(114)
 超日月光
  この身には

 念仏三昧
  をしへしむ

 十方の如来は
  衆生を

 一子のごとく
  憐念す


     
(現代語訳)

勢至菩薩は続いて釈尊に申されました。
十二光仏の最後に出現され、超日月光と名づけられた阿弥陀仏は、この私の身(勢至菩薩)に念仏による揺るぎないさとりの心境を教えてくださいました。
教えを受けて、十方のあらゆる如来が、一切衆生をまるで一人子のように憐れむ慈悲をもってはたらいておられる相を思わずにはおられません。

白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 341頁より


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