第620回 あいし しあわせ

 
平成16年12月 9日~

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。

本箱を整理しておりましたら、一札の本に出会いました。木村無相さんの
お念仏の本です。
昭和46年と、47年に、慈光という本に掲載された330編をまとめられた本です。

どれもこれもすばらしい、お念仏を喜ぶ歌ですが、その中から、いくつかを
抜き出させていただきます。


まずは 羅針盤」 という歌 

羅針盤

ナンマンダブツは 羅針盤
人生航路の 羅針盤
いつも西方 指している
称えるままが 西の方
ナンマンダブツ ナンマンダブツ

   くよくよ悩まず、迷わずに、真っすぐ進む方向をちゃんと分かった、
  お念仏に生きる方の歌です。


中 身

お念仏の中身は ナニかとおもっていたら
お念仏の中身は しあわせ一ぱい
しあわせ一ぱいの お念仏もろうたら
こんなわたしでも しあわせーぱい
しあわせーぱいが  あふれて あふれて
ナンマンダブツ ナンマンダブツ

もろうたの

おねんぶつに しあわせ もろうたの
おねんぶつに しあわせ もろうたの


しあわせ

しあわせ しあわせ
ほんにしあわせ 
ナンマムダブツに あいし
しあわせ

   どの歌を読んでも お念仏に出会えた喜びが歌われています。
   ありがたいものばかりです。

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。
次回は、12月16日に新しい内容に変わります。


      永田文昌堂刊 木村無相著 「念佛詩抄 」 より