(48)
  弥陀の浄土に
   帰しぬれば

 すなはち諸仏に
   帰するなり

  一心をもちて
    一仏を

ほむるは無碍人を
  ほむるなり



(現代語訳)


阿弥陀仏の浄土に帰依する身になれば、本願の教えを私たちに勧められた諸仏方の有り難さがおのずと知らされて、諸仏に帰依していくことになります。

したがって、信心が開かれて念仏を称え、阿弥陀仏をほめ讃えるということは、十方の一切の諸仏方をほめ讃えることになります。



白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 104頁より


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