(89)
 百千倶胝の
  劫をへて

 百千倶胝の
  したをいだし

 したごと無量の
  こゑをして

 弥陀をほめんに
  なほつきじ


     
(現代語訳)

量り知れない時間を費やして、量り知れない人びとが口を開き、それぞれが量り知れない数の声を出して阿弥陀仏の功徳をほめ讃えても、あまりにもその功徳が広大なためにほめ尽くすことはできません。

白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 287頁より


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