
「サカンて何をする人ですか?」
という率直な質問が飛び出すのが今の時代。
しかし、左官の塗り壁が見直されているのも今だ。
左官は私たちの住まいや空間に健康と安らぎを 呼び戻してくれる職人である。
左官仕事のバリエーション=壁、床から造形まで 何でもできるアーティスト。 |
撫でる、磨く、荒らす。左官の鏝が生み出す変幻自在のテクスチュア
基本材料の豊かさ、混ぜ物のもたらす新鮮な発見、
仕上げ方法の多彩さで無限に広がるテクスチュアデザイン
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安らぎ、楽しみ、そして雅び。
自然の営みが生み、人の営みが育てた選りすぐりの色彩表現テクニック。
土地特有の色土や石を用いて、建築に風土に根ざしたナチュラルなカラーを反映させる。
素材本来の色の持ち味を活かす、左官仕上げならではの新しい可能性。

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〜 「室内環境汚染」・「シックハウス症候群」 →高まる健康志向 →見直される塗り壁 〜
住む人の健康よりコストや便利性を優先させた「より早く、より安く」が主流ととなった現在の住まいづくり。手間を省くビニールクロス張りや新建材には薬品処理が施され、防火・防カビ・汚れ防止・脱臭・結露防止など様々な有害化学物質が使われています。
エアコンの普及であまり窓を開けなくなり、いったん有害な物が使われるといつまでも室内に残り浄化されません。「室内環境汚染」が人の健康を蝕むと同時に、環境にも悪影響を及しています。
塗壁は調湿性、吸放出性があり結露をしません。結露が無ければカビの発生が無く、又それを餌とするダニの発生もありません。
又塗壁は、自然素材なので有害なホルムアルデヒド等の化学物質の発生がありません。
室内環境汚染、アトピー、ぜん息等のアレルギー症状等の原因とされるカビ・ダニ・有害な科学物質。これらと無縁な塗壁こそが「健康住宅」に求められるものではないでしょうか。
土壁・漆喰(しっくい)壁・珪藻土(けいそうど)壁は天然素材でできており有害な物質を含まない健康壁として定着してきています。
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| 1.火災に強い |
木材と異なり、防火性、耐火性に優れ、生命・財産を守る |
| 2.省エネ、省資源 |
温度を適度に保ち快適に生活でき、冷暖房費が少なくすむ、家が長持ちする |
| 3.調湿作用があり、結露しない |
吸放湿性に優れ、建物を長持ちさせる、カビ・ダニの発生防止 |
| 4.健康に良い |
自然素材を使っているから空気汚染しない、アトピー・アレルギーの予防 |
| 5.地球環境を汚染しない |
自然素材だから、使い終わると自然に還る循環型社会に適応している |
6.昔から使われ、性能が実証
されている |
安全で安心 |
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佐賀県は日本一の干満の差をで広がる広大な有明海に面しています。
その有明海はアサリ、赤貝、牡蛎などの貝類のほかに、ムツゴロウやワラスボといった珍味といわれる魚などが多く採れることで知られています。
特に貝は有明海沿岸の地方では貝殻を窯で焼き、貝灰というものを作ります。
この貝灰、昔は干拓地の潟土を凝固したり、農業の土壌改良、鶏の飼料として幅広く利用されいたため、貝灰を作る灰窯が多く見られたといいます。しかし、現在本格的に操業しているのは、佐賀県鹿島市と福岡県大川市の2社だけとなりました。

もちろん貝灰は「肥前左官」と呼ばれる、先輩たちの漆喰壁、屋根漆喰、天川漆喰などに使われました。貝灰を使った漆喰は、作業性がよく、緻密にして強固な壁ができ、目に優しい白さが特徴です。
有明海の貝は「まえ海もん」として食を満たし、貝殻は農地の排水設備資材として埋没されたり、あるものは貝灰窯で焼かれ貝灰となり、人々の住まいと健康を支えてきました。
そしてやがては土に還っていく循環型自然素材であるといえます。 |
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