ゴールデンウィークは、おやじ孝行の鹿児島ドライブでした。
　九州の南端・指宿温泉では、第三セクター経営の「砂蒸し温泉」を体験しました。100円の浴衣を借りて、 浜辺に寝そべるとおばさん達が砂をかけてくれるのです（入浴料 800円）。
　暫くすると地熱が伝わって腰や脚のふくらはぎが暖まり、古い血がどっくんどっくんと若返るような気がしたものでした。
若いカップルもドライブの合間に楽しんでいるようで、気軽に楽しめるつかの間の極楽でした。
　詳しくはankouのＧ.Ｗで、どうぞ！

　ゴールデンウィークの始まりです。我が家は、博多の街でのショッピングのあとで箱崎宮神苑にある 「花庭園」を散策しました。
　「立てば芍薬、座れば牡丹…」言葉では知っていましたが、それを同時に愛でることができたのは初めて でした。
　丁度この時期、回遊式の庭園内は春ボタンからシャクヤクの満開で、銘木の花株に差し掛けて ある蛇の目傘が眩しい日射しの中で、美人を讃えるにふさわしい語源をたっぷりと実感したことでした。

　今を盛りのつつじの群落に楠の若葉が緑を増して、早くも佐賀は若楠の空と変わりました。
　佐賀平野をとりまき遠望される山々の峰も穏やかで、佐賀の空は広いと言われます。桜のシーズンが終わると、至るところに 生い茂る老楠の枝々が一斉に元気を出して、その若葉の緑が空を覆うようにもくもくと広がるのです。
　独特の若葉の匂いが充満し、生命の胎動が産声をあげるような、この瞬間が僕は好きです。

　十和田湖畔の朝は、いきなり雪に包まれて紺碧の湖面が煙るほどの雪景色でした。

　桜の名所として話題になる、県庁のお濠をめぐる桜の蕾もほころび、気象台は この日に「開花宣言」をしました。
　満開の見頃は、例年どおり小学校の入学式の頃になるでしょう。

　春一番もまだためらっている今年の春は、きっと土の中の小さなエネルギィが一気に春を運ぶのかもしれませんねぇ。
　（人気のs-少女版は、代表写真集に掲載してます）