イギリスで、クローンの羊が誕生したというニュースは、
新しい時代が来たことを感じさせますが、
予想以上に進んでいるようです。
進化して行くものであると信じられていました。
親と子の関係では無く、兄弟の関係でもなく、
出来るというのです。
ほかの生物の卵の中に入れ替えてやると、
全く同じ生物が誕生してくると言うのです。
品質が最も良い牛の子供を作るのではなく、
品質の良い牛、そのモノを大量に作り出していくことが
出来るということです。
心臓や肝臓などの臓器移植で、拒否反応の少ない、
患者に適合しやすい臓器の確保が可能となりそうです。
権力をもつ独裁者が、自分のコピーを沢山つくって
しまうのではないかと、危険視する意見も多いようです。
お釈迦様が説かれた仏説無量寿経には、お念仏の人は、
やがてお浄土に生まれて、阿弥陀如来と同じさとりを開き、
同じ働きをするということが、説かれていますが、
そのことが、なかなか理解できませんでした。
イメージすると、お浄土で阿弥陀如来とまったく同じ
救済する働きをさせよう、この私をクローンの仏にしようと
されていると考えれば、なんとなく理解できるように思います。
仏様の子供として生まれるのでなく、仏様の兄弟でもなく、
親鸞聖人がすすめていただいたお念仏の教えは、
とても科学的であることに気づきます。
決して矛盾をおこさない真実性があることを感じます。
人間が努力して修行をすることを、求められてはいません。
もっとも強力なお念仏を準備してくださったのです。
同じ働きをさせようとの如来の願い通りに、南無阿弥陀仏、
南無阿弥陀仏の人生をおくらせてもらいたいものです。
我々が仏になる源は、私が称えさせていただく、
お念仏、南無阿弥陀仏であると、うなずけます。
妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。
次回は、7月24日に新しい内容に変わります。