●温泉に入って映画を・・・


 20年前、「温泉に入って映画を見られたらいいですね。映画館の無い町で映画祭も面白いと思いますよ。富士町で映画祭をぜひやりましょう。」と、当時、佐賀市の自主上映団体「シネアスト佐賀」を主宰されていた中溝好生氏の呼びかけで、この「古湯映画祭」は始まりました。
 20年続けてこられたのは、映画祭を楽しんでいただいたお客様の笑顔、そして町内外の企業、商店、団体などのご指導、物心両面からのご支援によるところと厚くお礼申しあげます。特に第1回から新人監督や新作映画の上映などに、ご尽力頂いた小林紘氏、第2回の企画から参加してもらい、今日の映画祭のスタイルを築き上げた西村雄一郎氏のお二人には深く感謝申し上げます。
 (中略)
 20年間には、色々なエピソードがありました。嘉瀬川ダムに沈む東畑瀬地区で、山田洋次監督作品「男はつらいよ・ぼくの叔父さん」。大林宣彦監督作品「水の旅人 侍KIDS」のロケが行われ、フィルムに残してもらうことができました。また、作家の故笹沢佐保先生も映画祭が縁で富士町との関わりも深いものとなりました。 
 秋も深まり、風光明媚な大自然を富士町で堪能できることと思います。温泉の町としての環境は都会の喧騒を忘れるのにふさわしいオアシスとして、皆様の心を癒してくれるものと確信しております。

(2003年(第20回)パンフレットより)




Saga-city Fuji-cho FURUYU MOVIE FESTIVAL