1月の日記

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1月2日: 久遠の絆
1月7日: 来て,見て,なすことなく去った
1月9日: 凍る
1月12日: 腕が落ちたのかと思ったが
1月15日: TOPのこと
1月18日: カレカノ
1月19日: lost one
1月20日: こうして差別化が図られる
1月22日: 陰陽道
1月26日: ルーミの声って,まるるんの上の女の子とおんなじみたい
1月28日: 勘弁して
1月29日: さよか
1月30日: 水滸演舞


1月2日

2週間ほど前に借りてきた'久遠の絆'なるPSのゲームをようやく終了.
9時間程度で終わるゲームにえらく手間取ったものである.
ノベル形態ゆえ,何かをしながらプレイ,というタイプのものではなかったせいであろう.

その貸してくれた知人は手放しでほめていたが,私はそこまで評価する気はない.
しかしその持つ雰囲気がきわめて心地よかったのは確かだ.

奇怪な夢に悩まされることを除けば普通の高校生だった主人公の学校に転入してきた 女の子'高原万葉'.
なぜか惹かれてしまう彼女が主人公に告げた'あなたを殺してみせるから'という 言葉から話は動き出す.
前世よりの因縁ある彼と万葉,そしてそれを取り巻く人々が現代と,平安の京, 元禄の江戸,幕末の京都と,舞台を変え,話が広がりそして収束していくのはなかなか 読みごたえがある.
やはりこれぐらい文章量がないといかんね.

ただ,運命なんて言葉を聞くとそれだけで虫酸が走ってしまうというのもあるのだが, 序盤の装飾過剰な文章,後半のご都合主義,描写の甘さがどうにも鼻についた.
やはりノベルタイプのゲームを作るにはかなり文章力のある人間を用意しなくては ならないのだろう.
それと複数のシナリオライターがいたせいで統一感が失われているような感じがする.
じっさい平安編以外はそんなにいいとは思わなかったんでね.


1月7日

搬入の手伝いにキャナルシティまで行ったところ,迷いまくり.
普通のデパートとかホテルなんかだと,いかにも色気のない入り口があって それとわかるものだが,なにせあそこは複合店舗群.
いちおうそれらしいところをみつけて入ってみても,どこがなにやらさっぱりわからん.
とりあえず,入ってすぐの荷捌き場で目的のホテルの場所を聞いてみると 'もっと奥にある'といわれて素直に進む.
しかし次のところで聞いてみると,'隣の建物の一般駐車場から地下2Fにあるよ'. って場所全然違うじゃねーかよ(怒

このあとは結局何もせず帰途についた.
わざわざ福岡まで出たからせっかくだったし,パーツショップぐらい 覗きたかったのだが,諸般の都合によりすべてパス.
なんとも疲労感が漂う一日であった.


1月9日

過日の欲求不満を解消すべく再度の福岡行.
しかし侵攻ルートの選択を間違えた.
いつもの通り三瀬を越えて行ったのだが,このときが降り出してしまったのだ.
あの道を知ってる人ならよくわかると思うが,ただでさえ曲がりくねってるところに この時期はシャーベット状の雪でコーティングされるのである.
つんつるてんのノーマルタイヤで行くような道ではない.
登りはじめてすぐに後輪がずるりともっていかれそうになってしまって 私ら真っ青である.
途中には思い切り斜面に突っ込んだ車あり,妙な位置で動けなくなってるのありと ろくなものを見なかったため,この後も安全運転を持って旨としたことは いうまでもない.

向こうではガンブレードN.Y.の続編といえるL.A.マシンガンズが出てたんで 思わずプレイ.
相変わらず気持ちいいゲームである.
今回撃っちゃいけないのがいるのが多少気にくわないが,撃ったところで点を 減らされるだけなんでさほど神経質にならずにすむ.
前作同様,ガンシューとしてはけっこうお気に入りとなりそうだ.

私がどうしてもPS版ガンバードが欲しかったんで,帰り道にその手の店に あちこちよってもらったんだが,これがまた全然見つからない.
やはりシューティングは逆風か.
結局佐賀に入ってから見つけるのだが,その途中でシングル台の月剣2を発見し, 1ヶ月ほどのおあずけ期間を脱したことの方が嬉しかった.

ところが1人目の響にこっちの攻撃をことごとく弾かれストレート負け. それも4クレジット中3回も.
もうプライドぼろぼろである.
しかしこの後別の店でプレイしたところ,前の店より遙かに弱く, さてはlevel7だったんだなという確信ができた.
なんぼなんでもノーマル設定で惨敗させられるなんてことはないよ,うん.


1月12日

妙にJ大P大P昇桜拳が繋がらないと思ったら,大Pがこわれてやんの.
ときどきは出たもんだから,もしかして腕が落ちたのかと思ったじゃないか.
左斜め上にも入らないときがあるし.
コンパネのメンテはゲーセンの基本だってのに何やってんだろうね,あそこの店員.


1月15日

友人宅にて,PS版tales of phantasyをやってるのを横で見てた.
で,まぁ雑感をぽつぽつ.
一口にいえば,かなり良心的なゲームだ.
Squareの移植版FFなんか見てると移植ものなんか買うもんじゃないなと思うが, これは中までちゃんと作ってある.
比較するとあっちの無様さが強調されるな.

システムはオーソドックスだが,その分細かいところまで気を配って作ってある.
もともとのスーファミ版がかなり完成されてたらしい.
そっちのほうも見せてもらったが,ハードウェアの性能をぎりぎりまで生かして よくまたここまでできたと感心するレベルだった.
そっちできなかったこと,またその不備を そういう姿勢で作ったのなら,悪かろうはずがないというものだ.

印象に残ったのは,アーチェがユニコーンにふれられないって挿話があったこと.
CVかないみかな17歳な女の子に,そういうバックグラウンドを持たせてるとこが いい感じなのだ.
のーてんきな子供にみえてもそういう描写があることで,そう単純ではないことが ほの見えてきて,キャラクター造形に深みを与えてる.
ほんの少しのことで,これだけ印象が変わるのかとちょっと勉強になったよ.
それに男の書く女は無垢になりがちなのがもともと気に入らなかったしね.

ところで,最近移植ものが多いのは,sonyがメーカごとに年間出荷本数を規定してる せいらしい.
つまり開発期間が短くてすむ移植で数をこなしているということだ.
これはかなりまずいような感じがする.
このシステムは粗製濫造を推奨してないか.
確かに大手メーカからある程度のものをコンスタントに出させておけば ユーザが離れなくてすむだろうが,十分な時間を与えられないまま作られた ゲームなんてろくなものにならないのは目に見えている.
長期的に見てればこんなことやらない方がいいってわかりそうなもんなんだけどな.


1月18日

彼氏彼女の事情についに手を出してしまった.
ひねくれもののわたしはアニメ化されると聞いた時点で買う気が失せたのだが, 某所にてやたらと薦められて気が変わった.

買ってから気が付いたが,津田さんって'オンナになった日'書いた人だったのか.

さらりと読んで,うん,いいね.
こういう内面の話こそ少女マンガの真骨頂.
そのくせべとつかない感じがいいのだ.
ネコかぶり娘ということで川原泉さんの"笑う大天使"がぽんと頭に浮かんだ.
どうでもいいが,'坂口君はイロコイにはなんだかとても〜'ってセリフから 輸送ヘリとネイティブアメリカンしか思い浮かべられなかったの私だけか?


1月19日

あるはずのものが無いという経験はだれにもあると思う.
で,突如ひょっこり出てくる.

今回出てきたものは,1冊の小説である.
シリーズ物の途中だったのだが,買ったはずだし読んでるはずなのに どこにもない,はて俺の記憶違いかしらん,と3年ほど疑問を抱えていたしろものが ようやく出てきてくれた.
それ自体は嬉しいのだが,見つかった場所が少々まぬけ.
本棚の裏板とそこに並べてあった本の間に,横になって入っていたのである.
当然挟まっていた場所はほかのところより膨らんでたのだが,足下に近いところだった ため,気がつかなかったもよう.
やれやれ,こんなことで悩んでたのかと徒労感にくれた日である.


1月20日

夜中に友人がやってきて,いわゆる着メロなるものをInternet上で探させられていた.
P207なる携帯買ったからそれ用の曲なんか探すのだと.
かなり新しい機種らしく,あまり大したものは見つからなかったが, それでも皆無じゃなかったのだから,それで満足していただく.

で,そのP207の機能見るともうほとんどの音が出せるようになってて, 無いのは付点音符程度らしい.
出る音も十二分に聞けるレベルで,これならいろいろ遊べそうである.
なんかこういう流れで付加機能付けていくなら,そのうちFM音源搭載とか 出てくるかもとか思えてきたぞ.


1月22日

'久遠の絆'せんせーでクリアして三人とも終了.ながかったよ.
しかしなぜか現代編で一枚見てない絵があるのが気に入らん.
途中で終わっちゃうパターンのか?

陰陽道についてちょっと気になったんで調べもの.
主人公が使うセーマン(晴明桔梗)の'バン・ウン・タラク・キリク・アク'ってのは 金剛界五如来の梵字のことだったらしい.
でも名前からいって,あの後ににーちゃんが作る呪法のような気がするな.

あと多少妙だと思ったのは,えりりんの召喚術で,あれはどうみても悪魔用の呪文.
贄まで使ってるし.なぜに天使と呼ぶ?
あのシーンは好きだけどね.


1月26日

ギャラクシーファイト(サン電子って書かなきゃわかってもらえない気もする NEOGEO移植もの)なんか買ってみる.
980円だったんで,つい.
ただ,元がアレだから移植度はいいのだが,キーアサインの変更が出来ないのは つらいな.

CDローディングの最中に出てくる対戦相手のプロフィールを見てると ラスボスの家族欄にフェルナンデスの名が.
わくわく7のラスボスが家族ってことは,もう一人書いてあったフェルバチョフって のが,こないだ出たのか出てないのかよくわからない格ゲーのラスボスかしらん.


1月28日

夜中,ふと思い立ち,京極堂2冊目を買いに出た.
うちの街には使い物になる本屋は2軒あるが,ただある程度予想していたとおり, 両方とも新刊しかありゃしない.
しょうがない,ちょっと離れた本屋まで出るかと,その2軒目を出ようとしたときだ.
...エンジンがかからねえ.

バッテリー切れである.

冷や汗が流れた.
別にライト上げっぱなしにしてたわけでもないし,直前まで普通に動けてたのだ.
最悪JAFの召喚かと思ったが,とりあえず,しばらく時間をおいてみるかと近くの ゲーセンへ行ったところ,たまたま居たM氏にチャージしていただいて事なきを得た.
ただしそれ以上動く気力が無くなったのはいうまでもない.


1月29日

夕べのあれはどうやらバッテリーの寿命だったらしい.
勘弁してよ.

1月30日

日曜にも関わらず福岡まで出たのは,先週先々週と行きたくても行けなかった某氏の つごうである.
来週以降も無理ときてはもはや限界というところであったろう.
私は例によって大した収穫もないかと思ったが,帰りがけに寄った店で手に入れた PS版"水滸演舞"を700円で手に入れたのはおいしかったぞ.
けっこうお気に入りだったんだけど,ST-VのゲームだしSSでしか無いだろうなと 思ってたからよけいにね.

動かしてみてもオリジナルとほとんど変わんないみたいだし,ちゃんと キーカスタマイズもできる.
先日のギャラファイよりずっとましである.
とりあえずアーケードモードで,腕を戻さないと.


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