第666回 遇えて よかったね

 
平成17年 10月27日 〜

妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。

浄土真宗の開祖、親鸞聖人は 1173年にお生まれになり、
1263年に90歳で往生されました。


その後、50年毎に、法要をお勤めしています。

来る2012年には、750回忌をお迎えしますが、ご法要は、
平成23年の4月より、平成24年のご正忌報恩講まで勤まります。

この大遠忌法要の基本的な考え方を、強く印象付けるために、
効果的に要約した文章・標語(キャッチコピー)の募集が
行われることになりました。


字数は、15字以内で、一人1作品応募出来ると言うことです。
今回の750回大遠忌の基本的な考え方(コンセプト)は、
『新たな始まり〜明日の宗門の基盤作り〜』を掲げて始動しています。


社会に向けてアピールする、スローガンが募集されているのです。

そこで、こんな言葉ではどうか。
応募してみたいと思います。
「遇えて よかったね」という言葉です。

親鸞聖人は、教行信証の最初に、遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、
聞きがくしてすでに聞くことを得たりと、お念仏の教えに、たまたま
遇えたことを、喜んでおられます。


私たちも、親鸞聖人のご苦労のお蔭で、このお念仏の教えに、
遇えて本当によかったね。


親鸞聖人の750回大遠忌のご勝縁に、遇えてよかったね。
大切な人に、あなたに、遇うことが出来て、よかったね。
都合のいい人だけではなく、都合の悪いあの人にも、悲しみにも
苦しみにも、痛みにも、病気にも、あるとあらえることに、遇うことが
出来て、私の人生は豊かなものに、お念仏の働きで、転じて
いただきました。


みんな遇えてよかったね。と言える人生を。
お念仏とともに、遇えてよかったね。と言える喜び多い人生を
送らせていただきたいものです。


妙念寺電話サービスお電話ありがとうございました。
次回は、11月3日に新しい内容に変わります。