平成16年8月


平成16年8月31日(火)       新鮮な?缶詰。

今日はまる一日、
事務処理をしていました。

町議レポートの作成もあるので、
大好きな歴史の勉強会も欠席して、ネジリ鉢巻!

パソコンの周りには
お茶にパン(台風の買出しで余った・・)を置き、
私目は缶詰状態です。


平成16年8月30日(月)       超大型台風。

昨日は県庁から真っ直ぐ
川副町の戸ヶ里漁港に潮位や避難船の様子を見に行き、
海岸線を通って、
あちこち見ながら帰りました。

昨日の内に大川の義母に台風避難に
我が家に来てもらっていたので、安心です。

カップ麺にパン、食べ物はたっぷりあるし・・・
水の確保もバッチリ!です。

只今、12時。
だんだんと風雨が激しくなってきました。
13時頃が最接近だそうです。

ドングリ目か?切れ長の目か?
台風の目をいつか見てやりたいものです。

大きな被害が出ませんように!


(ゴーゴー! ビュービュー!)


台風が通過していきました。
風は強かったものの、
佐賀においては肩透かし・・・。
心配していた高潮の被害も出ずに良かったです。

被害に遭われた地域の皆さんには
心からお見舞い申し上げます。

テレビで度々川副町が映るので、
心配した東京の兄から電話が掛かってきました。

風も止んだ夕方、買い物に出掛け、
ハンバーグを作りました。
義母が美味しいと言って食べてくれるのが
嬉しくて!

生鮮食材は軒並み値下げをしていて、
台風の影響で、財布は得をしました。

雨上がりの街は静かでした。


平成16年8月29日(日)    一日中・・・。& 超大型台風接近。

今日は県庁に9時集合。
『県炎博記念地域活性化事業』の
助成団体を決める審査がありました。

「初めの一歩部門」は
これから何かを始めるための
準備、研究、調査などに対する助成で、
上限額10万円で10団体を選考します。

県庁の県民ホールで「公開審査」という形で行われ、
学識経験者やNPO代表、地域活動代表など、
それぞれの分野から
「NPO」や「CSO(市民社会組織)」の意義を理解する
8人の審査員でした。

採点は
「創造性」「自主性」「継続性」「実現性」「公益性」「妥当性」の
6項目で、5段階評価し、満点は30点。

8人の審査委員ですので、
240点が満点です。

「初めの一歩部門」では
13団体の応募があり、
審査員それぞれの事前審査点数で
10団体を決定しました。

「地域づくり活動部門」(上限50万円)は50団体の応募があり、
それぞれの活動をアピールする
5分間のプレゼンテーションの順番クジが引かれ、
プレゼンテーション開始。

私たち審査委員は
事前に提出された書類では読み取れなかった部分などは
プレゼンテーションを聞きながら、点数の訂正などをした後、
審査員それぞれの点数を集計。

50万円の上限枠より少なく申請を出している
団体があった関係で
1500万円の予算枠内で、
上位32団体に助成が決定されました。

点数上位からの決定で、
点数も公開するという公明正大な審査でした。
最高得点は「いまり(菜の花)会」の216点。
32番目の団体は「鎮守の森 なかよし園」で、179点。

私があまり評価しなかった団体が
ある審査委員には評価が高かったり、
私が高く評価した団体が結果ダメだったり、
審査委員のバランスも良いようです。

20番目ぐらいからは
点数も ひしめくので、審査委員も責任重大です。

審査は朝から17時近くまでかかり、
当然のことながら真剣に審査しましたので、
頭はフラフラ・・・。

どの団体も意欲満々なので、
点数を付けるのに苦労しました。

できるだけ会場の方との会話を
控えるのが審査の約束事ですので、
多くの知り合いのお顔を見ながら、
失礼いたしました。

会場でそれぞれの団体間での意見交換なども見られ
公開審査は良かったと思います。

また、審査する私たちも一日じっくりと
多くの団体の熱意の声が聞けて
貴重な時間をいただき、感謝の一日でした。


審査結果は
佐賀市民活動センターのHPのこちらに
さっそくに公開してありました。


平成16年8月28日(土)     予定が狂った日。

急な会議が入り、
楽しみにしていた幾つかの会議、イベントに
出ることが出来ませんでした。

情緒不安定・・・
少々お疲れ気味の私です。


平成16年8月27日(金)   有明海裁判「決定」の今後。
                    
「生きとし生けるすべての物」のために・・・。

昨日の10時に佐賀地方裁判所から
「有明海諫早湾工事の差し止め」の
仮処分決定が出されてから、
県内では速報が流れ、また、全国で大きなニュースでした。

署名運動を手伝ってもらっていた
関西、関東に住む姉達からも電話が掛かってきて、
今後のお願いもしました。
こんな時、兄姉が多いというのは良いものです。


今日のニュースでは
勝訴と同時に農水省を訪れた原告団に対して、
「開門調査は海苔養殖に被害を与える・・」と
中長期開門調査をしないという見解が
改めて述られました。

対して、
「農水省と漁業者の信頼関係はズタズタになるばかり!」と
憤りを顕わにされていた漁業者たち。

ご参考までに、
海苔養殖のための「竿立て」は9月から始まります。

初海苔、2番海苔・・・
来年の2月の終わり頃までは養殖が行われる漁繁期です。

ですから、即時、開門調査をして、
もし、農水省が言っているように開門調査による被害が出るのなら、
その分、しっかりとした所得保障をすべきです。

海底耕運や、他の(かなりの額の)補助金保障より
余程良いと私は考えます。

ある漁業者は
「補助金政策、保障も要らない!
 2年間、歯を喰いしばって我慢をしても良い。
 有明海が元の海に戻れば!」とまで言っておられます。

自殺者が次々に出る悲痛な叫びが
農水省の胸に届いていますか?

特に、タイラギ、アサリなどの貝類は
死滅状態なのです。

「海を元に戻す以外は方策は無い!」


さて、
今後の動きについてですが、

農水省の亀井大臣は

「残念に思う。高裁に異議申し立てをする方向で・・・」と
コメントを出されていました。

仮処分後、公聴委が審議し、
12月までに(予定)結論を出すことになっています。

裁判所は事実認定において、
「公聴委の結論」を重視し、

公聴委が出した結論をくつがえす事は出来ませんので、

公聴委の結論は
佐賀地裁の仮処分を不動ものとし、
公聴委の結論は
大いに期待できるものです。



歴史的とも言える勝訴。
佐賀地裁・榎下裁判長の仮処分決定を
覆してはならないと思います。

そのためには、
大きな世論、うねりが必要です。

問題の本質をしっかり見据えて、
「生きとし生けるすべての物」のために・・・。


勝訴の報告集会。
報道陣でいっぱいです。有明海問題を
追ってこられた方は涙と汗でした。

平成16年8月26日(木)    有明海勝訴!歴史的判決。

佐賀地方裁判所は
「有明海諫早湾工事の差し止め」を
決定しました。

原告側の勝訴です。

勿論、私も佐賀地裁に行っていました。

民主党・原口代議士も原告団のお一人ですが、
人権委員会でニューヨークにおられるため、
本部からも議員がお見えでした。

10時に仮処分が出され、
その後は県互助会館で報告集会。
そこには
共に支援をしてきた多くの顔がありました。

司法の場で自分たち漁業者の声を
赤裸々に、堂々と陳べた方が、
ある団体からイジメられて、
以前より痩せておられたのが とても気になりました。


それぞれの立場と思いで、
県連に集まった人たちに
午前中の報告をし、昼食。

民主党佐賀県連の「声明」は
園田代行と藤野議員(原告団の一人)が
県政記者クラブでマスコミ対応をされました。


そもそも、3月29日に佐賀地裁から
仮処分決定が出される筈だったのが
5ケ月間も延びたのは
それだけ裁判所も慎重な判断をされていると、

今日の仮処分では
大方、勝訴の確信はしていました。
8ケ月間の審議をしてきたことになります。

裁判所から出された「決定」文章は
100ページほどに及びます。

噛み砕きますと、大きな特徴として

・ 国の第三者委員会の結論提言である
  「中長期開門をして有明海異変の原因調査をするべき」
  を全く無視した農水省の見解に対しての不快感
  述べられています。

・ 何故、仮処分で工事を止めなければならないのか?
 有明海を一日も早く再生させるため。

専門用語が沢山に入っていますが、
裁判所として出来る限りの「表現」を
農水省、長崎県に示されています。


90%終了している事業に対して
ここまで言い切る素晴らしい決定文でした。


中学校で習った三権分立。
「行政」と「立法」は、今、曖昧なところがありますが、
「司法」の分立を改めて実感します。

「決定」が出された午前10時からは
工事を止めなければなりません。


農水省の亀井大臣は
「残念に思う。高裁に異議申し立てをする方向で・・・」と
コメントを出されていました。

歴史的とも言える佐賀地裁の「決定」を
覆してはならないと思います。

そして、
家庭排水、ダム事業の見直し、
汚水処理の整備、漁業者自身・・・

皆で有明海を守っていきましょう!


「漁業者も農業者もそれ以外の人も
 そして有明海に住む生物たちも・・・
 だれも幸せにできない

 一部の人が求める巨大公共事業

 もう、これ以上
 愚かなことを続けてはならない」


平成16年8月25日(水)    一般質問通告。
                   「佐賀商工共済問題特別委員会」 傍聴。


今日から9月議会の一般質問通告の
受付が始まり、
朝1番に提出をしてきました。
質問事項は3項目です。

一旦、家に戻って着替えて、
県議会での「佐賀商工共済問題特別委員会」の
傍聴に出掛けました。

陣内孝雄・前理事長、
井本勇・前知事、
水田唯市・理事長が
参考人として証言しました。

それぞれの参考人から10分ほどの報告があり、
対して、
3人の特別委員(県議)が質問をする形式で、

午前中は陣内参考人、
午後からは後のお二人と
17時過ぎまでかかりました。

陣内・前理事長は
「’96年に県の調査があったこと自体知らなかった。
粉飾決算は、当時の経理担当職員が
有価証券の運用に失敗したことで、組合の破綻後に知った」と、
改めて関与を否定されました。

井本・前知事も
「県が組合に行った結果報告を受けた記憶がない。
佐賀商工共済の経営状況については、
破産後に初めて知った」と発言され、

先の特別委員会で参考人の
当時の担当職員や共済組合の副理事長、
それに水田・理事長の
「報告をした」という発言と喰い違います。

ご参考までに、「参考人」とは
委員会審査の参考人として、
第三者の意見を聴くものであり、
委員会からの依頼により出席を求めるもので、

いわゆる、出席拒否や虚偽の証言に対しての
罰則などがある「証人喚問」の「証人」とは違います。

傍聴席は満席で
知り合いの県議、市議、町村議員も
県内から沢山見えていました。


少々疲れてはいましたが、夕食後、
『「かわそえの未来」を考える会』の8月例会に出席。


さて、いよいよ明日は
『有明海訴訟』の仮処分
佐賀地方裁判所から出される日です。

原告側の勝利し、
「工事さし止め」が出されるのか?
国(農水省)が勝利するのか?
全国からも注目されている仮処分です。


平成16年8月24日(火)   議員全員協議会。& 国保運営委員会。

蒸し暑い日が続いています。

そんな日、
朝からの『議員全員協議会』で
論戦を交わしました。
「下水道終末処理場」の件です。

川副町は単独で建設の方向を決め、
9月議会で工事契約の締結議案が上がりそうです。

東与賀町の県道を通って管を埋設し、
佐賀市処理場に接続することを
東与賀町で了解が得られないことが問題で、

東与賀町としては
東与賀町の終末処理場に5年間ほど接続しては良いものの
「将来的にも佐賀市には接続しないで、
 川副町で単独処理場をもつように・・・」という

内政干渉とも言える条件が出されています。
(町長はそうは思わないと言いますが、私は内政干渉だと思います)

又それが、まともな論議で
交渉がなされたとはとても思えません。

今後の広域行政、財政などを考えると、
それぞれの自治体が単独で処理場をもつ
時代ではありません。

しかも、東与賀町との話し合い経緯は
住民に説明できるものでもありません。

川副町にとっても、東与賀町にとっても、佐賀市にとっても
良い条件を考えながら、
広域処理化の話し合いを
粘り強く進めるべきだと思いますし、

今後の市町村合併をにらみ、また、
単独自治体でいくなら尚更に
お互いに利のある広域処理を進めるべきです。

前回の議員全員協議会でも言いましたが、
それが出来なければ
推進中の公共下水道事業を止めて
合併浄化槽の推進汚水処理計画そのものを見直すのも
勇気ある選択肢の一つだと思います。

それほど、時代は変わり、
高齢化により各家庭の生活状況は変わり、
自治体の財政状態は悪化し、

一方、有明海をもつ地域としての汚水環境整備が
急がれるからです。

公共下水道工事は国の認可事業ですから、
無論、ペナルティは解っています。

今後の維持管理にかかる
一般財源の持ち出しを考えると、
「後は知らん」無責任行政だけは
到底、認められるものではありません。

私は終始一貫して、
広域処理を主張していますが、
今日、執行部から出された見解は
とんでも無い方向に向かっていると私は思います。


午後からは『国保運営委員会』
H15年度決算は2500万円ほどの
運営赤字です。

国保料の見直しを今年の4月にしたばかりですが、
H16年度も約3000万円ほどの
運営赤字を覚悟しなければならないと私は思います。

赤字の理由は
医療費に掛かる歳出の増大と
税収入の落ち込みです。


平成16年8月23日(月)      野菜三題。

皆様、いかがお過ごしですか?
夏バテされてはいませんか?
夏バテには「ニガウリ」が良いらしいですよ。

という訳で、
ニガウリを しこたま買い込んできました。

ゴーヤチャンプルに ニガウリジュース・・・
朝起きたら体が緑色になっているかも知れません。(笑)

ん?
裏庭にカボチャが転がっていました。

鳥のウンチによる還元の恵みのようです。
大きくて、しかも美味しそう!(儲けました)
以来、飛ぶ鳥に優しく微笑んでいる私です。

そう言えば以前にも
トウガンを鳥から頂いたことがありましたっけ・・。

夫が飲み残したビールでキュウリを漬けたら、
和風ピクルス、かなりの美味!
ビールのつまみに「もってこい」です。

残りビールでビールのつまみ。
これも循環型社会かな?

今日は処暑。
これから徐々に しのぎ易くなりますね。


優勝、準優勝、3位は
すべて昨年と同じ団部でした

平成16年8月22日(日)  消防団夏季訓練。& 富士町住民投票「合併賛成」

消防団夏季訓練でした。

陽射しがやわらかく、少し風もあったので
大助かりでしたが、
終わりの頃には陽も強くなって汗が噴出します。

それでも私たちはテントの中なので良いのですが、
団員の皆さんは大変だったろうと思います。

相互観覧では富士町消防団の幹部の方々が
見えていたので、合併の住民投票のことなどを
話されていました。

久振りにお会いする前・消防団長さんもお元気で、
私が始めて消防運営委員になった時には
敬礼の仕方や、点検官の仕方を
親切に教えて戴き、懐かしく思い出します。

11時過ぎに全プログラムが終了し、
買い物をして帰り、少し仮眠。

と、と、
「高校野球が熱戦だよ!」と、夫が起してくれました。

駒大付属・苫小牧高校が勝利し、
初めて北海道に渡った優勝旗。
雪国の喜びは格別でしょう!


さて、富士町の「住民投票」ですが、
20時に締め切られ、
ニュース速報より早く22時前に入った
知り合いからの報告では、
1市3町1村(佐賀市・諸富町・大和町・富士町・三瀬村)
「合併賛成」が多かったそうです。

町長が「住民投票の意向を重視する」と
言っておられたので
法定協議会に参加して合併の方向で協議されていくでしょう。


今夜はオリンピック女子マラソンがあり、
体操の種目別もあるので
またもや、
涅槃像の半眼状態が明け方まで続きます。


平成16年8月21日(土)   6町議員グランドゴルフ大会。

今日は佐賀郡6町の
『議員グランドゴルフ大会』がありました。

世話は持ち回り制で、
今回は諸富町での開催でした。
首長も参加しての年1回の恒例行事です。

優勝は大和町、
川副町は大和町と同点でしたが、
打数の関係で準優勝でした。

ステックで決闘にならないか
心配していたのですが、(冗談ですよ)
和気あいあいの内に終了し、
再び集合して川副町の議員での懇親会に出掛けました。

数人で2次会、3次会へ。
明日は『消防団夏季訓練』があり、
6時半には家を出なくてはなりませんので、
一刻でも早く寝ることにします。
でも、オリンピックも気になるしなぁ・・・。


あ、そうそう・・
午前中に行った かかり付けの病院でのことです。

私が注射を打ってもらう時に
一緒になった男性との会話です。

新米の看護師さんが
婦長さんから注射液の入れ方や、針の装着の仕方を
慣れない手付きで教わっています。

かたや、ベテラン看護師さんは
慣れた手付きで注射の準備をしています。

で、隣の男性と思わず顔を見合わせ、
(どっちが犠牲になるんだろう?・・・どうか自分じゃないように・・)

私は心の中で、
(お隣の方が血管が太くて、やり易いよ・・)

で、結果は?

双方ともセーフでした。(ホっ・・)

今日の実地研修はそこまでで、
ぼちぼち本番研修に入るのだって。(ギク〜っ!)


平成16年8月20日(金)  佐野記念館ボランティア。& 有明海再生へ向けて。

10月11日にオープンされる
新しい『佐野記念館』のボランティアを
申し出た方々との意見交換会が
9:30からありました。

今まで存じ上げなかった方で
かなり文化的意識の高い方もお見えで、
内心、「川副町も まだまだ捨てたもんじゃない・・」と
とても嬉しくなりました。

先日、他町の方から
「佐野記念館を中心から外れたなんであの土地に?」との
質問を受けました。

佐野常民の生誕地の近くであり、
三重津が日本の幕末科学の発祥の地でもあること。
その地形が当時に近い状態で遺っていること。
などなどをお話したら、

「大した場所だ。納得。佐賀県の誇りだね・・・」と言われ、
嬉しくなると同時に、
まだまだの顕彰の必要を思った次第です。

顕彰は佐野常民を輩出した川副町の町民、
我々の務めでもあります。

友人と意見交換をしながら昼食を摂り、
その後は市内で所要を。

夕方からは柳川市内での
『有明海再生に向けての集会』に出掛けました。

今夜は
『佐賀藩・幕末科学史研究会』
『有明佐賀航空少年団』 と
3つの集まりが重なってしまいましたが、

8月26日に佐賀地裁から
「有明海訴訟」の仮処分が出される予定ですので、
とてもとても重要な集会でした。

東京方面からも文化人など38名の方が
有明海再生の応援に見え、
知り合いも見えていて、盛会でした。

確実に動きはじめました。
今夜の集会、26日の仮処分については
2、3日内に「よもやま話」でお伝えしますので、
情報を共有して下さい。

今日も結構に忙しい一日でしたが、
そんな中にホッとする笑顔に出会えた
一日でもありました。
「有難うございます」

例によって、
寝たか?寝てないのか?分からん夜。
涅槃像の半眼状態・・・。
オリンピックも半ばです。

4年後は北京での開催ですので、
時差の点では楽ですね。


平成16年8月19日(木)       只今、帰還。

時計の針は夜中の1時半。
たった今、帰還しました。

今日は先の参議院選挙の際に
東与賀町事務所に集まった皆さんと、
川崎稔さんを囲んでの「お疲れさん会」でした。

勿論、会費制ですが、
誤解を招かないように一月以上経ってからの
懇親会となりました。

川崎さんの高校時代の恩師の
嘉村先生の挨拶で始まり、
それぞれが近況報告や政治への熱い思いの雑談をしながら、
早廻りで時間は過ぎていきました。

年配の方々のご示唆に
私も信念を曲げないで、政治活動に励む気持ちを
新たにした時間でした。

何かにつけて少子高齢化社会と
決まり文句のように言われますが、
今までの日本の高度成長期を支えてこられたのは
紛れも無く、現在高齢者の方たちです。

老後を安心して暮らせる社会システムを
つくるのは今の私たちの役目でもあります。

沢山の人が集まって、盛会の内に会は終り、
若かモンは2次会へ。(モチ、私も・・)
こちらも盛り上がり、たった今、帰還しました。


さて、今日は9:30から
『佐野常民勉強会』があり、
密度の濃い歴史の勉強をさせて戴きました。

日中は依頼されていた原稿づくりで
パソコンに向かっていました。


例によって、アテネ5輪の生放送で、
寝不足の頭はもう限界状態です。

今日一日に感謝しながら、
「おやすみなさい」


平成16年8月18日(水)     智に働けば・・・。

「智に働けば角が立つ。
 情に棹させば流される。
 意地を通せば窮屈だ。
 兎角に この世は住みにくい」


あまりにも有名な
夏目漱石の「草枕」の一節です。

この言葉は
精神訓話のように評されていますが、
漱石はどうも別の意図で
言葉を綴っているようです。


「智に働けば傲慢となり、
 情に棹さすならば己を失う。
 意地を張れば仕損じることも多かろう。

 それらをよくよく心に留めて、
 人の世を、もっと
 住みやすくしようではないか」

と読みとったとしても、
十分に座右の銘と成りうると思います。

何で突然に「草枕」が?

というのも、
執行部と議論をする中で
議員の限界を感じつつ、
それではイケナイ、諦めてはイケナイと
自問自答する毎日ですもので・・。


話はころっと変わりますが・・・

久し振りに浴衣を着てみました。
踊りに行くわけではないのですが、
お風呂上りに浴衣を着てみるのも良いものですね。

ホテルには浴衣が備えてありますが、
体型に影響なく合わせられるので
合理的な日本文化です。

滅多に開けない和箪笥に眠っている着物にも
たまには手を通してあげなければ・・・。

さて、今日の午前中はあちこちに出掛け
意見交換をさせて戴き、有難うございました。

台風の接近で、
夕方から風が荒くなってきました。
樹木がざわざわと騒ぎ始めています。


平成16年8月17日(火)      諫早湾締切り堤防 視察。

朝方までアテネ5輪の男子体操に
釘付けでした。

最後の最後まで手に汗を握り
胃が痛くなるような混戦で、
若いチームはプレッシャーにも負けず、
見事!金メダル!

興奮冷めやらぬまま
「2時間は眠れるぅ・・」と、ウトウト・・・。


で、6:30には起き、役場を8:00出発で
諫早湾の締切り堤防と
調整池、干拓地を委員会で視察してきました。
執行部も一緒で、総勢11人です。

外海から締切り堤防を見る機会はあっても
調整池側から見る機会は限られるので、
是非、実現させたかった視察です。

管理事務所の方の説明を受けてから
意見交換をし、現地に出向きました。

聞くと、見るとでは、違います。
調整池は汚れた「毒水」どころか
魚も生息する水質は上々でした。

ひきかえ、堤防の外は赤潮で
醤油を混ぜたような色です。

「う〜ん!
水門を開ければ汚れた水を流すことになると言う
農水省の話と違う・・・」

調整池(2600ha)から外海へ水をポンプで送っている
気休めとも言える経費も
月に1500万円掛かるとか・・・

調整池から諫早締め切り堤防外に
送られている2本のパイプの内の1本。
2本のパイプで流水は 10万トン/日。
掛かる費用は 1500万円/月。
なんてことない写真ですが、こちらは干拓地。
現在は試験的に牧草飼料が栽培されて
いました。遥か向こうが内堤防で、
こちらも建設中。


塩分を含んでいるため水稲栽培には適さない
干拓農地の利用計画、管理体制も
未だはっきりしていないようでした。

防災事業と言われる部分においても
新たなる疑問点が湧いてきました・・・。

今日感じた疑問点、問題点は
これまでの経緯も含めてしっかりとまとめ
問題提起していきます。


平成16年8月16日(月)      季節の移ろい・・。

昨日の終戦記念日に
いくら総理が「不戦の誓いを堅持します・・・」と言われても
上滑りの言葉の空疎さを感じるのは
私だけだったでしょうか・・・。

金融、不良債権処理、行革、北朝鮮問題・・・・・
思えば、ピーナツ3つと言われたローキード事件発覚、
この国の総理交代までアメリカが操作する日本です。

小泉総理になって、
「アメリカポチ主義」は国会無視の国民不在。

戦後59年経った今、憲法までもアメリカが介入?
とんでもありません!

自衛隊をイラクに派遣している今年の
終戦記念日の総理の言葉が
「いつもと変わらない風景の一コマ」であるのが恐いです。

第2次世界大戦での戦勝国が常任理事国の
国連組織も見直さなければなりません・・・。

そんなこんなを考えながら
今日のよもやま話を書いています。


蝉の声も油蝉からクツククボーシに変わり、
月も高くなり、
夜は虫の声も聞こえ始めました。
蒸し暑さの中に、爽やかな秋風に気付くことも・・。

夏の向こうに季節の移ろいを感じます。


平成16年8月15日(日)       終戦記念日。

朝の5時半に玄関のチャイムが鳴り、
びっくり!!

息子の友人が野球の格好で立っていて、
「携帯電話が通じないもんで・・・」と、
済まなさそうに言います。

「え〜、帰っているの?」と私。

誘いに来てくれた同窓生たちとで、
深夜まで飲んだらしく、今朝は早朝野球だとか・・・
疲れ知らずの若さです。


さて、今日は終戦記念日です。
高校球児も試合を中断して、正午に黙祷をします。

毎年の光景ですが、
こんな若者を戦地に行かせることは
出来ません。
当時の親の気持ちがどんなにか・・・
推して図っても、余りあります。

戦後59年経ちましたが、
自らの戦後が未だ終っていない多くの方が
おられます。

今も大義名分の下で、
戦争が繰り返されています。

サンメッセ鳥栖のロビー。
深川先生の絵画「学徒出陣月光の曲」
後ろのピアノが「フッペル」です。

鳥栖に行きたかったのですが、
午前中は所要が入ってしまいました。

終戦の日の今日、
当時のピアノ「フッペル」が保存・展示されている
サンメッセ鳥栖で、
多くの人が「月光」第一楽章を演奏されました。

学徒出陣と「月光」の曲…

音大出身の二人の特攻隊員が
出撃の前に人生の最期にと
鳥栖国民学校(現鳥栖の小学校)で
「月光の曲」を弾き、旅立ったそうです。

当時のピアノは運動により保存され、
サンメッセ鳥栖に在るピアノの横には
川副町の深川善次先生の絵画
「学徒出陣月光の曲」が飾られています。


14:00からは佐賀市立図書館での
佐賀市出身のテノール歌手、
勝田友彰さんのコンサート
「美しい日本語と日本の心」に行きました。

入場無料で、しかも2時間たっぷりのコンサート!
第2部は終戦記念日に合わせたプログラムで、
胸打たれる曲も・・。
勝田さんの美しい歌声を満喫しました。

コンサートの最後は恒例の「ふるさと」に
手話をそえての会場との合唱でした。

勝田さんの美しいテノールを満喫のひと時。
会場はいっぱい!でした。
こちらば「ミニチュア電車大集合」
私も操作させてもらって、ワクワク・・・。


それから、2階のギャラリーでは
『平和展』が開催されていて、
「戦争の記憶」の展示コーナーがあっていました。

子ども達は軍服や召集令状などを初めて見るらしく、
お母さんに説明を求めていましたが、
お母さんも若くて、展示品に添えられている
説明文を読んであげていたようです。

また、別の部屋では
ミニチュア列車を走らせている企画があり、
覗いてみると、
知り合いの佐賀市の職員さんが居られました。

なんでも、お父様の個人コレクションで、
『ミニチュア電車大集合』
白いカモメやソニック、ハイパー有明など、
とても精巧な模型の本格的な企画で、
親子連れで大賑わいの部屋でした。

すっかりハマッて、子ども達と一緒に
列車を走らせていた私です。

運転した記念に
「としょかんえき」発行の記念切符を頂き、
早速、本の栞にしています。


平成16年8月14日(土)    戦争と平和の祭典。& ○○才の手習い?

アテネオリンピックの入場式を観ながら
ウトウトと・・・
寝たか、寝ていないか・・

なのに、「あっ、いかん・・」と思った時には
日本団入場は終っていて、
肝心な時に寝てしまっていました。

「戦争と平和」
スポーツの祭典を通して、
人類の英知を正しい方向性に・・・と
心から願います。


さて、今日からある事を始めました。
いつまで続くか今のところ自信がありませんが、
新しい私の発見、出発です。


平成16年8月13日(金)      お盆。

大川の家に行き、
仏様をお迎えする準備をしました。

結婚してから可愛がってもらった
おじいちゃん、おばあちゃん、義父、・・・
ライオンズクラブの会長をしていた義父には
いろんな所に連れて行ってもらいました。

戦争で亡くなった叔父もいます。
ご先祖様が賑やかに帰ってみえたようです。

ついでに普段は手の届かない所の掃除を手伝い、
買い物に付き合って、
その後は義母の実家の叔母の家にお参りに。

舞踊の師匠をしている叔母は
年齢を重ねてた今も仕草がイキな人です。
16日の夜の大川盆踊りにおいで・・と
誘われました。


言ってもしようが無いけど、暑いですね。
墓石もジリジリと焼けついています。

夕方は知人の家の初盆参りでした。


平成16年8月12日(木)   議員全員協議会。

昨夜、東京から家に着いたのは
0時近くでした。
お風呂に入って旅の疲れを取り、布団に。

今日は9:30から
『議員全員協議会』が開かれ、
下水道事業の終末処理場についての
協議が行われました。

「川副町の単独処理場を建設」という方向性が示され、
正直、
「今ままで何の話し合いをされてきたのか?」
と言わざるを得ません。

私は佐賀市の処理場への接続、
将来的にも広域処理という
終始一貫した論できていました。
別ルートの再検討もしました。

東与賀町の県道を通過できないという理由が
れっきとしたものであるならともくかく、
住民説明がつきますか?
それとも「町民には経緯を知らしむべし・・」ですか?

行政能力は問題解決能力に他ならないと思います。


講演中の篠原孝代議士。
もの静かな語り口ですが、農業政策の
改革点を鋭く!熱く!語られました。

平成16年8月11日(水)   自治体議員フォーラム。 帰佐。

佐賀を留守にしていました。
その間にアクセスして下さった皆さんには
済みませんでした。

さて、
地方自治体議員フォーラムの2日目は、
3つの分科会がありました。

・「民主党の農業政策」
    篠塚 孝 氏(党・農林水産団体局長)

・「新しい自治設計ーー合併とその後」
    佐々木信夫 氏(中央大学教授)

・「商店街活性化ーー常識のウソ」
    中沢孝夫 氏(兵庫県立大学教授)


市町村合併に関して佐々木氏の見解が正論だと
常々思っていますので、
大いに興味があったのですが、
どういった論法で話されるのか、想像も付くところです。

佐々木信夫 氏のナマ顔を しっかり見て、
新刊の著書を読むこととします。

で、私は篠原 孝代議士が講演の
「農業政策」の分科会に参加しました。

余談ですが、
講師の篠原代議士は農水省のご出身で、
木下市長が佐賀市長選立候補のため、
農水省をお辞めになる時の上司だった方です。

農業革命は今、必至です。

篠原代議士は農林・水産がご専門ですので、
参議院選挙の折には
岡田代表と共に佐賀にお越し戴き、
「漁業者と共に語る街演」を開催しました。

その折の挨拶をしましたが、
よく憶えて下さっていて、有り難いことです。

どの分科会も面白く、
中身の濃いものだったようです。


午前中で全てのプログラムが終了し、
皆さんと別れた後、
私は千葉の姉の家に寄りました。

本を数冊購入しましたので、
パンパンの鞄が重いのなんのって・・・。

姉の家に一泊する予定だったのですが、
急遽、明日の午前中に
「議員全員協議会」が入ってきましたので、
切符を変更して、
今夜遅くに帰ってきました。

姉の所に3時間程しか居れなかったのですが、
義兄も元気で、安心しました。
一時期 やつれていた姉も少しふっくらとして、
元気そうです。

今、帰りの飛行機の中での打ち込みです。

夜のフライトは宮沢賢治の世界・・・。
暗闇の宇宙で汽車に出会いそう・・・
ほら!あそこに・・
カムパネルラがこちらを見ているような気がします。


女性議員フォーラム2日目は
パネルディスカッション。
黄色い洋服の方が西村智奈美代議士です
赤坂プリンスで開催された
自治体議員フォーラム。

平成16年8月10日(火)  女性議員フォーラム2日目。
                   地方自治体議員フォーラム初日。
昨日は「全国町村会館」に泊まりました。

ホテルの朝食は美味しく、
ついつい食べ過ぎてしまいます。


さて、今日は
『全国女性議員フォーラム』の2日目。

『自治体改革と女性議員』と題した
パネルディスカッションがありました。

パネリストとして、
・鹿島 敬 氏(日本経済新聞編集委員)
・姫井ゆみ子 氏 (岡山県議会議員)
・佐藤わか子 氏 (仙台市議会議員)
・当麻よし子 氏 (埼玉県議会議員)
・西村智奈美 氏 (衆議院議員・党男女共同参画委員会・副委員長)

コーディネーターは
菅原敏夫 氏(社団法人・東京自治研究センター)で、

菅原さんは
「三位一体改革」や「市民とまちづくり」
「公会計と行政会計」などをテーマに著書も多く、
月刊誌「ぎょうせい」などに
持論を載せられたりしておられますので、
ご存知の方も多いかと思います。

会場との意見交換では活発な意見が続き、
カンカンガクガク、ケンケンゴウゴウ・・
これが又、面白かったです。


ところで、韓国の女性参画率は
目覚しいものがあります。

女性の社会進出を国策に位置付けた時から
「女性省」を設置したのは皆さんも知るところです。

日本の場合は
「男女共同参画社会づくりは21世紀の最重要課題です・・」
などと、政府は言うけれども、
具体的な法的措置が進みません。
それは何故でしょうか?

男女協働(共同)社会づくりの
「出発点」「素地」が違うのです。


午後からは
『地方自治体議員フォーラム』のため、
「赤坂プリンスホテル」に移動しました。


懇親会で岡田代表と。
「はい、チーズ!」 (ダメか・・・)

平成16年8月9日(月)    今日から東京。

11時過ぎには羽田に着き、
フォーラム開始は17時から。
その間、渋谷をブラブラ楽しみました。

佐賀発9:25の羽田行きに乗って、
今日から2泊3日で東京です。

9日、10日には民主党開催の
『全国女性議員フォーラム』と
10日、11日の
『地方自治体議員フォーラム』に
参加させていただきました。

今日は民主党・岡田代表の
『女性の政治参画について』の講演と
懇親会がありました。

全国の女性議員の集まりなどで
何度か顔を会わせた方もおられるので、
すぐに打ち解けました。

懇親会で水割りを1杯頂いたら、
寝不足が続いたせいでしょうか、
えらい酔いが回り、
ホテルでゆっくり、ぐっすり、休みました。

家を離れた時って、
結構ゆっくりできる時間がもてるものです。


平成16年8月8日(日)    佐賀大学でのゼミのまとめ。

先日来、
佐賀市内の方からのメールをいただき、

「興味をもちながらも参加することができず、
一般公開佐大ゼミで明らかになった審議会の問題点と、
その克服策をできればHP上で教えてくださいませんか。」
とのご要望があっていました。


テーマは
「マニフェスト時代の民主主義:
  市民参加の審議会・政策評価体験」でした。

政策評価では
行政評価管理モデルに基づき
「外部評価」の選択肢について。

・ベンチマーク(Cf.政策マーケティング)
・「公募」市民委員会
・「有識者」外部委員会
・専門家を交えた内部委員会
・議会
・本来の「政策評価」(専門家による)
などを話し合いました。

審議会・政策評価の現状の問題点を
参加者が各々述べました。

意見を集約しますと

・委員の選出方法に問題あり。
  (行政任命、それも団体代表や地域名望家が多い)

・審議会の進め方に問題あり。
  (事前情報が少なく、Q&A形式で議事進行。
   会議の公開と一般市民(傍聴人)の参加が少ない)

・答申(意見書)の扱い方
  (審議委員が市民に責任を負わない)

・委員の知識はともかく、塾意が欠けている場合が多い。(全く発言の無い委員も)

・フォローアップ、フィードバックする仕組みが無い

・行政は本気で委員会で出た意見を尊重する気があるのか?

などなど、委員会、審議会などに参加された方の多くが
感じるであろうところの意見が出ました。

・「委員を安易に受けるな」 との厳しい意見も。


で、克服策ですが、

・本格審議に入る準備に十分な時間をとる。

・委員の選出にバランスを配慮。会長の人選は特に大事。

・委員会の目的を明確化する。

・HPに限らず、県民(市民)に対して委員会の報告が必要。

・事務局を行政から独立した機関に。(監査委員事務局の例)

・時間や予算に限られない運営の必要性。

・議論の活発化(委員と行政との徹底審議。委員相互の自由な意見交換)

・フォローアップ型審議会にする。
 答申書の進捗状況については必ず発表。
 付帯意見の実施状況について、行政は委員任期の最後まで委員に報告。

・公募委員の促進と
 「市民参加委員会」「市民参加セミナー」などで人材育成。
 市民参加ノウハウの継続的蓄積を図る。

などなどが述べられました。


長くなりますので、ゼミで出た全ての意見を
書き込むことが出来ませんが、
メールでご要望いただいたことに少しでも答えることが
できましたでしょうか?


最後に私のまとめですが、
今まで審議会に参加された方などを含めて
「審議会の活性化」をテーマにして、
審議(意見交換会)をそれぞれの自治体でやって、
意見書を出してみると面白いですね。

ともあれ、
行政の役目済ましの審議会、協議会にならないように。

また、委員の方も引き受ける以上は
熱心に参画して戴きたいものです。


これは裏話ですが、
実は私が議員になった大きな切っ掛けは
ある協議会の委員になった時に、
多くの意見を出すのはいつも女性の委員でした。

で、協議会のまとめの言葉が(当時の議長から)
「ご婦人方の意見は受けたまわりますが、最後に決めるのは議会ですから・・」

そこで私は
「こりゃいかん」と思ったわけです。

政策決定の場には、女性に限らず、
「多くの視点の必要性」を感じるのは
今も同じです。


平成16年8月7日(土)   女性議員政策研究会。& 有明海を守る。& 七夕祭。・・・

今朝は「ふれあいラジオ体操」があり、
6時には町民グランドに。
本当は自転車で行こうと思っていたのですが、
昨日遅かったので早起きず、やはり車で。

今日も良い天気で、
早くも暑い一日の始まりです。

洗濯機を廻しながら出掛ける準備をし、
夕方まで留守にするので、
家の中に洗濯物を干して出掛けましたが、
これが大正解でした。


10:00からアバンセで、
県内の『女性議員政策研究会』があり、
午前中は保利耕輔代議士に
「教育基本法」の改正についてレクチャーを受けました。

さて、戦後の昭和22年に制定されて以来、
一度も改正されたことのない
「教育基本法」は 前文をもつ法律です。

その前文をご存知ですか?
「朕は、枢密顧問の諮詢を経て、帝国議会の協賛を経た
 教育基本法を裁可し、ここにこれを交付せしめる。
・・・・(略)・・・・」

時代遅れもいいとこ・・ですよね。

なぜ今まで見直しがなされなかったのか?
いろいろありますが、
聖域にある「不可思議な遺物」です。

その教育基本法の改正には
大いに関心のあるところでしたので、それなりの文献を読んで、
自分の中で論点の幾つかを整理しながら、
今日の勉強会に臨みました。

「義務教育の国庫負担」の削減の話の中で、
学校図書における国の交付金の算定基準の
基礎単価の見直しについて
個人的見解を述べ、要望もさせていただいたところ、
丁寧に受け止めて戴きました。

佐賀3区選出の保利代議士ですが、
素顔も交えたお話の中に
代議士の人間的魅力が溢れた時間でした。

アバンセのレストランでの昼食は
稲田館長と相席をさせてもらって、
しばし、市町村合併談に話が弾みます。

今村、原口 両代議士が前で話され、
参加者は熱心にメモをとりました。

午後からは
『佐賀有明の会』の集会の参加を
予定していましたので、
私はそちらの方に向かいました。

私も「有明海再生、復活に基づく諫干排水門
    中・長期開門調査の早期実現を求める要望書」の
署名活動を続けている一人ですが、

国の第三者委員会の見解を無視した
農水省の突然の見送り発表の
「説明責任の無さ」には憤りを感じている一人です。

『佐賀有明の会』の発案で、
「今村雅弘代議士と原口一博代議士と漁業者」での
意見交換会では

会の方から前もって出されていた9項目の質問に対して
両代議士が交互に見解を述べられましたが、
釈然としないものを抱えながら聴いていました。

その後の会場との意見交換の中では
漁業者の切実な声が聞かれました。

諫早湾開門の中長期開門調査、
再生に向けた取組み、干拓の必要性など
両代議士の見解が分かれるところです。

佐賀選挙区の政権与党、野党の代議士を
一堂に会した画期的な集会で、
テレビ局、新聞社なども多く見えていました。

次期選挙に向かっておられる
川崎稔さん、福岡資麿さんが隣同士に座って
参加されている光景もあり、爽やかで嬉しくなります。


私は再度、アバンセに行き、
女性議員政策研究会の次会予定など。

次回は原口代議士にお越しいただくことになり、
連絡をとったところ、
早速、予定に入れて戴きました。感謝致します。

数人でお茶を飲んでからの帰り道、
局地的に雨が降り、
地面が乾いている所と
水溜りが出来ている所とが交互にありました。

車を走らせながら聴くCOでは
「オーバー・ザ・レインボー」が流れています。
ふと彼方をみると偶然にも 綺麗な虹!が
東の空に大きな大きなアーチをつくっていました。

夜は地元の志賀神社での七夕祭でした。
境内には氏子の地区の数だけ七夕飾りの笹が並んでいます。
いつも守っていただいている 氏神様です。

私の「願いごと」の短冊、
七夕さまに届きますように・・・。


平成16年8月6日(金)    パソコン研修終了。今日もあれこれと・・・。

今日は議員互助会でのパソコン研修の
最終日でした。

で、午後から溜まりに溜まった家事、
市内での所要、
冷蔵庫に入れる食材の買出し、
などなどで時間が飛んでいき、

19:00からはアイスクエアで、
『有明佐賀航空少年団』の会議に出かけました。

夏季研修会、全国での研修会、
当団の創設5周年の記念イベントについてなど
盛り沢山で話し合いました。

今日はアバンセで
「きくちゆみさん」と観る『テロリストは誰?』の
上映と講演会があったのですが、
時間が重なっていたため断念しましたが、残念です。

で、会が終ってから、
『テロリストは誰?』の講演会の報告を受けながら、
友人夫婦と私達夫婦とで
ベトナム料理を食べ、遅い夕食を。
話も弾みます。

買ってきてもらった書籍や、
ビデオが手に入るということなので、
それを観ることにします。

さて、今日も暑かったですね。
ジリジリと照り付ける太陽に目まいがしそうでした。

広島に原爆が落とされた日です。


平成16年8月5日(木)    ラジオ出演。& 出会い。

今日はNBCラジオ『情報ファイル・さが』での
コメンテーター出演の日。
私の場合、多くは政治の時事ネタです。

先ずは、参議院選挙を終えて、
・「時代に合った投票を」をテーマにし、
・短すぎる臨時国会8日間。(実質5日間ですものね)

後日まとめてみますね。

ひとコーナーが終ったところで、
太良町の方から
「ハスキーな声。ラジオを聴いてるよ!」と
電話が入ってきていました。

で、夜は5月8日に開かれた
『まちおん』(まちから始まる音楽祭)の反省会に。

会計報告、総括とともに
次会に向けて動き出しました。
来年のことですが、次会第2回目の開催は
2005年5月15日(日)になりそうです。

その後は市内で飲んでいた夫と合流して、
行きつけの所へ。

と、そこで偶然にも私の友人のお連れ合いにお会いし、
私のことをよく知って下さってました。
佐賀市内のお医者さんです。

ダンディな先生と意気投合し、皆で楽しく飲み、
女医連と別の日に3人で飲む約束をして、
散会しました。


平成16年8月4日(水)     今日もやっぱ!暑いですね。

天気予報が外れて、雨が降らない・・・。
真っ青な空と白い雲のコントラストが
綺麗な一日でした。
それにしても暑いですね。暑過ぎますね。

そんな中、今日は
議員互助会でのパソコン研修の5回目で、
エクセルを使ってカレンダー作成を。
明後日でもって最終回です。

私は指導補佐にまわっていますが、
時々「あっ、そうか!」「先生の方法が簡単やった・・・」とか
勉強になります。


さて、明日はNBCラジオ
『情報ファイル・さが』に出る日です。
15:30からラジオをお聴きいただけると
嬉しいです。

暑気払いトークといきましょう!


平成16年8月3日(火)    勉強会。& 産建視察。

今日の午前中は佐野常民記念館で
ボランティア研修があり、
先ずは佐野常民の業績の勉強からで、
男性、女性、半々ほどが集まりました。

新記念館の初代館長の福岡博先生、
歴代館長の大坪先生、田中先生からお話しがあり、
意見交換の内に
第1回の研修は終了しました。

2回目からは佐野常民の活動を
テーマ毎に研修をしていくそうです。

興味をお持ちの方は
どうぞお気軽に佐野記念館にお尋ね下さい。

佐野常民が活躍した
佐賀藩から明治期の歴史が興味深く
学べる絶好の機会かと思います。


で、午後からは
産業建設委員会の視察で有明海沖に出ました。

漁船に乗せていただいて、3〜40分の所の漁場で
海底耕運の方法で
「水流式海底活性化装置」というがあり、
そのデモンストレーションを見に行きました。

「水流式海底活性化装置」船の外観
以前は砂利採集船だったとか・・。
この区切れた所から水流を噴射します。 長さ約10mのパイプに多数の穴を開け、
5気圧で海底にジェット噴射します。


耕運後の海底を見たくて、潮が引くのを待ち、
その間にシャコの炊いたのを頂きました。
取れ立てのシャコは甘くて、とても美味しかったです!
広江漁協の皆さんお世話になりました。

潮が引いてきたので、
海底噴射をした場所に入ってみました。

潮が引いて、海底耕運した場所に
近づいて行くところです。
潟の上で耕運後の潟を見ています。
有明海は干満の差が6mもあります。


長靴の中まで潟まみれになり、
思うように足が前に進みませんでしたが、
ここで ひるんでは「やっぱり女御・・・」と言われそうで・・・。

海底の潟を実際に手に取ってみましたが、
確かに効果はあるようです。

しかし、請負単価が高いのが問題です。

例えば、
昨年と同じ面積(678ha)を耕すのに
従来の耕運機型での耕運・・・2500万円ほど
今日の噴射水流耕運・・・30億円ほど。(反あたり50万円ほどの試算です)

太良がすでに水流噴射耕運の実験をしていますので、
今年の幼貝の生息状況はどうでしょうか・・。

以前に大学研究者が熊本県で
水流噴射での海底耕運をしていましたが、
装置がもっと手軽なものであったように思います。

海底耕運は確かに
有明海再生に効果的な方法です。

しずれにしろ、
有明海再生には諫早湾締め切り、
潮流の変化、
因果関係の究明調査は必要です。

また、筑後大堰や、
家庭排水汚濁も大きな原因の一つです。

皆で有明海を守っていきましょう!


視察が終って役場に帰ったのは
18時を過ぎていました。

帰宅して着替えてから、
知り合いのお宅に行き、
有明海の環境、再生について勉強をさせていただき、
ちょっぴり疲れた一日が終りました。


平成16年8月2日(月)   プルサーマル勉強会。&・・・・

昨夜は私にしては珍しく早く
23時には布団に入りました。

で、川崎みのるさんが空港大橋の所で
「朝立ち」をされると知ったのは
その時間が過ぎてから・・・。

選挙前は私も一緒に度々朝立ちをした場所ですので、
ご一緒したかったのですが・・・
そんな訳でご免なさい。

それにしても、選挙後の川崎さんの
行動力には頭が下がります。
多くの事に真摯なお方です。

さて、今日は
議員互助会でのパソコン研修の4回目でした。
今日でもって、一般質問の通告書を
各自が所定の書式で提出できそうです。

帰りに先輩議員から野菜を沢山に頂き、
新鮮な食材が調達できました。

プルサーマル講演会は超満員でした。
ドイツの青年たちも「川副太鼓」の指導で、
見事な?バチ捌きを披露してくれました。


研修が終ってから、
グリーンコープ生活協同組合主催の
講演勉強会、
『プルサーマルの
  ここが問題!ここが危険!」に向かいました。

急いで県職互助会館に行ったのですが、
駐車場が空いているので、なんか変?

それもその筈、
手帳で確かめたら、場所は教育会館でした。
時々(?) やらかす失敗です。


講演会終了後、
佐賀空港での所要を済ませ、
一旦帰宅後、18:00からは

川副町中央公民館での
「日独スポーツ少年団・さよならパーティ」に
参加しました。

折り紙、盆踊り、習字、座禅・・・など
日本文化に触れる機会の多かった
4泊5日の川副町滞在だったと
ドイツの青年たちから聞きました。

いろんな類のパーティに出る機会がありますが、
持て成す側の心のこもったパーティだと
特に感じました。

青年たちの国際交流に触れる度に
この人たちに兵器を持たせることは出来ない!
戦争は罪悪だと思います。


ちなみに、今夜の青年たちの国ドイツでは
末代に渡る危険性のため、
「プラトニウムを再処理しない」ことを
国策として決定しています。

フランスでは
核兵器をつくる材料として再生をしています。


「プラトニウムからの撤退」は
今、世界の主流です。

プルサーマルは
・本当必要なのか?
・本当に安全なのか?

日本の、佐賀の、玄海原発での
プルサーマル導入の意義を
今一度、一緒に考えてみませんか?


平成16年8月1日(日)    ダイエー観戦.。& あつかばってん祭。

昨日、夫は大学の同窓会のため、
福岡泊りでした。

で、私はのんびり、ゆっくり・・・と思いきや、
頼まれていた原稿書きや事例発表などなど、
真夜中の作業となりました。

でも今日は元気に起きて、
福岡ドームまでダイエー : 日ハムの
観戦です。

同窓会の明くる日は同窓生の計らいで、
スーパーボックスにお世話になっていて、
夫の同窓生の方々と毎年お会いするのが
楽しみでもあります。

同窓生の中に議員もおられるので、
政治にも話が弾みます。

本塁打の度にイーグル君登場! ダイエー勝利の白い風船


で、今日の試合は
8:7でダイエーの勝利!
ダイエーファンにとってはこの上ないゲームでした。
(ダイエーファンの虎狂です)

おまけに先発ピッチャーは
大好きな和田でした。
城島も2本の本塁打を打つし・・・。

双眼鏡で和田投手を
ウォッチングしていましたが、
男性陣の双眼鏡はチェアガール専門かな・・・。(笑)

ドイツからのお客さんもお国の歌を披露


で、福岡から急いで帰って、今度は
川副町商工会婦人部主催の
第2回『あつかばってん・みんなで踊ろう祭』に。

入り口で「白倉さん素通り?」と言われ、
苦手なカキ氷を買い、
やっぱ、半分しか食べ切れませんでした。

受付のところで
「クジ引き」のお店があっていましたので、
引いてみたら、2回とも大当たり!

玩具のネックレスと縫いぐるみが当たり、
通りかかった子どもにあげました。

盆踊りを踊って、最後の抽選会では
またまたハイビスカスの鉢植えが当たって、
今日は何と運の良い日なのでしょう!