第981回 大いなる恵み 〜風に立つライオン〜

 平成23年11月10日〜

車の中で聞こえてきた音楽、
「突然の手紙には、驚いたけど嬉しかった 何より君が 僕を
 恨んでいなかったということが・・・・


手紙のような歌、どこかで聞いたことがあるものです。

「千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて

 故郷ではなく東京の桜が恋しいということが、自分でも おかしい位です。・・・・

 感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました。・・・・・


 診療所に集まる人々は 病気だけれど 少なくとも心は 僕より健康なのですよ
  僕はやはり来てよかったと思っています
  辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです。

 あなたや日本を捨てた訳ではなく 
  僕は 「現在」を生きることに思い上がりたくないのです・・・・

 僕は風に向かって立つライオンでありたい・・・・」

そして、ハミングで懐かしい音楽が続き、会場も一緒になって
ハミングで歌っている様子です。
長い曲でしたが、物語のある感動的な歌でした。

気になって、「風に ライオン」を手がかりに検索してみましたら、
さだまさしさんの「風に立つライオン」という曲でした。

 国際医療ボランティアとして青春を捧げた一青年医師の実話

海外に医療派遣の若い医者が、結婚の知らせをくれた
元恋人へ宛てた手紙、もう20年も前に作られた曲のようです。

どうして感動したのか、使命感に燃え、海外で活躍する若者の気持ちに
共感したためでしょうが、加えて、後半の懐かしいメロデイーも 
大きな要素のようです。



アメイジング・グレイス」という 曲だということです。

学校で習った曲なのか、昔見た 映画の挿入曲なのか、
「神様の大いなる恵み」を讃える歌だと 解説されています。

この曲が 気がかりで、繰り返し聞いていますと、 
「なもあみだぶ なもあみだ」 という 言葉が ぴったりとはまること、
そして、ご和讚も、当てはまることに 気づきました。

如来大悲の恩徳は 身を粉にしても・・・・ も


また、ほとけのみ名をききひらき・・・・も  ちゃんと歌えます。

讃嘆する よろこびをあらわすには 人間共通の音があるのでは

ないかと感じますし、感動を呼ぶものであることを感じています。

また、我を忘れての行動、仏さまのはたらきに近い行動は 多くの人の
こころをとらえるものだろうと味わっています。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 を 声たかだかに 風に向かって
歌い上げたいものです。
多いなる恵みを喜ばせていただきたいものです。。

妙念寺電話サービス 次回は 11月17日に新しい内容に変わります。

         


           私も一言(伝言板)