み教えに聞くH
 (願いに応える
   人生)i モード


これは、やはり社会の動きがそういうふうな世の中を作っていることに大きな原因があると思うのでありまして、ただ単に人間が死ということを考えなくなったのではなく、社会全体がそうなったというところに問題があるように思います。

同時に、そうであるからこそ、私たちは、より真剣に考えなければならないと申せましょう。
 

そういった私自身、私の生命といったものに無関心になっていくと同時に、今度は自分以外の他の人を本当の暖かい目で見る、暖かい心で包むことができなくなってきているようにも感じます。
 
  つづく


      

浄土真宗本願寺派 大谷 光真門主述

本願寺出版社刊 「願いに応える
   人生」より

(内容転用の場合は、本願寺出版社の了承をお取りください)


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