第561回 ハスの花が咲く

     平成15年 10月23日〜

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございます。
お寺の坊守さんたちの組織である、寺族婦人会がありますが、
その佐賀教区の組織が出来て五十周年になるということで、
この十一月に五十周年記念式典が行われます。


式典の最初に、これまでの活躍の模様の記念写真や
現在の会員の様子を示すもの、将来を担う若者との係わりなどを、
スライドで紹介することになっています。


そのお手伝いをしていますが、最初に流れる曲が仏教讃歌の
「ひかりあふれて」という曲です。


原真弓さんの作詞、綱沢僚さんの作曲のうたです。
こんな歌詞です。


阿弥陀さまの光を心にあびて
きょうの日も やすらぎに満たされてゆく
わけへだてない慈悲は あめよりも多く
やまのように広がり すべてをつつむ
金樹銀樹瑠璃樹 うつくしくゆれて
ねがいとどくときは ハスのはながさく
金樹銀樹瑠璃樹 うつくしくゆれて
ねがいとどくときは ハスのはながさく

阿弥陀さまのいのちを こころに受けて

いつの日もよろこびに みたされてゆく
はかりしれない慈悲は 海よりも深く
暗い闇をてらして すべてを救う
琥珀サンゴ水晶 うつくしく満ちて
ねがいとどくときは ハスのはながさく
琥珀サンゴ水晶 うつくしく満ちて
ねがいとどくときは ハスの花がさく

という曲です。

大変うつくしく、荘厳な曲です。
阿弥陀さまの願いがとどいたところは、美しいハスの華がさく、
お念仏の声が響き渡っている姿を現されたものでしょう。 
お浄土だけではなく、この世でもお念仏の人の周りはまるで
美しい花が咲いているように美しいものだと味わわせて
いただきます。
妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。

次回は、十月三十日に新しい内容に変わります。