平成9年にダウン症の子を持つ家族が集まって、子供達のために、自分たちのために何か出来ないかとい
うことで、話し合いを始めました。
活動の内容やJDSとの関わり方など、紆余曲折を重ねましたが、子供のいる家族でも無理なく出来る活動
をしていくことになりました。
仕事を他に持ちながらの活動のため、派手な催しや密度の高い活動は難しいと思っていますが、子供のため
に、自分はこれをしたいというようなひとりひとりの気持ちを大切にしながら活動しています。
良く言えば自発的、悪く言えば計画性がないということになるのでしょうか。
それでもどうにか10年続いています。
寒い季節になると、子供の健康を心配されるせいか、親子の集い(定例会)への参加が減る傾向にあります。
その分、密度の濃い話ができることもありますので、楽しみな場合もあります。
会場に来て話をすることで、お互いにたくさんの元気をもらって帰れるような場にしたいと思います。
なお、当CLUBの活動は、主に研修や意見交換、親睦、普及啓発活動がメインになっています。
子供の成長とともに、就学や就業などの問題が出てきますが、直接的な活動(例えば、就学に関する要望活動や、
小規模作業所の設置活動など)は、CLUBとは別に、それぞれ会員同士で協力したり、連帯して取り組むことができればと思います。