(8) 仏光照曜
    最第一

  光炎王仏と
   なづけたり

  三塗の黒闇
   ひらくなり

  大応供を
    帰命せよ


(現代語訳)


阿弥陀仏の光明の照らし輝くさまは、十方世界にあまねくゆきわたり、諸仏の光明に勝れて、光明中の極尊であるため炎王光とも呼ばれています。

それは諸仏の光明の照らさない三悪道までにも至り届いて、よくその闇を破り、極重の悪人を救います。

まさに一切衆生の供養を受けるにふさわしい資格を具えておられる阿弥陀仏をたよりとせずしてどうしておられましょうか。


白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」  55頁より


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