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掲載写真集('98 秋)

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季節
タ イ ト ル
掲載 期日
世界人権宣言50周年 ’98.11.13
市街地での天衝舞 ’98.11. 3
秋田と130年を越えた交流 ’98.10.20
今 向日葵の季節? ’98.10.10
順調な佐賀空港 ’98.10. 3
芙蓉 の 季節 ’98. 9.29
彼岸花が咲くと秋祭り U ’98. 9.27
彼岸花が咲くと秋祭り ’98. 9.23
棚田に映える彼岸花 ’98. 9.19

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11/13 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
 
世界人権宣言50周年
 今世紀、人類は二度にわたる世界大戦の戦禍を経験し、「平和のないところに人権は存在し得ない」 教訓を得た。その反省を踏まえ「世界人権宣言」が採択されたのが1948年(昭和23年)12月10日。  それから今年で50周年。
 また、2004年迄の「人権教育のための国連10年」の最中でもあります。 本県では今日から、そのキャンペーンを12月に向けて全県下で展開することとしました。
 ご存じですか? 国内の重要課題…
@女性A子どもB高齢者C障害者D同和問題Eアイヌの人々 F外国人GHIV感染者等H刑を終えて出所した人…
 『人権の世紀』と呼ばれる21世紀は、まもなくです!! 人権宣言50周年の頁
 (撮影 11/13 佐賀県庁前にて)

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11/ 3 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
 
市街地での天衝舞
 「今日は唐津くんちだなぁ」と郷里の祭りを思っていた佐賀のマンションで、 いきなり階下の玄関から懐かしい旋律の浮立(ふりゅう)が聞こえてきた。
 笛、太鼓、鉦の音…子どものかけ声。早速降りてみると、佐賀平野を見下ろす天山山系一帯の秋祭りに 見られる天衝舞(てんつくまい)であった。新調らしい装束に身を包んだ約40人 の一行は、子ども達のお囃子を従えて家々の門付けをしていただいていたのだ。
 世話人さんに尋ねると、この町区に伝えられていた芸能を、少しずつ復元・練習してきたということで あった。嬉しいことに、小さな町の「ふるさと」復活である。  (撮影 11/3 佐賀市神野町にて)

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10/20 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
 
秋田と130年を越えた交流
 秋田では戊辰の役から130年、佐賀からの援軍として戦没した佐賀藩士を慰霊するイベントが盛大に開催され、 武雄市の荒踊り奉納と佐賀ATACチームの狸踊りでの交流が繰り広げられた。
 佐賀県からは、武雄市から古庄市長以下39人、秋田・佐賀地域づくり交流会から15人が参加し、 記念シンポジウムや慰霊祭のほか、地元の心のこもった歓待を受け、秋田近郊の観光や交流会を楽しんだ。  秋田市新屋地区には葉隠協力会が組織され、秋田で没した佐賀藩士の慰霊碑と墓石を朝夕祀っていただいて いる。
 (撮影 10/17 秋田市での交流会にて)

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10/10 掲載  A WEEK-SHOOT JPG 
 
今 向日葵の季節?
 多久市多久町の聖廟(孔子廟)近くに開園した「ひまわり園」の約2万本の ヒマワリが見頃を迎えている。
 農協や観光協会が協力して遊休地50aを借り上げて「景観形成作物導入事業 」として造成した。
 この向日葵は、18日に催される多久聖廟秋期釈祭に合わせて見頃を迎える ように育ててきたもので、春には菜の花を咲かせることにしている。
 撮影時刻は正午だが、ヒマワリさんは寝坊なのか、恥ずかしがり屋さんなのか、まだうつむいた 花が多かった。
 (撮影 10/5 多久聖廟前にて)

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10/3 掲載  A WEEK-SHOOT JPG
 
順調な佐賀空港
 7月28日に開港して2ヶ月、一時の祝賀ムードは去ったが佐賀空港は、順調な実績を 積み重ねている。
 見上げるとまだ日差しが鋭い初秋の有明海を前に、降り立ったツアーの皆さんが大勢連れだって 観光バスに乗り込む姿を迎えると、心から「ようこそ」と声を掛けたくなる。
 敷地内には、今年の春まで現役で頑張った唯一の国産プロペラ機 YS-11が陳列されており、 空港見学の人々に公開されている。この日は、JASの新鋭機 レインボーが駐まり、 新しい空港での新旧対比が殊更に光って見えた。
(撮影 10/3 佐賀空港にて)

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9/29 掲載  A WEEK-SHOOT JPG
 
芙蓉 の 季節
 この頃、夏から秋への季節の移ろいの中で、佐賀平野の至る所で芙蓉の花が見かけられる。
 淡紅又は白色の大形で薄い儚げな花弁は、まさに「一日花」と云われる由縁であるが、鍋島藩 の歴史の陰に、小藩・蓮池藩があったことを思い合わせると、一層この季節のこの花に 思うことが多い。
 広辞苑によると、”芙蓉の顔(かんばせ)…芙蓉の花のような美しい顔だち”と例えられる この花は、水蓮の花と較べ「木蓮(キハス)」とも称せられ、この季節の佐賀の花である。
<東アジア暖地原産、九州・沖縄に自生
アオイ科フヨウ属(ハイビスカス)植物>
(撮影 9/23 佐賀市内にて)

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9/27 掲載  A WEEK-SHOOT JPG
 
彼岸花が咲くと秋祭り U

 … 前文 前回のとおり …

 400年の伝統があるこの芸能は、鍋島藩時代に戦勝を祝って踊ったのが由来とされています。
 今年は伝統を受け継ぐ子ども達の出番でしたが、大小の刀を差した武士の踊りは真剣です。


(撮影 9/23 武雄市東川登)

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9/23 掲載  A WEEK-SHOOT JPG
 
彼岸花が咲くと秋祭り
 彼岸花が咲くと山里から順に秋の収穫の季節を迎えます。
 昔から人々は収穫への感謝と厳しい農作業に備えて英気を養うために、村人こぞってお祭りを しました。ここ武雄市東川登(かわのぼり)では、神代鍋島藩領にだけ伝承されている 荒踊りが地元の神社に奉納されます。
 400年の伝統があるこの民族芸能は、鍋島藩時代に戦勝を祝って踊ったのが由来とされていますが、 踊りの先頭を練り歩く花飾りが、秋色をみせはじめた青空に光って見えました。
(撮影 9/23 武雄市東川登)

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9/19 掲載  A WEEK-SHOOT JPG
棚田に映える彼岸花
 佐賀平野を見下ろす秀峰 天山の麓をなす…と言うより東登山口となる 小城(おぎ)町江里山地区では、僅かな平地を生かして水稲が栽培されています。
 傾斜地にへばりつくようにして、昔はミノに隠れて1枚田植えを忘れたと 称された棚田が重なり、その合間に彼岸花が咲き競い、棚田の縁に真紅の彩りを 添えていました。
 もはや彼岸花は盛りを過ぎ、山里は実りの秋を迎えようとしているのです。
(撮影 9/19 小城町江里山)

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