解を待つべきです。

6町での解散提案理由が
解散を「積極的に良し」とするなら別ですが、
感情的処理に委ねるなら、
6町の首長として情けなく、住民説明がつきますか?

その他にもいくつかの協議事項があり、
嬉しい報告もありました。

「個人情報保護条例」の制定に関しては
別途、報告します。

今日の議員全員協議会の席には
マスコミも入っていました。
特段に差し支えの無いことは
オープンにしていく姿勢。嬉しいです。

さて、夜は大詫間地区での
「市町村合併住民説明会」に参加して、
多くの意見を聞かせていただき、参考になりました。

明日は説明会最終日。
19:00から町民会館です。
今まで参加できなかった皆さんは
是非、ご参加ください。

帰り道、缶コーヒーを買って、
音楽を聴きながら車の中で飲んでいたら、
ふうーっとリラックスして、身体の芯まで温まりました。

もうすぐ12月、師走です。


平成15年11月27日(木)       一般質問を通告。

今日から来月の2日まで、
一般質問の通告が受付けられます。

で、今日の午前中に通告書を出してきました。
私は2番目の受付けでした。

あくまで予定ですが、
12月11日(木)に議会開会。

15日(月)、16日(火)の二日間が
一般質問になると思いますが、
4日に開かれる議会運営委員会で
正式な日程が決まり次第、改めてお知らせします。


役場からの帰り道、
まごころ授産所に寄ったところ、
先日の『ふくふく祭』に参加できたことを
とても喜んでおられました。

佐賀市内からの通者者の親御さんからは
一緒に舞台に上がって参加できたことに
感動されたメッセージが届いていて、
実行委員の皆さん始め、
協力された役場の方も嬉しいことでしょう。


午後からの来客との約束の時間を
気にしながら帰宅すると、
丁度、お見えになったところで、ギリギリセーフでした。

夕方は大川の実家に行って、法事の準備を。
頼まれた買い物が無くて、
お店を5軒回ってやっと見付かり、
ホッとしながら帰宅した次第です。
義母さんの要求は、かぐや姫の要求に等しかった・・・。


平成15年11月26日(水)     何にも予定が入っていない!オフ日。

先週の水曜日に
特別国会が召集されました。

総選挙後の特別国会は、
指名選挙や衆議院議長・副議長の選出などで、
形式(人事)国会とも言われ、通常は数日の会期です。

今回は特に、
イラクへの自衛隊派遣についての政府の方針を問うため、
野党側が予算委員会の開催を求めましたので、
会期も9日間となりましたが、
衆参1日づつで、議論が尽くせるのか心配です。

「人道支援」ということですが、
対外的にはどうみても「軍事派遣」です。

先日、小川和久さん(軍事アナリスト)は講演で、
「政府のイラク調査団は
 お膳立てされたお決まりのコースしか行っていない!
 あれなら何度行っても同じだ・・・」と
はっきり言われていました。

この先どうなるのか?大いに危惧するところですが、
総選挙により、国民の多くは小泉内閣を支持したのです。

国民の再信任を得たことになるので
小泉総理の所信表明は行われませんでした。

したがって、各党の代表質問もなく、
日本にとって大事な問題を抱えるだけに、
多くの国民は不満に感じているのです。


さて、今日は
これといった会議も入っていないオフ日。

公務が無い時には私用を入れたりするのですが、
手帳に予定が書き込まれていない日は珍しく、
嬉しくなってしまいます。

で、久し振りに朝寝坊をしてしまいました。
午後からはちょっと贅沢な時間を過ごし、
自分に ご苦労さん。(ナルシストか!)


平成15年11月25日(火)        産業建設委員会。

9:30から私が所属する
産業建設委員会が開かれ、

国営総合農地防災事業や、
県営地盤沈下対策事業など、
農政課に関わる事業の説明を受けました。

気になる点が幾つかありましたが、
もう少し調査をして、今後の課題にしたいと思います。


平成15年11月24日()           『ふくふく祭』

『かわそえネットワーク』の会議が
今年11月で100回を迎え、
その記念イベントとして
『ふくふく祭』が行われました。

私たち準備係りは朝8:30に集合して
会場の準備を始めましたが、
多くの方が集まり、手際よく進められました。

私は三遊亭歌之介さんの
接待係りにもなっていましたので、
控え室の武道館事務室の準備を整えながら、
師匠の到着を待っていました。

13:00から徳永先生による
「かわそえネットワークのあゆみ」が
スライドを使って紹介されました。

会場の入りがまばらだったので、
ちょっと心配していましたが、
みるみる多くの人が集まり、

「笑いは健康の源」と題した
歌之介さんの講演に笑い・・・
子ども達と一緒にバルーンの係留飛行を楽しみ・・・

エントランス広場では

・ まごころ授産所(川副町に在る知的しょうがい者通所施設)
・ DE・TE・KO・I(佐賀市新郷の福祉作業所)
・ HAL・ハル(佐賀市神野の福祉作業所)
・ レインボーハウス(佐賀市水ヶ江の知的しょうがい者小規模作業所)
・ かささぎの里(佐賀市金立町の知的しょうがい者通所施設)
・ こりゃあ玉卵(川副町にある養鶏所でしょうがい者の方々との作業)

などが作業所の商品販売をしたのですが、
沢山の人に買ってもらったと完売をする店もあり、
良かったです。

実行委員会が準備された作業所紹介のパネルも
販売に一役買ったようで、
喜んでもって帰られていました。

杠 揚介さん(HPはこちらから)
似顔絵作品コーナーも盛況で、
私も2点の作品を注文しましたが、
彼は謙虚で、爽やかです。

ネットワークバンドのリハーサル風景 杠 揚介さんと歌之介師匠
似顔絵を「上手い!」を絶賛。
フナーレは多くの人が舞台に上がって。
右端には江口町長も・・・。


『かわそネットワーク』は平成7年から始まり、
要介護老人に より良い医療・保健・福祉サービスを
提供するために集まった仲間で組織されていますが、
私も入れて戴いて、
現場の声を勉強させてもらっています。

平成13年からは特に、
高齢者だけではなく、精神しょうがい者や
身体しょうがい者の社会での実態、進出について
その方たちから生の声を聞かせていただき、
今後の検討課題を見付けていっています。

『博愛の町・川副町』にふさわしい、
多くの方々の声を反映させた
町づくりができるように
私も研鑽していきたいと思います。

会の最後の「みんなで歌おう」には
ネットワークバンドの演奏と共に
施設利用の高齢者の方や、
まごころ授産所の方々も壇上に上がり、
皆で合唱しました。
町長も上がられ、「ふるさと」を歌われました。

川副町在住の「よしのがり牟田」さんの
軽妙な司会のうちに、
イベントは盛会に終りました。

ネットワーク顧問の鶴田先生は
挨拶、カメラ係りにと、大忙しです。

徳永先生と
「みーんなが参加して、楽しめる」次なる案を
話していましたが、行動力のある先生です。

私のHPをご覧になって、
佐賀市からも会場にお見えいただいていたようです。
日頃、お忙しくされておられるのに、有難うございました。


今日は勤労感謝の日の振替え休日。
3連休も今日で終わり、
明日から日常に戻ります。

私は会議なども入って議会前のモードになります。
皆さんもお元気でお過ごし下さいね。
今日も当HPにアクセスを有難うございました。


清渓セミナー終了後、
福岡政行さんとゆっくりお話ができました。
有明佐賀空港 到着・・・。
眼下に広がる台地。
有明海には海苔ヒビが綺麗です。

平成15年11月23日(日)      佐賀に帰ってきました。

羽田発7:55の佐賀便で帰って来ました。

千葉の姉の家を出たのは5時で、
外は真っ暗。

羽田空港まで行く便利な電車があるのですが、
乗り継ぎを心配して、
姉が途中まで送ってくれました。

乗り継ぎ電車に乗る私を
薄暗いホームで見送ってくれる姿を見ていたら、
胸が詰まってきました。

朝焼けの日本アルプスの山並みを見ながら、
一路、佐賀へ。

18日から佐賀空港に車を
置きっ放しにしていたのですが、
駐車が無料なので、助かります。

さて、明日(24日)は
『かわそえネットワーク』の会議が
100回を超えた記念イベント
『ふくふく祭』が川副町体育センターで
13:00からあります。(12:30開場)

笑いあり、バルーン係留あり、
ネットワークバンドの演奏あり、
また、まごころ授産所などの
町内の福祉施設利用者による出し物もあります。

町内外からもどうぞ多数ご参加下さい。

私も『かわそえネットワーク』のメンバーですので、
朝から準備にハマリます。

今夜は息子も娘も帰ってきて賑やかな夕食。
私の手料理に舌鼓を打ってくれました。
息子は私が出たラジオを偶然聴いていたようです。

娘は希望大学を再度目指して頑張っています。
一見、浪人生らしくない浪人生ですが、
ストレスもあることでしょう。

子ども達の会話を聞いていて、
私も負けちゃおられません・・・。

このところ急に寒くなりましたが、
風邪を引かないようにご注意下さいね。
では・・・。


平成15年11月22日(土)       上野の森へ。

東京に出てきた時は
たいがい上野に行きます。

博物館、美術館などが立ち並ぶ上野の森は
たとえ混んでいても、ホッとする空間があります。

今回の目的は
『レンブラント展』と『大英博物館展』

すぐ上の姉は絵を描きますが、
私には絵心が丸でありません。

朝早く家を出たのですが、
『大英博物展』はすでに70分待ちの行列。
で、あっさり諦めてUターン・・・

一方、『レンブラント展』の方はガラガラで、
「光と影の画家」と言われるレンブラントは好きな画家なので、
ゆっくりと観れて、堪能しました。

渋谷に住んでいる兄が
上野まで出て来てくれて、三人で昼食を。

「アメ横」をブラブラしながら、
お茶を飲んだり、店を冷やかしたり・・・
兄は私たちに松茸などを買ってくれました。

冗談を言って笑ったり・・・
父や母を思い出したり・・・

今日の上野の森はトトロの森でした。

義兄が健康を害してから、
姉も久し振りに気分転換のようです。

私から言うのも可笑しいのですが、
義兄と一緒に真正面から病気と戦っている姉は立派で、
頭が下がります。
明るく前向きに、本当に良くやっています。

義兄も思ったより元気で、
安心しました。

「早く全快しますように! 」


平成15年11月21日(金)       姉の家に。

東京に出て来たので、
千葉の姉の家に寄りました。

お布団を並べて、
何やかや話しながら・・・
いつの間にか眠ってしまっていました。


北川 氏のお話はいつにも増して、
熱がこもっていました。
実行委員の何人かと。来年又ね。

平成15年11月20日(木)     『清渓セミナー』 3日目。

『清渓セミナー』の会場は
代々木の日本青年会館です。

今日は最終プログラムの
北川正恭 氏の(早稲田大学教授、前・三重県知事)
『地方政治とマニフェスト』と題した講座で始まり、

講座終了後の全体会、
次回開催の案内などの事務連絡に続き、
閉会式をもって会は閉じられました。

日本全地域からの参加ですので、
帰りの交通の関係で、
途中からもどんどんと抜けて帰られ、
会場は寂しくなっていきます。

次回の『第9回・清渓セミナー』は
H16年11月24〜26日に決まりました。

閉会後、実行委員会が開かれ
今後の課題、プログラム提案などの
意見交換をし、散会しました。

党派は違っても、向いている方向性が同じ仲間は
久し振りに会っても
「ヤっ!」「オっ!」「元気だったね・・・」で、
空白期間を埋め尽くします。

年々盛会になって、
今年は130名を越えた参加者でした。

「また、来年お会いしましょう!」

1年後、少しでも成長している
自分でありたいです。


平成15年11月19日(水)     『清渓セミナー』 2日目。

今日は9:30から
『教育委員会制度改革』について、
西尾 理弘・出雲市長と
清水 聖義・太田市長の話しに続き、会場との意見交換会。

西尾市長は国に対しての
教育改革制度見直しの旗頭にもなられている
首長ですので、是非、お会いしたかった方です。

ご存知、清水市長は
教育委員会で取り組まないことを
市長独自の目線で
「太田芸術学校」「太田IT学校」「算数支援隊」
「太田スポーツ学校」など
幾つかの「太田塾」をつくり、
町長部局において、教育改革をされています。

ご参考までに、
「環境問題は教育から・・・」
「子どもから親へ・・・」という観点から
太田市内の小学校では現在6校が
『ISO14001』の認可を受けていると聞きますから、
素晴らしいですね。
(我が町では役場すらISOの認可を受けていません)

西尾市長の熱弁 「教育改革論」 清水市長のお話はユーモアたっぷり!
改革旗手の市長です。
会場からの質問に「掛け合い漫才」の
ようなお二人。私も質問しました。


いつも思うことですが、
教育問題は特に「待った無し」です。

「検討をします・・・」「来期から・・・」という言葉の影には
日に日に成長をしている子ども達がいます。



「現実を直視した時、何がベストか?」です。

午後からは

・福岡政行 氏(白鴎大学教授)
・安武憲明 氏(赤池町教育委員会)
・尾崎誠一 氏(志木市政策審議室)
・伊藤隆文 氏(小金井市議会議員)

による『自治体再生』をテーマの時間です。

福岡県赤池町は財政再建団体の道を
あえて選んだ自治体として有名ですが、
再建後、人口の増えている町です。

志木市については、
新聞、書物などで知ってはいましたが、
行財政改革は全国でも秀でていて、
視察先に選びたい市です。

福岡先生は総選挙の内幕話を。 会場からの質疑は続々。時間が足りません。


続いて、福岡先生の
『総選挙と地方政治家の課題』

興味深い「ビビットな話」に
午後からもあっという間に過ぎて、
今日のプログラムも終了です。


平成15年11月18日(火)      『清渓セミナー』 in 東京。

2泊3日の日程での
『第8回・清渓セミナー』に参加するため、
東京に来ています。

私はこのセミナーの運営委員の一人ですが、
議員あり、首長あり、自治体職員ありで、
参加者のほとんどが議員であるものの、
党派に関係ない 「面白い集まり」です。
(自民寄りの無所属が多いのかな?)

9:30に佐賀空港を立ち、羽田着 11:05。
午後1時からの会議に じゅう分に間に合います。

今日のプログラムは
木村良樹・和歌山県知事による講座
『日本の仕組みを改革する』がありました。

木村知事は有名な方ですので
ご存知の方は多いかと思います。
時々でる和歌山弁に知事のお人柄を垣間見ました。

16:00からは
ニセコ町の逢坂町長による
『無党派の限界』と題した講座があり、
逢坂町長のお話を聞くのは4度目ですが、

今日のように議会のあり方を強く問われたことは
初めてでした。

木村 良樹・和歌山県知事の講座
『日本の仕組みを改革する』
逢坂誠二・ニセコ町長の講座
『無党派の限界』


明日の講座もそうですが、
このセミナーの凄いところは、
毎年、講師陣が揃っていることです。
改革首長のお話は
毎年、毎年、新鮮で、興味深いです。


講座終了後は恒例の『交流パーティ』
朝10時に実行委員会に出れなかった私は
司会役に充てられていました。

大阪の岸和田市議との
大阪弁ジョイント司会だったのですが、
2時間の時間が瞬く間に過ぎていきました。

交流会には100名ほどが集まりましたが、
佐賀県からは3名の参加です。
九州、沖縄から参加した議員は今回8人(だったかな?)
(来るべき道州制を控えて)壇上に呼び掛けましたが、
今後の交流も深まりそうです。

そんなこんなで、
1日目は過ぎていきました。

ところで、大和町が
『1市6町・合併協議会』の離脱表明したことが
今朝の新聞に載っていました。

「うーん。この時期に・・・」

出来るだけの情報を集めてみましたが、
真相はよく分かりません。


STSかな?NHKかな?収録していました
約100人ほどの人が集まって

平成15年11月17日(月)       合併住民説明会。

今日は良い天気!
もう11月半ばだと言うのに、
車の中はエアコンを入れています。

午前中は布団を干したり、
大物の選択などで家事に専念し、

身体の調子もイマイチなので
途中、病院に寄ったり、
午後からは溜まりに溜まった
私用で飛び回っていました。

さて、今日から川副町内6ヶ所で
『市町村合併住民説明会』が始まりました。

4ヶ所の校区での開催と、
全地区対象で昼、夜の2回開かれます。

予定通り、住民説明会をするかどうか?を
議員に諮られましたが、
私は「有りのままに述べていただきたい」旨の意見を出し、
町長も「予定通りに行いたい」との意向でした。


今日は初日とあって、
マスコミも多く見えていましたので、
内容は明日のテレビ、新聞などでも
報道されると思います。


住民説明会で配られた資料は

(1) 合併議論の必要性
(2) 合併協議会のこれまでの経緯と概要
3) 協議事項の課題
     議会議員の定数及び任期
     都市計画の線引き
     土地改良事業の農家負担
(4) 法定協議会解散請求
(5) 今後の方針


冒頭に町長から

「1市6町での合併はメリットがない」
       ↓
「1市6町より、1市3町(佐賀市・諸富町・大和町・富士町)がよい」
       ↓
「1市3町以内の合併が困難であれば、合併しないことを選択する」



と言う見解が佐賀市執行部から示された以上、
1市6町での検討資料は意味は無いと述べられ、
合併メリット、デメリットなどの比較表などは配られず、

「今後の方針」では
【新たな合併協議】【合併しない(単独)】の言葉が
入っていました。

これは住民に対して
「1市6町での合併は可能性は最早、無くなった」と
自ら宣言したことになります。

「川副町の今後の対応」も含めて
住民に問い掛けられていましたが、
「新たなる枠組み」「単独」を問い掛ける時には
それぞれの実情も示した住民説明会が再度、
必要かと思います。

10月末の佐賀市執行部の見解によって、
混乱をきたしたことで住民説明会を見送っている
自治体からの参加者も多くありました。


先日、佐賀市内での「市民説明会」に行きましたが、
あの説明で「1市6町での合併」に拘る人は、
先ず、居ないと思います。

出された資料も
基金や住民一人当たりの債務などは示されておらず、
市街化区域の線引きの説明においても、
私に言わせれば「情報操作」であり、
「結論から導かれた説明」の感がします。


ところで、あの佐賀市が
何故?「合併懇話会」を もたなかったのでしょう?

それを望む議員発言が無かったかどうかは知りませんが、
有識者が参加する懇話会は
佐賀市執行部にとって不都合だったのかも知れないと
私は思っています。


また、佐賀市側の発言で不快なのは

「合併しなかった時の今後の地方交付税の締め付けがあると予測すれば
佐賀市としては1町とでも合併するのが得策と考える・・・」という言葉です。

余りにも思いやりに欠ける言葉ですので、
郡部は不安感を募らせています。

いずれにしろ、
「協議は協議」、「議論は議論」で、伯仲するのが当然です。

住民感情のシコリを残すのは つまらないことで、
それは大人の世界のことです。
未来を担う子ども達の目線を大切にしながら、
今後のまちづくり、合併を考えていきたいと思います。


ふと、
真夜中に目が覚めてしまいました。

住民不在の議論にならないように・・・
郡部の首長もホンネの議論を・・・

特例期限までの時間も限られていますので、
今後、議論を重ねていきますが、

「取って付けたような合併」
「合併有りきの合併」には
私は反対です。
一番大切なものが抜けてしまいます。

私は土地規制などに かなりの不安を抱いていましたので、
「1市6町の合併協議会」が首長提案された後
すぐ出した一般質問ですが、

「町長は川副町の土地利用計画を含めた青写真を
 どう描いているのでしょう?」

それを住民に示さなければ議論は「空(くう)」です。


社会人と若い学生さんが混じって・・・

平成15年11月16日(日)      佐大国際会議2日目。

今日は『佐賀大学・国際会議』の2日目が
9:30からあり、
4つの分科会に分かれての分化討論でした。

各分科会のコーディネーター役は
佐大の教授陣ですので、
皆さんもよくご存知の方ばかりです。

・政治行政分野・・・畑山敏夫教授
・環境分野・・・・・・・田端正明 〃
・文化分野・・・・・・・浦田義和 〃
・教育分野・・・・・・・上野景三 〃
・福祉分野・・・・・・・北川慶子 〃


私が参加したのは
畑山教授を中心とした政治行政の分野。
タイとインドネシアの現状と課題などを
比較検討しながらの分科会でした。

抱える問題はどこも似ていますが、
日本と違うのは課題に対する取組みです。

途中、友人から電話が入り、
夫と3人で昼食をとりながら意見交換を。

午後からは
田中豊治教授を座長に
各分科会のコデーネーターを務めらた先生が
パネリスト役で、最後のまとめがあり、
会は終了しました。

夜は所用が入り、
今日一日もあっという間に終りました。

さて、明日から川副町で
『市町村合併の住民説明会』が始まります。

明日は中川副公民館であり、
19:00からです。
皆さんのご意見を聞かせて下さい。


屋台村には良い匂いが漂って・・・
声を掛けられると、ついつい・・・食べ過ぎ

平成15年11月15日(土)     青少年の主張大会。& 忙しかった一日。

早朝の会合を済ませてから、
10:00から始まる『バリアフリーディ in 佐賀』に
向かいました。

『バリアフリーディ・・・・』とは
「しょうがい」があっても、無くても、関係なく
皆で芸術を楽しむ一日で、今年で4回目になります。

チャリティ資金にもなる屋台村はお馴染みで、
うどんにカレーライス、
カンボジアのスープ、マレーシアの焼き鳥など
国際料理が空腹を満たしてくれ、

プログラムも年々豊富で、楽しく!
川副町からも市内の施設に通っておられる方が
プログラムに参加していたり、
授産所に通っておられる多くの人が観に来てくれました。

川副町にお住まいで、似顔絵でお馴染みの
杠 揚介(ゆずりは ようすけ)さんも(HPはこちらから)
バリアフリーディ実行委員のお一人です。

良い経験をしましたね。発表内容も良かった
フレッシュ3人組の
マリンバ、サックス、ピアノ演奏
佐賀大学の大講堂に入って気分は学生

13:00からは、
川副町で『青少年の主張』大会が入っており、
急いで会場に向かいました。

何でも年々応募者が増え、
今年は290数名の応募があったそうです。

一次選考の結果、小、中学生10名が
「ボランティアについて考えること」「命」「将来のゆめ」 などに
ついて発表され、
4名の方がの特別発表をされました。

最後の講評でも述べられていましたが、
質の高い大会だったと思います。

また、今年は男子生徒の発表も多く、
少年少女たちは、問題意識の目をもちながら、
心の目で感じた発表をおこなってくれました。

ひょっとしたら、我々議員より
余程しっかりした考えをもっていて……(以下省略)

関東川副町人会と重なっていましたので、
町長始め、多くの議員は不在でしたが、
会場には多くの方がお見えでした。

印象に残ったのが孫の発表を聞いて、
おじいちゃん、おばあちゃんの嬉しそうな顔です。

審査協議の間に
『新人音楽家による音楽会』があり、
脳をα派が満たすひと時でした。


その後は急いで佐賀大学へ。

『アジアにおける地方都市の役割と変容』を
テーマにした
国際会議に参加してきました。

この会議は
「産・学・官・民」に開かれた議論を通じ、
具体的な政策提言をしていくものです。

吉野徳親 氏(佐賀新聞社会長)をコーデネーターに
中国、韓国からのシンポジストと
指山 県商工連合会会長、古川県知事なども参加され

「アジアの人たちが日本をどう見ているのか」
「佐賀をどう思っているのか」
興味深い意見が聞かれました。

そんな話の中で、
アジアに一番近く、気流も安定している佐賀空港の
可能性を多く見付けます。

明日は国際会議の2日目。
分科会では「政治行政分野」に参加してきます。


その後は佐賀大学からエスプラッツでの
『バリアフリー第2ステージ』に急ぎました。
会場の入りが心配だったのですが、
約束していた友人たちも来てくれていて、嬉しかったです。

久保博盟さんの太鼓演奏のステージ、
ミュージカルなど、涙が溢れる感動を
皆さんと共有できたことに感謝します。

岸川美好さんの盲導犬アロマ穣が
太鼓の音に飛び上がり、
後はジッと耐えていたのが、いじらしくて…可愛くて…

最後の挨拶をする石井さん(STSアナ)涙・・・。
ゴスペルの歌声も素敵だったよ!
スタッフ皆が最後はステージに上がって、
会場と「花」を合唱。 お疲れさま・・・。


今回のバリアフリディの司会役の
北古賀 雄三さんと水町純子さんは
「こんなに感動したことは無い…」と。

硬い握手を交わしましたが、
ほんと、お疲れさまでした。

会場の後片付けが終ってから、
佐賀市メートプラザでの
『市町村合併についての市民説明会』に行ってきました。

会場はいっぱいでしたが、
執行部の説明に、特別「これ」といった意見は
出なかったように思います。

市民説明会に参加させていただいた感想ですが、
一連の流れを把握している者からみれば、
執行部の発言、資料は問題があり過ぎます。


平成15年11月14日(金)      決算委員会終了。

以前にもご案内しましたが、
明日、15日(土)川副町中央公民館において、
『青少年の主張』大会と
『新人音楽家による演奏会』があります。
町のHPのこちらからご案内します。

今日は決算委員会3日目。
一昨日、昨日と、朝の電話が多く、
決算委員会に遅刻は出来ないので、
素っピンで飛び出して行きました。

ま、それはともかく、
3日間に及んだ平成14年度決算委員会が
今日で終了しました。

毎回、毎回、同じ指摘をされる課があり、
町長のイライラ気味も見て取れます。
気を付けていましたが、質疑もついつい、
政策の成果を通り越してしまいがちにもなります。

今日は文教厚生委員会の所轄事項と
3つの特別会計の審査をしました。

よく、「交付税で返ってくる」という言葉が使われ、
算定基準に基づいて計算して出しますが、
交付税自体が削減される中、
とても曖昧な(見えない)国との約束です。

今日、私が出した質疑は
・年金業務に関する歳入(国からの委託金)
・学校図書費の交付税分と町独自予算
・国に支出する介護保険算定
・老人保健特別会計介護
などなど、幾つかありましたが、

その辺りの問題点は順を追って
又、書き込んでみます。

話は変わりますが、
昨日 13日は娘の誕生日でした。

少しお小遣いを振り込んで、
携帯にお祝いメッセージをメールで入れると
喜んでメールが返ってきていました。
もう19才になり、早いものです。

さて、明日は佐賀市中央商店街の『656(ムツゴロウ)広場』で
『バリアフリーディ in 佐賀』があります。
しょうがいが有っても、無くても、
皆で楽しむバリアフリーの一日です。

プログラムも年々豊富で、楽しく、
川副町にある授産所の皆さんもお誘いしています。
私の友人も沢山来てくれそうです。

屋台村はお馴染みで、
カンボジアのスープ、マレーシアの焼き鳥など
国際料理も楽しめますので、どうぞご参加下さい。

佐賀大学では明日と明後日の二日間、
『アジアにおける地方都市の役割と変容』と題した
国際会議もあります。当日参加 良いそうです。(佐大のHPのこちらから)

知り合いの田中豊治教授が
力を入れて準備をされてきました。
ご案内致します。

只今、22:00…我が家に帰ってきました。

今夜は近所の友人とのワイワイガヤガヤの食事会を
楽しみにしていたのですが、残念です。

私のお気に入りのお店○○は予算以上にご馳走で、
この季節は松茸や鮑なども出ます。
友人達は美味しかったでしょうねぇ…。(ゴクリ…)

ところで、アクセスカウントが70000を越し、
知り合いから「7万人目はゲットしたよ…」と
メールが入っていました。
読者の皆さん、有難うございます!


平成15年11月13日(木)        決算委員会2日目。

今日は総務委員会所轄の一部と
産業建設委員会の所轄事項の
審査をしました。

朝、車を走らせていると、
ほとんどの人が気付かない
白く透き通った月が空に残っていて、
清々しい気持ちにさせてくれました。

ところが、昨夜 眠りが浅かったせいで、
午後からはどうしようもなく眠くなり、
ひたすら睡魔と戦っていました。

所用を一つ済ませて、
家に帰ったのは7時を廻っていました。

夜は東の空に十三夜がポッカリと浮かんでいます。
なぜか もの悲しい月です。


平成15年11月12日(水)    決算特別委員会。& 合併協議会。

・ 9:30〜12:00  決算特別委員会
・13:30〜16:20 1市6町合併協議会を傍聴
・17:00〜      議員全員協議会
・17:15〜18:45 決算特別委員会
・20:00〜      川副町女性塾

と、今日は朝から晩まで忙しい一日でした。

今日から『平成14年度決算特別委員会』が始まり、
3日間かけて、審査がおこなわれます。

『佐賀市郡1市6町・合併協議会』が
13:30〜開かれるため、
決算委員会は午前中で中断。
午後は合併協議会に向かいました。

協議会終了後、決算委員会を再開。

役場から真っ直ぐ川副町女性塾の会合に向かい、
家に帰った頃にはクタクタになっていました。

今日の女性塾はファミリーレストランで集まりましたので、
丁度、食事に見えていた
いろんな方が私に声を掛けてこられ、

「夕方のニュースで合併協議会のことが流れていたけど、
 どうなっているの?私たちは全然知らないけど…」と
心配されていました。


さて、その合併協議会の内容です。

両論併記の3項目は残したものの
49項目の協議内容に基づいて住民説明会に入るため
一旦、休止された合併協議会でしたが、

今日、第17回の会議が
21人の協議委員の署名により、
『増田会館・パル21』において、
44名中、40人の協議委員の出席で開かれました。

議題が『合併の枠組み(佐賀市執行部案)について』であるため、
会議長を木下佐賀市長から
藤田委員(合併協議会副会長・佐賀市議長)に代わって、
進められました。


冒頭、川副委員(久保田町町長)から、
署名による「開催請求主旨」が述べられ、

・時間的な制約があり21名の署名をもって開催を請求した。

・10月10日の第16回会議において、
 協定項目49の内、3項目が両論併記。
 これをもって、1市6町の合併の是非を問うべき
 住民説明会の準備をしていた。

・10月30日 9時に佐賀市長が久保田町に
 「佐賀市の案がまとまったので説明に参りました…」と見え、

「1市6町での合併はメリットがない」
       ↓
「1市6町より、1市3町(佐賀市・諸富町・大和町・富士町)がよい」
       ↓
「1市3町以内の合併が困難であれば、合併しないことを選択する」


以上の説明を受け、

・先入観により果たして正しい判断ができるかどうか?
・これまで真剣に議論してきた協議委員への説明
・現在では住民説明会を延期しているところもある(久保田町、東与賀町、大和町、富士町)

・・・・・・・・・・

よって、合併協議会の開催を請求し、
佐賀市長の見解を求めるものである。


対し、木下市長は

・11月15日号の「市報」で佐賀市執行部案の説明
・11月13日〜22日の市民説明会で意見交換
・5000名アンケート
・出前講座の開催

以上の方法で、
佐賀市民の意見を取りまとめ、
佐賀市執行部案最終決定するものである
結論では無い。


その後、各協議委員の意見が求められ、
住民説明会を前に「1市3町の枠組みを見直す執行部案」を示した
佐賀市の対応を批判する意見が相次ぎました。

途中、
「市長は選挙のためをも考える枠組みではないか」との
私的見解に及ぶ意見も出され、
市長が「発言撤回」を求めるなどの場面もありました。



進行役の藤田委員が
「今日何の為に集まったのか、一定の方向を見出すためにも
 多くの意見を出して欲しい…」と終始言われ、
多くの意見が飛び交いました。

感情のもつれを感じさせる意見は
協議会のこれまでの進め方を考えさせるものでもありました。

しかし、協議会は協議の場。
ある意味、ディベートの場でもあるのです。
論には論をもって制するのが「正論」です。

話が反れました。

多くの意見が出て・・・・・・

ところが、会の終盤になって、
「今月9日に開いた佐賀郡の町長と議長の会議で、
佐賀市の見直し案がでた以上、
今後、1市6町の枠組みでの協議会の存続は困難で、
協議会は解散すべきとする案がまとまった」ことが
川副委員(久保田町町長)から報告されました。

川崎委員(諸富町町長)から
「まとまったわけではない」
富士町町長、大和町議長からも同じような意見が出され、

「合併期限を考えた時、このままではどうしようも無い。
 協議会解散意向を採決ででもして決めたい…」との意見も出ましたが、

結局は、各市町での検討となりました。


傍聴をしていての私見

何故、久保田町の町長(郡町長会会長)は
会の終盤になって、
「解散すべき案」の発言をされたのか?

(駆け引き)があったのでしょうが、
中盤にでも発言をされていたなら、
今日の協議会はもっと有効な時間になっていたのでは?

この発言に関しては
協議委員以外の私たち議員には全く知らされていませんでした。

協議会終了後に
川副町で開かれた議員全員協議会でも
町長の出席はありませんでしたので、
郡首長・議長会の意向を問うことはできず、
5分で終った会議です。


それにしても、全く、住民不在です!

各自治体は「形だけの住民の意向を問う説明会」に
するのでしょうか?

現段階で、
「1市6町の枠組みを考えない結論の自治体」があるのなら
単独でも解散・離脱の意向を示すべきで、
それが首長の責任というものでしょう。

それとも、積極的に1市6町案を進めますか?

憤懣やる方ない今日一日でした。


虚無感溢れた疲れた身体で
我が家に帰ると、くしくも、班長経由で

『新市建設計画 個性と英知で磨き上げる 田園都市佐賀市をめざして』
の綺麗な冊子がポストに入っていました。


今日の協議会では いろいろな意見が出されましたが、
「1市3町案内の枠組み」が示された
10月31日の木下市長の記者会見のコメント

どうしても出席される事のできなかった
稲田・共通委員が預けられた文章を抜粋して
今日のよもやま話を終ります。

「1市6町の枠組みでの首長提案によって、
 これまで協議を重ねてきた。
・・・・
 最終協議内容でもって是非を問う住民説明会に入る矢先、
 佐賀市執行部案が示され、
 合併協議会を素通りしたルール違反である。
 今後の佐賀市郡の感情のもつれを懸念する。
・・・・
 今は徒労感を味わう委員が多いのではないでしょうか?」


明日は決算委員会2日目。
真夜中に起きて打ち込みをしていますが、
今から決算資料をもう一度、確認します。
決算審査は議会の重要な役割です。


平成15年11月11日(火)      ラジオ出演。& 合併協議会の傍聴を。

先ずはお知らせです。

明日12日(水)13:30〜 「増田会館・パル21」で
『第17回佐賀市郡1市6町・合併協議会』が
開催されます。

協議会の規約に「協議委員の1/3以上の署名があれば、
会を開くこととする」という項目があり、

マスコミでも報道されていませんが、
明日の協議会は
合併協議員の「開催要請署名」によるものです。

理由は、各市町が住民説明会に入ろうとしていた矢先、
10/31に新聞報道された
「佐賀市執行部案の合併枠組み」に関しての説明を求め、
今後の対応も含めた協議になると思います。

今日のラジオでも話しましたが、
協議委員からの「協議会開催要請署名」による開催は
全国でも珍しいものです。
これをどう受け止めるか?

合併協議会は関係市町の首長・住民代表・議会代表がなる
「住民本位、民主の最たるもの」と思います。

「今」を考えると同時に
「将来」を見据えた合併協議を望んでいます。

本音で議論して
「多くの住民を裏切らない」で戴きたいです。
各首長は政治生命をかける問題でもあります。

勿論、私も行きますが、
明日は多くの傍聴者があると思います。

今回の協議会は
署名開催である意義を感じています。
後世に責任を取るためにも議事録にも残し、
佐賀市郡の「歴史的な協議」であると思っています。

市町村合併は自治体歴史の大きな「ひとこま」です。
「その時」にかかわる議員としての重責を
ひしひしと感じています。


さて、話は変わりますが、
今日はラジオで
「総選挙」「明日の市町村合併協議会」などの
コメントを出してきました。

途中、全国でも注目された激戦区佐賀1区で当選された
原口一博代議士のお連れ合いの直子さんに電話をお繋ぎし、
代議士の素顔も含め、
生の声も聞かせていただきました。

控え目な直子さんがマスコミに私的に声をのせられるのは
多分、初めてかな?と思います。


今日は私が話す枠が多くありましたので、
総選挙全国の結果、佐賀選挙区、
今後の国会の動きまで話は及びました。

来週19日にも開かれる特別国会では

・ 自衛隊のイラク派遣基本計画が議論され、

12月に入ると予算編成

・ 年金制度改革
・ 道路公団民営化
・ 地方分権・補助金削減→財源の確保は?
(自民党のマニフェストには補助金4兆円削減に代わる財源移譲が明確に約束されていません)

と、休んでいた国会を取り戻すべく
議論が集中します。

また、来年の夏には任期満了の(7月25日)の
参議院選挙があり、
「政権交代・政権公約選挙」の第2幕でしょう。

19日からの国会では
「政治改革への競い合い」の国民期待を
真正面から受け止めていただきたいと思います。

それにしても
生番組は疲れちゃいます。
が、どんどんニュースも入ってきて
生ならではの緊張感と面白さもあります。


平成15年11月10日(月)     投票結果。& 議員懇親会。

朝から鈍よりの空…
案の定、雨になって、大川市、諸富町、川副町での
議員懇親グランドゴルフ大会は中止になりました。

大川市は福岡県、諸富町と川副町は佐賀県ですが、
筑後川を挟んで隣接していますので、
交流をしています。

私が議員になってから、
早速、お誘いを受けた「筑後川の環境問題」などの
勉強会も案内をいただき参加しています。

夕方の懇親会は予定通りあり、
意見交換をしながら、いっこん傾けました。

さて、今回の総選挙
1区では原口一博 氏(民主党)が接戦の末、
小選挙区での議席を確保し、
佐賀県代表の議員として送り出せたことは
私の喜びでもあります。

2区は今村雅弘 氏(自民党)
3区は保利耕輔 氏(自民党)が安泰でした。

それにしても2区の小選挙区無効票は
白紙投票、誤記名投票?などで、
有効投票数の約1割近くにも上りました。

近々に「私が感じた今回の選挙」を
書き込んでみます。

さて、さて、明日11日(火)は
NBCラジオでコメントを出す日です。

15:30〜の『情報ファイル』で、
総選挙、市町村合併などを取り上げてみます。

歯に衣着せぬ語り口は
結構、ファンが多いのですよ。(自分で言うなってね)


平成15年11月9日(日)     女性議員政策研究会。& 投票日。

年4回、議会前に女性の議員が集まって、
政策研究会を開いています。

今日のテーマは
「都市計画」と「農業政策」でした。

現在、県が補助金システムについての
意見を求めていますので、
その案内もしましたが…
意識はマチマチのようです。

さて、今日は投票日。
今朝、寝過ごして飛び出していきましたので、
夕方7時頃に投票してきました。

佐賀1区を始め、福岡2区・・・・・
全国の注目選挙区も気になります。
今晩は遅くまでテレビに噛り付きそうです。

開票が始まりました。


平成15年11月8日(土)        明日は投票日。

激戦地佐賀1区、そして2区、3区の
選挙戦も終りました。

私の友人の議員たちも、所属政党を背負って、
それぞれの陣営で、
寝る間も無いくらいに頑張っています。

ある友人は、今の党体質に疑問を抱きながらも、
ドップリと選挙に係わって、候補者を応援。
自らの責任を果しています。

私も自分の信念を貫き、
支持する政党の候補者、
心から尊敬する候補者の応援に
もてる力で頑張りました。

国政選挙において、
地方議員はどういう姿勢でいるべきか?

私の住む町のように、大方が○○党議員で、
議会を挙げて応援しているような場合、
ただ一人別行動を取ることは相当の勇気が要りますが、
理念と信念で割り切ることができます。

自分に正直になれば、それによって
対人関係を崩すようなことはありませんし、
それが民主主義だと思います。

地方にいて、国の政治の進め方に疑問をもてば、
国政選挙に関わることも必要で、
4年半、地方議員の議席をもって感じた疑問は
多々あります。

選挙運動の一つとして、
自らの所属政党の候補を国会に送り出して、
議席の拡大を狙うのは、
「信念のもと!」では正論だと言えます。

しかし、その所属政党が、
もし、お付き合い政党だとすれば、
地方議員は単なる動員・集票マシーンに過ぎません。

今回の選挙はまさしく、
日本の未来を決める選挙」と も言われています。

昨日もランドセルを背負った小学生が
下校中に街演車に手を振ってくれました。
「 この子供たちに、どのような日本を手渡せるのか…」

我々議員も責任を持って、
国政選挙に係わるべきだと思います。

さて、前回の選挙の特徴として、
『 クロス( 異党派 ) 投票 』 が45%にも達しました。

クロス投票とは
小選挙区で投票した候補者の所属政党と、
比例区で投票した政党が異なることです。

このあたりの感覚が
「日本人の曖昧さ 」 なのでしょう。

今回は政権選挙と言われていますので、
小選挙区に支持政党の候補者が居ない場合は別ですが、

この「あいまいさ」と
「政権交代を問う選挙」は理にかないません。
選挙制度そのものを 今後、議論していく必要がありそうです。

また、小選挙区になって、
地元との「 密着度 」 が高い地方政治家が立候補し易くなり、
それによって「利益誘導政策 」 を争点にするのではなく、

この国の方向を決める立法府の国会議員には、
大所高所からの政策を
述べていただきたいと思います。

また、有権者が ”人の目 ” を気にする事なく、
それぞれの候補者の政策を比較して、
聞ける場が欲しいですね。 ( 合同演説会など )

地域住民を代表する我々議員は、
その場を作る努力をする必要があるでしょう。

また、地方議員も選挙の時だけではなく、
自分の選んだ国会議員の活動をサポートし、
地域の有権者にその活動などを、
伝えていく必要もあるでしょうね。


ともかくも、
それぞれに精一杯、繰り広げた選挙戦。
お疲れさまでした!!


さぁ! 明日は投票日。
「1票の重み」を行使して下さい。

「おやすみなさい…」


平成15年11月7日(金)     「マニフェスト(政権公約)」の表と裏を見て。

今回の選挙では各党が
マニフェスト(政権公約)を出しました。

マニフェストを出したことはご存知の方も多いのですが、
さて、内容の比較となると…。

各党の選挙事務所に行けば
簡単に手に入るのですが、
支持をしていない党の選挙事務所には
どうも貰いに行き難い…のも現状です。

そこで、私の視点で、
各党のマニフェストを多くの項目の中から
有権者の関心の高い部分の比較をしてみました。


政権交代の鍵を握る
・自民党のマニフェスト
・民主党のマニフェスト

★自民党のマニフェストは
全体として、民主党のマニフェストに比べると、
具体性に欠けると思わざるを得ません。

この自民党の政権公約を「マニフェスト」としてみれば、
評価できる項目はほとんど無く、
従来の「公約」から脱却していないと思います。

しかし、国家の機軸である「憲法」については、
民主党のそれと比較すれば、
やや踏み込んでいるといえそうです。

憲法以外の項目については、
すべてが「あいまい」で、
どう論評したらいいのか、正直難しいです。

消費税にしろ、
「自分が総理である内は増税しない」では余りにも無責任です。

小泉総理がそのまま続いたとして、
総裁任期は2006年9月までで、
その次ぎの総裁選にも出馬することは考えにくいことから、
2007年度には、
小泉総理の任期は終わっているということです。

仮に、2006年9月まで小泉氏が総理大臣であるなら、
任期中の議論は避けられないのですから、
塩川・前大臣の発言によると、
当然、在任中に増税を議論し、決めることになります。

小泉風に「決める」と「やる」とでは意味が違う…
というような理由をもし言うことがあれば、
それは国民を見下した行為と思わざるを得ません。

あいまいな表現はこの他にもをいくつかあります。

・郵政民営化の自民党の結論は?
・経済政策の具体性は?
・年金制度の抜本的改革の中身は?


★ 民主党のマニフェスト

民主党のマニフェストで評価できる政策は、
私は大きく分けて、2点挙げられると思っています。

一つは、「経済政策」として、
「金融再生ファイナルプラン」を実施するとしている点と、
財源確保の具体例のいくつかを明記している点です。

年金制度に関しても、基礎年金の財源は消費税を充て、
そのための増税はやむなしとしている点は、
非常に現実的であり、かつ、分かり易いと思います。

消費税増税は、国民にもアレルギーがあるようですが、
基礎年金として全国民に保証される年金となり、
かつ、保険料負担がなくなれば、
トータルでそう大きな負担増になるということではないので、
国民も冷静な判断力が必要な点です。

それ以外の項目については、残念ながら、
あまり「なるほど!」と感じるものはなく、

特に、マニフェストの各項目よりも重要となる、
「重点公約」については、
「補助金の全廃」「企業団体献金を含む政治資金の全面公開」と
「年金制度について」以外は、
私にはあまり評価できませでした。

色々批判したい点はありますが、
民主党らしいマニフェストですし、
これだけの政策を意見集約し、
また、立候補予定者すべてから
「マニフェスト遵守の誓約署名」を取ったという姿勢は
国民との約束の固さを示すものです。

しかし、しかし、
全立候補予定者が遵守できる項目に
限定していることは問題が残ります。

本来、政党が提示しなくてはならないマニフェストというのは、
国の根幹である、
「憲法」「安全保障」「外交」に関して明確な方向性を示すことです。

あとは、他党のマニフェストを分析して、
私たち国民は冷静に判断する姿勢が求めらています。


さて、選挙にあわせて、
「もう一つの(裏)マニフェスト」と言われる
自民党…「解説・自民党重点政策」
民主党…「民主党政策集」

という、小冊子が出されています。

民主党のそれは
マニフェストを更に詳しくした内容になっているのですが、

自民党のそれは
「郵便局ネットワークは引き続き全国公平に。
郵貯、簡保の資金で、社会資本整備を」などと
小泉改革と異なった内容になっています。

党は「選挙とは別に来年度の予算編成用に書いた…」と
言っていますが、
小泉総理の公約とはどう関連するのでしょう?
小泉公約は自民党公約ではなかったでしょうか?
地方選挙用「ホンネ」マニフェストと言えそうです。

今回は特に非常に重要な選挙です。
9日は投票日に私たち有権者は
「何が本当に重要か?」を見極めて
1票を投じたいと思います。

それにしても、マニフェストを土台に
議論する時間が少な過ぎる!のが、
今回の選挙の反省点にして戴きたいと
有権者の一人としても、切に、思います。



さて、話は変わりますが、
『第17回・1市6町合併協議会』
11月12日(水)13:30〜
「増田会館・パル21」で開催されることになりました。

議題は「佐賀市執行部の合併枠組みについて」です。
時間が許せば、傍聴をお願いします。

それから、明日はアイスクエアで
県女性ネットワークのシンポジウムがあり、
パネリストとして参加してきます。

頭の中はバラバラですのに、
もう、こんな時間!真夜中です。
普段着言葉で話してきます。


平成15年11月6日(木)        議員全員協議会。

急きょ、議員全員協議会が開かれました。
「市町村合併について」です。

今後の対応も含めての話し合いでしたが、
住民説明会は予定通りの日程で
開催することになりそうです。

佐賀市の執行部から事実上、我が町は
合併の対象に入らないと言われたのも同然ですので、
早急に『1市6町合併協議会』の開催を求めました。

私見では何処をどのように埋めても
佐賀市案の
「1市3町以内の合併が困難なら、合併しないことを選択する」は
変わらないと判断しています。

別の言い方をすれば、
川副町は今までの歴史の中で、
「魅力あるまちづくり」「行政改革」を
してこなかったということでしょう…。

それなら、法定協議会を開いて、
直接、佐賀市の見解を聞かないと、
10月10日の『1市6町合併協議会』のままでの佐賀市案発表ですので、
住民に対しての説明が付きません。

あくまで、法定協議会ですので、
今後のためにも、
議事録にも残しておくことも必要だと思います。

また、川副町がどういった説明会になるにしろ、
内容によっては、協議会を開いておかないと、
協議委員の皆さんに対しても失礼です。

協議会の開催要請は
協議委員の1/3以上の要請によって、
会長は開かなければならないのですが、

このことを言うと、

すでに半数ほどの署名をもって、
協議会開催の要請をしている(もしくはするところ)
そうです。

1市6町案の確認項目である「17年3月までの合併」では
『1市6町法定協議会』と『1市3町任意協議会』がダブった形では、
会の進めようもありません。

佐賀市案をめぐって、
諸富町では2、3日前に全協が、
他町でも何らかの話し合いが開かれたようです。

佐賀市、諸富町、大和町、富士町始め、
東与賀町、久保田町、川副町の南部3町それぞれの
首長としての発言責任も伴いますが、
「来るべき時は来た」と、私は思っています。

最近、各家庭に配られた
『合併協議会だより』や
『新市建設計画 〜個性と英知で磨き上げよう田園都市・佐賀市〜』が
空々しくうつります。
多くの住民はこれを見ているのですから…。


平成15年11月5日(水)      立候補者走る…。

全国300の小選挙区には1026人が立候補。
前回、H12年6月の選挙と比べると、
立候補者は △173人(減)で、
競争率は3.42倍。

※ 小選挙区 (1026人)

自民党  277  保守新党   11
民主  267  無所属の会    8
公明   10  自由連合    1
共産  300  諸派    4
社民   62  無所属   86



※ 比例代表(745人)…全国11ブロック

自民党  314
民主  274
公明   45
共産   47
社民   65


女性の候補は149人で戦後最多だった前回より
△53人(減)になりました。


今回の選挙では各党が
マニフェスト(政権公約)を出しました。

大衆に迎合する政治(ポピュリズム)は
いつか破たんします。

政治家は問題を先送りすることを止めて、
国民に現実を説明することが何よりも重要ですし、

国民(有権者)も「目先の損得」に惑わされず
「何が本当に大事かを見極める」ことが求められる
今回の選挙です。


平成15年11月4日(火)       合併協議の今後。

31日に佐賀市執行部から示された
「1市3町案」に対して、私の見解を述べます。

以前に佐賀市長が合併枠を
『1市6町・合併協議会』と同時に
「1市3町」(佐賀市・諸富町・大和町・富士町)
「1市1町」(佐賀市・諸富町)

の枠組みについても同時検討すると言われ、

且つ、先日のテレビインタビューでも
「佐賀市にとって最も有利な方法を模索する…」と
言われていましたので、このニュースには
大方の見当は付いていました。

佐賀市の見解について、
記者から電話でコメントを求められましたので、
1日付けの佐賀新聞に
私のコメントも載りましたが、はっきり言って、
「合併協議会軽視です」

何故なら、『佐賀市郡1市6町合併協議会』は
首長提案で始まった『法定協議会』であり、

10月10日に開催された協議会では
「3つの事項は両論併記のままではあるが、
 それぞれの地域住民の意見を聴く住民説明会に入る」
で締め括られました。

先日のテレビ放送や、
31日の佐賀市議員全員協議会では、

佐賀市執行部の考え方
1市6町での合併はメリットがない。
       ↓
1市6町より、1市3町が良い
       ↓
1市3町が成立しないなら1市1町
(合併しないことで、国からの交付税の締め付けを考えるなら、1市1町で合併を)
       ↓
1市3町以内の合併が困難なら、合併しないことを選択する。

と宣言されました。

市民アンケートにおいても
執行部の考えへと誘導する内容だと思います。


「合併協議会軽視」というコメントを出したのは
佐賀市執行部が
「1市6町での枠組みは考えない」
という方針を決めたならば、

その前に『1市6町合併協議会』を開き
佐賀市が先ず離脱するのが、
順序(筋道)ではないでしょうか?


・弾き飛ばされた南部3町は
 「ありえない1市6町案」の資料は使えません。
 住民にどう説明すれば良いのか?

・ラブコールを送られた3町の説明方法は?

・真剣に議論されてきた委員の立場は?
 共通委員の思いは?

協議会の委員さんは今日まで真剣に協議されてきました。
小委員会に入ってからは
丸一日掛かっての協議も続いたと聞きます。

新設(対等)合併とは言っても
郡部では吸収合併の感が否めず、
今後、新市での重点事業の重点投資も
考えながらの模索でした。

各自治体での懇話会でも
デメリットも含めて、
今後の自治体のあり様に真剣でした。

ちなみに、佐賀市では
住民の声を聞く手段として
懇話会などの立ち上げはされていましたか?

佐賀市のメリットだけを考えて話される市長は
現佐賀市長としてご立派であっても

『1市6町合併協議会』の会長としては
「否定」から入りましたので、
不適任だったと思い、残念でなりません。


1市6町合併協議会は果たして設置する必要があったのか?

協議委員の皆さんは道化役?


もし・・・・・・・・・ならば、
労力、費用、そして何より
(特例期限までに)失われた時間は大きい!

1市6町枠で議論中の住民は
いつからか、首長の「思惑」の外でした。

別の言い方をすれば
1市6町の住民に対する「背任行為」の協議会です。

他にも言いたいことは多くありますが、
一番言いたいことは、

住民議論を原点に考えるなら
『合併協議会』こそが、原点です。

早急に合併協議会を開催して
協議会に対する礼を示して戴きたいと思っています。

郡部の各自治体の首長も
「ホンネとタテマエ論は止めにして…」
議論して戴きたいと、切に思います。


平成15年11月3日(祝)        文化の日。

川副町・功労者表彰式があり、
少し早めに家を出て、
所用を済ませてから会場に向かいました。

今年は
・永年勤続功労の6名、
・町行政運営進展功労の3名、
・社会福祉功労の1団体、
・産業振興功労の1名、1団体、
・体育振興功労の1名、1団体、
・文化振興功労の3名、3団体、
・寄附に対する6名に
感謝状と記念品が贈られました。

紙面上、詳しくは書けませんが、
皆さんそれぞれに川副町発展の為に力を注いでこられた
ご活躍の方ばかりです。
言うは易し、行いは難し・・・で、ご苦労もあった事と思います。
受賞おめでとうございました。そして、これからもご活躍下さるよう
どうぞ宜しくお願い致します。

今日は文化の日。

そう言えば、
「文化住宅」「文化アパート」「文化釜」「文化包丁」とか
今では懐かしい言葉です。
文化は時代のバロメーターですね。

選挙戦がたけなわです。
私も自分の信念に従って、自分で出来る行動しています。

9日の投票日は晴れとの予報ですので、
投票率が上がることを願います。

政治参画への入り口である
あなたの貴重な1票を活かして下さいね。


バックのカーテンが黒ですので
なんか、マジックショーみたいですが…

平成15年11月2日(日)    エンジン01『日本・サガ』最終日。

今日はエンジン01『日本・サガ』の最終日で、
佐賀市民会館を会場に13:30から

「官僚の悪」
・岸本周平(財務省理財局国庫課長)
・木村晋介(弁護士)
・木下敏之(佐賀市長)
・寺崎 研(文化庁文化部長)
・横尾俊彦(多久市長)

「我ら九州人を笑え」
・筑紫哲也
・河口洋一郎
・古川 康(佐賀県知事)
・堀池秀人

「官僚の悪」では
木村晋介さんの一人喋りで、
こんなに喋る方とは思いませんでした。
多角的な話がもっと聴きたかったのですが…。

一方、「我ら九州人を笑え」の出演者は
皆さんが九州出身で、
流石、コーディネート役の筑紫さんが
「笑い」と「納得」の時間を展開されていました。

会場で本を5冊買い込み
夜の布団の中でボチボチ読んでいます。


平成15年11月1日(土)     エンジン01『日本・サガ』2日目。

早いもので今日から11月ですね。
皆さんお元気でしょうか?

私は支持政党の応援やら、
是非とも頑張っていただきたい方の
激励に駆け付けたり・・・

そんな忙しい毎日を過ごしています。

さて、今日は「佐賀歴史民俗館」を会場に
『日本・サガ』のワークショップや
分科会などが繰り広げられました。

朝から12の分科会があったのですが、
私が参加したのは

『日本と民主主義』
・伊藤穣一
・高野孟
・波頭 亮
・森本 敏

『日本人の未来』
・松本 大
・小笠原敬承斎
・古川俊之

どちらも「旧福田家」が会場でしたが
割と空いていて、
「日本と民主主義」では一番前に座ってしまい、
私の目線は、椅子に座った講師の方の身体のど真ん中。

講師の方と1mと離れていないので、
つまり、そう、目線のやり場に困ったわけです。

話の内容は流石に面白かったです。

会場でバッタリ友人夫婦と会い、
4人で食事をして帰りましたが、
食事をしながら話のテンションの高いこと。
今日の分科会よりも面白かったかも…。