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吉野ケ里遺跡は、神埼市、神埼郡吉野ヶ里町にまたがる遺跡で、神埼工業団地造成計画に基づく昭和61年から3年間の文化財発掘調査によって発見されました。
九州には大規模な環壕集落はないというこれまでの定説をくつがえし、日本古代史に新たな謎を投げかけたドラマティックな遺跡です。
40ヘクタールの地域を外壕が囲む日本最大の環壕集落跡からは、2000基を越えるかめ棺墓や日本では初めての巴型銅器の鋳型などの遺物が続々出土。王族を埋葬したと見られる巨大な墳丘墓や物見櫓跡、また今日の国道に相当する奈良時代の官道跡や、当時の役所などと関係すると見られる多数の建物跡が発掘されました。
朝鮮半島で発達した米作り文化を取り入れた「ムラ」が、「クニ」の中核集落へと発展していく様子をたどることができる貴重な遺跡です。広大な敷地内には高床式倉庫や堅穴住居が復元され、展示室では出土品(一部レプリカ)を展示しています。
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