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  弥陀初会の
    聖衆は

 算数のおよぶ
  ことぞなき

 浄土をねがはん
   ひとはみな

  広大会を
   帰命せよ


(現代語訳)


阿弥陀仏が成仏されて最初に説法されたとき、その浄土の会座に集まっておられた菩薩の聖者方は、とても数えきれないほど多くおられました。

したがって浄土往生を願う人びとは、数限りない多くの聖者方を往生させ集められた功徳の主である阿弥陀仏をたよりとせずしてどうしておられましょうか。


白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 64頁より


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