6月の日記

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6月1日: インデックス更新
6月2日: Kate Bush
6月16日: 電車でGO?
6月17日: To Heart First Implession
6月18日: 号泣
6月19日: とりあえずクリア
6月20日: CD-DA音源
6月21日: To Heartマスター
6月23日: 時計
6月25日:
6月27日: Syntax Error(T_T
6月28日: 台風
6月29日: バグ見っけ


6月1日

インデックスと日記のデザインを一部更新してみました.
よりシンプルに,ってのを前に出してみたかったんですが,いかがなもんでしょ.

このページは元々コンセプトとしてtableタグを使わない,いかなるWWWブラウザでも 問題なしなページを作るというのがあったんだけど,見やすくしようとしてたら どうしてもテーブル使わないといけなくて.
しょうがないかなとか思いつつも,ちょっと後悔も.

いずれ全体を大きく更新するつもりです.


6月2日

今日から両親が東京へゆく.親父の個展(焼物:うちは窯元なのだ)が明日から 新宿三越でやるのだ.関東近辺で暇な方は見てって欲しいぞ.
そゆことで,しばらくは一人でのんびり生活できる.

朝に親たちが行った後そっこーでセイヴァーをやりに,街まで.
さすがに今日は学徒どもはおらず,じっくりとモリガンの練習ができた.
ダッシュ攻撃がなんとかたたき込めるようになったし,キャンセルダクネスも ちょっとずつだけど入りだしてる.
何となく思うんだけど,EX投げ(6,大P,中P,小P,6)とバーチカルダッシュを うまく使うことが今度のモリガンの勝ちに繋がってきそうな気がする.

久しぶりにCD屋にふらりと寄ってみる.
ケイト・ブッシュのアルバムがなんか無いかなって探してたら一枚だけ.
"ライオンハート"ってのがある.
ちょっと迷ったもののあのZabadakとか遊佐未森さんとかに多大な影響を 与えた人の曲がどんなもんか聞いてみにゃなるまいとゲット.

いきなり一曲目を聞いて後悔する.
なんでいままで聞かなかったんだろうって.
もっと低い声質かと思ってたんだけど,上野洋子さんの声にちょっと似てて もろに趣味.
メロディは曲によってはちょっと古くさい感じだけど'78年に出たものだから, ま,しょうがない.
こりゃあ,新しいとこも探さないと.でも近場にないんだよな.

その上野洋子さんだけど,CDに付けてくれる新譜リストにニューアルバムが.
"ナーサリー・チャイムス".なんかマザーグースをプロデュースしてるんだそうな. 吉良友彦さんの"賢治の幻燈"みたい.対応してるのかな.
遊佐未森さんも参加してるらしく,買い,です.5/28発売だからもうでてるはず.
明日もCD屋に行かなきゃ.

しっかし"ナーサリー"とくるとその後はどうしても"クライム"と繋げたくなるな.


6月16日

電車に乗って佐世保まで行く.
元々必要がないからめったに乗らないのだが,佐世保線を佐世保方向に 乗るというのは実に小学校以来10ン年ぶりのことだ(いつもは佐賀方向).

いざ乗り込むと意外にきれいな車内にちょっと驚く.ローカル線の鈍行のくせに とか思いつつ,がらがらの席の一つに腰を下ろし窓の外に目を向ける.
列車がとろりと動き出す.
見慣れた街の風景も線路の上から見るとなかなか新鮮なものだ.

時刻は2時をちょっと過ぎたところ.
よく晴れた空も流れる景色も気持ちよくて,車内で読むつもりだった小説にも ろくに目を落とさず,窓の外ばかり見ていた.

40分ほど揺られたところで早岐につく.ここで乗り換え.
さほど待たずに佐世保行きの便に移る.
そこから15分ほどで佐世保駅に到着.

改札を抜け,アーケードのある方へと構内を歩く.
だいぶ様子も変わったものだと,そこに福屋書店発見.驚きである.
なんせいつもはアーケードの外にはほとんど出ない.まして駅までは.
次回からは探索経路に組み込まねばなるまい.
まぁ駅の構内にあるんだから大して広くはないんだけどさ.

さらにその隣にあるHITECH SEGAの中を素通り.四ヶ町アーケードに侵入する.
今回の遠征の主目的は"プログラミングMFC"の確保.MFCに関する資料が うちには一冊もないのに,今すぐにでも必要になったからだ.
てことで,前もって在庫を確認していたコンピュータウンで戦略目的は 達成された.

とはいえこれだけのために片道720円払ったわけではない.
私にはTwo Heartを買わねばならぬという,崇高な使命があったのだ.
さらに大槻ケンジさんの"新興宗教オモイデ教"文庫版もゲットするつもりで あった.

いまさら"オモイデ教"を探しているのは, 先日ひさびさに"雫"&"痕"の全ハッピーエンドをやり直したときに, そういえば,あれ全部読んでないんだよな,というのを思い出したからだ.
2年(?)ぐらいまえに古本屋でハードカバーのを見かけたのだが, さわりの方だけ読んでそのまま別の本を探しに行ってしまった.
買わなかったのは,ハードカバーが嫌いなのと,"毒電波ぁ?うさんくせぇ"って 思ったのと,音楽屋が書いたのっての引っかかったせい (大槻さん自身は好きだけど,本業の物書きでもない人の文章にちょっと 不安があったのだ).
あんましまともな理由じゃない.
雰囲気にちょっと惹かれるものはあったんだけどね.

必死の探索にもかかわらず"TwoHeart"も"オモイデ教"も見つからない.
いつもは行かないアーケードの外もぐるっと回って探したけど,どこにもない.
結局4往復ほどしたところで諦めて,駅の方へと向かう.

その途中にあるぼろっちい"We'll talk"に入ってセイヴァーやったあと,表に出て, ちょっとささくれだった路地を気まぐれに歩いてみた.
と,右手にちいさなゲーム屋が.
ちょっと覗くとコンシューマばっかりみたい.
それでも今まで探した中で一番らしい店だったから,だめもとで入ってみた.

予想どうり,PSだかSSだかのどうでもいいものばかりならぶ店内.
使えねぇ店なんて勝手な感想を抱きつつ,きびすを返したその瞬間, 店の奥に目が止まる.
そこにはさおりんといっしょがっっ!
保護決定(^^)/

しかもその反対側の棚には"Two Heart"まで.
気がついた時にはバックが重くなって財布が軽くなってました(^^;;

しかし私の4Kmほどの探索行は何だったわけぇ(涙

駅に着いたときはもうだいぶ暗くなっていた.
時刻表を見ると佐賀方面にそのまま行けるのは特急しかない.
田舎だからこの時間帯はもうだいぶ便が減っていてちょっとあせる.
とりあえず早岐を通る快速を何とか見つけて乗り込む.

早岐に着いてから肥前山口へと行く鈍行があったので, ほっとしつつ乗り換え.肥前山口は私の住む武雄を経由しているのだ.
しかしここで怖い事に気がつく.
確かにまっすぐ行けば武雄を通る.しかしここから諫早に行ってしまうと 長崎本線にのっかりぐるりと迂回するパターンもあり得るじゃないか.
んなことになったら家まで2時間ぐらいじゃ着かないかもしんない.
しかも乗り換えの電車が無いこともあり得るのだ.

駅員に聞こうにも誰もいないし,出発時刻も後わずか.
慣れない時刻表見て,これで合ってるんだよなとかなり不安を残しつつも, 電車は発車する.
次の駅に停車するまでまったくひやひやものであった.
まぁそんなわけでなんとか家に着いたわけ.


家で"さおりん"をインストール.ちょっとやってみると,なんか異様に重い.
何だろうと思ったらバックグラウンドでテクスチャが斜めスクロールしてる...
そらうちのマシンにゃ荷が重いわ.


To Heart.
オープニングでいきなり誰ぞ歌い出す.
思わずCDROMにパンチ叩き込みたくなってしまう.
おりゃぁこういうの駄目なんだよぅ.先行き不安.


6月17日

昨日買ってきた"Two Heart"をやる.
とりあえず"あかり"を優先的進めてクリア.しかし.
これは,かなりきつい...

まず感じたのは"これはノヴェルではない".
話が一日ごとに進むということ.8人の話がほぼ分離していること.
こういったことが小説的な統一感を失わせている.

それと分岐の意味が薄い.これまでのものと違いある一本のテーマに 沿った形で分岐したストーリーが絡まっていく形ではないからだ.
しかもこれらの分岐には必然性がない.
理由はわかるが,話を読ませる,というこのシリーズのコンセプトには 合っていない.

このゲーム,放課後に"2F","1F","学校を出る","家に帰る"という4つの分岐 (多少増減するときもあるが)を選ぶことで,誰かに会ってその子との話が 進むという形を取っている.
で,このうちどこに行けば誰に会えるかなんて前もって知っていない限り わからないのだ.
この辺,やっていて"同級生"あたりを思い出させた.

そしてこのランダムとも思える選択肢を2ヶ月間,毎日選び続けなきゃいけない.
長すぎる.めんどくさいのだ.
しかも話が分散してるせいで,じっくりと読めるほどの文章もない.
はたしてこのゲーム,ヴィジュアルノヴェルというシステム上で表現することが 最適だったのか?

ゲーム性は確かに高くなっている.
が,それはこのシステムには意味のないことであろう.
この内容からいえば,もっと選択肢の自由度の高い(例えば同級生)もののほうが 適しているように思える.

それと今回は"一つ前の選択肢に戻る"が無くなっている.
このため確実に誰かを狙っていきたい場合,放課後ごとにセーブしなきゃいけない.
偶然性を重視したから無くしたんだろうけど,やっぱあった方がいいと 思うんだけどなぁ.

今のところ全体評価として,もひとつです.うまくシステムを活かしてません.
個々のストーリーレベルではたぶんそこらのゴミよりよっぽどよいでしょうが, 私はもっと読みごたえのあるものを期待してました.残念.


いきなり"あかり"でクリアしたせいで,ほかのキャラのストーリーを進める気に ならん.
ほかの子たちはそもそも相手にしなかったら絡んではこないからまだいいんだけど, この子,主人公がほかの子とくっついたときどうなっちゃうんだろうとか 考えちゃうと,ちょっと,ね.


6月18日

今日はマルチ,芹香,葵の3人のエンディングをみる.
マルチと葵のラス付近でちょっとやだなってとこがあったけど,全体に良.
特にマルチの後半はもう滂沱(T_T)
(でも"ご主人さま"はいやだ.すごくすごくいやだ)

個々のシナリオの出来は(優劣はあるにせよ)それなりによいかと思う.
ただどうも主人公が好きになれん."雫","痕"ともに共感すら覚えたというのに.


あちこちTo Heart関連のページを覗いてみてたが,やはり結構な数の人が 昨日私が書いたことと同じように感じてていたらしい.
やぱしか.

ただ昨日よりちょっとましな印象.
キャラに愛着わいてきたせいかな.
あと最初の一回が終われば"次の選択肢までとばす"を徹底活用して, うざいところをあらかた飛ばしていけるし.
どうでもよくないところがほとんどない"雫","痕"に比べればがんがん 使っていけるもんね.

ただこの"飛ばしていけるどうでもいいようなところ"つまり"日常"ってのを 脚本家(?)は重視してるんじゃないかなと思う.
日常の中にあるちょっとしたこと.
そういうことに自分から積極的に働きかけていかないと,毎日が どうでもよいルーティンワークになってしまい,最後は"長瀬ちゃん"状態に なってしまう.
つまりこのゲーム,"雫"の反対をやりたかったのではと思うのだ.

考えすぎかしらん.


6月19日

とりあえず残りのいいんちょ,琴音,レミィ,志保,触覚娘をクリア.
さらにあかりを2nd playで100%に,レミィを94%まで持っていく.
いいんちょがなかなかいい感じ.
あとはどうでもいいや(--; 特に理緒.なんなのよ,この子のシナリオ.


6月20日

ゲームの音源がCD-DAの場合,CDを入れ替えれば曲が変えられることを 指摘され,ちょっと試してみる.
実験材料はTwo Heart.
入れ替えたCDはバーチャロンだ(^^;

...すっげぇ,まぬけ.

特に志保の曲が"Warning"(ヤガランテ出現前の曲)ってのが似合いすぎでイカス.


6月21日

ようやくTrueHeartマスターになれた.嬉しひ\(^^)/
レミィの"黒"の問題が何とか解決した後もなかなか"おまけ"シナリオに いけないと思ってたら,バッドエンドの方まで見ないといけなかったのね.
気がつくのにえらく時間がかかってしまったじゃないのよ.

おまけシナリオは全然ボリューム足りないよう(;_; と思いつつも, 瞬獄殺がなかなかよかったんでとりあえず許す(えらそうに
この辺はもう"さおりん2"に期待するしかあるまい.

なんのかんの言いつつもシナリオの出来がいいものが多かったんで, それなりに満足してます.
ただもっと開発に時間をかけて欲しかったなとは思います.
"春"という季節に出さなきゃいけないゲームだから急いで出したんだろうけど, キャラによってはもっと練り込んでいって欲しかったです.


久々にリンクリストに手ぇ入れて,5個ほどリンク先を追加してみました.
いつのまにか無くなってるページとかあるのがちょっと悲しいです.


6月23日

私は懐中時計が好きである.
高校生の頃は腕時計をしてたのだが,あれは着け慣れていないと べたべたして気持ち悪く,いつも胸ポケットの中に突っ込んでいた.

大学に入ってからは懐中時計に移行. 1個目は作りがちゃちで,誰かに落とされたとき逝ってしまわれた.
で,今は嫌みがないのがとりえのN○K粗品懐中時計を使ってる.

これが2年ほど前からよく止まるようになった.
最初は原因がよくわからなかったが,よく見てみると時計上部に付いている 時間あわせのつまみの根本がはずれかかってる.
そこに繋がっているチェーンが引っ張られたときにつまみが引っ張られ, 時刻あわせモードになって動かなくなっていたのだ.

気を付けていればそんなに止まらないんで放置してたのだが, 3日ほど前,めがねのフレームのゆがみを直してもらうついでに, 修理してもらうことにした.

もともとつまみを固定するのに細いピンを使っていたらしいのだが, これが折れていた.
直すには,折れて詰まっているピンをドリルで削り取り,新しくステンレスの ピンで固定しなければいけないらしい.
時間かかるから2,3日後に取りに来いといわれたんで,今日それを取りに行ったのだ.

実は取りに行くまで結構どきどきものであった.
結構手間かかりそうなのに,幾らかかるか聞いてなかったからだ.
10000円とか言われたらどぉしよお,とか思いつつ取りにいったら, たったの1000円.
ありがたいのは確かだけど,こんなんで店成り立つんかいな.

てことで,時計の修理なんてそんなに金かかるもんじゃないから, すぐに直してもらおうねって話.


6月25日

新しく本屋ができたということで,知人と様子見に出かける.
中を見てちょっとがっかり.店舗面積が期待より小さい. 回りになんにもないとこなんだから,もっとでかくしようぜ.

それに品揃えが中途半端.力を入れてるところってのが無いから, 底が浅い.自分の好きなジャンルというのを持ってる人には ちょっと満足できそうもない.

もっともこれからの売れ行き次第でその土地にあった傾向の本を充実させて いくんじゃなかろーかとは思うけど.
実際同じ本が並びすぎてたりしてて,まだまだこれからって感じだったしね.

2FはCDとVIDEOのセル/レンタル屋.
邦楽のとこはも一つかと思うけど,洋楽の方は結構バラエティに富んでてよい.
ここでさんざっぱら悩んだ末,"DreamTheater"の"A Change of Seasons"を保護.
ライブ版はあんまり好きじゃないんだけど,安かったから許す.

一通り聞いてはずれじゃなかったんで,ほっと一息.
後半は全部カヴァー曲だけど,それはそれで面白いし.
ただGENESISの曲が入ってたのにはだいぶ驚いた.それもどっちかっていうと ポップ路線の曲が.
なんかイメージが違う〜.

本の収穫は大槻ケンヂさんのエッセイ"のほほん雑記帳"と "ボクはこんなことを考えている"の2冊.
ほんとは先日の佐世保行の時と同じく"新興宗教オモイデ教" を探してたんだけど,またもや無かったんでとりあえずこれにしたのだ.

家に帰ってから3時間ほどで2冊とも読了.
深い.深すぎる.
最近いろんなとこから刺激受けて"自分がどうありたいのか"ようやく見えてきた (24にもなって今頃とお思いでしょうが)この矢先に,とどめの一撃を喰らった感じ.
2年ぐらい前に読んでたらこんなに影響感じなかったろうなと,タイミングの 良さにちょっと驚く.

話は変わるが,その中でロックというジャンルそのものの衰退について ちょっと書いてあって,ぞっとした.
この辺のことは確かに肌で感じてたことだけど,できるだけ考えたくなかったのだ.

10年後ぐらいにはロックなんてCD屋(その頃にゃDVD屋か?)の隅に 置かれた狭いコーナーに追いやられてるのだろうか.今のJazzみたいに.
肌に合わない音の渦を嫌悪感の鎧で身を守り,とっくにすたれたジャンルにしがみつき 一人満足しているという姿を想像するといいかげん情けないものがある.
でもよくよく考えたら,これってまだロックがすたれてないってだけで, 今とぜんぜん変わってないじゃないか(爆

大槻さんにゃ悪いけど,正直日本のロック界がどうなろうと知ったこっちゃない.
いままで否応なく耳に入ってきた和製ロックでいいなと思ったものなぞ 一つも無い.
筋少は好きだけど,ロックとして聞いていないと思う (むろんそれはこんなもんロックじゃねぇ,と思っているわけではない).
聞いていて気持ちいいなと感じれないものに興味はない.
私はロックの持つメッセージ性に,ではなく音そのものに惹かれているのだ.

ただこのことが世界レベルで進行してることと,CD屋でのウェイト減少に 繋がるであろうことを恐れているのだ.
だいたい今でさえ田舎じゃCD手に入れるのに苦労してるってのに, これ以上ひどくなったらどうせよというのだ.


6月27日

最近私はどうも頭が腐っているらしい.
しばらく前からちょいと巨大なプログラムを作成してるのだが,前なら やらなかったようなミスばかりおこす.

一番ひどいのが"代入したつもりが等記号で比較していた"というやつだろう.
何がひどいかってコンパイラが何も言ってこないことだ.
まぁ,確かに文法的に間違いじゃないし,これで"warning"だの"error"だの出されちゃ 返値を持つ関数は全部引っかかっちゃうだろうけどさ.
しかもしばらくはこのミスがあってもこっちが予定してた動きをしていた.
おかげで洗い出すのにえらい時間を食っちまった.まったく.

さらにいままで考えないようにしていた 2 byte codeの問題にぶちあたった.
泣く泣く資料を漁り修正を加えるも,完全に解決するにはやはり根底の部分から やっとかなければいけないようだ.
とりあえず動くようにはしたけど,いずれちゃんとした対策考えんと まずいやろうなぁ.

VC++のライブラリには2 byte codeに関する関数だのクラスだのあるんだろうけど, どうやって調べりゃいいんだろう.
思いっきり読みづらそうなVC++Programer's Referenceの5巻でも 買わにゃいかんのだろうか.


6月28日

台風一過.
うちも昨日の夜あたりから昼頃まで影響下にあったけど,今一つ燃える要素のない 台風であった.つまらぬ.
どうでもいいが私は台風一過を高校ぐらいまで "台風一家"だと思っていた.
うーむ子連れなんだろうかとか馬鹿なこと考えてたのだ.あー情けね.

漢字のことで思い出したが,"雰囲気"を"ふいんき"と読んでいたってのもあるな.
これをちゃんと"ふんいき"と読めるようになったのは確か大学に入ってから だったように思う.
で,どこぞで調べたところやっぱり"ふいんき"と読んでいる人の方が多いんだそうだ.
回りでしゃべってるの聞いても"ふいんき"って言ってるようにしか取れないんだよね.
今でも"ふんいき"というとなんか違和感がある.鼻息みたいじゃないか.


昼過ぎに知人が来て,突如福岡に行くことになった.
特に用事があるわけじゃなかったが,ま,そゆこともあるか.

で,まずはその知人の用事である同人誌の捕獲. えるぱれの福岡店でブラウズすることとなる.
あの中は一種独特の雰囲気というのがあって,用がなければあんまり入りたい ところではない.
それに売ってるものは18禁なものが多いくせに店員がねーちゃんなのは シャイなヲタ(プ)にゃつらくないかい.

ぷらっと見回すとはっぱ系のものもならんでる.
"ToHeart"のもあって思わず中身を確認したら,ひでーのなんの.
いくら発売前に作ったからってあんまりだ. マルチもお嬢様もあんなキャラクターじゃないぞ(怒

結局,黒須嗣載さんの雫・痕本を一冊購入.
電波小噺が気に入った.600円也.

あとは私の用事.しつこく探している"オモイデ教"の探索である.
ちょっとあきらめモード入ってたんだけど,わりとあっさり紀ノ国屋で確保.
ついでに森岡浩之さんの"機械どもの荒野"も手に入れる.

帰りの道すがら,高橋洋子さんのアルバムを聴かせてもらう.
"残酷な天使のテーゼ"を歌ってる方だ.
柔らかできれいな声が何とも心地よく,曲も静かで落ち着いたものが多い.
もともとこういうおとなしい曲が合う人なんだな,と思う.
そういう意味でエヴァはカラーの違う曲であり,何でこの人が歌ってるのだろうと ちょっと疑問になってしまった.

で,ぼーっと聞いてるとそのうち聴いたことのある曲が流れてきた.
はて,なんだったかなとつらつら考えてたら"サイレントメビウス"のMUSIC ALBUM2 に入ってる曲じゃない.
家に帰って調べてみたら1枚目にも高橋さんの曲が入ってる.
意外にこっちの世界とも繋がりがある人だったんだ.

余談だが.
この"サイレントメビウス"MUSIC ALBUM 1のイラストの中に"BOAジュース"の看板 発見.
エヴァにBOAビール出てきたのはこれのせいじゃないだろうな.


"新興宗教オモイデ教"を読む.

話の筋はともかく,構成がまずい.
頭と最後以外二郎がほとんど出てこないから彼が何を思っているのか, 強く伝わってこない.
その間の主人公は中間だし.
書きたいものが始めと終わりとでだいぶ違うのが問題だったのだろう.
もっと短い話にしてきっちり構成考えてから書いていたのなら, 二郎のなつみさんへの想いを中盤もっと表現できていたのなら, もっとずっといい感じだったと思う.

二郎の回りの人間に対するどろりとした感情というのは, 私にとってもなじみのものだった.
それだけに他人事じゃなくぎりぎりと胸に食い込んでくるものがあって,痛い.

しっかし,これ読むとほんとに"雫"がこれを下敷きにしたのがよくわかる.
構成をしっかりさせて,主人公の性格をきっちり書き込んだらほとんど 変わらないぞ(さらに狂気という要素が大きく加わってるけど).
そういう意味で"雫"は完全版"オモイデ教"といえるかも.


"機械どもの荒野"も読む.

やっぱし"星界"ほどインパクトはない.展開もわりと読めちゃうし.ちょっち残念.
チャル9世(大笑い)のいじけぶりとか,タケルとカーシャと鴉の微妙な関係とかが 気に入ったかな.

そういえば,本の厚さが昔に戻ってますな.
紙質はわるくなったけど,やっぱソノラマはこうでなくちゃいかん.



6月29日

今日気づいたこと.
"new"で確保したメモリをオーバーして使ってると"delete"のときエラーが出る.
それだけ.

いやぁ何をどうやってもメモリ解放できないと思ってたら,1文字ぶん はみ出てるんだもんな."strlen"がヌル文字のサイズ計算してないなんて 考えもしなかったし.泣けてくるぜ.


好きなマンガの項目を幾分追加しました.
まだ全部はできてないですが.