松浦組 源光寺 波多 眞照
今年、一月は親鸞聖人七百五十回大遠忌法要御正当の年で記念すべき年です。
私は、昨年御縁あって御本山の大遠忌法要に二度参拝致しました。
皆様方の中にもお参りされた方もいらっしゃることと思います。
法要の後、越後の国府、今の上越市へ行き親鸞様御流罪による上陸の地、居多ヶ浜にまいりました。
そこから眺める日本海を見ますと妻である恵信尼様との生活がここより再び始まったのだと感慨深く思いました。
恵信尼廟所にまいると恵信尼様が晩年、卒塔婆を建てたいと願われ、現在「こぶしの里」として五輪の塔が全国仏婦の方や、教区内の門信徒の方が協力し恵信尼御廟所として整えられています。
私が初めてお参りした四十年前は五輪の塔が建っていましたが今みたいにきれいに整備されていなかったように思います。
国府別院では教区内の坊守さんや仏婦の会員の方がお茶菓子 接待をして頂きました。
そうした阿弥陀様を安置された場所で参拝者九十八名が『讃仏偈』や『重誓偈』を声たからかにお勤めをしました。ただ観光に行くのとちがい親鸞様、恵信尼様のご苦労をしのび約八百年前に思いを馳せました。
お二方のご縁に会い是非あなたもお参りに行って頂き御報謝の思いでお念仏してもらえば有り難いです。
七百五十回大遠忌法要の御満座に際し如来さまのお心を味わって下さい。
今生は無常でありますが、如来様の誓いによって、先に往かれた方々と再び会うことの出来るお浄土があるのです。今私たちは同じ信心を頂きともに阿弥陀如来の救いにあずかっています。
必ず浄土に生まれて再び会える確かさを今よろこんでゆきましょう。