(50) 仏慧功徳を
   ほめしめて

  十方の有縁に
   きかしめん

   信心すでに
   えんひとは

   つねに仏恩
    報ずべし



(現代語訳)


私たち衆生を真実の相に目覚めさせる阿弥陀仏の智慧の功徳をほめ讃えて、念仏する声をあらゆる人びとに聞かせましょう。

なぜならば信心をすでに獲得した人は、如来の光明に照らされ摂取されているというよろこびが、つねに深い仏恩報謝の念となって声にあらわされていくからです。



白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 115頁より


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