県中体連発第162号
                             平成14年1月24日
 
 各中学校長  様
 
                          佐賀県中学校体育連盟
                          会 長  田代美孝
                            (公印省略)
 
 
平成14年度からの運動部活動の運営について(提言)
 
 
 厳冬の候、貴職におかれましては、益々、ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 かねてから、本連盟の諸活動に際しまして、ご指導・ご理解を賜り、衷心より感謝申し上げます。
 さて、平成14年度から新しい教育制度がスタートいたしますが、本連盟ではこれまでに文部科学省および県教育委員会から通知のあった内容を踏まえたうえで、運動部活動の望ましい運営について、下記のとおり考えているところであります。
 つきましては、各学校におかれましても学校全体としてご検討いただき、学校の教育活動の一環として、より充実した活動がなされますよう、お願いいたします。
 なお、本連盟から4月に配布する研究集録「運動部活動の手引き」も併せてご活用ください。
 
 
 
 
1 年間計画の作成にあたっては、生徒の実情に応じ、3年間を見通して計画する。
2 原則として、土・日曜日のいずれかを休養日とし、なお、平常日にも1日程度の休養  日を設定することが望ましい。
3 練習中にも休憩時間を設定したり、水分補給にも努める。
4 一人一人のレベルに応じた練習計画を立てる。
5 練習試合の計画にあたっては、生徒の健康面を十分に踏まえ、適切な回数で計画する。
6 練習計画等については保護者の理解を得るよう努める。
7 体育施設を定期的に点検し、安全管理に万全を期す。
8 地域のスポーツクラブとの情報交換や連携を強化する。
9 生徒の人権を尊重し、自発的・自主的に活動できるよう工夫する。
10 顧問は積極的に研修会等に参加し、指導力の向上に努める。
11 心身ともに健全な中学校生徒を育成する場であるとの観点から、髪の染色・眉剃り・  ピアスなどの装飾品等着用については改善を促すように努める。