4月20日 消防署から施設の防火設備の点検に

 今日はなんと消防署の方から、わざわざうちの施設の防火設備の点検に来られた。
 防火管理者である私が、その立ち会いをすることになっている。
 担当になって初めてのことで、内心よく分かってない。
 事前に連絡を受けていたので、消火器・避難経路など、考えられることはいろいろチェック。多分大丈夫だろうとの自信を付け、消防署の方を迎え撃つ態勢をとる。
 というのが、当初の予定であった。
 消防署の方とあいさつをして私は気づいた。
 「(チェック忘れた...!)」
 しまった!しかしもう遅い。なんとかなるで私は臨むこととなった。
 署の方に最初に聞かれたのが施設の平面図。昨年うちは拡張工事をやったため、消防署に届けていた図面とはいくらか違っていたのだ!
 慌てて、探すがどこにもない。あいにく施設長は出張中。事務員さんと宛もなく探したがやはり出てこない。あんまり待たせるもんで消防署の方も、
 「もう、よかですよ。あとで」
 助かった!!あとで聞くと、一部は図面がないらしい。なんか寄付金以外でやってる工事だからとかなんとか...
 次に消火器の点検に入られる。
 私が配置場所へ案内したのだが、
 「(...無い!!!)」
 消火器がいつもの場所にないのだ!焦って、私はこう言った。
 「いまちょっと、消火器の入れ替え中なんですよ」
 我ながら、うまい切り抜け方だと思った。「ああ、そうですか」と署の方も疑いもせずに次の場所へ向かう。
 しかしその嘘は一瞬で破られた。
 「あ、ここにありますね」
 設置場所と正反対の壁際に、赤い鉄の物体はあった。くそっ!誰かが、掃除かなんかの時に動かしていたに違いない!しかし気づかなかった私の方に責任はある!
 気づいてしまえば、その物体の赤は異様なほど自己主張している。同時に、私の顔も消火器並となる。
 ...(T-T)
 結局、異常は見られないようだったが、さんざんな点検だった。
 ああ、みっともない。恥ずかしかった。
 もう、あんな思いはするまい。
 ちゃんと事前のチェックはするものだと、私はつくづく思った。