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掲載写真集('99 春)

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季節
タ イ ト ル
掲載 期日
初夏の風にハイビスカス… ’99. 5.15
春野の地蔵に風そよぎ… ’99. 5. 1 
切木牡丹は一株に500輪 ’99. 4.24
早くも新緑の季節 ’99. 4.10
桜の写真は難しい ’99. 4. 4
咲き始めた桜にカチガラス ’99. 3.27
春を迎える看板 ’99. 3.17
菜の花に蜜蜂 ’99. 3. 6
良き時代の佐賀再発見 ’99. 2.21
佐嘉神社での節分豆まき ’99. 2. 4

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5/15 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
ハイビスカスの花
 
初夏の風にハイビスカス
 自宅のベランダでは、一年中ハイビスカスが次々と花を咲かせます。
台風と冬の厳しい一時期に少し気を遣いますが、真っ赤な花弁と勢いの良い樹勢に励まされることが 多く、すっかり馴染んだ鉢植えです。
 都道府県や市町村に指定の花があるように、ハイビスカスは我が家の「家花」とでも言うべきでしょうか。 年間通じて咲くとは言え、夏に向かうこの時期に、一層その色彩が冴えてきたように見えます。
  (5月15日 ベランダにて)

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5/ 1 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
春野の地蔵に風そよぎ…
 
春野の地蔵に風そよぎ…
 前回掲載した肥前町の切木牡丹の近くで、見事な地蔵に出会いました。

野の花が春風にそよぐ中での 安らかなお顔は心がなごみます。傍の石碑には「寛政四年」の刻がありました。

 調べてみると、「寛政五年(1793年)まで続けられた寛政の改革は、天明の飢饉による農村の疲弊や 田沼時代の失政による幕藩体制の危機的状況の回復を図ったもの」とあります。
 農民の悲しい願いは、この地にも充満していたのでしょう…か。
  (4月24日 肥前町切木にて)

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4/24 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
切木ぼたん… 一株に500輪
 
切木牡丹は一株に500輪
 豊臣秀吉の大陸侵出の際に城主波多三河守は、秀吉のいわれのない怒りに触れ関東筑波山に流されましたが、 焼け落ちた岸岳城跡に城主が愛した一株の可憐な牡丹の一株を家臣が見つけて、この肥前町切木 (きりご)に持ち帰り大事に育てられてきたのが、有名な「切木牡丹」です。
 400年以上を経た今、ここ出(いで)家の庭に代々育てられて、一株の枝が広が り500輪の華麗な大輪の花を咲かせています。
 県の天然記念物に指定されていますが、切木牡丹特有の二重の花輪もあり、愛好家にも楽しまれて います。
  (4月24日 肥前町切木にて)

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4/10 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
太宰府苔寺の新緑の庭園
 
早くも新緑の季節
 太宰府天満宮のお隣に「苔寺」として親しまれている光明禅寺があり、古い寺院建築そのままを 一般に公開されています。
 本堂からお客僧部屋、茶室、そして庫裡を巡る回廊のどこからも、見事な日本庭園を眺めることが できるのですが、ふかふかの苔の絨毯の合間に、絶妙に配置されている古石のバランスが見事です。
 今、新緑のもみじが萌え立つような生命力を見せて、この庭に淡い影を落とし、幽玄の世界を 演出しています。春!! 新しい息吹…
  (4月10日 太宰府光明禅寺にて)

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4/4 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
菊池地方の山櫻
 
桜の写真は難しい
 日曜日は、一日かけて山櫻の撮影行でした。山肌に映える桜も美しく、集落に散在する櫻もそれぞれが 満開を競い、もっともっとと車を進めるうちに熊本県の菊池地方に入ってしまいました。
 ところが、目に美しい桜も、皆さんに見ていただけるには撮影が難しい。
 桜の群落は、白く飛んでしまうし、アップすれば、どこにでもある桜になってしまうし…
 究極の桜は、皆さんで観て貰うしかなさそうです。…という訳で、
今回は、思わず車を駐めて、 cofeeを湧かした満開の枝ぶりを…
(4月 4日 菊池郊外の山あいにて)

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3/27 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
咲き始めた桜にカチガラス
 
咲き始めた桜にカチガラス
 佐賀市の桜の名所、多布施川沿いの桜並木が桜の季節を迎えました。ここ二、三日冷え込んだために、 蕾も花顎も堅く、しっかり咲いています。
 この川面一杯に花弁が散って、流れる絨毯になる光景も間近でしょう。
 花を待ちかねていたように、桜の枝に天然記念物に指定されているカササギを見つけました。九州の有明海沿岸に棲んでいる 白ブチのカラスを、その鳴き声から、この地方では「カチガラス」と呼んでいますが、豊臣秀吉の朝鮮侵攻の帰りに持ち 込んだとも伝えられています。
(3月27日 多布施川沿いの桜風景)

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3/17 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
春を迎える看板
 
春を迎える看板
 春めいた風にふと見上げた青空に、街角の看板にからまる薔薇のツルがすっかり緑を増していることに 気づきました。

 佐賀の空は広いとよく言われますが、どこまでも広がる青空の中に、
つい、ひくひくと春の香りを探して みたことでした。
 桜の蕾も日に日にふくらんでいますから、次の更新には佐賀名物の桜並木をご紹介 できることでしょう。
(3月17日 おしゃれな工房の看板)

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3/6 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
菜の花に蜜蜂
 
啓蟄…菜の花に蜜蜂
 啓蟄…二十四節気の一つ。冬ごもりをしていた虫が動きだす頃。
 佐賀の今日の気温は 15℃、平年より少し暖かく 3月中旬並みの陽気だった。自転車に乗って春を 探しに廻ると、いたるところに自生した菜の花の群落が満開で、早くも勤勉な蜜蜂がお仕事をしていました。
 このところ、時には汗ばむような陽気が続いており、桜の蕾は今、米粒ほどの大きさで、まだ堅いが、 開花はいつもより早く 25日ころの予想だということです。
(3月6日 佐賀市の多布施河畔にて)

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2/21 撮影  A WEEK-SHOOT JPG 
展示品;我が国最初のSLなど
 
良き時代の佐賀再発見
 陽春に誘われて、友人の県立図書館長が勧める名護屋城博物館の「佐賀再発見展」に出かけた。
@遙か大陸を望む名護屋城跡の「太閤が睨みし海の霞かな」の句碑の前に立てば、戦国時代の全国の大名の どよめきが聞こえるような気になる Aロシヤ使節団の雛形を模して造られた、 我が国初めての蒸気機関車の模型(40cm)  B明治新政府を支え、我が国の歴史を換えたアームストロング砲  Cパリ万博副総裁として我が国の物産を世界に 披瀝した佐野常民(日本赤十字社創設)の「在欧雑誌」、左上の日記は当時は珍しかったであろう鉛筆書き である
(2月21日 県立名護屋城博物館にて)

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2/14 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
佐嘉神社での節分豆まき
 
佐嘉神社での節分豆まき
 お正月気分でいたら、早くも、立春…その前日の節分祭。佐嘉神社では多くの年男・年女の皆さんが、 不景気風を吹き飛ばすように元気よく、詰めかけた参拝客に向けて福豆を撒いた。
 今年は縁起がいいのか、取材記者の福豆の中に御神酒一升の当たり券がありましたよ。
 狂言の一つに、節分の夜に鬼が来て、小歌を唄い女を口説く。女は妻になると偽って、隠れ簑笠・ 打出の小槌で、「鬼は外、福は内」と豆をまくので鬼は退散する…というのがあるそうな。
(2月3日 佐賀市の佐嘉神社にて)

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