第1073回 見守られている私 〜新たな価値観にあえば〜

 
平成25年 8月 15日〜

お釈迦さまは 若い時 インドの釈迦族の 王子さまでした
何不自由のない 生活をされていました。


 それなのに すべてを捨てて出家し 修行をして さとられた内容 それが仏教です。

ところが、我々は 王子さまの生活にあこがれ それを求めて生きています。
健康で いつまでも若く 地位や名誉 財産 愛情があれば 幸せであると
思い込んでいます。

 しかし、お釈迦さまは そこには 本当の幸せはない  頼りにならない
いつか崩れる 無くなってしまう 空しいものだと、本当の幸せを求めて

厳しい修行をして やっと 得られたそれが 仏教なのです。

 お釈迦さまの説かれる、この新たな価値観に出あえば 人生は 
まるで違って見えてくる。


仏さまのお話を聞くこと、お聴聞を くり返していると 仏教的な価値観が 
受け取れ 老病死を 超えることが 出来る。 

歳を重ねて良かった 病気も無駄でなかった いのち終わっても 
終わりではないお浄土へ生まれ 仏として 活躍できる 
今もう すでに仏の仲間 新たな価値観 先祖が残してくれた智慧が

受け取れるのです。

若い時には 元気な時は 自分の行動だけ 見えていたが、お聴聞すると

私の周りには 多くの人々多くの力が はたらきかけていただいていることに
気づくことができるものです。

無くして初めてきづくのではなく、健康も親も連れ合いも、そのありがたさに気づく
後の祭りではなく 無くした後で 気づいて後悔することがないのです。

お念仏して南無阿弥陀仏の価値観で生きている あなたは 必ず 仏になる人 

もう 仏の仲間 との味わいが芽生えると、目標が はっきりすると生き方が変わる。

イギリスの王子さまが パパラッチにいつも見張られ 警備の人々にいつも
守られて 身を慎む生活をされるように、私たちも仏となる身、

仏様にいつも 見守られている。

この私のことを 心配して守っていただいているという価値観が芽生えると
生き方が変わってくるものでしょう。

南無阿弥陀仏の価値観に出あい 生きていくと 悲しみが、苦しみが、悩みが 
喜びへと変わっていく。 一度や二度で 分かるものではない 常識を超えている
常識を越えた 価値観 なかなか理解出来ないが・・

 気づくと 人生が変わる 世界が変わってくる 充実した 素晴らしい人生を
手に入れてほしいものです。 
王様になるのが目標ではなく、仏になることを 味わい、南無阿弥陀仏を
口にしながら、家族そろって 喜び多い人生が得られる教えを相続して
いただきたいものです。

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。次回は 8月22日に
新しい内容に変わります。

         


           私も一言(伝言板)