サッカー部に入る        2007年6月
中学に入学して1ヶ月半。
制服 着るのに15分もかかるし、教科書は増えるし、先生は教科で毎回違うし・・

心配してました。 部活は絶対やらせたいし・・・。
本人はサッカー部に入る。とゆずらないし。
「お前 サッカーなんかしたことないやっか。」
部員は60人もいるし、先月の県サッカークラブ大会で2位にはいる強豪チームだし・・・。

担任が顧問に聞いてくれたが返事が「大丈夫ですよ、ぜんぜん問題ありません。」との予想外のお返事。
「なにが問題ありませんじゃあ!大ありじゃあー。」と思っておりましたが。

顧問の気がかわらぬうちにやっとけ!
と思い、部活の意味もよく理解してなくさっさと下校する息子を怒り倒してはや1ヶ月。

帰宅は8時近くになります。
その後食事、宿題、風呂、明日の準備で寝るのは12時近くになります。
1週間に2回のKUMON、1回の習字、スイミング、乗馬とほんとに頑張ってます。

でも、部活、何やってんだろ?
邪魔してないかな?
先週、保護者会に初めて参加してきた。
覚悟して行きました。
先生は怖くないけど健常児の保護者はこわい。
一人のお母さんがすぐ声を掛けてきて「Kちゃんかわいいですね!息子が毎日話すんですよ。」と・・・。
顧問にも挨拶を・・・。                               
「全くしんぱいないですよ。」とのこと。
「あれー!?」

帰りに1年生の担任、校長との懇親会に出席していた旦那を迎えに行き、
帰りの車の中で数人の先生方から「返事がよくて元気でいいですよ。」やら、
担任からは「部活はやめたらいかんですよ!3年間せないかんですよ。」やら、
保護者からは「Kちゃんのまわりはいっつもたくさんの生徒が集まってて楽しそうね。」やらetc

もう すかーっとして帰って旦那とビールで乾杯しました。
やっぱ 諦めたらだめだね。
最初からどうせできんけん・・・と。

出来ない息子をずっと見てきた同級生。
この6年間の積み重ねはすごいなあ。
それと新しい友だちがすぐできるし。

私が学校に行くと同じ小学校の子どもたちがすぐ声を掛けてきます。
「Kちゃんやろ?」
「Kちゃんあそこにおるよ。」

もう 心配する事なくなりました。
案ずるより産むが易し。
6月10日(日)学校公開があります。
覗きに来ませんか。