第594回 いのちの言葉

 
平成16年 6月10日 〜

妙念寺電話サービスお電話有り難うございます。

妙念寺が担当する佐賀組の巡番報恩講まで、いよいよ3ケ月となりました。

ご講師の豊島学由先生がお書きになったものをご紹介するパンフレットを
準備していますが、いのちの言葉と言う掲示伝道法語を集めたものの中から
いくつかご紹介しようと思います。


〇 他力に生きる人は
    精一杯やってもおかげさまがでる

〇 凡夫が成仏する
    これ以上、不思議の出来事はない 

〇 仏法は人生の基礎工事
      見えないだけに手抜きは禁物

〇 すぐわかるものは、消えやすい
     むずかしいものは努力して一生の宝となる

〇 比べて悲しむと自己を見失う
      比べて喜ぶと他を傷つける

〇 雨の日を悪い天気といいますが
      こちらの都合が悪いのです

〇 人生はドラマの舞台
      主役も悪役も幕が降りてご苦労さま

〇 お浄土あり縁尽きて名残惜しみつつ
      この世を去る

〇 自立した人が「みんなのおかげです」と
      感謝している姿が美しい

〇 失ったものを数える人あり
      与えられたものを感謝する人あり

〇 私はあなたのようになれません
      如来さまは、このままの私を 救うてくださる

〇 いのちより大切なものを
      さがすのが仏教徒の人生です

〇 如来さまはお浄土ですか
       お念仏申せば、ハイココに

〇 ご先祖は眠ってなんかいませんよ
       アミダさまに救われよと叫んでいます

 どの言葉をとっても、まったくその通りです。9月の15日からの
巡番報恩講どうぞ
 楽しみにお待ちください。

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。
次回は、6月17日に新しい内容に変わります。


      豊島学由師著「いのちの言葉」より      法蔵館発行