今年の職員旅行は、思い切ってソウルへ 1泊2日の旅
うちの職場のオールスタッフです
 初めてパスポートを使う人もいて、小人数ならではの楽しい旅となりました。
9/5-6 土・日1泊2日の短い海外旅行でした

ガイドさんは、東京留学経験の才媛 呉 Ou Yun Jungさん
 少し、おみやげ屋さんに熱心なところもあったけど、日本人の感覚をベースに 親切で上手な日本語の案内でした。

壮麗で広大な殿閣が栄華を物語る…景福宮
 朝鮮王朝を建国した李成桂によって、1395年に建てられた最初の正宮
 … 1592年の壬辰の乱(秀吉の出兵)により焼失し、1609年に再建された。
 当時は、12万6,000坪の広大な敷地に、200棟を越える殿閣があり、栄華を極めた という。

数々の宮殿は、優雅な王朝時代の面影を残して…
 今も、王朝 500年の風雅な香りに浸ることのできる、韓国の国際的な観光のメッカである。

宮殿の柱や天井は、最高と崇める 龍 の彫刻に守られて…
 周囲に楼閣を巡らし、中央の参道を通して宮殿を重ねていく宮内の構想は、 やはり中国の故宮の流れを感じさせました。

険しい岩肌を見せる峻岳を背に 要衝の地であったろうと
 往時の戦いと栄華と平和の繰り返しを、その地その地で思いを巡らすことは、 近い隣国とは言え、海外旅行の醍醐味でもあります。

韓国では、婚前の記念写真が当たり前
 景勝の名所・公園など、至るところで熱いロケが展開されていました。
この日は日曜日でもあり、多くの観光客の中で、付き添いの友人やカメラスタッフに 囲まれて、当人達も真剣です。

晴れやかな新郎新婦は夢の中 当人達のポーズは
もうすっかり、板についているようです

公衆電話ボックスに、素敵な夫婦を見つけました
 民俗衣装のチョゴリ姿で電話する奥さんを待つご主人
どこの国でも、女性の電話は長いようで、お父さんの煙草も灰が落ちそう…

南大門は、国宝第1号の都城の正門
 1398年に王朝の太祖が、首都を漢陽(ソウル)に移した時のもので、現在まで残っている 城門の中で最も大きい。
元の姿をそのまま保っていて、朝鮮王朝初期の最も優れた建築物の一つであり、現在では 近代的なビルの中に、幹線道路の交差点として保存され岐立している。

ソウルは坂の街、林立するビルの谷間に民家は圧倒されている
 ゆったり流れる漢江を挟んで、ソウルは発展してきた。
オリンピックを機に一気に開発が進んだが、今では未曾有の不景気で観光事業が頼りだと、 その主翼を担う呉ガイドは自信満々のご案内だった。

南大門市場古い歴史と規模を誇る昔なからの市場
 様々な商品を取り揃え、安い価格で全国の小売店や消費者に供給している。
宿舎のロッテホテルからも近く、市場全体が活気にあふれ、韓国人の生活を感じることが できた。

入るに入れなかった食堂の前を 行ったりきたり…
 麺喰いの私は、ぜひとも麺や包子など庶民の味に触れたいと思いましたけど、こぎれいな 、この店にとうとう入ることができませんでした。

ブタの頭にギョッ! ここではごく自然な風景のようで…
 南大門市場は600年の歴史を誇り、1日に50万人が往来するという。
その熱気や喧噪はパワフルで、食料品からアクセサリー、皮革製品、繊維製品と多彩な品揃えで、 ちょっと腰掛ける軽食の露天も出ている。

明洞(ミョンドン)は、東京の原宿のにぎわい
 ガイドブックには、東京の銀座とあるが、うちのガイドさんは、そう紹介しました。
ウインドウを飾るファッションは最新流行もので、おしゃれな若者が闊歩するニュースポット になっているようです。

街頭には 緊張の目も光っていました
 自由な街、人の集まるところでは、警察でない機動部隊(ガイドさんの説明)が、左右の歩道を 塞いで立哨しています。
兵役義務のある韓国では、新兵さんの当番でしょうか。いずれも初々しい顔つきながら真剣な目で 人の往来を見つめていました。

ソウル郊外は ロッテワールドへ

屋内テーマパークとしては 世界最大とか…
 吹き抜けのアイススケート・リンクを囲んで、多層に展開するあらゆる遊具や 娯楽、文化の殿堂は、様々な歓声に包まれていました。

パレードは屋内ゆえに 迫力があって…

子ども達も 楽しそうに

つれづれに 似顔絵画きさんの前に座ってみました
 若く見えるのはサービスとしても、よく似ていると思いませんか?
次第に増える人垣に、若い絵描きさんの作品と実物を見比べられるのは冷や汗ものでした。 ちなみに 料金は 25,000ウォン
…随分高く聞こえるてしょう。2,500円分です。韓国では、 1万円が
10万円程に紙幣が増えるから、遣い手がありますよ!

金浦空港に陽が落ちて、我々の短い旅も終わりです
 飛行機が離陸して、水平飛行に移ると福岡まで50分。
ビールと機内食を慌ててすますと、 短い旅も終わりです。

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