第615回 往 生

  平成16年 11月 4日〜

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございます。

ところで、巡番報恩講の時に記念品として、「親鸞聖人の教えって何?」と
いう冊子をお渡しました。封筒に入った3枚の冊子です。


「他力本願」「悪人正機」「往生」という言葉の意味が書かれたリーフレットです。

そして、「一度立ちどまって考えてみませんか?」というサブタイトルで、
教えのキーワードとも書かれています。


今日は、その中の「往生」という所を、要約してみました。
   
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めぐちゃん「ワ〜イ、今日はお出かけうれしいなぁ」
お父さん「あ〜ぁ、この渋滞には、往生するなぁ」
めぐちゃん「オージョーってなあに?」
父さん「オージョーというのは、こまった時や行きづまった時に、よく言うんだよ」
めぐちゃん「どんな字を書くの?」
母さん「往復の『往』に、お誕生日の『生』よ」
父さん「そうそう、『往く』『生まれる』って書くんだよ」
めぐちゃん「へーぇ、往く、生まれるって書いて、こまった時に使うんだ」

じいちゃん「いやいや、往生というのは、お浄土に生まれることじゃよ」
めぐちゃん「オジョードって?」
ばあちゃん「極楽とも言うわよ」
父さん「『はぁ〜♪ ゴクラク ゴクラク』ってね」
めぐちゃん「お風呂でも言ってるね。なんだか楽しそうなところね」

じいちゃん「はははは、お浄土は仏さまの世界じゃよ。阿弥陀さまという名前のな」
ばあちゃん「いつか、おばあちゃんもめぐちゃんも、お浄土に生まれて、
仏さまに成るのよ」


めぐちゃん「ふ〜ん。じゃあ、いつ仏さまに成れるの?」
父さん「そりゃあ、死んでからだろう?−」
めぐちゃん「じゃあ、私にはまだ関係ないじゃん」
じいちゃん「確かにお浄土にうまれて仏さまに成るのは、いのちが終わる時じゃよ。
でも、『必ず仏にさせたい』という阿弥陀さまの願いは、めぐちゃんにいま、
届いているんじゃよ」


ばあちゃん「そうね、それをいただいているから、お浄土に生まれさせてもろうのね」
めぐやん「ただ死ぬんじゃないんだ。生まれていくんだぁ」

父さん「この渋滞は、まだまだかかりそうだなぁ」
母さん「そうね、でも必ず着くんだから、焦らずいきましょ」

・・・・・・という会話調の文章です。

そして、活字を強調してあるのは

いやいや、往生というのは、お浄土に生まれることじゃよ。
お浄土は仏さまの世界じゃよ。
阿弥陀さまという名前のな。
阿弥陀さまの願いは、めぐちゃんにいま、届いているんじゃよ。
というおじいちゃんの言葉と、ただ死ぬんじゃないんだ。生まれていくんだぁ。

という
  子供の言葉の所が強調されています。

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。

次回は、11月9日に新しい内容に変わります。
今年の妙念寺の秋の法座は、11月13日14日です。ご予定ください。