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果遂の願に
よりてこそ
釈迦は善本・
徳本を
「弥陀経」に
あらはして
一乗の機を
すすめける
(現代語訳)
果遂の願と呼ばれる第二十願の教えをよりどころにされて、釈尊は一切の善行とあらゆる功徳の根本である名号による往生の教えを「阿弥陀経」に詳しく説き明かされました。
そして、称名念仏によるしか道がないと思い定めた人びとの浄土往生を勧めておられるのが、「阿弥陀経」の教えです。
白川 晴顕師著
「浄土和讃を
読む」 198頁より