副腎・ホルモンについてのご意見・ご質問
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ご意見と返事7 初めまして。 謹啓 |
ご意見と返事6 はじめまして 謹啓 妊娠中に大病になられて、本当にたいへんでしたと存じます。妊娠とクッシングとの関係は少ないようですので、安心されてよいと存じますが、まだ手術を受けた直後ですので、もうしばらく、つまり1-2年位は、あわてずに様子を見られてはいかがでしょうか。 さてコートリルの件では、今1.5錠ですが、普通は次第に減らしてゆくわけですので、少し、少な目少な目にしてゆくようです。つまり、コートリルを少な目にして、残った左の副腎をがんばらせて、回復させるわけです。ところが、この場合0.5錠くらいの少な目で推移して、もしもストレスがあって副腎皮質ホルモンが多く必要な時には、今度はコートリルが2-4錠くらい必要かも知れません。それで、主治医としてはなかなか思い切って薬を減量しにくいわけです。 あなたの場合はうまく順調に経過されておられるようですので、心配はないと存じますし、これから薬も次第に減ってゆくでしょう。そこの所を主治医にゆっくりご相談になればよいと存じます。 Re: はじめまして 先生こんにちは.クッシング件でお返事いただいた@@@@@です。お返事ありがとうございました。とても励みになりました。先生のお言葉を信じて頑張ります。薬のせいか、吐き気がすごくて実家に帰っていましてお返事するのが遅くなりすみませんでした。またHPも訪れます。ありがとうございました。 |
ご意見と返事5 はじめまして。 腹空鏡で摘出するといわれましたが、腫瘍がとれれば、顔の丸みはとれるのでしょうか?妊娠で体毛が濃くなったと思っていたのですが、この病気は出産と関係がありますか?手の振るえ、目もヒリヒリしたりと、いろいろな不快症状があります。手術すれば治る病気ですか?お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。 謹啓 ご出産まもないのに大病にかかられて、育児とこれからのご闘病、さぞたいへんとぞんじます。 さて、あなたの場合は副腎の腫瘍か何かが見つかったのでしょうか。そして、それを摘出する予定でしょうか。もしも副腎腫瘍があってそれがあなたのクッシング症候群の原因であれば、その腫瘍を摘出すれば完治して、いろいろな症状も消失すると存じますので、元気を出されて治療に専念しましょう。副腎の手術は、以前はかなり大きく切開していましたが、今は内視鏡で摘出することもあり、その場合は傷も小さく、治りも早いようです。 クッシング症候群では精神的にも症状が出て、いらいらしたり落ち着かなくなることもあるようですが、それも治療とともに次第に落ち着いてくるようですので、その後はしっかりと育児をしましょう。 クッシング症候群は妊娠したことと関係ないと存じますので、お子様にはなんの罪もございません。むしろあなたの妊娠中、コルチゾールレベルの高い体内に居たのですから、多少影響があったかもしれませんので、かえってあなたのとばっちりを受けたかもしれません。(実際にはコルチゾールは胎児にほとんど影響がないようですが、あなたの心理的な要素が及ぼした影響の方が強いかもしれません)それゆえにもっと可愛く思われてはいかがでしょうか。 では、元気を出されて、お大事に。泌尿器科いまりクリニック 院長 小嶺信一郎On 2003.7.8 はじめまして。 |
ご意見と返事4 教えてください お聞きしたいのは、妊娠・出産への影響です。 現在は薬を飲んだ状態で数値は落ち着いているようです。妊娠するとホルモンの分泌が変わってくると思うのですが問題は無いのでしょうか?胎児への影響はないのでしょうか?私は今30歳なので、できれば今年中に妊娠できたらと思っていますぜひ教えて下さい。宜しくお願いします。 謹啓 脳腫瘍とそのためにクッシング病になられて、今までの御闘病たいへんでしたでしょうと存じます。 さて、妊娠できるかどうか、妊娠後無事に出産できるかどうかは、クッシング病の影響以外にも、下垂体ホルモンのLH-RHなどや、卵巣などの女性ホルモンも関係しますし、卵管の通過なども大いに関係しますので、やはり産婦人科におたずねになった方が一番良いようです。さらに、もしも妊娠するのであればその後どのみち受診する必要があるでしょうから、主治医にどこか良い産婦人科を紹介してもらい、受診しましょう。では、お大事に。敬具 泌尿器科いまりクリニック 院長 小嶺信一郎 On 2003.6.28 |
ご意見と返事3 こんにちは そして、他のいろいろな症状から、クッシングではないか?との診察を受け、検査をしたところ、右副腎に腫瘍がありました。その先生に写真を持ってくるように言われ、見せたところ、一年半前にはすでにムーンフェイスの症状が表れているとのことでした。 今つらいことは、腰・背中・筋肉がとても痛いことです。同じ姿勢で一時間いることがつらく、夜何度も起きます。朝は特につらく、起き上がること、歩くことがたいへんです。筋肉が固まってしまっているのでしょうか?これもクッシングの症状のひとつなのでしょうか?日に日に体調が悪くなっていっている気がします。しかし、手術の順番待ちで、入院しなければできない検査もまだしていません。ただただ連絡がくるのを待っている状態です。 謹啓 |
ご意見と返事2 クッシング症候群について ご返信ご丁寧に、大変にありがとうございました。感謝致します。 |
ご意見と返事1 初めまして 謹啓 クッシング症候群とは副腎皮質ホルモンが増えることですが、その原因としてはいろいろあって、その中でも副腎の腫瘍が多いようです。もしも、あなたの彼女が副腎の腫瘍が原因であれば、副腎の腫瘍を摘出すれば、クッシング症候群は治り、症状も消えます。ただ、腫瘍が1個でなく数個の場合や、左右両側に腫瘍があることもあります。 クッシング症候群が治ってしまえば、妊娠や出産に際しては影響はほとんどありません。クッシング症候群が治っていなければ妊娠中や出産に影響があります。 以上が一般的なことですが、あなたの場合、はたしてクッシング症候群かどうか、そしてクッシング症候群であればその原因などまだわかっておりませんので、主治医の説明の際に同席して、一緒に詳しく聞くことが必要でしょう。まず詳しい検査をして、それに応じて治療を進めてゆきます。 彼女がご病気で大変でしょうが、こういうときこそ彼氏であるあなたがまさに必要とされる場面です。本人は病気で大変に心細いし、心配しているでしょうから、あなたがいつもそばにいて、一緒にいるだけでも良いのです。できれば神頼みをするとか、全快を祈るとか、お百度を踏むとか言ったことがあなたの恋人としての真価を示します。彼女の病気は彼女に取って大変な試練であると同時に、気がつきましたか、あなたをもおなじくかそれ以上に試練にあわせていると存じます。ここはひとつがんばってください。 ではお大事に。 敬具 泌尿器科いまりクリニック 院長 小嶺信一郎 |
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