第655回 大丈夫 離さないよ

 
平成17年 8月11日〜

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。
本願寺新報の特集に、仏教から あなたに 生きる力 届けます 
という特集があり、その一つに「大丈夫 離さないよ」という文章が
あります。


学校で友達とうまくいかず、たまらなく寂しく、どうしようもないことは
ありませんか?


 だれも自分のことを認めてくれなくて、だれも自分のことを見て
いないようで「私のこと、見捨てないで」って孤独を感じることは
ありませんか?


そして「こんな自分なんて、どうにでもなったらいい」と思ったりして
いませんか?


本当につらいですね。

そんな時、だれかが声をかけてくれたら、本当に、本当にうれしいですね。
少し大げさかもしれませんが「これでまた、生きていける」って感じませんか。


 気がつかないだけかもしれないけど、実はいつもあなたを心配そうに
見つめ続けている人が、近くにいるのかも。


本当は「大丈夫だよ」っていつも声をかけてくれているのに、その声に
気付かないだけかもしれません。


 そうやって悩んでいるのは、あなただけではありません。
実は、周りの大人たちもみんな同じなんです。
恥ずかしくてとても言えないけれど、つっぱっているけど、大人もみんな、
一緒なんです。


この、どうしようもない時代に、大人たちも、親のようにいつも見守ってくれて、
「大丈夫、離さないよ」と言ってくれる誰かを探しているのかもしれません。


「摂取不捨」という言葉があります。
「あなたを、抱きしめ、決して見放さず、離さない」と訳せるでしょうか。
仏さまのやさしいまなざしです。
簡単に言えば「一人じあないよ私がいるよ」ということです。


あなたのことを認め、いつも見守りそばにいてくれる方がいたら、
きっと・・・・、ね、生きていこうね。           


という文章です。

「あなたを、抱きしめ、決して見放さず、離さない」よと。
仏さまのやさしいまなざしです。
簡単に言えば「一人じあないよ私がいるよ」ということです。


あなたのことを認め、いつも見守りそばにいてくれる方があるのです。

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございます。
次回は、8月18日に新しい内容に変わります。