2004年2月

とぴっくす

2月2日

アヒャヒャヒャヒャヒャ(゚∀。)ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ. でーもんくんがたいへんなことにっ
っつーかマジカルとこちゃんの出番だ.

どうも 白泉社は集英社が100%の株式を所有するグループ企業だったらしい.
なんともはや.

それどころか,そもそも 集英社の少女漫画部門が独立した会社だったようだ.
他とずいぶん毛色が違うなとは思っていたので,なんとなく納得.

2月5日

なぜgoogleではなくyahooを使うのか ここ ここあたりにまとめてあって,なんとなくそうじゃないかなと思っていたことが 補強された感じ.
やはりyahoo使う連中は多いのだな.

私自身は,Internetを触りだした94年からこちら,ほとんどyahooを使っていない.
gooやAlta Vista,今は無きordin(千里眼)といったロボット型以外は,更新の遅さや 精度の低さで全く役に立たなかったのだ.
ロボットとの複合型となった現状でもディレクトリを優先する以上,必要な 情報までの距離が遠くなり,不便と感じてしまう.
よけいなものがごちゃごちゃ表示されるのも美しくない.
利便性や機能性を考えると,yahooという選択肢はなくなるのだ.

ところで,2番目のリンク先には,googleと契約切ると,yahooからのシフトが 発生するすると読んでいるが,私は変わらないとみる.
yahooをメインとして不満がなかった人たちは,そもそも検索精度など 求めていないのだから変わり様がない.

もっとも,googleが一人勝ちするのもあまり喜ばしいことではない. google八分等,弊害も出てきている.
他のロボット型サーチエンジンも頑張っていただきたいものである.
そういう意味では,yahooがinktomiに切り替えるのは望ましいな.

2月6日

「新品マックG5をウィンドウズマシンに改造」レポート掲載で大騒動という 記事を受けてを受けて,この.
やはりちょっとずれているな.

macユーザはwinを意識せざるをえないのだろうが,winユーザの大半はmacを 気にもとめてない. 名前はともかく,画面すら見たことないという人もかなりいるだろう.
そんな状況なので,UIをパクってる云々というのは,作ってる側は そうだったとしても,ユーザには関係のないことなのだ.
第一そんなことをいいだせば,panther辺りから出来損ないのエクスプローラ みたいなのが付いてるが,あれはパクリとはいわないのか等, しょうもない話にもなる.

macの利点というのは,設計や操作に一貫性があるため,直感で使えるということに つきる.
コンピュータのことなどなにも知らないという人に,とりあえず使えるよう 教えるには,確実にmacの方が楽だ.
しかし作業効率という点からみると,エクスプローラ,タスクバー, コンテキストメニュー等を生み出したwin95の時点でmac osを突き放しているのだ.
また,一貫性があるというのは,別の見方をすれば,変化しないということだ. それゆえに進化しにくい.
雑駁だが,いろいろな方向性を求め,それを許すwinの方が,よりよいものになるだけの 力を持っていると感じる.

ちなみに1年ほどclassic mac osを仕事で使わされたが,作業効率が悪すぎて どうにもならん,というのが私の評価である.
WEBブラウズ以外のほとんどの作業をホームポジションに手を置いた状態でこなす ような人間にとって,常にキーボードとマウスの併用を求められるのは拷問に近い.
これならマウスだけでもそこそこ扱える一般的なwinの操作の方が よほどマシである.

しっかし,OSとしての出来はおいとくとしても,あいかわらずマカーは しょうもないな.
連中が,mac os自体ではなく,ユーザが嫌われているということに気が付くのは いつなのであろうか.

2月11日

Fate/stay night完了.ざっと38時間ぐらいか.つーかーれーたー.
でもしっかり楽しめたよ.

話自体は普通におもしろい.
文章としてアレだとか,あざといとか,少年マンガノリとか,そういうのは どうでもいい.
やってる最中,先が早く読みたくてしょうがなかった.
それだけで十分だ.
魔術関連の説明をくどいと取るかどうかで評価が変わりそうな気がする.

ところで,とっても不評な某ルート.まるきり違う話なので,連中が早々に ご退場するのはしょうがないかと.
ただ,ひたすら鬱進行でつらかったのは確か.

絵は好き.
なんかあれこれ言われてるようだが,ありゃマンガ系の絵なんだから イラスト系のを期待するのが間違いだろう.
というか今の萌え絵のたぐいにうんざりきてるんで,違うというだけでも 高評価である.

曲はちょっと……
戦闘系は'約束されし勝利の剣'とか好きなのもあるが,日常系はあまりにも 代わり映えがなくて,ぱっとしない.
ねぼけているというか.

さて.
恐ろしく出来がいいのが演出である.
多数用意してある立ち絵がちょこちょこ動きまくったり,ポーズを変えてみたり, 直接会話していないキャラクターも表情を変えてみたりといった日常部分は もちろん,戦闘等のイベント絵を部分的に拡大やスライド,エフェクトを駆使し, 止まった絵のはずなのに,下手な動画よりよほど動いているように感じさせたりと, それはもうすさまじいことになっている.
演出ですごいというと,プロジェクトμのあれこれや白詰草話なんかが思い浮かぶが あの辺はそれ用のエンジンを使ってやっているのに対して,これはあくまで汎用の エンジン(カスタマイズはしているらしいが). もう技としかいいようがない.
恐るべし,スクリプト担当つくりものじ氏.
手伝いでやってたはずなのに,誰もまねできないから最後までやったとか.

人に勧めるには,ちょっと文章に癖がありすぎてなんだが,やって損になるような ゲームではない.
ナンバーワンではなくオンリーワンとよぶのが適当なゲームである.