第955回 アクセス解析 〜繰り返し言葉を重ねて〜

 
平成23年 5月12日〜

インターネットのホームページに カウンターを貼り付けていますので、
毎日 その数が増えていくのを ひとつの楽しみにしていました。

数字は増えていくものの はたして、どれだけ見ていただいているかが

もう一つ はっきりしていませんでした。

ホームページの原理がよく分からないまま、ワープロを使うような感覚で
続けていましたが、どうも調子が良くなく 最新のバージョン15を求めました。

今度の変更の目玉は アクセスを解析するサービスがついていることです。

さっそく試しに実行してみましたら、おもしろいように アクセスの
具体的な内容が、数字と図表で見えるようになって驚いています。

毎日 どれだけの人が このページを訪問したか、そして、その人がその後
どれだけ閲覧していったのか、数字で出てくるのです。
この一週間で なんと、3000に近い アクセス数があり驚いています。

また、何時から何時の間に、どれだけの人が見たのも分かるようになっています。
地域別では、多いところでは 大阪や 東京 神奈川や 長野 福岡 北海道などの方が
多いようですが、半分はその他の県の人です。

驚くのは 検索に使われた言葉の表記です。
このページへは、どんな言葉を検索して、たどり着いたのか。表示出来るように
なっています。

釈尊、親鸞聖人 浄土真宗 浄土三部経 現代語訳 歎異抄 法話 などの
言葉を検索して このページにたどり着いた人が多いようです。

意外だったのは 携帯電話 ここでは Auが 抜きんでて多く、ことによると 
若者が 利用しやすい機種があるのかもしれません。



 どちらにしても ただ漠然と カウンターの数字が上がるだけではなく
具体的にその内容が見えてくると 非常に励みになるものです。

ホームページの大半の内容が もう10年も前に 打ち込んだ 本願寺出版の
現代語訳ですので
 その後あまり 見返すこともなく そのままにしていましたが、
多くの人に 見て読んでいただいていた可能性があると思うと こころ弾みます。

ただ文章だけを羅列したもので 見栄えはしませんが、こんな投書も届きました。

文章を読み上げるソフトで 読ませて聞いているが とても有り難いとの内容です。
云われる通り、試してみましたが、ところどころ仏教的な読み方ではなく
ハットするところも多いものの 目で見ながら 耳で聞いていくと 確かに
有り難いものです。


誤った読み方を修正して 単語登録し、再び聞き返すと さっきとまた違って
まるでお説教を聞いているように 有り難く感じられます。



この新しいアクセス解析のサービスを使って 思いました。
われわれはその表面だけを見て 内容を具体的に 全部わかっているつもりに
なっていますが、それを分解し分析してみると
 気づかなかった多くのことが
見えてくるものです。


お経が 何で 繰り返し繰り返し 延々と言葉を重ねてあるのかは、
きっと具体的にイメージを膨らませ イメージを定着させ 救いの世界が
あることを
 感じ取らせようとのご苦労であろうと 思います。

どうか、みなさんも読み上げソフトを使って 見て聞いてください。

現代語に訳されたお聖教と親しんで 南無阿弥陀仏を口に尊いご縁として
いただければありがたいことです。

妙念寺電話サービス 次回は 519日に新しい内容に変わります。

         


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