実際に木構香で通気断熱WB工法住宅を建てられた方にお尋ねしました。
                      建築場所・・・塩田町
                      施主・・・・・・・宮地達郎様:大学講師(千葉県船橋市在住)
                         ご家族・・・・・ご主人、奥様、お母様

家を建てようと思った理由はなんですか?
現在、明治九年に建てた家屋があるが、数年後に帰郷するとき住むには、夏は暑く、冬は寒いという典型的な日本家屋であるため、高年齢の母、68歳、61歳の夫婦には辛いと考えたから。

どんな家を建てようと思いましたか?
住みやすく、明るく、広さを感じる障害の無い家を目標にした。

通気断熱WB工法に決めた理由は何ですか?
建築を決定してから3年後に出来上がったわけだが、それまでに大手の家屋見学、FP、HPなどの高気密、高断熱(24時間強制換気)なども見学した。
結論的に言えば、都会生活の中で、道路に面していたり、空気汚染が甚だしいような環境であれば強制換気もやむを得ないと思うが、空気がきれいで、騒音もさほど気にならない地方で生活する者には高気密、高断熱は絶対条件ではないと考え、自然の空気を換気させ、しかも断熱性には優れた工法としてWB工法を選んだ。

通気断熱WB工法住宅に実際に住んでみていかがでしたか?
完成が8月下旬であり、実際に住んだのは夏後半と冬、正月から現在までの数ヶ月であり、その期間で感じたことは次のごとくである。

1)シックハウス
建築後にホルムアルデヒドの数値を計測して貰ったが、国の標準数値をかなり大きく下回る数値であった。匂い、空気に関しても違和感はない。

2)窓の結露
サッシは樹脂製の複層硝子(ペアガラス)にしたため、断熱性に優れ結露は発生していない。

3)室内の温度・湿度
2月の後半の数日間、温度、湿度を計測してみたが、数値は下記のとうりであった。
月日 計測時間 戸外 温度/湿度 居間 温度/湿度 納戸 温度/湿度 暖房機設定温度
2月24日 8:00
16:00
9℃/78%
16℃/64%
19/46
22/42
16/52 前夜より停止
2月25日 7:40
12:30
18:30
8/70
20/44
10/66
16/50
22/40
23/40
16/52
20/50
20/50
停止
停止
25℃
2月26日 7:00
12:00
19:00
6/80
16/56
12/76
16/46
20/42
24/38
16/52

16/58
停止
停止
25℃
2月27日 7:00 6/80 18/50 13/56 停止
2月28日 5:45 6/66 16/42 10/54 停止
3/1 7:00 9/78 19/46 16/52 停止
3/2 8:00 10/69 16/50 14/53 停止
3/3 7:30 12/87 18/49 16/53 停止
3/4 5:00 8/58 18/49 13/69 停止
3/5 5:15 6/46 16/45 13/46 停止

その他全体的に住み心地はいかがですか?
91歳の母も、今では旧家屋に日中行っても、寒い寒いとすぐ新家屋に戻ってくるし、先日、来客があったので久しぶりに旧家屋で一夜を過ごした(暖房をつけたまま)が安眠できなかった。
昨年まではそこで過ごしていたとは思えなかった。

通気断熱WB工法住宅に対してご不満はありませんか?
現時点ではないが、梅雨時どうなるか注目している。不満ではないが、8畳の和室以外はバリア・フリー
のフローリングにしたため、少量の綿埃や食べ物のくずなどがはっきり目に入り、気になって毎日掃除機をかけている。

施工業者・木構香について
現在千葉県に在住しているので、設計図はその地の建築士に依頼し、施工を木構香「(有)建築サポート」に依頼したが
大手とは違い、地元の人でもあるので、少々の無理もきいてもらえたし、建築後の維持も安心できるので大変満足している。

1)無名の小さな工務店で心配はありませんでしたか?
母も、近所の人も推薦していてくれていたし、度重なる打合せでも真面目な態度に満足していたので何ら心配は無かった。むしろ、大手や中堅の工務店の方が工事は丸投げ、売らんかなの商売気丸出しであったので食傷気味になった。

2)木構香に対して不満はありませんか?
無し。

家造りのご感想をお聞かせください。
正直な所、設計段階から完成にいたるまでほとんど家内が仕切っていたので、そばで見ていてそこまでやるかという、今になってみれば無責任な感じをしたこともあったし、途中ではできあがりのマンションやプレハブの大手家屋だったらこんなに頭を痛めずともすんだという泣き言がでたこともあったが、やはり自分の考えた家がほぼ100パーセント出来上がった現在での満足度は非常に高いものがある。