第1042回 そっとつながる 〜「ご縁」の尊さ、大切さを〜

   
平成25年 1月10日〜

 ある新聞の広告に 次のような内容がありました。

浄土真宗本願寺派は「そっとつながる ホッがつたわる
  〜 結ぶ絆から、広がるご縁へ 〜 を 総合テーマに、
あらゆる人びとが、「自他共に心豊かに生きることのできる

社会の実現に貢献する」活動として、
「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)を推進しています。


「ごえん」人と人を結びつける不思議なめぐりあわせです。
「ごえん」わたしたちが自覚する以前から、つながっています。
「ごえん」わたしたちが認識している以上に、遠くまで広がっています。
「ごえん」過去から現在、現在から未来へとつながっていきます。

「ごえん」誰でもがつながっていけることです。
「ごえん」わたしとあなたのことです。
「ごえん」わたしと仏さまのことです。
「ごえん」わたしのいのちを支えているものです。
「ごえん」わたしがここに存在していることそのものです。

「ごえん」わたしはあらゆるものにつながっています。

 「ご縁」という普遍的な言葉を通して、宗門内外の人びとと
  つながり、ネットワークを創り、広がっていく活動を進めます。
 
               という内容です。

「そっと」とは、やさしく包みこむようにつながることを意味しています。
「ホッ」とは、そうしたつながりの中で与えられる安心感のことです。

こうした活動を通して、つながりの大切さが実感され、
安心と温もりのある社会に寄与していきたいと考えています。

わたしたちは、大悲のはたらきに包まれている身として、「ご縁」の尊さ、

大切さを、社会の中に広く浸透させていく活動が重要なことです。


 妙念寺電話サービス お電話ありがとうございました。

  次回は、1月17日に新しい内容に変わります。


         


           私も一言(伝言板)