F乳癌のリスク

 乳癌のリスクについては、30歳を超えての初回妊娠、肥満、高学歴などが報告されています。肥満については欧米人でBMIが30を超える人も多いのに対し、日本人では30を超える人ははるかに少ないのが現状です。そこに日本人の乳癌発症が少ない理由があるともいわれています。最近、n-3系不飽和脂肪酸を含む魚を多く取る食習慣が予防的に作用していると考えられています。刺身などの魚、牛乳、緑黄色野菜の他、果物などを摂取し、肥満の予防に努めましょう。
尚、初産年齢が高い、出産歴がない、授乳歴がないなどがリスクと考えられており、これらは高学歴化した現代の日本人女性には共通の問題であり、その他初経年齢が低いなどもリスクとされています。このことは少子化対策が乳癌の予防にも役だつ可能性があるといえるのではないでしょうか。しかし、政策の決定に関わる方の多くは男であり、しかも中高年者であれば乳癌対策にもなるという発想は期待できませんね。