天狗谷窯の調査、現在進行中!! |
所 在
地:佐賀県西松浦郡有田町白川 |
突然だが、8月17日から、国指定史跡天狗谷窯跡の発掘調査を行っている。もちろん、現在も調査は進行中!! 天狗谷窯跡といえば、長く日本磁器発祥窯と信じられてきた窯である。別項で詳しく触れているが、現在でもその可能性が完全に否定されたわけではない。今回は物原の調査も行うので、もしかしたら何か進展があるかもしれない。もちろん、どう転ぶかは、現時点ではまったく分からないが…。 |
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● 調査に至る経緯 その筋の方ならご存知のように、国指定史跡というのは、めったなことでは調査ができない。しかし、今回は保存・整備の基礎資料を得るため、約30年ぶりに調査することになった。 |
(本調査時の全景) 写真右側がA窯、左がB窯。E窯はA窯の床下に遺存。C窯はB窯上に築かれていた。 |
● 天狗谷窯の概要
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(窯跡配置図) |
● これまでの経過
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DT調査風景(北東から)
DT調査風景(北西から) |
9月2日 天気:くもり
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DT調査風景(南西から)
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9月3日 天気:くもり一時ちょっとあめ
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9月6日 天気:くもり後あめ
ということで、今日は“番外編”の1。最近の天候では、これからも機会が増えそうなのが、ちょっと気掛かりである。 |
9月7日 天気:あめ
道具については、まだいろいろ面白いことが多いので、機会があればこれからも触れてみることにする。明日かも…?? |
CT模式図
CT出土遺物 |
9月8日 天気:はれ
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9月9日 天気:はれ
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No.1 No.2 |
9月10日 天気:あめ
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左側のシートの部分が窯体。写真右下から左上に向かって登っている。右側のこんもり盛り上がった部分が物原である。 3.荒磯文鉢 |
9月13日 天気:くもり後はれ
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ちょっと暗いが、写真中央がGT。(北から) 土壙状に堆積したGT内の物原層 染付柳文碗(GT今日出土) 発掘調査報告書に掲載 |
9月14日 天気:くもり後はれ後くもり
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右側のシートを張ってある部分が当初物原を探したCT。上に見える白い土のう部分が窯体を調査した12〜14室付近。(西から) A・E窯12室〜14室(南西から) |
9月15日 天気:くもり
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写真上の表土から深さ2m強。下半には黄色や赤色の土が何重にも堆積している。ちなみに、ピンポールにぶら下がっているのは蚊取り線香。(北から) A窯作業段中の製品(内面/外面) |
9月16日 天気:くもり時々あめ
−おしらせ− |
9月23日 天気:くもり一時あめ
ということで、今日はおしまい。 |
9月27日 天気:はれ
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窯体下部(西)側からの断面模式図 A窯胴木間検出状況(西から)
復元された窯跡(波佐見町・畑ノ原窯跡) |
10月1日 天気:はれ
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