データについて

ひとくちにデータといってもさまざまで、目的にあったファイル形式で保存する必要があります。

パソコンのデータ

パソコンは、データをファイルという単位で保存します。

基本的に、あるアプリケーションで作成したファイルは、そのアプリケーションがないとどうすることもできません。 しかし、ファイル形式の一部は一般化されているので、他のアプリケーションでも利用することができます。

その一般化された形式の最たるものがテキスト形式 (プレーンテキスト、標準テキスト、スタイルなしテキスト) です。

じつは、テキスト形式にも文字コードは何か、改行コードは何か、と細分化されるのですが、 一般的なパソコンで作られたものであれば、問題ありません。

データ入稿のケース

パソコンデータで入稿する形式には、以下のようなパターンが考えられます。

  1. 文字原稿をテキストデータとして渡す
    → 受け取ったテキストデータを材料として、弊社で組版をします。
  2. 写真原稿を画像データとして渡す
    → 受け取った画像データを材料として、弊社で組版をします。
  3. 完成した印刷用データを完全データとして渡す
    →  すでに組版されたデータを (場合によっては商用印刷用に手直しして) 使用します。

1. と 2. は、加工しやすいような状態でデータを頂くことが肝心です。 また画像データについては、なるべく劣化しない方法をとることが大切です。例えば、画像の画素数を下げてしまったら元に戻すことはできません。

3. は、印刷についての知識が多少必要になってきます。