第944回 いよいよ ご本山の大遠忌法要

 平成23年 2月24日〜

この4月から ご本山では いよいよ 親鸞聖人の750回大遠忌の法要が 勤まります。
私どもの 組の組報(年2回発行)に 当番で原稿を 出すことになりました。
3月のお彼岸発行予定ですが、次のような 内容を提出しました。

親鸞さまは「お念仏の教えに、たまたま出あえた人は、決して、むなしい人生を
送ることはありません」と。

お釈迦さまの教えは、四門出遊で知られるように、老病死など苦悩の解決でした。
しかし日本では、力ある者の望みをかなえる宗教として受け取られ、庶民とは
まったく関わりないものでした。


浄土三部経に、すべての人を幸せにしたいとの阿弥陀如来の誓いが説かれていると、
法然上人から受け継がれた親鸞聖人は、これこそが仏教の本意、私のための教えであった
と喜ばれ、南無阿弥陀仏を確かに伝え残していただきました。


数々の苦難の中、ご苦労いただいた親鸞聖人のお徳を讃える七五〇回大遠忌の法要が、
いよいよご本山で、この四月九日から、のべ六十五日間、一一五座修行され、佐賀組では、
十一月に団体参拝いたします。
子や孫たちへ、なんとしても、お念仏を相続させたいと、受け継いでいただいた
有り難いご法要です。


是非是非、ご本山へ参拝いただくとともに、この大遠忌をご縁に、あなたのお寺の法座や、
婦人会・壮年会に参加して、み教えの味わいを深めていただきたいものです。

この五月開催の『世界仏教婦人大会』のテーマ曲「み教えをあなたと聴く」、
お裏方様作詞の新しい歌に、「いっしょにみ仏さまのお話し聞いて、心が明るくなりました。
いっしょにみ仏さまのお話し聞いて、心が軽くなりました。いっしょにみ仏さまのお話し聞いて、
心が熱くなりました・・」と。


どうか、このたびの尊いご縁に、みんなそろって、心明るく、心軽く、心熱く、むなしくない、
生き甲斐ある喜び多い人生と、間違いなく出会っていただきたいものです。


という内容です。
字数に限りがあり、十分に意を尽くせませんが、まずは、自分のお寺での法座や婦人会
壮年会などの ご縁にあって いただくことが もっとも尊いことだと、思っています。

月忌参りで 何をするのにも 「 ヨイショ」と かけ声をかけると 笑っておいでの奥様に、
「ヨイショ、良い一生、良い一生」と、ご自分の人生が すばらしい人生だったと声を出して
いるのだと思えたら、有り難いですね。
もっと、年を重ねたら ヨイショ・良い一生よりも 南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏が出るようになると
もっと有り難いですねと、お話して かえってきました。

妙念寺 電話サービス 次回は 3月3日に新しい内容に変わります。

         


           私も一言(伝言板)