Ryouta君の高校進学            2008年5月1日
新しい学年になって、もうすぐ1ヶ月・・・。
去年1年は、中学3年のダウン症のRyouta君の普通高校進学の応援をしていた。

県庁にも行った。
知事とも会って、話をした。
県議とも会った・・・。
署名もあつめてみた・・・。

Ryoutaのママは一人であっちこっちにかけずり回った・・・。

同級生がどんどん進学が決まっていくなかで、Ryoutaはどんな気持ちでいたかと思うと涙がでる。

それでも二次試験を受けた。
また、不合格だ・・・。

知的障害のある人は、知的障害の人とばかりといないといけないの・・・?
中学までみんなの中にせっかくいたのに・・・。
どうして引き離すの・・・・。

今、離れれば、いつ一緒になれるの・・・。
普通の生活がしたいのに・・・・。

Ryoutahaは、何を思ってるんだろう・・・。
笑ってるだろうか・・・・。
怖くて聞けない・・・。                     

Keiseiもあと1年もすれば受験生。
彼の悲しい顔を見たとき、私には耐える自信がない。

「あんたは知的障害があるんだから、普通の人が行くとこには行けないのよ。」って言えるだろうか・・・・。

私がいわなくっても彼はきっと気づくだろう・・・。
自分は人と同じ事をすること許されない人間だと言うことを・・・。
差別? 区別?されたことに。

落とした人間はきっと気づかないだろう。
自分が差別したことに・・・・。
私は彼を傷つけたくない・・・。                    
どうしたらいいのだろう・・・。

今まで普通クラスでやってきたことを悔やんだことは1度もない。
迷いもなかった。

でも今どうすればいいのかわからない。
高校に入れてくれさえすれば解決するのに・・・・。

簡単な話なんだけどなあ〜・・・・。