最近、欠陥住宅が相次いで見つかり話題になっていますが欠陥住宅とはどういう住宅なのかまた欠陥住宅をつかまないためにはどうすればいいのかを考えていきたいと思います。
地盤をしっかりチェック
頑丈な基礎 木構造を造っても地盤が傾いたら家は台無しです。しっかり地盤の状態を調べましょう。
建築予定地が新しい造成地で土を盛て造っている造成地は要注意です。
盛った地盤は柔らかく沈下しやすい不同沈下の危険があります。
盛った造成地が全てだめだとはいいませんがその地盤が安定するのにはそれなりの期間が必要です。
新しい造成地に建築をお考えなら地盤の状態を必ず調べてから工事をして下さい。
そして地盤に適した基礎を確実にして下さい。
欠陥住宅の原因が地盤からきているのも少なくありません。
台風や地震に弱い住宅
最近は台風や地震に強いといって工法や構造をPRしていますが、台風、地震に強い建物は工法や構造の違いではなく地盤や地盤に適さない基礎、筋交いが少ない、梁が小さいなどの粗悪な手抜き工事が台風や地震に弱い住宅の原因になります。
またコストダウンを進めることで構造部分まで影響するような低価格が欠陥を生むことになります。
施工業者が常識を持ちていねいにきちんと施工すれば工法や構造は関係なく台風や地震に強い家が建ちます。
構造材
構造材とは簡単に言うと土台、柱、桁、梁の部分を言います。
もう少し簡単に言うと家の骨組みにあたる部分です。
この家の骨組みについて考えた事はありますか?
多くの人は外観や内装、設備などには悩まれると思いますが、家の構造材
もとても大事なのです。
現在構造材として使用されている種類としては一般乾燥材(KD材)
グリーン材(未乾燥材)、集成材だと思います。昔はほとんどグリーン材が使用
されていましたが最近の住宅には一般乾燥材が多く使用されてきました。
一部のところではまだグリーン材を使用している所もありますので
注意が必要です。
それではなぜ乾燥材を使用しなければいけないのかと言うと、乾燥していない
木材を使用すると一年後二年後木材が変形し家が少しづつ狂ってきます。
木は年月と共に乾燥していき収縮し反ったりします。
その結果、床が傾いたり扉がスムースに開閉できなくなったりします。
それよりもっと大きな問題は構造材の強度不足によるたわみ、くるいが発生し
家の強度が弱くなり家の寿命を短くすることです。
そうならない為には含水率15%以下の強度の確認された構造材を使用することです。
(含水率・・・木材中の水分の割合)変形、くるいの原因は木の中の水分です。
構造材は、家全体を永年支える重要な部材ですから、特にこだわって決める必要があります。
丈夫で、収縮のない構造材を使用することがくるいのない、いい家をつくる為の条件になります。
未乾燥材は乾燥材と比べてたわみが半年で2.5倍以上にもなります。
ちなみに含水率15%以下の強度の確認された構造材を使用しても建築費の
1%程度のアップで使用できるようです。
建築後の不具合や台風、地震の耐久性、家の寿命を考えるとそんなに高くないと言えるのではないでしょうか。
今は、10年品質保証付きの構造材もありますので十分にこだわって選んで下さい。
長寿命の頑丈な家をつくるには?
強度のある乾燥した構造材
欠陥を生みやすい下請け構造
昔は近くの工務店や大工に建築を依頼することがあたりまえでしたが、今はどうでしょうか。
住宅会社の営業マンと交渉をして建築するといったことが多くなったようです。しかし、営業マンは大工ではないんです。営業マンがいい人だからとか有名住宅メーカーだからとかで家を建てると失敗するかも知れません。
営業マンがいいから、親切だからといっても昔から今まで家は大工が建てているんです。
そして基礎工事、クロス貼り、建具、左官などたくさんの専門業者が家を造っているんです。
住宅会社に依頼すると、ほとんどの場合下請け工務店の大工が家をたてにきます。
あなたが直接頼んだわけでもないのにやってきます。そしてさらに孫請け、曾孫請けへとなるのが住宅業界の今の現状です。
職人の上手い下手が家の善し悪しになるのにあなたは実際に造りにやってくる工務店を選べません。
上手い具合に上手な工務店、職人にあたればいいですが下手ないいかげんな工務店や職人にあたれば最悪欠陥住宅になります。
それでも現場監督がいるから大丈夫だと思っていませんか。
住宅会社の現場監督は施工のプロでもないし実際に施工したこともありません。いつもその現場にいるわけでもないのであてにしたらダメです。
一般住宅の現場監督の主な仕事は材料の手配と工事の進行状況を見にきているだけですから。
中には、仕事がわかるいい現場監督もいます。
(現場監督の皆さん気を悪くしないで下さい。現場監督の仕事を悪くいうつもりはありません)
下請けになればなるほど工事費もピンハネされて少なくなっていますので雑な工事になり欠陥住宅になるかもわかりません。こういう住宅会社に依頼するときは要注意