ダウン症のことを知る本 ☆.。.:*。.:★ 【ダウン症】 日暮眞著/ダウン症のことを正確に理解するための一書です。 【ようこそダウン症の赤ちゃん】 日本ダウン症協会編/三省堂/1400円/ 100名のダウン症の家族の方が書かれた子供たちの成長と生活の記録です。 【ダウン症は病気じゃない−正しい理解と保育・療育のために】 飯沼和三/大月書店/1400円/ ダウン症のこと、体の症状と保育・療育の方法、言葉の育て方などを易しく解説しています。 ダウン症児や家族を描いた本 ☆.。.:*。.:★ 【神様がくれた赤ん坊】 宇都宮直子著/講談社文庫/460円/ さんさんCLUBにも在籍していた茉莉子ちゃんが幼い頃の成長の記録です。 【神様がくれた赤ん坊−茉莉子は小学一年生】 宇都宮直子著/講談社/1500円 茉莉子ちゃんの成長の記録の続編になります。 母親の前向きな姿勢を感じながら、小説感覚で読める本です。 【小さな天使の贈り物】 井上真理子著/(株)文芸社/ さんさんCLUBに在籍し、白血病のため幼くして他界した健史君。 その生い立ちと闘病の記録です。闘病日記は涙を誘います。 【ダウン症のサラ:その成長と発達の記録】 E.D.リ−ツ著/白井徳満・白井幸子訳/誠信書房/2300円/ 1972年にアメリカで生まれたサラの記録です。 サラの持つ可能性を受けとめたリ−ツ夫妻の歩みには教えられるものがあります。 【風の大将ダウン症児椿祐一くんと家族たち】 玉木功/エフエ−出版/1000円 椿さん一家と親交のあった教師の目から見た、ダウン症の児の成長の記録です。 【障害児もいる家族物語】 玉井真理子著/学陽書房/1648円/ 障害児も、他の子と同じ様に楽しく育てようとする作者自身の姿勢が込められた本です。 【今どきしょうがい児のいる母親物語】 ぽれぽれくらぶ/ぶどう社/1500円 ぽれぽれは、スワヒリ語でのんびりゆっくりという意味だとか。 障害の児を持つ母親たちの言いたい放題を記述した本です。 【小さな天使−あるダウン症児の生涯−】 K.ドフリ−ス著、鈴木克明・清水貞夫訳/学苑社/850円/ ジャンマ−テンというダウン症の一生を書いた伝記です。 人としての素晴らしい面を伝えながら、発達過程の注意点や健康なども記述されています。 【走り来れよ、吾娘よ−夢紡ぐダウン症児は女子大生−】 岩元甦子+昭雄/かもがわ出版/1800円/ ダウン症の娘である綾さんの持つ可能性を信じて生ききた岩元さん一家の軌跡です。 ダウン症児に関する療育関係の本 ☆.。.:*。.:★ 【ダウン症児の育ち方、育て方】 安藤忠/学研/4500円/ ダウン症の子で注意すべき病気や健康管理のこと、発育を促すための運動や保育、日常 生活動作のことが医学的な視点でまとめられています。 【ダウン症乳幼児のステップ指導】 マルチJハンソン著、佐藤親雄訳/3000円 【きたえる−ダウン症児と取りくむ母親と教師の記録】 山内智子/学苑社/2600円 【ダウン症児のことばを育てる】 池田由紀江、菅野敦/福村出版/1800円 【ダウン症児の早期教育プログラム】 池田由紀江著/ぶどう社/2000円 【基礎をきずく】 米光みつ子著、林邦雄監修/コレ−ル社/2600円 【生活にひろげる】 米光みつ子著、林邦雄監修/コレ−ル社/2600円 【ことばをはぐくむ】 中川信子/ぶどう社/1408円 【ダウン症児の家庭教育】 丹羽淑子/学苑社/2100円 【ゆっくり育つこどもたち−乳幼児の発達相談−】 (財)日本ダウン症協会/800円 【障害児を育てる−子どもの発達の理解と子育ての基本】 茂木俊彦/国民文庫/400円 【障害児の就学進学ガイドブック】 渡部昭男/青木書房/1845円 児童書・絵本 ☆.。.:*。.:★ 【のんちゃん】 ただのゆみこ/小峰書店/1262円 【ダウン症の子どもたち】 池田由紀江/大月書店/1800円 【知的な遅れのある子どもたち】 清水貞夫/大月書店/1800円 【わたしたちのトビアス】 セシリア・スベドベリ著、山内清子訳/偕成社 【わたしたちのトビアス大きくなる】 ボ−・スベドベリ著、ビヤネ−ル多美子訳/偕成社 【わたしたちのトビアス学校へ行く】 ボ−・スベドベリ著オスタ−グレン晴子訳/偕成社 その他関連の書 ☆.。.:*。.:★ 【オレは世界で二番目か?〜障害児のきょうだい・家族への支援〜】 広川律子編/かもがわ出版/1800円/ 障害のある子のいる家庭のことを、兄妹からの視点で書かれた本です。 障害のある子の以外の兄弟や子どもたちのことを考える際の参考になります。 【いのち輝く日のために】 斉藤茂男著 【ダウン症の豊かな生活−成人期の理解と支援のために】 菅野敦・池田由紀江/福村出版/2000円 【知的障害児・者の生活と援助−援助者へのアドバイス−(介助ハンドブック26)】 手塚直樹、青山和子著/日本介護福祉学会会長一番ケ瀬康子監修/一橋出版/ 直接、障害者と交流している支援者でも、経験の相違から理解の仕方がまちまちになる ことが少なくない。そうした「知的障害」の概念と特徴を理解できるようにした本です。 障害児の就学問題に関する本 ☆.。.:*。.:★ 【普通学級での障害児教育】 藤田修編著/明石書店/2000円/ 障害児の原学級保障が行われている大阪府の状況を踏まえ、そこで教鞭を執る先生たち の意見や考え方、更には悩みまで正直な気持ちで述べられています。 【障害児が学校へ入るとき】 障害児を普通学級へ・全国連絡会編/千書房/潟<fィアクロス/1,680円/ 障害を持つ子の就学相談から、入学に至る記録と、様々な問題に対する質疑などが掲載。 障害を持つ親にとってもわかりやすい内容になっています。 【一緒がいいならなぜ分けた〜特殊学級の中から〜】 北村小夜著/現代書館/1,575円 よりよい、障害のある子に手厚い教育をという期待を抱いていた特殊学級の担任。 しかし、そこで子どもに言われたのは「先生も落第してきたの?」という言葉だった。 以来20余年、分けられた子どもたちの無念と憤り、共に闘った著者と子どもたちの記録です。 【地域の学校で共に学ぶ〜小・中・高校、養護学校、教師の実践】 北村小夜編/現代書館/2,575円/ 小・中学校や高校など、それぞれの時点における統合教育について、考え方や実践例が 詳しく掲載されています。 【希望をありがとう−ダウン症児・由子ちゃんと1年5組の記録】 鹿島和夫/講談社/1,030円/ 教師である著者は、障害児教育の本質は、つきつめれば障害児と健常児の対等な関係 での人間教育ではないかと考えます。 クラスの友達との生き生きとした関わりが写真からも伝わってきます。 最近、ダムの堰が切れたようにダウン症や障害に関する様々な本が増えています。 専門家だけのものであったものが、普通の家庭に帰ってきたような、そんな雰囲気があります。 ただ、発行部数が限られていたり絶版になっているものも多く、書店で探すのは難しいようです。 図書館で検索して探すか、親の会や保護者の方が所蔵している会などで借用してみてください。
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