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いかにも レンタカーというスタイルで 3日間
「わ」 ナンバーは ともかく いかにも レンタカーということで
急な進路変更や ルートのお尋ねにも 沖縄の人は 寛容で たっぷりと 琉球の人情に触れた ドライブでした |
首里城正殿は、琉球王朝の栄華を今に伝え
161本の柱と 6万枚の赤瓦に、さまざまな彫刻と彩色が見事に 調和した琉球建築の傑作です |
ひめゆりの塔には 今も献花と線香の煙が絶えず
訪れる人を厳粛な気持ちにさせます。 沖縄の夏は殊に暑く この島で戦禍に散った 25万人以上の人々への想いが薄れることはありません |
南部戦跡、摩文仁の丘には 平和祈念堂・平和の礎が
53年前の悲惨な状況を聞いた 同行の張さんの言葉 「ここで死んでいったひとたちは、50年後に こうして外国の観光客を 迎えることになる…なんて、思いもよらなかったでしょうね」 アメリカ人らしい子供の歓声が、あちこちで響いていました |
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石畳の坂と民家の角の石敢當と屋根先のシーサー
沖縄全島が歴史の宝庫 歴史に翻弄され台風と闘う琉球では、 独特の街づくり、建築、風習、芸術文化に圧倒される |
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島全体を包む海岸線は いずれも名だたるビーチ
国道沿いに、正確に言えば道路の崖下に、知る人ぞ知る、キャビン 風の喫茶小屋店があります |
この小屋の名を 誰にも教えたくないと 思えるのどかな時間が…
本当に のどかな時間が 目の前に展開されているのです 座った者は、ぼーっとして動かず、順番を待つ人も 催促するのも気だるい ほど ぼーっとして刻々に変わる海の色とさざ波の音の中に身を委ねている のです |
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そんな自然の中に 身を置くのもささやかな贅沢です
… … |
今回の主目的は 娘・未来の悲願 水納島−みんなじま
本部半島から快速艇で20分、水納島は人口が60人程の小さな島 島の大きさも 0.5平方q |
足下には純白の砂と 珊瑚礁の粒が サクサク音をたて
さざ波の音に包まれて、泳げるなんて… 1時間毎の連絡船でも、100人の人口増だから 海を独り占めしているよう なもの |
外国の、どのリゾートにも 驚かずにすむような…
そんな天国が こんなに近くあるなんて…日本は広い! |
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民家の生け垣の ブーゲンビリアも 夏に映える
民泊はできるようだが、ホテルがないから旅行社が宣伝しない 島は 暮らしのまんま 台風を避けるようにひっそりと、のんびりと |
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この島にも 自生している ハカラメ…葉から芽
正式には、「セイロン ベンケイソウ」だそうな 生命力が強く、葉を水につけておくと そこから芽が出る 啓子さんの、石垣島の土産は 立派な芽を出していました |
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ふと寄った 北谷町では 夏のカーニバル
難しく「ちゃたんちょう」と呼ぶこの町は、最近若い人向けの
大店舗や映画館、ボーリング場などで賑わっています |
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懐かしい露天の店も大盛況 国際的な町の日本情緒
やきそばの匂いが会場を包み、いろんな国の人が、なんの屈託気
もなく夏祭りを楽しんでいました 女性軍は、羽賀研二の店で本人と写真が撮れたことを喜びましたが、 それは、この次に… |
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延々と夏の宵に競演される エイサー大会
それぞれの村の青年衆集によるエイサーは、太鼓さばきや おどりの所作に少しずつ特徴があるみたいです |
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エイサーの若者は、村の英雄でしょうか−力強い演舞です
観衆も身じろぎもせず、まだ残照の残る砂浜で聞き入っていました イベント終了後の駐車場の整理ものどかなもので、焦る娘に南国文化を 知らせる貴重な体験でした |
沖縄の楽しみは 観光と買い物と 郷土料理
長寿の島 沖縄の料理は、肉と野菜を上手に使い、暑い季節の
食欲増進に工夫されているようです 特に豚肉が多い割にさっぱりしていることには感心します ただ、色とりどりの熱帯魚の煮付けには 一寸箸が出ませんよね |
名物料理の ゴーヤ(苦が瓜)ちゃんぷる
麺喰いの私は「沖縄そば」が好きだけど、この「ちゃんぷる」 は、豆腐やそーめん、へちまなど色々な取り合わせのメニューがあるようです 豚肉と言えば、三枚肉の角煮「ラフティ」が絶品ですね |
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さて いよいよ アワモリの時間
…ということで、どうにか天候にも恵まれた、沖縄の夏−
4日間でありました どうです? あなたも 沖縄の旅 いかがですか? |
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